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二章 能力専門学校
18話 変態仮面
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秋はサポーターであり、モンスターで、俺は秋が寝ている姿なんて見た事がなかった。
秋を腰と足に手を回し持ち上げ、ベットに置いて、布団を掛ける。
「仕事が一区切りしたのかな? ゆっくり眠ってくれ」
俺は部屋にあるソファーに座り、一枚のスペルカードを取り出す。
「スペルカード、記憶戻し、発動」
赤谷との戦いの途中、今の装備を着た直後ぐらいの記憶が無くなっている。
「いっつ」
記憶が無理矢理戻り、痛みを感じる。
「くっそ。あいつが出て来て居たのか。てか、赤谷モンスターだったのかよ」
疲れが溜まっているので、俺はソファーに横になる。流石に秋を起こす訳にはいかない。
俺が来ても起きない所を見るに、相当疲れが溜まっているのだろう。
「ん? 花蓮じゃないか。そっか。今日は掃除の日か」
「はい。天音さん。お久しぶりです。珍しいですね」
「部屋が爆発されてね」
「そうなんですね⋯⋯へ?」
花蓮はメイド服を来ており、今は目が点である。
そして、スペルカードから道具を取り出して掃除を始める。未だに心ここに在らずって感じだ。
スペルカードや魔法を使わずに道具を使っているのは、人間としてのプライドらしい。いまいち分からない。
「あの子とはどうだ?」
「零さんですね。いい感じですよ。友達です。⋯⋯あ、秋様が寝ている!」
「起こさないようにな」
「あ、当たり前ですよ! その、写真撮って良いですか?」
ダンジョン用のスマホを取り出し、カメラを秋に向ける。
「ダメに決まってんだろ」
肖像権の侵害も良い所だ。
「そうですか」
「花蓮、変わったな」
「そうですか?」
「ああ。初めて会った時なんてホワイトボードで会話してただろ?」
「そうですね。そうかもですね。確かに、私は変わったのかもしれません」
虚空を見つめ、しっかりとカメラを秋に向けている。
「止めなさい」
「⋯⋯はい」
ほんと、良い意味でも悪い意味でも花蓮は変わった気がする。
「秋に何かお礼したいけど、何が良いとかある?」
「なんで私に聞くんですか?」
「いや、同じ? 人間としてさ」
「何故疑問形かはわかりませんが、そうですね。秋様と混浴でもしたら良いんじゃないですか? 秋様ならそれで満足ですよ」
「聞いた俺が大バカだったよ」
ほんと、変わってしまった。もう今日は休む事にした。
◆
起きると今はまだ午前四時だと分かった。
「あれ? なんで俺ベットに」
「起きましたか」
「ああ、秋。おはよう」
「おはようございますマスター」
秋が一礼する。
秋がせっせこと朝食の準備をしてくれているので、起きる事にした。
疲れも取れて、美味しい朝食を食べていると、スマホにメッセージが来ている事が分かった。
亜久からだ。
内容は『友達の誕プレ選ぶから手伝って』だった。
取り敢えず、『嫌』とでも送っておこう。
「返信速!」
あいつ、なんでこんな時間に起きてんだよ。もしかして、寝てない?
まさかな。
「拒否権なし、か」
まぁ兄として行こうかな。めんどくさいけど。
「秋も行きたいの?」
「い、いえ! そう言う訳ではないです!」
秋がスマホを覗いて来たので、聞いたらオドオドしながらも否定した。
「⋯⋯今度の土曜、どっか外に一緒に行く?」
「よ、よろしいんですか!」
「まぁ、秋が良ければ。外を案内するよ」
ま、迷宮都市のダンジョンに行けば楽しめるけど、あれはあくまで外見だけだからな。
秋は一度も外に出た事ないだろうし、ちょうど良い機会かもしれんな。
「秋は頑張ってくれたし、仕事の方も一段落したんだろ?」
「はい」
「きちんと休んで貰えるように頑張るとするよ」
「⋯⋯感謝します」
「さて、他には誰を誘うかな」
「問題ないでしょう」
「そう?」
「はい」
秋が念を押すなら良いか。二人で行くにしても、どこに行こうかな。
俺と秋が並んだら普通に姉弟である。同じ髪色だしな。
「あ、流石にその服はダメだからな」
「はい。迷宮都市の方で私服を選んで起きます」
そうか。外から職人も迷宮都市に引っ越しているから人間の服だったら迷宮都市の方が良いのか。
◇
学校に行く為の道をどうしようかと考える。
部屋の爆発、赤谷の奇襲? の事も考えて直に学校に行くか、いつも通りの道を通るか。
そうしないと千秋に色々と聞かれそうで、ぶっちゃけ面倒そうだ。なので後者を選択する。
と、言う訳でいつも通りの道を進んでいるのだが、現在数人の人に俺は囲まれていた。
千秋との合流地点はまだ先である。
「制服的に赤グループか」
「見つけたぞ変態仮面!」
へ、変態仮面! 俺が?
「今はあの噂の変な仮面は付けてないようだが、赤谷さんの情報ではこいつで間違いない筈だ」
「本当か? こいつひょろひょろだぞ」
「油断するな。変態仮面もひょろひょろのガキだと言う噂だ」
イライラ。順に言葉を出す相手。
一時的とは言え、あいつに代わったせいか、少し感情の起伏が激しかった。
それに、なんだよ変態仮面って! いつ、俺が変態行動をした!
「こいつを潰せば、黄グループの力が増す事がない」
「やるぞ、お前ら!」
ああ、なるほど。野良を狩って黄グループに無理矢理入れたから、勢力図の変動を恐れて、俺を襲いに来たのか。
ま、赤谷は別だろう。赤谷のボス、そいつだけはなんとしてでも見つけ出す。
ボスは金栗二号と呼んでいる。
「先手必勝!」
俺の背後の奴が、一瞬で俺の背中に肉薄し、右腕が肥大化する。
「こんな街中で、破壊的なアビリティ使うんじゃねぇよ!」
こんな奴らにスペルカードを使う意味もないが、物理は弱いよ、的なイメージを植え付ける為にも使う。
「発動」
便利な魔法、高圧電流。
大抵の奴は痺れて気絶する。
残ったのは二人か。その二人はプルプルと震えている。
恐れているようだ。ダメージは無いように見える。
「だから、嫌だったんだ! 変態仮面と戦うなんて!」
「い、今更逃げたら赤谷さんに殺されるぞ!」
「だ、だからって」
敵である俺が傍に居るのに呑気に会話してやがる。
「赤谷って奴、そんなに恐ろしいの?」
「びっくりするな! 急に話しかけて来るなよ!」
俺はそいつに対して脛を蹴った。当然軽くだが、それでもかなり痛い。
「痛!」
「赤谷ってそんなに怖いの?」
「い、今は、変態、痛っ! 貴方の方が怖いです」
俺はもう一人の奴に振り返る。
「あんたらさ、黄グループに寝返るつもりは無い?」
「そ、そんな事したら赤谷さんに殺される!」
「大丈夫だって。黄雅が守ってくれるよ」
多分ね。
「あんな雑魚、赤谷さんにボコボコにされておしまいだ! そして俺もおしまいだ!」
そもそも赤谷は多分、お前らの事なんて眼中に無いぞ。
「大丈夫、最悪、俺の仲間が守る」
あ、ミスった。
「そ、そうか。分かった」
良かった! 今の言い方だと黄グループは仲間では無いって感じに成るからな。
相手がバカで良かった。俺も気を引き締めよう。
「にしても、貴方の仲間って誰ですか?」
「ほら、皆治癒するから学校行け」
秋を腰と足に手を回し持ち上げ、ベットに置いて、布団を掛ける。
「仕事が一区切りしたのかな? ゆっくり眠ってくれ」
俺は部屋にあるソファーに座り、一枚のスペルカードを取り出す。
「スペルカード、記憶戻し、発動」
赤谷との戦いの途中、今の装備を着た直後ぐらいの記憶が無くなっている。
「いっつ」
記憶が無理矢理戻り、痛みを感じる。
「くっそ。あいつが出て来て居たのか。てか、赤谷モンスターだったのかよ」
疲れが溜まっているので、俺はソファーに横になる。流石に秋を起こす訳にはいかない。
俺が来ても起きない所を見るに、相当疲れが溜まっているのだろう。
「ん? 花蓮じゃないか。そっか。今日は掃除の日か」
「はい。天音さん。お久しぶりです。珍しいですね」
「部屋が爆発されてね」
「そうなんですね⋯⋯へ?」
花蓮はメイド服を来ており、今は目が点である。
そして、スペルカードから道具を取り出して掃除を始める。未だに心ここに在らずって感じだ。
スペルカードや魔法を使わずに道具を使っているのは、人間としてのプライドらしい。いまいち分からない。
「あの子とはどうだ?」
「零さんですね。いい感じですよ。友達です。⋯⋯あ、秋様が寝ている!」
「起こさないようにな」
「あ、当たり前ですよ! その、写真撮って良いですか?」
ダンジョン用のスマホを取り出し、カメラを秋に向ける。
「ダメに決まってんだろ」
肖像権の侵害も良い所だ。
「そうですか」
「花蓮、変わったな」
「そうですか?」
「ああ。初めて会った時なんてホワイトボードで会話してただろ?」
「そうですね。そうかもですね。確かに、私は変わったのかもしれません」
虚空を見つめ、しっかりとカメラを秋に向けている。
「止めなさい」
「⋯⋯はい」
ほんと、良い意味でも悪い意味でも花蓮は変わった気がする。
「秋に何かお礼したいけど、何が良いとかある?」
「なんで私に聞くんですか?」
「いや、同じ? 人間としてさ」
「何故疑問形かはわかりませんが、そうですね。秋様と混浴でもしたら良いんじゃないですか? 秋様ならそれで満足ですよ」
「聞いた俺が大バカだったよ」
ほんと、変わってしまった。もう今日は休む事にした。
◆
起きると今はまだ午前四時だと分かった。
「あれ? なんで俺ベットに」
「起きましたか」
「ああ、秋。おはよう」
「おはようございますマスター」
秋が一礼する。
秋がせっせこと朝食の準備をしてくれているので、起きる事にした。
疲れも取れて、美味しい朝食を食べていると、スマホにメッセージが来ている事が分かった。
亜久からだ。
内容は『友達の誕プレ選ぶから手伝って』だった。
取り敢えず、『嫌』とでも送っておこう。
「返信速!」
あいつ、なんでこんな時間に起きてんだよ。もしかして、寝てない?
まさかな。
「拒否権なし、か」
まぁ兄として行こうかな。めんどくさいけど。
「秋も行きたいの?」
「い、いえ! そう言う訳ではないです!」
秋がスマホを覗いて来たので、聞いたらオドオドしながらも否定した。
「⋯⋯今度の土曜、どっか外に一緒に行く?」
「よ、よろしいんですか!」
「まぁ、秋が良ければ。外を案内するよ」
ま、迷宮都市のダンジョンに行けば楽しめるけど、あれはあくまで外見だけだからな。
秋は一度も外に出た事ないだろうし、ちょうど良い機会かもしれんな。
「秋は頑張ってくれたし、仕事の方も一段落したんだろ?」
「はい」
「きちんと休んで貰えるように頑張るとするよ」
「⋯⋯感謝します」
「さて、他には誰を誘うかな」
「問題ないでしょう」
「そう?」
「はい」
秋が念を押すなら良いか。二人で行くにしても、どこに行こうかな。
俺と秋が並んだら普通に姉弟である。同じ髪色だしな。
「あ、流石にその服はダメだからな」
「はい。迷宮都市の方で私服を選んで起きます」
そうか。外から職人も迷宮都市に引っ越しているから人間の服だったら迷宮都市の方が良いのか。
◇
学校に行く為の道をどうしようかと考える。
部屋の爆発、赤谷の奇襲? の事も考えて直に学校に行くか、いつも通りの道を通るか。
そうしないと千秋に色々と聞かれそうで、ぶっちゃけ面倒そうだ。なので後者を選択する。
と、言う訳でいつも通りの道を進んでいるのだが、現在数人の人に俺は囲まれていた。
千秋との合流地点はまだ先である。
「制服的に赤グループか」
「見つけたぞ変態仮面!」
へ、変態仮面! 俺が?
「今はあの噂の変な仮面は付けてないようだが、赤谷さんの情報ではこいつで間違いない筈だ」
「本当か? こいつひょろひょろだぞ」
「油断するな。変態仮面もひょろひょろのガキだと言う噂だ」
イライラ。順に言葉を出す相手。
一時的とは言え、あいつに代わったせいか、少し感情の起伏が激しかった。
それに、なんだよ変態仮面って! いつ、俺が変態行動をした!
「こいつを潰せば、黄グループの力が増す事がない」
「やるぞ、お前ら!」
ああ、なるほど。野良を狩って黄グループに無理矢理入れたから、勢力図の変動を恐れて、俺を襲いに来たのか。
ま、赤谷は別だろう。赤谷のボス、そいつだけはなんとしてでも見つけ出す。
ボスは金栗二号と呼んでいる。
「先手必勝!」
俺の背後の奴が、一瞬で俺の背中に肉薄し、右腕が肥大化する。
「こんな街中で、破壊的なアビリティ使うんじゃねぇよ!」
こんな奴らにスペルカードを使う意味もないが、物理は弱いよ、的なイメージを植え付ける為にも使う。
「発動」
便利な魔法、高圧電流。
大抵の奴は痺れて気絶する。
残ったのは二人か。その二人はプルプルと震えている。
恐れているようだ。ダメージは無いように見える。
「だから、嫌だったんだ! 変態仮面と戦うなんて!」
「い、今更逃げたら赤谷さんに殺されるぞ!」
「だ、だからって」
敵である俺が傍に居るのに呑気に会話してやがる。
「赤谷って奴、そんなに恐ろしいの?」
「びっくりするな! 急に話しかけて来るなよ!」
俺はそいつに対して脛を蹴った。当然軽くだが、それでもかなり痛い。
「痛!」
「赤谷ってそんなに怖いの?」
「い、今は、変態、痛っ! 貴方の方が怖いです」
俺はもう一人の奴に振り返る。
「あんたらさ、黄グループに寝返るつもりは無い?」
「そ、そんな事したら赤谷さんに殺される!」
「大丈夫だって。黄雅が守ってくれるよ」
多分ね。
「あんな雑魚、赤谷さんにボコボコにされておしまいだ! そして俺もおしまいだ!」
そもそも赤谷は多分、お前らの事なんて眼中に無いぞ。
「大丈夫、最悪、俺の仲間が守る」
あ、ミスった。
「そ、そうか。分かった」
良かった! 今の言い方だと黄グループは仲間では無いって感じに成るからな。
相手がバカで良かった。俺も気を引き締めよう。
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