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新まりなの日記・8
【サイコンして損したわ…】
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7月16日・くもり
アタシはデリヘル店の仕事はできたけど、イトーヨーカドーでは仕事させてもらえんかった。
東名高速のバスジャック事件の容疑者の男の身辺調査を受けるために、現地へ行ってくださいと言うことであった。
なんであななクソガキのために愛知県へ行かなアカンねん…
会社の人は、アタシに『イジワルで言うたのじゃないんだよ。』と言うた。
ブチ切れたアタシは、会社の人を小突いてその場から立ち去った。
その後、奈良公園へ行って時間をつぶした。
その日の夕方のことであった。
場所は、クソッタレの家のダイニングにて…
アタシは、コンビニで買うた沢の鶴の1・5合のワンカップ酒30本を1本ずつ空けてのんでいた。
全体の3分の2をのみほした時であった。
虫ケラがあつかましい表情で帰ってきた。
この時、アタシは虫ケラと大ゲンカを起こした。
「何だこれは一体!!メシのしたくもせずに何やってるのだ!!」
虫ケラの言葉にブチ切れたアタシは、虫ケラの足元にビンを思い切り投げつけた。
(ガシャーン…)
投げつけたビンは、ダンナの足元でこなごなにくだけちった。
「何様のつもりだ!?亭主に向かってビンを投げつけるとはどう言うことだ!!」
ぐでんぐでんに酔っているアタシは、するどい目つきでにらみつけながら言うた。
「ふざけるなよクソ野郎!!よくもアタシにいちゃもんつらそうな!!」
「きさま!!テイシュにたてつく気か!?」
(ガーン!!)
アタシは、虫ケラの右肩をグーでどついた。
「再婚妻のくせしてテイシュに暴力をふるうとはどう言うことだ!?」
「やかましいわね虫ケラ以下のクソッタレの大ボケテイシュ!!もう一丁どついたろか!?」
「まりな!!」
「コラ虫ケラ!!東名高速のパーキングエリアでバスジャック事件が発生した時間帯にどこにいたの!?あんたのせいでアタシはパートをクビになったのよ!!」
「何だその言いぐさは何だ!?」
「はぐいたらしいわねクソ野郎!!」
アタシはこの後、残りの10本のワンカップ酒をイッキのみした。
そのたびに、空ビンを虫ケラの近くに投げつけた。
「ふざけんなよ!!アタシはあんたとサイコンして損したわ…あんたも言いたいことがあるなら言いなさいよ!!」
「だまれ!!」
(ガツーン!!)
虫ケラが、アタシの顔をグーで思い切りどついた。
(ガツーン!!ガツーン!!)
どつかれたアタシは、グーでダンナの顔を2倍の力を込めてどつき返した。
「キサマ!!よくも亭主に暴力ふるったな!!」
「やかましいわね虫ケラ!!先にどついてきたのはあんたでしょ!!せやけんどつき返したわよ!!アタシはもうがまんの限界よ…もうこらえへんけん!!」
この後、アタシはダンナの前でTシャツを脱いだ。
Tシャツの中から、白のブラフィール(GU)のブラレットがあらわになった。
アタシの身体に、恐ろしい地獄絵の刺青が彫られていた。
前はデコルテからひざ上に、後ろはうなじからひざ上にかけて、刺青が彫られていた。
それを見た虫ケラは、怒り狂った。
「キサマ!!ワシの家族をイカクする気か!?」
「イカクしたのはあんたらの方よ!!あんたのドタマかち割ったるけん、覚悟しなさい!!」
そして、アタシと虫ケラはより激しいどつきあいの大ゲンカを起こした。
アタシと虫ケラは、顔に50はりを縫う大ケガを負った。
4度目の結婚生活は、サイアクの形で破綻した。
アタシはデリヘル店の仕事はできたけど、イトーヨーカドーでは仕事させてもらえんかった。
東名高速のバスジャック事件の容疑者の男の身辺調査を受けるために、現地へ行ってくださいと言うことであった。
なんであななクソガキのために愛知県へ行かなアカンねん…
会社の人は、アタシに『イジワルで言うたのじゃないんだよ。』と言うた。
ブチ切れたアタシは、会社の人を小突いてその場から立ち去った。
その後、奈良公園へ行って時間をつぶした。
その日の夕方のことであった。
場所は、クソッタレの家のダイニングにて…
アタシは、コンビニで買うた沢の鶴の1・5合のワンカップ酒30本を1本ずつ空けてのんでいた。
全体の3分の2をのみほした時であった。
虫ケラがあつかましい表情で帰ってきた。
この時、アタシは虫ケラと大ゲンカを起こした。
「何だこれは一体!!メシのしたくもせずに何やってるのだ!!」
虫ケラの言葉にブチ切れたアタシは、虫ケラの足元にビンを思い切り投げつけた。
(ガシャーン…)
投げつけたビンは、ダンナの足元でこなごなにくだけちった。
「何様のつもりだ!?亭主に向かってビンを投げつけるとはどう言うことだ!!」
ぐでんぐでんに酔っているアタシは、するどい目つきでにらみつけながら言うた。
「ふざけるなよクソ野郎!!よくもアタシにいちゃもんつらそうな!!」
「きさま!!テイシュにたてつく気か!?」
(ガーン!!)
アタシは、虫ケラの右肩をグーでどついた。
「再婚妻のくせしてテイシュに暴力をふるうとはどう言うことだ!?」
「やかましいわね虫ケラ以下のクソッタレの大ボケテイシュ!!もう一丁どついたろか!?」
「まりな!!」
「コラ虫ケラ!!東名高速のパーキングエリアでバスジャック事件が発生した時間帯にどこにいたの!?あんたのせいでアタシはパートをクビになったのよ!!」
「何だその言いぐさは何だ!?」
「はぐいたらしいわねクソ野郎!!」
アタシはこの後、残りの10本のワンカップ酒をイッキのみした。
そのたびに、空ビンを虫ケラの近くに投げつけた。
「ふざけんなよ!!アタシはあんたとサイコンして損したわ…あんたも言いたいことがあるなら言いなさいよ!!」
「だまれ!!」
(ガツーン!!)
虫ケラが、アタシの顔をグーで思い切りどついた。
(ガツーン!!ガツーン!!)
どつかれたアタシは、グーでダンナの顔を2倍の力を込めてどつき返した。
「キサマ!!よくも亭主に暴力ふるったな!!」
「やかましいわね虫ケラ!!先にどついてきたのはあんたでしょ!!せやけんどつき返したわよ!!アタシはもうがまんの限界よ…もうこらえへんけん!!」
この後、アタシはダンナの前でTシャツを脱いだ。
Tシャツの中から、白のブラフィール(GU)のブラレットがあらわになった。
アタシの身体に、恐ろしい地獄絵の刺青が彫られていた。
前はデコルテからひざ上に、後ろはうなじからひざ上にかけて、刺青が彫られていた。
それを見た虫ケラは、怒り狂った。
「キサマ!!ワシの家族をイカクする気か!?」
「イカクしたのはあんたらの方よ!!あんたのドタマかち割ったるけん、覚悟しなさい!!」
そして、アタシと虫ケラはより激しいどつきあいの大ゲンカを起こした。
アタシと虫ケラは、顔に50はりを縫う大ケガを負った。
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