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イバラ
87.R-18壊れないように、壊さないように。
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薄暗い部屋の中、淡い光の中で身体を重ねる二人が居た。一糸まとわぬ姿の二人は唇を重ねていた。男には象徴たる太い肉の茎が彼女の腰にこれみよがしに当たっている。彼女はそれをチラチラと赤くなりながら見ている。
「あの・・・当たってるんだけど・・・」
「当ててるんだよ?」
彼は少し卑しい顔をしながら彼女に言う。
「さて、じゃあお願いできるね?」
「はい・・・」
お世辞にもいい香りなどではない。にもかかわらず嗅ぐことをやめられず、あまつさえ生唾を飲んで喉を鳴らしてしまうのは、何故だろうか。彼の男の象徴たる太い肉の茎を彼女の小さい口にゆっくりと入れる。
「あぁ・・・れぅ・・・」
歯を立てないように、先端から少しずつ含んでいく。ベットの上ではあるものの意識するのはその肉の茎だけ。
「ごめん・・・そろそろ・・・ッ!」
「んんぅ!?」
突然肉の茎から液体が出てくる。咄嗟のことで少し驚いてしまった彼女は喉に直接受けてしまった。苦くて、しょっぱくて、経験のない不思議なそれ。
「さて、俺が先に気持ちよくなってしまったので次はそっちね・・・?」
彼はそっと彼女の身体に触れる。触れられた彼女が少し反応する。彼は何かを思ったのか彼女のピンと立ったピンク色の突起を弾くように触れる。
「んあっ・・・あっ・・・」
弾く、触れる、掻く。彼女の少しずつ反応が良くなっていく。初めてこのやって身体を重ねているのに彼女の感じる場所を把握しているかのように的確だった。
「まってまって・・・いっちゃう・・・」
「いけばいいじゃん?」
彼はそこで初めて、彼女のどろどろになったところにある小さな突起をつまむ。その時、彼女の体が跳ねる。
「いっ・・・くぅ!」
ベットのシーツを力いっぱい握っているのだが焼け石に水だろう。彼女は今日初めて絶頂に達してしまった。
絶頂に体力をごっそり持っていかれ、呼吸が一気に乱れる。しかしそれを整える時間は与えられない。次はそっと彼女の中に彼の指が入る。入ったすぐ上部を彼の指が擦る。絶頂してすぐの彼女はすぐにくる快感に抗えない。
「また・・・また・・・いっちゃう!・・・いっくぅ!」
「気持ちよかった?」
「ばか・・ばーか!」
彼は彼女に覆いかぶさりながらそう言う。
彼は少し止まると、彼女の首に口を近づける。首に跡を、赤い赤い跡をひとつ。またひとつと付けていく。それが彼のものであるという跡である。彼の唇が触れる度に彼女は足を動かす。身体が跳ねる。
「ねぇ・・・舌出して」
彼が彼女の舌諸共口へと含む。2人の唾液が混じり合う。二人の粘液が混じり合う音が二人の耳に響く。彼が彼女の頬を少し撫でる。目のすぐ近くの刺激に彼女は咄嗟に目を閉じた。その時そっと舌を離した彼は耳をそっと舐める。
「んひゃぁ!」
咄嗟のことで彼女が反応できず声を漏らしたのだが、すぐに口を閉じる。そっと彼を見ると彼は口を釣り上げていた。
「へぇ・・・耳弱いんだぁ・・・」
「ちょっ・・・まって・・・」
ちゅぱ・・くちっ・・・
彼女の耳が真っ赤になり恥ずかしそうな声を上げている彼女を横目に彼は耳を攻め続ける。ひとしきり舐めた後、彼は彼の象徴を彼女へと向ける。
「するよ・・・?」
「うん・・・きて・・・?」
彼の肉の棒が彼女に入る。ゆっくりと、ゆっくりと、彼女にある膜をゆっくりと破壊した彼の肉の棒は彼女の最奥へと到達する。
突き込まれた肉の棒に彼女は身体を仰け反らせる。背筋を仰け反らせ、声にならない歓喜の叫びを上げる。突き押し上げられる殺人的媚悦に、入ったことを理解する間もなく一撃で快感を叩き込まれる。
どれくらい経っただろうか。ずっと二人で求め合って居たが、さすがに体力が尽きたのか先程の絶頂で二人とも寝入ってしまった。
次の日の朝
「んあ・・・寝ちまってたか・・・」
先に起きたのは彼だった。そっと横に眠る裸の彼女に触れる。それで気づいた彼女が眠そうな目を擦りながら彼を見る。彼はそっと唇を重ねる。
「昨日は・・・可愛かったね・・?」
そう彼女に言った。一瞬呆気に取られた彼女だったが、みるみるうちに赤くなり、布団に潜ってしまった。
「どうしたよ?可愛かったよ?」
「言わないでよ!ばか!ばーーーか!」
彼の笑い声とからかう声が少しの間部屋に響いていた。
「あの・・・当たってるんだけど・・・」
「当ててるんだよ?」
彼は少し卑しい顔をしながら彼女に言う。
「さて、じゃあお願いできるね?」
「はい・・・」
お世辞にもいい香りなどではない。にもかかわらず嗅ぐことをやめられず、あまつさえ生唾を飲んで喉を鳴らしてしまうのは、何故だろうか。彼の男の象徴たる太い肉の茎を彼女の小さい口にゆっくりと入れる。
「あぁ・・・れぅ・・・」
歯を立てないように、先端から少しずつ含んでいく。ベットの上ではあるものの意識するのはその肉の茎だけ。
「ごめん・・・そろそろ・・・ッ!」
「んんぅ!?」
突然肉の茎から液体が出てくる。咄嗟のことで少し驚いてしまった彼女は喉に直接受けてしまった。苦くて、しょっぱくて、経験のない不思議なそれ。
「さて、俺が先に気持ちよくなってしまったので次はそっちね・・・?」
彼はそっと彼女の身体に触れる。触れられた彼女が少し反応する。彼は何かを思ったのか彼女のピンと立ったピンク色の突起を弾くように触れる。
「んあっ・・・あっ・・・」
弾く、触れる、掻く。彼女の少しずつ反応が良くなっていく。初めてこのやって身体を重ねているのに彼女の感じる場所を把握しているかのように的確だった。
「まってまって・・・いっちゃう・・・」
「いけばいいじゃん?」
彼はそこで初めて、彼女のどろどろになったところにある小さな突起をつまむ。その時、彼女の体が跳ねる。
「いっ・・・くぅ!」
ベットのシーツを力いっぱい握っているのだが焼け石に水だろう。彼女は今日初めて絶頂に達してしまった。
絶頂に体力をごっそり持っていかれ、呼吸が一気に乱れる。しかしそれを整える時間は与えられない。次はそっと彼女の中に彼の指が入る。入ったすぐ上部を彼の指が擦る。絶頂してすぐの彼女はすぐにくる快感に抗えない。
「また・・・また・・・いっちゃう!・・・いっくぅ!」
「気持ちよかった?」
「ばか・・ばーか!」
彼は彼女に覆いかぶさりながらそう言う。
彼は少し止まると、彼女の首に口を近づける。首に跡を、赤い赤い跡をひとつ。またひとつと付けていく。それが彼のものであるという跡である。彼の唇が触れる度に彼女は足を動かす。身体が跳ねる。
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「んひゃぁ!」
咄嗟のことで彼女が反応できず声を漏らしたのだが、すぐに口を閉じる。そっと彼を見ると彼は口を釣り上げていた。
「へぇ・・・耳弱いんだぁ・・・」
「ちょっ・・・まって・・・」
ちゅぱ・・くちっ・・・
彼女の耳が真っ赤になり恥ずかしそうな声を上げている彼女を横目に彼は耳を攻め続ける。ひとしきり舐めた後、彼は彼の象徴を彼女へと向ける。
「するよ・・・?」
「うん・・・きて・・・?」
彼の肉の棒が彼女に入る。ゆっくりと、ゆっくりと、彼女にある膜をゆっくりと破壊した彼の肉の棒は彼女の最奥へと到達する。
突き込まれた肉の棒に彼女は身体を仰け反らせる。背筋を仰け反らせ、声にならない歓喜の叫びを上げる。突き押し上げられる殺人的媚悦に、入ったことを理解する間もなく一撃で快感を叩き込まれる。
どれくらい経っただろうか。ずっと二人で求め合って居たが、さすがに体力が尽きたのか先程の絶頂で二人とも寝入ってしまった。
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「どうしたよ?可愛かったよ?」
「言わないでよ!ばか!ばーーーか!」
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