笑っていられるんですか？

居酒屋で官庁の職員たちが話をして聞いたことの報告

　国の役人の人たちと居酒屋で、出会ってお酒を飲むことがありました。いろいろと本音を聞けたので、私も酔っていたので、覚えていることだけを、書いてみます。
　その一つ、法律によく「検討する」と、書いてありますが、
　本音は、何もする気がない場合に、そう言っているそうです。どんな検討をするつもりですか？と、もし質問をされたならば、「検討したことを使って、計画を立てるつもりです」と言うそうです。長い時間がかかることを言われたならば、誰もがその時は黙ってしまうし、そのテーマはわからないうちに消えてしまうそうですよ。
　二つ目は、「当分の間」と規定しておくことです。当分というのは、事があってから少しの間のはずですが、お国では、違います。それについては、何したくないので、その規定をたてにずっとそのままにしておくことです。新たなことをするのは、面倒くさいことだからだ、そうです。
　三つ目には、既定の中に「等」を入れておくことです。等は、似たようなことをする意味ですが、似たようなことというのが明確になっていない。だから、等と書かれていれば、どんなことだって、それに入れて実施することができる。その上、それに絡めて予算がついていれば、好きなように、その予算、つまりお金が使えることなのです。

　酔っぱらった役人の方々は、ロシアのプーチンがウクライナに戦争を仕掛けたのを、「特別軍事作戦」とか「平和実現のための武力行使」とか言っていることを、うまいい方だと褒めていました。

　当然、お酒もすすんで、笑いながら話をしていました。