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新まりなの日記・8
【飛騨高山】
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10月18日・晴れ
アタシとカレは、カレの出身地・飛騨の高山へ特急列車で向かった。
この日は、カレのいとこの挙式披露宴が高山駅前のワシントンホテルで執り行われる日である。
カレの両親が挙式披露宴に出席するので、カレはこの時を選んでアタシを連れて高山行こうと決めた。
披露宴が始まる時間までの間、アタシとカレは腕を組んで、飛騨の小京都の古い町並みを散策した。
披露宴の時間が近づいたので、ふたりは急ぎ足でワシントンホテルへ向かった。
ワシントンホテルに着いた時、時計のはりは正午に10分前であった。
エントランスのカフェテリアに、新郎新婦の友人知人のみなさまが集まって、お茶をのみながら楽しいひとときを過ごす。
アタシとカレが到着してから数分後であった。
カレの両親がエントランスホールにやって来た。
カレは、むじゃきな表情で両親にアタシを紹介した。
「かあさん、とうさん…紹介するよ…ぼくの花嫁さんになる曽野まりなさんです。」
カレは、両親にアタシを紹介した。
けれど、カレの家族はアタシの顔を見るなりおどろいた。
そりゃ、そうや…
事前に何の予告もなしに、ふらりと帰郷したけん、カレの両親はひどく動揺しと思う。
アタシは、カレとこのまま同棲生活を続けていいのかどうか…
気持ちがひどく動揺した。
アタシとカレは、カレの出身地・飛騨の高山へ特急列車で向かった。
この日は、カレのいとこの挙式披露宴が高山駅前のワシントンホテルで執り行われる日である。
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披露宴が始まる時間までの間、アタシとカレは腕を組んで、飛騨の小京都の古い町並みを散策した。
披露宴の時間が近づいたので、ふたりは急ぎ足でワシントンホテルへ向かった。
ワシントンホテルに着いた時、時計のはりは正午に10分前であった。
エントランスのカフェテリアに、新郎新婦の友人知人のみなさまが集まって、お茶をのみながら楽しいひとときを過ごす。
アタシとカレが到着してから数分後であった。
カレの両親がエントランスホールにやって来た。
カレは、むじゃきな表情で両親にアタシを紹介した。
「かあさん、とうさん…紹介するよ…ぼくの花嫁さんになる曽野まりなさんです。」
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けれど、カレの家族はアタシの顔を見るなりおどろいた。
そりゃ、そうや…
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