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第5話・夢を信じて
【恋の片道切符】
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7月4日の正午頃に、サーシャさんの9人の娘さんたちとポムじいさんの12組の息子さん夫婦たちとゆみさんとゆかさんがリーガロイヤルホテルに到着した。
この日は、さらにもうひとりがイワマツグループのメンバーに加わる予定である。
時は、12時45分頃であった。
場所は、ホテル内にある展望レストランにて…
メンバーたちは、所定の席に座って会合が始まる時を待っている。
この時、ミンジュンさんともうひとりのメンバーが座る席が空いていた。
司会を務める大番頭はんが腕時計をながめながらイラついている。
「…ったくもー!!1時までにはレストランに入ってやといよんのに…こなな時間までミンジュンさんは何してまんねん!!」
そこへ、ミンジュンさんがもうひとりの男性と一緒にレストランにやって来た。
ミンジュンさんと男性は、くっだらんチワゲンカを繰り広げていた。
「イヤ!!ミンジュン、結婚なんぞせえへん!!」
「困りまんねん…ミンジュンさん、ぼくはミンジュンさんのご両親から頼まれとんねん…」
「イヤ言うたらイヤ!!ウェンビン!!帰ってよ!!」
「このままじゃ帰れないのだよぅ~」
ミンジュンさんと一緒に入ってきた男性は、正看護師の瀧野ウェンビンさん(以降、ウェンビンさん・私よりも4つ上・ミンジュンさんより5つ下)である。
大番頭はんは、遅れて入ってきたミンジュンさんに怒った声で言うた。
「ミンジュンさん!!あんた今の今までなんしよったんで!!1時会合開始に間に合うように入りなさいと言うたのを忘れてもうたんで!?」
「すみませんでした…途中で、知人の男性につかまって…結婚のことで話し合いを持ちかけられたので困ってます。」
「あんたね!!自分の結婚うんぬんよりも、イワマツグループを最優先にしなはれ!!」
「すんまへんでした!!」
「分かっとんやったらはよ席につきや!!」
ミンジュンさんは、所定の席についた。
大番頭はんは、ウェンビンさんを思い切り怒鳴りつけた。
「ちょっとあんた!!」
「はい…」
「部外者はすぐにいんで(帰って)くれるかしら!!」
「(泣きそうな声で)違いますよぅ~」
「(ますます怒り狂った声で)ほな、あんさんはミンジュンさんとどななカンケーがおますねん!?」
「(ますます泣きそうな声で)どななカンケーって…おさななじみですよぅ…」
「(さらに怒り狂った声で)ウソつくんもたいがいにしいや!!とにかく、部外者はいんでください!!」
「(ますます泣きそうな声で)部外者じゃおまへんねん…イワマツグループにメンバー入りが決まった瀧野ウェンビン・看護師です。」
それを聞いた大番頭はんは、ウェンビンさんに激怒した。
「コラー!!」
「すんまへん…」
「すんまへんじゃあらへんやろがドアホ!!きょうの今ごろまでどこでなんしよったんぞ!!」
「すんまへんでした…実家のオカンが『心細い心細い心細い…』と言うたけん…」
「あんさん!!実家よりもイワマツグループを最優先にしなはれと言うのが聞こえんのか!?」
「すんまへんでした…」
「分かっとんやったらはよ席につきや!!」
ウェンビンさんは、ペコペコ頭を下げながら所定の席についた。
メンバーたち全員がそろったので、大番頭はんの司会による第1回目の全体会合を始めた。
「えー、メンバー全員がそろいましたのでただいまより第1回目のイワマツグループの全体会合を挙行いたします。」
まず最初に、サーシャさんの9人の娘さんたちとポムじいさんの12組の息子さん夫婦たちとゆみさんとゆかさんとウェンビンさんの初対面のごあいさつから入る。
つづいて、イワマツを作るプロジェクトのプランニング等が発表された。
会合の最後に、大番頭はんから8月1日からの班編制が発表された。
「それでは最後に、8月1日からの班編成を発表いたしますので、よぉに聞いといてください。」
8月1日からの班編成は、次の通りである。
A班=私・大番頭はん・ケントさん・リチャードさん・事務長はん・宮出さん・たつろうさん・ミンジュンさん・ウェンビンさん
B班=ゆりさん・陽子さん・ルイザさん・シャノンさん・フランソワさん・テオドーラさん・ゴーダマさん・エリザさん・フローレンスさん・リマさん・ベレンガリアさん
C班=ポムじいさん・ポムじいさんの息子さん夫婦たち12組・ゆみさん・エレンさん
D班=サーシャさん・サーシャさんの9人の娘さんたち・ゆかさん・ドリスさん
「以上を持ちまして、第1回目のイワマツグループの全体会合を終了いたします。このあとはランチに入ります。」
大番頭はんが全体会合の終了を伝えている時、レストランのスタッフさんがワゴンに積んでいる料理をお皿に盛り付ける準備をしている。
料理がお皿に盛り付けられたあと、みんなでランチを摂った。
メンバーたちは、ひとことも言わずにもくもくとランチを摂った。
メンバーたちの内訳は、B班は風俗店などのレジャー関連の運営とハーレム作りのプロジェクトと私のお嫁さん育てのプロジェクト…
C班は食の部門、D班はファッションの部門である。
A班は、総合班である。
ランチを終えたメンバーたちは、午後4時頃に特大バスに乗って、宇品港へ向かった。
宇品港から松山行きの瀬戸内海汽船のフェリーに乗り換えて、海を渡る。
3時間後に、メンバーたちが乗っているフェリーが松山観光港に到着した。
フェリーを降りたメンバーたちは、特大バスに乗り換えて松山市内中心部へ向かった。
この日は、道後温泉のホテルで宿泊の予定である。
この日は、さらにもうひとりがイワマツグループのメンバーに加わる予定である。
時は、12時45分頃であった。
場所は、ホテル内にある展望レストランにて…
メンバーたちは、所定の席に座って会合が始まる時を待っている。
この時、ミンジュンさんともうひとりのメンバーが座る席が空いていた。
司会を務める大番頭はんが腕時計をながめながらイラついている。
「…ったくもー!!1時までにはレストランに入ってやといよんのに…こなな時間までミンジュンさんは何してまんねん!!」
そこへ、ミンジュンさんがもうひとりの男性と一緒にレストランにやって来た。
ミンジュンさんと男性は、くっだらんチワゲンカを繰り広げていた。
「イヤ!!ミンジュン、結婚なんぞせえへん!!」
「困りまんねん…ミンジュンさん、ぼくはミンジュンさんのご両親から頼まれとんねん…」
「イヤ言うたらイヤ!!ウェンビン!!帰ってよ!!」
「このままじゃ帰れないのだよぅ~」
ミンジュンさんと一緒に入ってきた男性は、正看護師の瀧野ウェンビンさん(以降、ウェンビンさん・私よりも4つ上・ミンジュンさんより5つ下)である。
大番頭はんは、遅れて入ってきたミンジュンさんに怒った声で言うた。
「ミンジュンさん!!あんた今の今までなんしよったんで!!1時会合開始に間に合うように入りなさいと言うたのを忘れてもうたんで!?」
「すみませんでした…途中で、知人の男性につかまって…結婚のことで話し合いを持ちかけられたので困ってます。」
「あんたね!!自分の結婚うんぬんよりも、イワマツグループを最優先にしなはれ!!」
「すんまへんでした!!」
「分かっとんやったらはよ席につきや!!」
ミンジュンさんは、所定の席についた。
大番頭はんは、ウェンビンさんを思い切り怒鳴りつけた。
「ちょっとあんた!!」
「はい…」
「部外者はすぐにいんで(帰って)くれるかしら!!」
「(泣きそうな声で)違いますよぅ~」
「(ますます怒り狂った声で)ほな、あんさんはミンジュンさんとどななカンケーがおますねん!?」
「(ますます泣きそうな声で)どななカンケーって…おさななじみですよぅ…」
「(さらに怒り狂った声で)ウソつくんもたいがいにしいや!!とにかく、部外者はいんでください!!」
「(ますます泣きそうな声で)部外者じゃおまへんねん…イワマツグループにメンバー入りが決まった瀧野ウェンビン・看護師です。」
それを聞いた大番頭はんは、ウェンビンさんに激怒した。
「コラー!!」
「すんまへん…」
「すんまへんじゃあらへんやろがドアホ!!きょうの今ごろまでどこでなんしよったんぞ!!」
「すんまへんでした…実家のオカンが『心細い心細い心細い…』と言うたけん…」
「あんさん!!実家よりもイワマツグループを最優先にしなはれと言うのが聞こえんのか!?」
「すんまへんでした…」
「分かっとんやったらはよ席につきや!!」
ウェンビンさんは、ペコペコ頭を下げながら所定の席についた。
メンバーたち全員がそろったので、大番頭はんの司会による第1回目の全体会合を始めた。
「えー、メンバー全員がそろいましたのでただいまより第1回目のイワマツグループの全体会合を挙行いたします。」
まず最初に、サーシャさんの9人の娘さんたちとポムじいさんの12組の息子さん夫婦たちとゆみさんとゆかさんとウェンビンさんの初対面のごあいさつから入る。
つづいて、イワマツを作るプロジェクトのプランニング等が発表された。
会合の最後に、大番頭はんから8月1日からの班編制が発表された。
「それでは最後に、8月1日からの班編成を発表いたしますので、よぉに聞いといてください。」
8月1日からの班編成は、次の通りである。
A班=私・大番頭はん・ケントさん・リチャードさん・事務長はん・宮出さん・たつろうさん・ミンジュンさん・ウェンビンさん
B班=ゆりさん・陽子さん・ルイザさん・シャノンさん・フランソワさん・テオドーラさん・ゴーダマさん・エリザさん・フローレンスさん・リマさん・ベレンガリアさん
C班=ポムじいさん・ポムじいさんの息子さん夫婦たち12組・ゆみさん・エレンさん
D班=サーシャさん・サーシャさんの9人の娘さんたち・ゆかさん・ドリスさん
「以上を持ちまして、第1回目のイワマツグループの全体会合を終了いたします。このあとはランチに入ります。」
大番頭はんが全体会合の終了を伝えている時、レストランのスタッフさんがワゴンに積んでいる料理をお皿に盛り付ける準備をしている。
料理がお皿に盛り付けられたあと、みんなでランチを摂った。
メンバーたちは、ひとことも言わずにもくもくとランチを摂った。
メンバーたちの内訳は、B班は風俗店などのレジャー関連の運営とハーレム作りのプロジェクトと私のお嫁さん育てのプロジェクト…
C班は食の部門、D班はファッションの部門である。
A班は、総合班である。
ランチを終えたメンバーたちは、午後4時頃に特大バスに乗って、宇品港へ向かった。
宇品港から松山行きの瀬戸内海汽船のフェリーに乗り換えて、海を渡る。
3時間後に、メンバーたちが乗っているフェリーが松山観光港に到着した。
フェリーを降りたメンバーたちは、特大バスに乗り換えて松山市内中心部へ向かった。
この日は、道後温泉のホテルで宿泊の予定である。
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