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二章 能力専門学校
21話 暴君
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「ああああ! くぞが!」
青界は敗北し、その怒りを周りにぶつけていた。
仲間を殴り、蹴り、とにかく暴力を振るい、近くの物を壊す。
「青界落ち着いて。やりすぎだよ」
「うるせぇ!」
「うっ」
結菜が止めに入るが、それを青界は殴り飛ばす。
腕で防御するが、魔道具を使用して身体強化した青界のパンチで結菜は腕の骨を折る。
他の仲間が回復のアビリティで癒してくれる。
「ありがとう」
「いえ」
「お?」
そんな集団の目の前に、一人で帰宅する千秋の姿が居た。
その姿を見た青界はニヤリと笑みを浮かべた。
「丁度良い」
「ちょ、青界何しようとしてんの?」
「前は邪魔があったからな。俺の横を素通りしようとしたんだぜ? そんな舐めた真似してくれたんだ。ケジメ、必要だろ?」
「ふざけんな! 千秋は関係ないだろ!」
「名前、か? 随分親しく成ったご様子じゃないか」
「だ、だったらなんだよ」
「いや。なんでもない」
青界がくるりと向きを変える。その姿に結菜は安堵するが、次の瞬間に青界は千秋に向かって駆ける。
その速度は結菜が追い付けるモノではなかった。
「あぁん?」
青界の目の前に降り立つのは、全身を覆い隠すような大きさのフード付きコートを着込み、龍のような鬼のような中途半端な仮面を付けた人物だった。
右手には竹刀を持っている。
青界は訝しげにその姿を凝視する。
仮面も服もコートも全て真っ黒。黒ずくめの人物。
仮面によって目は見えないが、その内側には怒りの炎が灯っていた。
「お前が噂の変な仮面の奴か」
朧気な噂しか聞いてない青界は、噂の仮面の人と目の前の仮面の人物を同一人物と認定した。
「これ以上進むなら、容赦しない」
「へ~良いや。俺のサンドバックになれや!」
青界が接近し拳を構える。仮面の人物は竹刀を上段に構える。
「止めなさい!」
その言葉と共に、拳と竹刀は止まる。
互いの寸止め、それを中心に風圧が周囲に広がる。
その二人の衝突を止めたのは結菜の姉、莉奈であった。
仕事が一区切り付き、迷宮都市から出て来たのである。
(あぁ、結菜ちゃん結菜ちゃん結菜ちゃん結菜ちゃん結菜ちゃん結菜ちゃん結菜ちゃん結菜ちゃん結菜ちゃん⋯⋯落ち着け自分)
「貴方達、街中でアビリティを使うとはどう言う了見かしら。特例ですらない。ただの喧嘩で」
莉奈の目つきはとても悪く、鷹が獲物を狙うかのように鋭かった。尚、アビリティは互いに使ってない。
(眠い⋯⋯結菜ちゃん。はぁなんで余計な仕事増やすかな。結菜ちゃん⋯⋯ぐへへ)
徐々に思考能力が下がっていく莉奈。しかし、争いを起こそうとしていた二人の顔を順に眺め、ハッキリと頭が覚める。
「あ、貴方! バルス潜入の時の、あ、ちょっと!」
仮面の人物は姿を消し、莉奈の存在を重々知っている青界は素直に下がる。
青界の怒りは更に増した。
◇
結菜と莉奈は途中から一緒に帰り、帰り道を歩いている時に結菜は質問した。
「あ、あの姉さん」
「ッ! な、何?」
「あの、仮面の人、知ってるの?」
「え、ええそうね。⋯⋯数年前のバルス本拠地に攻める時に、途中で乱入して来た人物よ。まぁ、他にも数人の仮面の人達が居たけどね」
「強かった?」
「⋯⋯ええ。正直、彼らでバルスは全滅させる事が出来る程に、化け物達だった。だけど、モンスターしか倒してなくて、人と戦ってはなかったわね。バルスは管理者もそこそこ居て、本気のSSクラスのモンスターを相手するのはこっちも難しいから助かったけど、お陰で彼らの強さを知った事になるわね。まさか、ここで再会するとわ。お礼したいけど、分かんないんだよ。居場所がね」
「そうなんだ」
(えへへ結菜ちゃんから話しかけて貰った~久しぶりの会話した~! 最っ高! わーい! わーい! とと、ポーカーフェイスポーカーフェイス。それにしても結菜ちゃん、あの人の事が気になるのかしら? それは嫌だなぁ。あ、あのジジイに会うのも嫌だなぁ。帰りたくない。結菜ちゃん連れて国外に逃げようかな?)
そして、その後はなんの会話もなく、二人は帰ったのであった。
◆
「思い出した」
管理者の部屋のベットでゴロゴロしていると、莉奈と言う人物に付いて思い出した事がある。
極悪組織バルスと警察との抗争に俺は仲間を数人引き連れて手伝った事がある。
あれが本拠地だとは数日後に知ったのだが。
その時にチラッと警察とバルスの構成員との戦いを見た。
数人だけ、大量の人数を相手している人が警察に居たのだ。
後は幹部クラスの強さを持った奴らと同格に戦っていたりと。
その一人に莉奈と言う人物が居た。正確にはその見た目で思い出したのだがな。
人間にしては強い方だったが、どうせ関わりを持たないと思っていたから忘れていた。
まさかこの付近に住んでいる人だとわ。あれ? それにしても何処と無く柴に似ているような?
「ま、良いか」
秋が仕事に区切りを付けて伸びをしている。
「お疲れ」
「いえ」
「明日約束通り、どっか行こうか?」
「はい! 明日ですね」
俺は温泉に行く。
俺も少しは考えないとな。
バルスの残党、バルスのボス、加藤並が豹変した原因の校長、青界の問題行動、緑谷、何かしら知っている⋯⋯多分バルスのボスの手下である赤谷。
「はぁ。あれ? 緑谷と赤谷って同じ言い方だな」
色を表し、『や』と言う言い方をする。
たまたまなのか、それとも何かしらの因果関係があるのか。
「これはこれは天音様。珍しいですね」
「メロか? 俺は時々ここ使うぞ?」
広すぎて未だに全て入れている訳では無いが、そもそもここの大元を作ったのは管理者である俺である。
メロ、純粋天使メタトロンである。
「と言うか、珍しいって言うならウチに来るメロじゃないか」
「いやはや。同僚の定期的な偵察も仕事の内ですからね」
「とか言いながら温泉に入りに来てたりね~」
「⋯⋯」
図星かよ。
メロは召喚してすらない。ウリエル等の召喚した純粋天使達を定期的に見に来る為に天界から来ているのだ。
別にウリエル達を天界に送り返す事は可能だし許可している。
だが、天界で働きたくないと言うわがままを聞いて、現状に至るのだ。
そのしわ寄せがメロに来て、日頃忙しいらしい。
だから時々ウチに来て羽を伸ばしているのだ。
「悩み事ですか?」
「大した事じゃないんだけどね。ちょっと色々とあってね」
そうだな。順番に片付けるしかない。
まず青界、こいつは潰す。
一度までなら許せた。だが、今日はたまたま一人で帰らせた千秋を襲うとしたのだ。
今後も襲う可能性がある。
だから、先に潰して、ついでに魔道具の回収と情報を得る。
「俺はそろそろ上がるよ。ゆっくりして行き」
「そのつもりですよ」
青界は敗北し、その怒りを周りにぶつけていた。
仲間を殴り、蹴り、とにかく暴力を振るい、近くの物を壊す。
「青界落ち着いて。やりすぎだよ」
「うるせぇ!」
「うっ」
結菜が止めに入るが、それを青界は殴り飛ばす。
腕で防御するが、魔道具を使用して身体強化した青界のパンチで結菜は腕の骨を折る。
他の仲間が回復のアビリティで癒してくれる。
「ありがとう」
「いえ」
「お?」
そんな集団の目の前に、一人で帰宅する千秋の姿が居た。
その姿を見た青界はニヤリと笑みを浮かべた。
「丁度良い」
「ちょ、青界何しようとしてんの?」
「前は邪魔があったからな。俺の横を素通りしようとしたんだぜ? そんな舐めた真似してくれたんだ。ケジメ、必要だろ?」
「ふざけんな! 千秋は関係ないだろ!」
「名前、か? 随分親しく成ったご様子じゃないか」
「だ、だったらなんだよ」
「いや。なんでもない」
青界がくるりと向きを変える。その姿に結菜は安堵するが、次の瞬間に青界は千秋に向かって駆ける。
その速度は結菜が追い付けるモノではなかった。
「あぁん?」
青界の目の前に降り立つのは、全身を覆い隠すような大きさのフード付きコートを着込み、龍のような鬼のような中途半端な仮面を付けた人物だった。
右手には竹刀を持っている。
青界は訝しげにその姿を凝視する。
仮面も服もコートも全て真っ黒。黒ずくめの人物。
仮面によって目は見えないが、その内側には怒りの炎が灯っていた。
「お前が噂の変な仮面の奴か」
朧気な噂しか聞いてない青界は、噂の仮面の人と目の前の仮面の人物を同一人物と認定した。
「これ以上進むなら、容赦しない」
「へ~良いや。俺のサンドバックになれや!」
青界が接近し拳を構える。仮面の人物は竹刀を上段に構える。
「止めなさい!」
その言葉と共に、拳と竹刀は止まる。
互いの寸止め、それを中心に風圧が周囲に広がる。
その二人の衝突を止めたのは結菜の姉、莉奈であった。
仕事が一区切り付き、迷宮都市から出て来たのである。
(あぁ、結菜ちゃん結菜ちゃん結菜ちゃん結菜ちゃん結菜ちゃん結菜ちゃん結菜ちゃん結菜ちゃん結菜ちゃん⋯⋯落ち着け自分)
「貴方達、街中でアビリティを使うとはどう言う了見かしら。特例ですらない。ただの喧嘩で」
莉奈の目つきはとても悪く、鷹が獲物を狙うかのように鋭かった。尚、アビリティは互いに使ってない。
(眠い⋯⋯結菜ちゃん。はぁなんで余計な仕事増やすかな。結菜ちゃん⋯⋯ぐへへ)
徐々に思考能力が下がっていく莉奈。しかし、争いを起こそうとしていた二人の顔を順に眺め、ハッキリと頭が覚める。
「あ、貴方! バルス潜入の時の、あ、ちょっと!」
仮面の人物は姿を消し、莉奈の存在を重々知っている青界は素直に下がる。
青界の怒りは更に増した。
◇
結菜と莉奈は途中から一緒に帰り、帰り道を歩いている時に結菜は質問した。
「あ、あの姉さん」
「ッ! な、何?」
「あの、仮面の人、知ってるの?」
「え、ええそうね。⋯⋯数年前のバルス本拠地に攻める時に、途中で乱入して来た人物よ。まぁ、他にも数人の仮面の人達が居たけどね」
「強かった?」
「⋯⋯ええ。正直、彼らでバルスは全滅させる事が出来る程に、化け物達だった。だけど、モンスターしか倒してなくて、人と戦ってはなかったわね。バルスは管理者もそこそこ居て、本気のSSクラスのモンスターを相手するのはこっちも難しいから助かったけど、お陰で彼らの強さを知った事になるわね。まさか、ここで再会するとわ。お礼したいけど、分かんないんだよ。居場所がね」
「そうなんだ」
(えへへ結菜ちゃんから話しかけて貰った~久しぶりの会話した~! 最っ高! わーい! わーい! とと、ポーカーフェイスポーカーフェイス。それにしても結菜ちゃん、あの人の事が気になるのかしら? それは嫌だなぁ。あ、あのジジイに会うのも嫌だなぁ。帰りたくない。結菜ちゃん連れて国外に逃げようかな?)
そして、その後はなんの会話もなく、二人は帰ったのであった。
◆
「思い出した」
管理者の部屋のベットでゴロゴロしていると、莉奈と言う人物に付いて思い出した事がある。
極悪組織バルスと警察との抗争に俺は仲間を数人引き連れて手伝った事がある。
あれが本拠地だとは数日後に知ったのだが。
その時にチラッと警察とバルスの構成員との戦いを見た。
数人だけ、大量の人数を相手している人が警察に居たのだ。
後は幹部クラスの強さを持った奴らと同格に戦っていたりと。
その一人に莉奈と言う人物が居た。正確にはその見た目で思い出したのだがな。
人間にしては強い方だったが、どうせ関わりを持たないと思っていたから忘れていた。
まさかこの付近に住んでいる人だとわ。あれ? それにしても何処と無く柴に似ているような?
「ま、良いか」
秋が仕事に区切りを付けて伸びをしている。
「お疲れ」
「いえ」
「明日約束通り、どっか行こうか?」
「はい! 明日ですね」
俺は温泉に行く。
俺も少しは考えないとな。
バルスの残党、バルスのボス、加藤並が豹変した原因の校長、青界の問題行動、緑谷、何かしら知っている⋯⋯多分バルスのボスの手下である赤谷。
「はぁ。あれ? 緑谷と赤谷って同じ言い方だな」
色を表し、『や』と言う言い方をする。
たまたまなのか、それとも何かしらの因果関係があるのか。
「これはこれは天音様。珍しいですね」
「メロか? 俺は時々ここ使うぞ?」
広すぎて未だに全て入れている訳では無いが、そもそもここの大元を作ったのは管理者である俺である。
メロ、純粋天使メタトロンである。
「と言うか、珍しいって言うならウチに来るメロじゃないか」
「いやはや。同僚の定期的な偵察も仕事の内ですからね」
「とか言いながら温泉に入りに来てたりね~」
「⋯⋯」
図星かよ。
メロは召喚してすらない。ウリエル等の召喚した純粋天使達を定期的に見に来る為に天界から来ているのだ。
別にウリエル達を天界に送り返す事は可能だし許可している。
だが、天界で働きたくないと言うわがままを聞いて、現状に至るのだ。
そのしわ寄せがメロに来て、日頃忙しいらしい。
だから時々ウチに来て羽を伸ばしているのだ。
「悩み事ですか?」
「大した事じゃないんだけどね。ちょっと色々とあってね」
そうだな。順番に片付けるしかない。
まず青界、こいつは潰す。
一度までなら許せた。だが、今日はたまたま一人で帰らせた千秋を襲うとしたのだ。
今後も襲う可能性がある。
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