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報酬確認と魔王候補
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「うん、ん~」
完全復活!
いやーなかなか寝た。あれ? 私って何をしてたっけ?
頭が未だにボヤけて、何をしていたか思い出せない。
こう言う時は、もう一度寝るのが一番だ。
ふかふかのベットに再び体を落とすと、地面にゴロンと落ちた。
「すぴー」
衝撃は不思議と感じず、そのまま冷たく硬いベットに意識を朦朧とさせる。
すると、上から硬い何かが突進して来て、私に衝撃を与える。
いきなりの衝撃により、意識は一気に覚醒した。
覚醒した瞬間、何をしていたのかを思い出した。
「わ、私は何を。と、ヒノおはよう」
ヒノが私の周りをクルクル回っている。可愛いので撫でていると、脳内に声が流れる。
魔剣を持ってなくても、自称神の声は聞こえるようだ。
『おはよう』
「⋯⋯ちょっと待って」
『ん?』
「寝てるの見てた?」
『ああ』
「ふざけんなああああ!」
これだと年中無休で毎秒神に見張られているって言うのか?
それはもう神じゃなく紙なんよ。ペーパーなんよ。やってる事はそこまでの存在なんよ。
ストーカーってレベルじゃないぞ?
『あ、安心してくれ。基本的に会話をする前にノイズが頭の中に走る筈だ。それまで見てない。許可が出た後、或いは緊急の時、或いはそちらから話しかけて来た時に見守るって言うルールが存在する。この様に迷宮に入った場合は別だがな』
「良かった。違う世界だと思うけど、過去の勇者ナイス」
と、気を取り直して宝箱を開封する事にした。
何回も死にかけたんだ。流石に報酬は良いよね?
良くないと泣く。高校生が泣き叫ぶ。この私が超泣き叫ぶ。
「オープントレジャー」
中に入っていたのはまず、鬼が使っていたような刀。
かなり手に馴染む。魔剣よりもこっちの方が良い気がする。
鞘から刀をゆっくりと引き抜くと、光を反射して来る。
「おおお」
漆黒の刀身が私の姿を反射する。カッケー(小並感)
◆
妖刀:ニグロ
所有者:世羅
スキル:【鬼炎刀】【鬼水刀】【鬼雷刀】【鬼風刀】【妖術操作補正】【妖術威力補正】【飛来刀】【遠隔操作】【鬼特攻】【破壊不可能】【破壊的人格】
◇
なかなかに強い。うん。魔剣よりもあっさりとしているから全然強い。人格の方が怖いけど。
自由に飛べないなら大丈夫かな? 内容的に、使っていれば問題ないし。
血を操作して戦うって、なかなかに強い感じがするが、レベルが低いせいで弱い。
神のサポートで扱いやすく成るようだが、契約内容的に、成る可く使いたくない。
さて、次だ次。
「これは、浴衣? 着物? いや、袴か?」
弓道の袴に似ている服だった。かなり黒い。
ステータスを確認すると、まさかのこれはセットで一つの装備らしい。足袋もある。
◆
黒鬼人の袴(♀)
所有者:世羅
スキル:【体力強化】【体力回復促進】【肉体再生】【鬼人適応】【肉体活性化】【肉体強化】【腕力強化】【速力強化】【空気抵抗】【破壊不可能】【身体保護】【魔力強化】【魔力回復促進】【火属性耐性】【水属性耐性】【雷属性耐性】【風属性耐性】
◇
「えぐいて」
しかも、これ全部着ても、あまり違和感を感じない不思議。スキルだけならニグロよりも多い。
むしろ動きやすい程だ。パンチの威力も上がっている気がする。
スキル的に気のせいでは無い⋯⋯と思いたいよね。
「スキルって不思議」
『我々の力で人間の体を保護しているのだ。その保護している殻の力を扱える様にしたのがスキルだ』
「ん~分からん」
次に巻物である。仮面があったら良かった。
こんな格好で戦っている姿を誰にも見られたくない。見られても良いように、仮面を買っておくのも良いかもしれない。
「妖術の巻物か」
開くと、体の中に取り込まれる。スキルが増えたっぽい。
私とヒノのステータスは後で確認として、最後に種が残っている。
「確認出来ない」
『こう言うのは、食べると筋肉とか骨とか強くなる。ゲームで言うところのステータス強化の種だな』
「食べるのか⋯⋯」
『あ、でもなんかそれ魔性の⋯⋯』
「はむ。もぐもぐ。うん。なかなか悪くない。チョコかな?」
『遅かったかぁ』
「ん? と、ステータス確認⋯⋯は?」
◆
七瀬世羅
レベル:93
称号:【鬼神流後継者】【魔王候補】【勇者(仮)】
スキル:【魔王候補者】【神器保有者】【魔剣保有者】【妖刀保有者】【魔王の種子Lv1】【勇者の覇気(仮)】【痛覚無効】【精神完全保護】【斬撃耐性Lv4】【模倣Lv3】【英霊の眼Lv4(仮)】【気配遮断Lv4】【投擲Lv4】【遠目Lv5】【暗視Lv10】【敏捷強化Lv4】【思考加速Lv4(仮)】
【闇属性魔法Lv3(仮)】【腐敗魔法Lv3(仮)】【火遁の術Lv1】【水遁の術Lv1】【雷遁の術Lv1】【風遁の術Lv1】【自己再生Lv4】【勇者の一撃Lv3(仮)】【鬼人化Lv3】
◇
◆
神器:ヒノ(枕)
所有者:七瀬世羅
レベル:8
称号:【魔王候補の枕】【魔性の枕】
スキル:【破壊不可能】【自由移動】【自由意志】【回復魔法Lv8】【回復強化Lv8】【催眠術Lv8】【硬質化Lv8】【睡眠回復】【サイズ変化】【性質保護】【収納空間】【高速移動】【睡眠質向上】【魔王候補補佐】
◇
お?お?お?
『なんか、勇者さん?』
「ま、魔王? なに、どゆこと?」
『さっきの種は魔王の種子だったのか。取り除く事は出来ん。魔王に成らないでくれよ』
「寧ろどうやって成るか教えて欲しい」
鬼神流⋯⋯称号システムがあるのは知ってたけどさ。
これ、もしかして。
ヒノから刀を取り出して腰に鞘を添える。
すると、不思議な事にその場所に固定される。
意識して外そうとしたら外せる。
【飛来刀】の効果だろう。
「ふぅ」
刀を一瞬で抜刀して数回振るう。
「⋯⋯ッ! やっぱり、あの鬼が使っていた剣術が、凄いスムーズに使える。元々使えてたように⋯⋯凄い」
『⋯⋯』
【魔王の種子】魔王への資格。力を解放すると、種を狙った魔物が襲って来る。感覚が鋭い魔物は解放してなくても襲って来る。
解放すると魔法系の力が上昇する。
「デメリット大きいなおい」
【鬼人化】鬼人へと変わる事が出来る。妖術と身体能力が超上昇。その代わり、暴走気味に殺戮、破壊衝動に襲われる。
「ふむ。(仮)のスキルは使えないし詳細も見れないのか」
『契約するか?』
「しない。さっさと借しを返したいから、何か考えてね。と、ヒノ、少しだけ実験して行く。袴に変えて」
多分、この装備のスキル的にこっちの方が良い。
「【鬼人化】!」
額の中心が開いて、一本の角が伸びる。
全身の筋肉が引き締まり、筋肉量が増える。それでも細身の体型は変わらない。
瞳に少しだけ、紅色の炎が灯る。髪色が銀髪に変わり、瞳が紅色に染まる。袴が体に合わせて少しだけ変わる。模様も少し変わった。
「やっぱ、【精神完全保護】の効果で変な衝動に襲われないな。さて、どれだけ動けるかな」
倍くらいの力は出せる。力に振り回されそうで、慣れるのには時間が掛かりそうだ。
数分後には一気に脱力感が出て、立てなくなる。
だいたい使えるのは10分か。十分間だけ使える切り札と考えておこう。
「魔法類のレベルは威力とかに影響ね」
『魔法を覚えるなら、魔法書を見ると良いぞ?』
「魔法は後々で、契約しないと使えないし。妖術は使えるね」
頭の中に使い方がさっきから浮かんでいる。一回だけ使って、外に制服で出ようと思う。
「火遁、火の粉!」
指先から小さな火が出て来て、それが少し離れた場所に飛んだ。
強めの妖術を使うには、練習が必要だ。
「さて、出ますか」
完全復活!
いやーなかなか寝た。あれ? 私って何をしてたっけ?
頭が未だにボヤけて、何をしていたか思い出せない。
こう言う時は、もう一度寝るのが一番だ。
ふかふかのベットに再び体を落とすと、地面にゴロンと落ちた。
「すぴー」
衝撃は不思議と感じず、そのまま冷たく硬いベットに意識を朦朧とさせる。
すると、上から硬い何かが突進して来て、私に衝撃を与える。
いきなりの衝撃により、意識は一気に覚醒した。
覚醒した瞬間、何をしていたのかを思い出した。
「わ、私は何を。と、ヒノおはよう」
ヒノが私の周りをクルクル回っている。可愛いので撫でていると、脳内に声が流れる。
魔剣を持ってなくても、自称神の声は聞こえるようだ。
『おはよう』
「⋯⋯ちょっと待って」
『ん?』
「寝てるの見てた?」
『ああ』
「ふざけんなああああ!」
これだと年中無休で毎秒神に見張られているって言うのか?
それはもう神じゃなく紙なんよ。ペーパーなんよ。やってる事はそこまでの存在なんよ。
ストーカーってレベルじゃないぞ?
『あ、安心してくれ。基本的に会話をする前にノイズが頭の中に走る筈だ。それまで見てない。許可が出た後、或いは緊急の時、或いはそちらから話しかけて来た時に見守るって言うルールが存在する。この様に迷宮に入った場合は別だがな』
「良かった。違う世界だと思うけど、過去の勇者ナイス」
と、気を取り直して宝箱を開封する事にした。
何回も死にかけたんだ。流石に報酬は良いよね?
良くないと泣く。高校生が泣き叫ぶ。この私が超泣き叫ぶ。
「オープントレジャー」
中に入っていたのはまず、鬼が使っていたような刀。
かなり手に馴染む。魔剣よりもこっちの方が良い気がする。
鞘から刀をゆっくりと引き抜くと、光を反射して来る。
「おおお」
漆黒の刀身が私の姿を反射する。カッケー(小並感)
◆
妖刀:ニグロ
所有者:世羅
スキル:【鬼炎刀】【鬼水刀】【鬼雷刀】【鬼風刀】【妖術操作補正】【妖術威力補正】【飛来刀】【遠隔操作】【鬼特攻】【破壊不可能】【破壊的人格】
◇
なかなかに強い。うん。魔剣よりもあっさりとしているから全然強い。人格の方が怖いけど。
自由に飛べないなら大丈夫かな? 内容的に、使っていれば問題ないし。
血を操作して戦うって、なかなかに強い感じがするが、レベルが低いせいで弱い。
神のサポートで扱いやすく成るようだが、契約内容的に、成る可く使いたくない。
さて、次だ次。
「これは、浴衣? 着物? いや、袴か?」
弓道の袴に似ている服だった。かなり黒い。
ステータスを確認すると、まさかのこれはセットで一つの装備らしい。足袋もある。
◆
黒鬼人の袴(♀)
所有者:世羅
スキル:【体力強化】【体力回復促進】【肉体再生】【鬼人適応】【肉体活性化】【肉体強化】【腕力強化】【速力強化】【空気抵抗】【破壊不可能】【身体保護】【魔力強化】【魔力回復促進】【火属性耐性】【水属性耐性】【雷属性耐性】【風属性耐性】
◇
「えぐいて」
しかも、これ全部着ても、あまり違和感を感じない不思議。スキルだけならニグロよりも多い。
むしろ動きやすい程だ。パンチの威力も上がっている気がする。
スキル的に気のせいでは無い⋯⋯と思いたいよね。
「スキルって不思議」
『我々の力で人間の体を保護しているのだ。その保護している殻の力を扱える様にしたのがスキルだ』
「ん~分からん」
次に巻物である。仮面があったら良かった。
こんな格好で戦っている姿を誰にも見られたくない。見られても良いように、仮面を買っておくのも良いかもしれない。
「妖術の巻物か」
開くと、体の中に取り込まれる。スキルが増えたっぽい。
私とヒノのステータスは後で確認として、最後に種が残っている。
「確認出来ない」
『こう言うのは、食べると筋肉とか骨とか強くなる。ゲームで言うところのステータス強化の種だな』
「食べるのか⋯⋯」
『あ、でもなんかそれ魔性の⋯⋯』
「はむ。もぐもぐ。うん。なかなか悪くない。チョコかな?」
『遅かったかぁ』
「ん? と、ステータス確認⋯⋯は?」
◆
七瀬世羅
レベル:93
称号:【鬼神流後継者】【魔王候補】【勇者(仮)】
スキル:【魔王候補者】【神器保有者】【魔剣保有者】【妖刀保有者】【魔王の種子Lv1】【勇者の覇気(仮)】【痛覚無効】【精神完全保護】【斬撃耐性Lv4】【模倣Lv3】【英霊の眼Lv4(仮)】【気配遮断Lv4】【投擲Lv4】【遠目Lv5】【暗視Lv10】【敏捷強化Lv4】【思考加速Lv4(仮)】
【闇属性魔法Lv3(仮)】【腐敗魔法Lv3(仮)】【火遁の術Lv1】【水遁の術Lv1】【雷遁の術Lv1】【風遁の術Lv1】【自己再生Lv4】【勇者の一撃Lv3(仮)】【鬼人化Lv3】
◇
◆
神器:ヒノ(枕)
所有者:七瀬世羅
レベル:8
称号:【魔王候補の枕】【魔性の枕】
スキル:【破壊不可能】【自由移動】【自由意志】【回復魔法Lv8】【回復強化Lv8】【催眠術Lv8】【硬質化Lv8】【睡眠回復】【サイズ変化】【性質保護】【収納空間】【高速移動】【睡眠質向上】【魔王候補補佐】
◇
お?お?お?
『なんか、勇者さん?』
「ま、魔王? なに、どゆこと?」
『さっきの種は魔王の種子だったのか。取り除く事は出来ん。魔王に成らないでくれよ』
「寧ろどうやって成るか教えて欲しい」
鬼神流⋯⋯称号システムがあるのは知ってたけどさ。
これ、もしかして。
ヒノから刀を取り出して腰に鞘を添える。
すると、不思議な事にその場所に固定される。
意識して外そうとしたら外せる。
【飛来刀】の効果だろう。
「ふぅ」
刀を一瞬で抜刀して数回振るう。
「⋯⋯ッ! やっぱり、あの鬼が使っていた剣術が、凄いスムーズに使える。元々使えてたように⋯⋯凄い」
『⋯⋯』
【魔王の種子】魔王への資格。力を解放すると、種を狙った魔物が襲って来る。感覚が鋭い魔物は解放してなくても襲って来る。
解放すると魔法系の力が上昇する。
「デメリット大きいなおい」
【鬼人化】鬼人へと変わる事が出来る。妖術と身体能力が超上昇。その代わり、暴走気味に殺戮、破壊衝動に襲われる。
「ふむ。(仮)のスキルは使えないし詳細も見れないのか」
『契約するか?』
「しない。さっさと借しを返したいから、何か考えてね。と、ヒノ、少しだけ実験して行く。袴に変えて」
多分、この装備のスキル的にこっちの方が良い。
「【鬼人化】!」
額の中心が開いて、一本の角が伸びる。
全身の筋肉が引き締まり、筋肉量が増える。それでも細身の体型は変わらない。
瞳に少しだけ、紅色の炎が灯る。髪色が銀髪に変わり、瞳が紅色に染まる。袴が体に合わせて少しだけ変わる。模様も少し変わった。
「やっぱ、【精神完全保護】の効果で変な衝動に襲われないな。さて、どれだけ動けるかな」
倍くらいの力は出せる。力に振り回されそうで、慣れるのには時間が掛かりそうだ。
数分後には一気に脱力感が出て、立てなくなる。
だいたい使えるのは10分か。十分間だけ使える切り札と考えておこう。
「魔法類のレベルは威力とかに影響ね」
『魔法を覚えるなら、魔法書を見ると良いぞ?』
「魔法は後々で、契約しないと使えないし。妖術は使えるね」
頭の中に使い方がさっきから浮かんでいる。一回だけ使って、外に制服で出ようと思う。
「火遁、火の粉!」
指先から小さな火が出て来て、それが少し離れた場所に飛んだ。
強めの妖術を使うには、練習が必要だ。
「さて、出ますか」
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