【完結】残念な悪役の元王子に転生したので、何とかざまぁを回避したい!

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反省した?*

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「あ……♡ ぁ……♡」

 ディゼの大きな掌に、お尻をぎゅうっと掴まれる。

 この後に来る衝撃を期待して、お尻の一番奥、入ったらいけないところが、きゅんきゅん濡れた。


「リユィの一番すきなとこ、めちゃくちゃ突いてやる。
 イきまくっていーよ、リユィ。
 最後まで、出させてやらない」


 笑うディゼが、きょうあくなくらい、かっこよくて、めろめろになったけど♡

 告げられた言葉は、ひどいよぅ────!!


「やぁん……! 壊れちゃ……♡ あ、あぁああ──……! ひぁあ♡」


 ずぱん……!

 えっちな濡れた音と、お尻とお腹が重なる乾いた音をたてて、結腸をブチ抜かれる。

 かはかはして、イくしかできないくらい気持ちよくて、真っ白になって、涎を垂らした俺の一番奥を、ディゼの一番太いところが、グリグリした。


「あぅあ……! ひ、あぁ……♡ あ、あぁ──! あ────!!」


 気持ちよすぎて、涙が、勝手にあふれる。

 口を閉じられないから、涎が、溢れ落ちる。


 真っ白に染まる絶頂に、ガクガクふるえた身体が、痙攣した。




 なのに、めちゃくちゃかっこいー、情欲の滴るディゼは、ゆるしてくれない。


 イってるのに。

 めちゃくちゃビクビクしてるのに。

 気持ちよくて、気持ちよくて、おかしくなりそうなのに。

 おっきいので、太くて熱いので、俺の一番気持ちいいところを、グリグリされる。


 引き抜かれて、泣いて、結腸の奥をブチ抜かれて、泣いた。


 結腸をグリグリされるたび、ずぷりと嵌められるたび、ビクビク震えて、イってるのに、イかされて、ずっと、ずっと、気持ちよくて、真っ白なのに、出せなくて、苦しくて、失神したいのに、できなくて。


「や、やぁ♡……しんじゃ……よすぎて、しんじゃ……♡ やぁあ……♡
 出さ、せて……くださ……おねが……ディー……おねが……!」


 涎と涙でぐしゃぐしゃの俺を覗き込んだディゼが、可愛くてたまらないものを見るみたいに、やわらかに瞳を細めて、笑う。


「反省した?」

「したぁ……! ごめ、なさ……ごめ、なさぃ……ディー……!」

 ぎゅうぎゅう抱きついたら、ディゼが俺のお尻をむにむにしてくれる。

 それだけで、ディゼのおっきいのを、きゅうきゅう締めつけて、あんあん啼いてイっちゃうくらい、俺の頭は真っ白で、空イキし過ぎて、おかしくなってる。


「ひぅ……♡ あ、あぁ──♡ イきすぎて、しんじゃぅう……♡」


 ふえふえ泣いて空イキする俺の足を限界まで開かせたディゼが、見るだけで孕みそうな色気を滴らせて、笑う。


「リユィの一番すきなトコで、出させてやる」


 ささやきだけで、ビクンと震えた俺の一番奥が、きゅんきゅん濡れた。







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読んでくださって、心からありがとうございます!

リユィとディゼの漫画です。もしよかったら!

漫画だよ!
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