【完結】残念な悪役の元王子に転生したので、何とかざまぁを回避したい!

  *  

文字の大きさ
上 下
49 / 142

反省した?*

しおりを挟む



「あ……♡ ぁ……♡」

 ディゼの大きな掌に、お尻をぎゅうっと掴まれる。

 この後に来る衝撃を期待して、お尻の一番奥、入ったらいけないところが、きゅんきゅん濡れた。


「リユィの一番すきなとこ、めちゃくちゃ突いてやる。
 イきまくっていーよ、リユィ。
 最後まで、出させてやらない」


 笑うディゼが、きょうあくなくらい、かっこよくて、めろめろになったけど♡

 告げられた言葉は、ひどいよぅ────!!


「やぁん……! 壊れちゃ……♡ あ、あぁああ──……! ひぁあ♡」


 ずぱん……!

 えっちな濡れた音と、お尻とお腹が重なる乾いた音をたてて、結腸をブチ抜かれる。

 かはかはして、イくしかできないくらい気持ちよくて、真っ白になって、涎を垂らした俺の一番奥を、ディゼの一番太いところが、グリグリした。


「あぅあ……! ひ、あぁ……♡ あ、あぁ──! あ────!!」


 気持ちよすぎて、涙が、勝手にあふれる。

 口を閉じられないから、涎が、溢れ落ちる。


 真っ白に染まる絶頂に、ガクガクふるえた身体が、痙攣した。




 なのに、めちゃくちゃかっこいー、情欲の滴るディゼは、ゆるしてくれない。


 イってるのに。

 めちゃくちゃビクビクしてるのに。

 気持ちよくて、気持ちよくて、おかしくなりそうなのに。

 おっきいので、太くて熱いので、俺の一番気持ちいいところを、グリグリされる。


 引き抜かれて、泣いて、結腸の奥をブチ抜かれて、泣いた。


 結腸をグリグリされるたび、ずぷりと嵌められるたび、ビクビク震えて、イってるのに、イかされて、ずっと、ずっと、気持ちよくて、真っ白なのに、出せなくて、苦しくて、失神したいのに、できなくて。


「や、やぁ♡……しんじゃ……よすぎて、しんじゃ……♡ やぁあ……♡
 出さ、せて……くださ……おねが……ディー……おねが……!」


 涎と涙でぐしゃぐしゃの俺を覗き込んだディゼが、可愛くてたまらないものを見るみたいに、やわらかに瞳を細めて、笑う。


「反省した?」

「したぁ……! ごめ、なさ……ごめ、なさぃ……ディー……!」

 ぎゅうぎゅう抱きついたら、ディゼが俺のお尻をむにむにしてくれる。

 それだけで、ディゼのおっきいのを、きゅうきゅう締めつけて、あんあん啼いてイっちゃうくらい、俺の頭は真っ白で、空イキし過ぎて、おかしくなってる。


「ひぅ……♡ あ、あぁ──♡ イきすぎて、しんじゃぅう……♡」


 ふえふえ泣いて空イキする俺の足を限界まで開かせたディゼが、見るだけで孕みそうな色気を滴らせて、笑う。


「リユィの一番すきなトコで、出させてやる」


 ささやきだけで、ビクンと震えた俺の一番奥が、きゅんきゅん濡れた。







しおりを挟む

読んでくださって、心からありがとうございます!

リユィとディゼの漫画です。もしよかったら!

漫画だよ!
感想 51

あなたにおすすめの小説

夫が妹を第二夫人に迎えたので、英雄の妻の座を捨てます。

Nao*
恋愛
夫が英雄の称号を授かり、私は英雄の妻となった。 そして英雄は、何でも一つ願いを叶える事が出来る。 だが夫が願ったのは、私の妹を第二夫人に迎えると言う信じられないものだった。 これまで夫の為に祈りを捧げて来たと言うのに、私は彼に手酷く裏切られたのだ──。 (1万字以上と少し長いので、短編集とは別にしてあります。)

その捕虜は牢屋から離れたくない

さいはて旅行社
BL
敵国の牢獄看守や軍人たちが大好きなのは、鍛え上げられた筋肉だった。 というわけで、剣や体術の訓練なんか大嫌いな魔導士で細身の主人公は、同僚の脳筋騎士たちとは違い、敵国の捕虜となっても平穏無事な牢屋生活を満喫するのであった。

【コミカライズ2月28日引き下げ予定】実は白い結婚でしたの。元悪役令嬢は未亡人になったので今度こそ推しを見守りたい。

氷雨そら
恋愛
悪役令嬢だと気がついたのは、断罪直後。 私は、五十も年上の辺境伯に嫁いだのだった。 「でも、白い結婚だったのよね……」 奥様を愛していた辺境伯に、孫のように可愛がられた私は、彼の亡き後、王都へと戻ってきていた。 全ては、乙女ゲームの推しを遠くから眺めるため。 一途な年下枠ヒーローに、元悪役令嬢は溺愛される。 断罪に引き続き、私に拒否権はない……たぶん。

【完結】お花畑ヒロインの義母でした〜連座はご勘弁!可愛い息子を連れて逃亡します〜

himahima
恋愛
夫が少女を連れ帰ってきた日、ここは前世で読んだweb小説の世界で、私はざまぁされるお花畑ヒロインの義母に転生したと気付く。 えっ?!遅くない!!せめてくそ旦那と結婚する10年前に思い出したかった…。 ざまぁされて取り潰される男爵家の泥舟に一緒に乗る気はありませんわ! ★恋愛ランキング入りしました! 読んでくれた皆様ありがとうございます。 連載希望のコメントをいただきましたので、 連載に向け準備中です。 *他サイトでも公開中 日間総合ランキング2位に入りました!

モブなのに執着系ヤンデレ美形の友達にいつの間にか、なってしまっていた

マルン円
BL
執着系ヤンデレ美形×鈍感平凡主人公。全4話のサクッと読めるBL短編です(タイトルを変えました)。 主人公は妹がしていた乙女ゲームの世界に転生し、今はロニーとして地味な高校生活を送っている。内気なロニーが気軽に学校で話せる友達は同級生のエドだけで、ロニーとエドはいっしょにいることが多かった。 しかし、ロニーはある日、髪をばっさり切ってイメチェンしたエドを見て、エドがヒロインに執着しまくるメインキャラの一人だったことを思い出す。 平凡な生活を送りたいロニーは、これからヒロインのことを好きになるであろうエドとは距離を置こうと決意する。 タイトルを変えました。 前のタイトルは、「モブなのに、いつのまにかヒロインに執着しまくるキャラの友達になってしまっていた」です。 急に変えてしまい、すみません。  

【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました

佐倉穂波
恋愛
 転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。  確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。 (そんな……死にたくないっ!)  乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。 2023.9.3 投稿分の改稿終了。 2023.9.4 表紙を作ってみました。 2023.9.15 完結。 2023.9.23 後日談を投稿しました。

異世界で8歳児になった僕は半獣さん達と仲良くスローライフを目ざします

み馬
BL
志望校に合格した春、桜の樹の下で意識を失った主人公・斗馬 亮介(とうま りょうすけ)は、気がついたとき、異世界で8歳児の姿にもどっていた。 わけもわからず放心していると、いきなり巨大な黒蛇に襲われるが、水の精霊〈ミュオン・リヒテル・リノアース〉と、半獣属の大熊〈ハイロ〉があらわれて……!? これは、異世界へ転移した8歳児が、しゃべる動物たちとスローライフ?を目ざす、ファンタジーBLです。 おとなサイド(半獣×精霊)のカプありにつき、R15にしておきました。 ※ 設定ゆるめ、造語、出産描写あり。幕開け(前置き)長め。第21話に登場人物紹介を載せましたので、ご参考ください。 ★お試し読みは、第1部(第22〜27話あたり)がオススメです。物語の傾向がわかりやすいかと思います★ ★第11回BL小説大賞エントリー作品★最終結果2773作品中/414位★応援ありがとうございました★

廃妃の再婚

束原ミヤコ
恋愛
伯爵家の令嬢としてうまれたフィアナは、母を亡くしてからというもの 父にも第二夫人にも、そして腹違いの妹にも邪険に扱われていた。 ある日フィアナは、川で倒れている青年を助ける。 それから四年後、フィアナの元に国王から結婚の申し込みがくる。 身分差を気にしながらも断ることができず、フィアナは王妃となった。 あの時助けた青年は、国王になっていたのである。 「君を永遠に愛する」と約束をした国王カトル・エスタニアは 結婚してすぐに辺境にて部族の反乱が起こり、平定戦に向かう。 帰還したカトルは、族長の娘であり『精霊の愛し子』と呼ばれている美しい女性イルサナを連れていた。 カトルはイルサナを寵愛しはじめる。 王城にて居場所を失ったフィアナは、聖騎士ユリシアスに下賜されることになる。 ユリシアスは先の戦いで怪我を負い、顔の半分を包帯で覆っている寡黙な男だった。 引け目を感じながらフィアナはユリシアスと過ごすことになる。 ユリシアスと過ごすうち、フィアナは彼と惹かれ合っていく。 だがユリシアスは何かを隠しているようだ。 それはカトルの抱える、真実だった──。

処理中です...