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さなのぶ
43.紅い遊園地
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巷で有名な遊園地に来ている。ここはとてもアトラクションが楽しいと有名らしい。ここのマスコットキャラクターは兎らしい。
私が立っている兎のキャラクターを見た時、なにか不安に駆られたが私にはそれがなんなのか分からなかった。しかし、私はそれをどうしても拭えなくてその遊園地から一人で家へ帰った。その日の夜、その遊園地で大量の殺人事件が起こったことをニュースで知った。
「あとは貴女だけだよ?」
そう聞こえた。気のせいだったらいいのだが私はそれが頭からこびりついて離れなかった。
私はなにかに取り憑かれるようにして事件の起こった遊園地へと足を運んだ。何故なのかは自分にも分からなかったが封鎖された遊園地へと入っていった。
テープで封鎖された入口を潜り抜け、誰も居ないアトラクションの横を通り抜けていく。そして見つけた。ただ一人、今日私がそこに来る事が分かっていたかのように兎のキャラクターが立っていた。
「やぁ、やはり今日だと思ったよ。さて、君が最後の一人だ。私に喰われる覚悟はあるかい?」
私は何も言わない。私には兎の耳が変質していくように見えた。私はそれを『鬼』だと感じた。わタしはソウ感じた。私ワたしワタしワタシワタワタワタ・・・・・・
「あはははははは!あー・・・コレで全て終わり・・・じゃないね。次は君だよ。コレを見ている君。君は彼かな?彼女かな?どちらでもいいか・・・。じゃあ私が来るのを待っててね・・・?」
『鬼』はこちらを見た。この文を読んでいる貴方の元へと、来る日は近いのかもしれない。その『鬼』が現れたら君はもう終わりなのかもしれない。
私が立っている兎のキャラクターを見た時、なにか不安に駆られたが私にはそれがなんなのか分からなかった。しかし、私はそれをどうしても拭えなくてその遊園地から一人で家へ帰った。その日の夜、その遊園地で大量の殺人事件が起こったことをニュースで知った。
「あとは貴女だけだよ?」
そう聞こえた。気のせいだったらいいのだが私はそれが頭からこびりついて離れなかった。
私はなにかに取り憑かれるようにして事件の起こった遊園地へと足を運んだ。何故なのかは自分にも分からなかったが封鎖された遊園地へと入っていった。
テープで封鎖された入口を潜り抜け、誰も居ないアトラクションの横を通り抜けていく。そして見つけた。ただ一人、今日私がそこに来る事が分かっていたかのように兎のキャラクターが立っていた。
「やぁ、やはり今日だと思ったよ。さて、君が最後の一人だ。私に喰われる覚悟はあるかい?」
私は何も言わない。私には兎の耳が変質していくように見えた。私はそれを『鬼』だと感じた。わタしはソウ感じた。私ワたしワタしワタシワタワタワタ・・・・・・
「あはははははは!あー・・・コレで全て終わり・・・じゃないね。次は君だよ。コレを見ている君。君は彼かな?彼女かな?どちらでもいいか・・・。じゃあ私が来るのを待っててね・・・?」
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