記憶と約束を探して〜千年の時を超えて『今』結ばれる〜

レティア・フォン・ルーシェ。第2王女として生を受けた彼女は類稀なる魔法の才能、誰もが羨む美貌を持っていた。誰にでも優しく、国民に尽くす彼女は国民に愛されていた。
ーしかし、それをよく思わない者がいた。第1王女で次期女王のフェシル・フォン・ルーシェは自分よりも優秀な妹が疎ましく、事あるごとにレティアに冷たくあったったのだ。
ある日、フェシルがレティアの大切なペンダントを壊したことがきっかけでレティアは前世の記憶を思い出す。

『待ってるよ、たとえ千年の時が経とうとも』

呼び覚まされた記憶。青年の声。残された記憶を、彼とした約束を探すためにレティアは旅に出る。



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