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第8話
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それから五時間半後のことであった。
場所は、伊勢佐木町にあるディスコにて…
美香子は、小学校時代の友人の女性と一緒に中華街で高級料理を食べた後、ホストクラブへ行く前にディスコへ行って踊りまくっていた。
ディスコの店内には、色とりどりの灯りとミラーボールの灯りが交互交互に照らしていて、イカした洋楽のナンバーが大音量で鳴り響いていた。
『チャチャチャ』『ヴィーナス』『ダンシングヒーロー』『愛が止まらない』『HERO』『NEVA』など…日本の歌手がカヴァーで歌っていた曲から『ビートイット』『フットルース』などの洋楽のナンバーがノンストップで鳴り響いていた。
乳房にベネトンのロゴ入りの黒のチューブトップをつけて、へそにピアスをつけて、赤紫色のラメラメのベストを着て、ヒョウ柄のミニスカを着て、あしもとは黒の網目のタイツにサンダル…ギャルメイクに派手な色のネイルをつけている…
美香子は、40前の女に見えないど派手な格好をしていた。
深夜11時半過ぎに、美香子は友人と一緒にホストクラブへ遊びに行った。
この時、美香子は売り上げナンバーワンホストのミカド(22歳)と出会った。
韓流スター似のミカドの魅力に目を奪われてしまった美香子は、深みにはまって抜け出せなくなった。
深夜2時半頃のことであった。
美香子は、ミカドと一緒にミカドの愛車のBMWに乗って、国道134号線沿いにあるラブホへ行った。
2人はラブホで、朝まで抱き合って過ごしていた。
「ああ!!ミカド…美香子の身体をむさぼって…むさぼって…むさぼって…アアアアアアアアアア!!アアアアアアアアアア!!」
ミカドは、美香子の身体を無我夢中でむさぼり続けていた。
美香子は、より激しい声をあげてよがり狂っていた。
美香子は、シューカツとコンカツをあきらめたのと同時に売り上げナンバーワンホストのミカドにしがみついて生きて行くことを選んだ。
美香子の心の崩壊がさらに加速していた。
それから8日後のことであった。
章介は多香子から『よその家の子の物をだまって持って帰る子はキンシンしていなさい!!』と強烈な声で言われたことに腹を立てていたので、部屋の入り口にバリケードをはったのと同時に外の世界とシャダンしていた。
多香子は、章介が反省をせずに抵抗ばかりを続けていることに腹を立てていたので、永久にキンシンを続けると決意した。
章介が8日に渡って学校へ来ていないことを心配していた担任の先生が家庭訪問に来て、多香子に面会を求めていた。
しかし、多香子は『アタシは母親をやめた女だから…』と言うて話し合いを拒否したので、多香子と別居状態になっているダンナとダンナの両親を相模原の家から急きょ呼び出して、事情聴取をすることになった。
今の状態では、多香子は章介とヨウスケを殺してしまうかも…
そのように思っていた両親は、手遅れにならないうちに章介とヨウスケを相模原の家へ帰した方がいいと判断して、話し合いをすることにした。
しかし、加害者である多香子が家にいないので家族が困り果てていた。
その頃であった。
多香子は、けやき通りにあるスイーツカフェにいて、小学校時代の友人と会っていた。
ところ変わって、スイーツカフェの店内にて…
ふたりは、お茶をのみながらお話をしていた。
この時に、多香子はものすごく悲しい表情で友人に言うた。
「アタシ…人生…しくじってしまったみたい…」
「人生…しくじってしまったって…」
「うん…」
「多香子…」
多香子は、のみかけのコーヒーを一口のんでから友人に今の乳房(むね)のうちを言おうとしていたが、くすんくすんと泣きじゃくっていたので、話すことができなかった。
「くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…」
「多香子…どうしたのよ…泣いていたら分からないじゃない…」
「だって…くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…」
「多香子…ねえ多香子ってば…」
多香子は、ひと間隔を空けてから友人に言うた。
「くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…あのね…あのね…くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…アタシね…章介とヨウスケ…憎たらしい…と思っているので…育児…できない…育児…できない…くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…」
「困ったわねぇ…」
「だって…できんものはできんもん…くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…離婚した前妻の子供も…ダンナのきょうだいのセクハラの子供…くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…育てることができないもん…できないもん…くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…」
「多香子…ねえ多香子…泣いてばかりいたら前へ進むことができないでしょ…それに…ダンナと深刻な対立が続いているようだと…話し合いができるわけないでしょ…」
「話し合いなんかできるわけないわよ!!ダンナは…ヘラヘラヘラヘラヘラヘラヘラヘラヘラヘラヘラヘラ…話し合いなんかしても話なんか通じないわよ!!」
「だからといって、シャダンしてしまったらさ…ねえ多香子ってば!!」
「くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…」
今の多香子は、くすんくすんと泣いていたので、落ち着いて話ができなかった。
その頃であった。
ところ変わって、多香子の家の居間にて…
家の居間には、多香子の両親と章介の担任の先生と相模原で暮らしている多香子と別居中のダンナとダンナの両親がいた。
6人は、章介とヨウスケの今後のことを話し合っていた。
この時に、ダンナの母親が章介は横浜の学校の雰囲気になじめないので相模原の小学校へ転校させると言い出した。
多香子と別居中のダンナは、おきらくな表情で多香子の両親に『章介を相模原へ連れて帰ります…新しいお嫁さんと再婚をしてもう一度心を入れ換えてやり直します…』と言うた。
多香子の両親は、おきらくな表情でやる気のない声で言うている多香子のダンナの言葉を信じてもいいのかどうかと疑い深い表情になっていた。
おきらくな表情をしているダンナの両親は『(多香子と別居中のダンナ)にもう一度だけチャンスを与えてください…お願いいたします。』と多香子の両親にコンガンしていた。
その結果、章介は相模原で暮らしている多香子と別居中のダンナの家で暮らすことが決まった。
ヨウスケは、心に深い傷を抱えている上に相模原の家からセクハラ魔の子供だと強烈な声で言われたので、心のケアをするために善通寺(香川県)にあるこども病院に入院するのと同時に、病院内の学校へ転校することになった。
多香子は、相模原のダンナの実家と深刻な対立状態を抱えたまま離婚となったので、双方の間に大きな溝を作ってしまった。
多香子は、ダンナと離婚をした後もひねくれていたので多香子の心はさらに壊れていた。
そして美香子は、結婚することをあきらめたのと同時にホストクラブ通いをしてところかまわずに男をあさるようになっていたので、人を愛する心をなくしていた。
家族4人は、ギクシャクした状態を抱えたまま暮らして行くより他はないのか?
場所は、伊勢佐木町にあるディスコにて…
美香子は、小学校時代の友人の女性と一緒に中華街で高級料理を食べた後、ホストクラブへ行く前にディスコへ行って踊りまくっていた。
ディスコの店内には、色とりどりの灯りとミラーボールの灯りが交互交互に照らしていて、イカした洋楽のナンバーが大音量で鳴り響いていた。
『チャチャチャ』『ヴィーナス』『ダンシングヒーロー』『愛が止まらない』『HERO』『NEVA』など…日本の歌手がカヴァーで歌っていた曲から『ビートイット』『フットルース』などの洋楽のナンバーがノンストップで鳴り響いていた。
乳房にベネトンのロゴ入りの黒のチューブトップをつけて、へそにピアスをつけて、赤紫色のラメラメのベストを着て、ヒョウ柄のミニスカを着て、あしもとは黒の網目のタイツにサンダル…ギャルメイクに派手な色のネイルをつけている…
美香子は、40前の女に見えないど派手な格好をしていた。
深夜11時半過ぎに、美香子は友人と一緒にホストクラブへ遊びに行った。
この時、美香子は売り上げナンバーワンホストのミカド(22歳)と出会った。
韓流スター似のミカドの魅力に目を奪われてしまった美香子は、深みにはまって抜け出せなくなった。
深夜2時半頃のことであった。
美香子は、ミカドと一緒にミカドの愛車のBMWに乗って、国道134号線沿いにあるラブホへ行った。
2人はラブホで、朝まで抱き合って過ごしていた。
「ああ!!ミカド…美香子の身体をむさぼって…むさぼって…むさぼって…アアアアアアアアアア!!アアアアアアアアアア!!」
ミカドは、美香子の身体を無我夢中でむさぼり続けていた。
美香子は、より激しい声をあげてよがり狂っていた。
美香子は、シューカツとコンカツをあきらめたのと同時に売り上げナンバーワンホストのミカドにしがみついて生きて行くことを選んだ。
美香子の心の崩壊がさらに加速していた。
それから8日後のことであった。
章介は多香子から『よその家の子の物をだまって持って帰る子はキンシンしていなさい!!』と強烈な声で言われたことに腹を立てていたので、部屋の入り口にバリケードをはったのと同時に外の世界とシャダンしていた。
多香子は、章介が反省をせずに抵抗ばかりを続けていることに腹を立てていたので、永久にキンシンを続けると決意した。
章介が8日に渡って学校へ来ていないことを心配していた担任の先生が家庭訪問に来て、多香子に面会を求めていた。
しかし、多香子は『アタシは母親をやめた女だから…』と言うて話し合いを拒否したので、多香子と別居状態になっているダンナとダンナの両親を相模原の家から急きょ呼び出して、事情聴取をすることになった。
今の状態では、多香子は章介とヨウスケを殺してしまうかも…
そのように思っていた両親は、手遅れにならないうちに章介とヨウスケを相模原の家へ帰した方がいいと判断して、話し合いをすることにした。
しかし、加害者である多香子が家にいないので家族が困り果てていた。
その頃であった。
多香子は、けやき通りにあるスイーツカフェにいて、小学校時代の友人と会っていた。
ところ変わって、スイーツカフェの店内にて…
ふたりは、お茶をのみながらお話をしていた。
この時に、多香子はものすごく悲しい表情で友人に言うた。
「アタシ…人生…しくじってしまったみたい…」
「人生…しくじってしまったって…」
「うん…」
「多香子…」
多香子は、のみかけのコーヒーを一口のんでから友人に今の乳房(むね)のうちを言おうとしていたが、くすんくすんと泣きじゃくっていたので、話すことができなかった。
「くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…」
「多香子…どうしたのよ…泣いていたら分からないじゃない…」
「だって…くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…」
「多香子…ねえ多香子ってば…」
多香子は、ひと間隔を空けてから友人に言うた。
「くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…あのね…あのね…くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…アタシね…章介とヨウスケ…憎たらしい…と思っているので…育児…できない…育児…できない…くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…」
「困ったわねぇ…」
「だって…できんものはできんもん…くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…離婚した前妻の子供も…ダンナのきょうだいのセクハラの子供…くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…育てることができないもん…できないもん…くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…」
「多香子…ねえ多香子…泣いてばかりいたら前へ進むことができないでしょ…それに…ダンナと深刻な対立が続いているようだと…話し合いができるわけないでしょ…」
「話し合いなんかできるわけないわよ!!ダンナは…ヘラヘラヘラヘラヘラヘラヘラヘラヘラヘラヘラヘラ…話し合いなんかしても話なんか通じないわよ!!」
「だからといって、シャダンしてしまったらさ…ねえ多香子ってば!!」
「くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…」
今の多香子は、くすんくすんと泣いていたので、落ち着いて話ができなかった。
その頃であった。
ところ変わって、多香子の家の居間にて…
家の居間には、多香子の両親と章介の担任の先生と相模原で暮らしている多香子と別居中のダンナとダンナの両親がいた。
6人は、章介とヨウスケの今後のことを話し合っていた。
この時に、ダンナの母親が章介は横浜の学校の雰囲気になじめないので相模原の小学校へ転校させると言い出した。
多香子と別居中のダンナは、おきらくな表情で多香子の両親に『章介を相模原へ連れて帰ります…新しいお嫁さんと再婚をしてもう一度心を入れ換えてやり直します…』と言うた。
多香子の両親は、おきらくな表情でやる気のない声で言うている多香子のダンナの言葉を信じてもいいのかどうかと疑い深い表情になっていた。
おきらくな表情をしているダンナの両親は『(多香子と別居中のダンナ)にもう一度だけチャンスを与えてください…お願いいたします。』と多香子の両親にコンガンしていた。
その結果、章介は相模原で暮らしている多香子と別居中のダンナの家で暮らすことが決まった。
ヨウスケは、心に深い傷を抱えている上に相模原の家からセクハラ魔の子供だと強烈な声で言われたので、心のケアをするために善通寺(香川県)にあるこども病院に入院するのと同時に、病院内の学校へ転校することになった。
多香子は、相模原のダンナの実家と深刻な対立状態を抱えたまま離婚となったので、双方の間に大きな溝を作ってしまった。
多香子は、ダンナと離婚をした後もひねくれていたので多香子の心はさらに壊れていた。
そして美香子は、結婚することをあきらめたのと同時にホストクラブ通いをしてところかまわずに男をあさるようになっていたので、人を愛する心をなくしていた。
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