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第6話・元気を出して

【硝子坂(がらすざか)】

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時は、1月15日の午前11時頃であった。

ところ変わって、那覇空港のターミナルビル内にあるレストランにて…

A班のメンバーたちは、一杯700円のソーキそばでランチを摂っていた。

このあとの予定は、午後2時に出発する専用機に乗ってドバイ国際空港ヘ向かう予定である。

16日から18日の間は、ドバイ国際本社で行われる営業会議に出席する予定である。

午後2時頃、A班のメンバーたちが乗り込んだ専用機が那覇空港から飛び立った。

専用機は、インドシナ半島の上空を飛び越えてインド洋へ出たあと経由地のマダガスカルヘ向かった。

経由地のマダガスカルの空港では他の航空機との時間調整のために数時間ほど停泊する予定である。

1月16日の午前6時半頃、A班のメンバーたちが乗っている専用機がドバイ国際空港に到着した。

A班のメンバーたちは、専用機から降りたあとタラップ横に停まっている特大バスに乗り込んだ。

朝7時頃、A班のメンバーたちが乗り込んだ特大バスがドバイ国際空港から出発した。

バスは、ドバイマリーナの近くにあるドバイ国際本社のオフィスビルに向かった。

朝7時40分頃、バスがドバイ国際本社に到着した。

A班のメンバーたちは、バスから降りたあとオフィスビルの中に入った。

個室に入ったあと、すぐに着替え等の準備に取りかかった。

朝食は、カロリーメイトブロックで済ませた。

朝8時40分頃、私は大会議室に入った。

それから10分後に、会議に出席するみなさまが入室した。

朝9時頃に営業会議が始まった。

夜8時半頃であった。

またところ変わって、オフィスビル内にある私の個室にて…

私は、パソコンを使って1日目の会議の議事録を作成していた。

個室の大きな窓に、色とりどりのイルミネーションに染まっているパームジュメイラ(世界一大きな人工島)が映っていた。

午後9時半頃、議事録作成がひと息ついたので休憩を取っていた。

私は、デロンギのコーヒーメーカーでひいたドリップコーヒーをのみながら窓に写るパームジュメイラを見つめていた。

大型のチェストの上に置かれているソニーネットジューク(オーディオ)のスピーカーから高田みづえさんの全曲集のCDに収録されている歌がたくさん流れていた。

『女ともだち』『私はピアノ』『ガラスの花』『秋冬《しゅうとう》』『そんなヒロシに騙《だま》され』『硝子坂《がらすざか》』…

コーヒーをのみながら歌を聴いている私は、いろんなことを考えていた。

これから先の人生設計《ライフプラン》…

結婚するかしないか…

…………

…と考えたが、答えは出なかった。

ひと休みをしたあと、私は2日目の会議の準備に取りかかった。

1日のお仕事は、明朝5時までつづいた。
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