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新まりなの日記・6
【コリナイアタシ…】
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11月22日・晴れ
アタシは、ペニーレイン(スナック)にくら替えをしたけど、また男とトラブった。
アタシは、近見山の雑木林で男たちに犯された事件が原因で心身ともに傷ついた…
それなのに、アタシはショウコリもなく男をあさっていた。
友人のダンナのいとこたちのおめでたラッシュがまだまだつづくので、家にアタシの居場所がない…
せやけん、アタシは男をところかまわずにあさりまくった。
男がほしい…
男をあさらないと…
気が済まない…
アタシがくら替えしてから3日目のことであった。
店によく来ていた26歳のイケメンのホストのヒロムと出会った…
アタシは、一目でヒロムを好きになった…
その夜、アタシはカレが暮らしているアルファあなぶき(分譲マンション)に行って、夜明けのコーヒーをのんだ。
そんなことが20日近くつづいた。
20日近くの間、アタシはカレと肉体関係のみの付き合いをつづけた。
そしてこの日の夜、アタシは深刻なトラブルに巻き込まれた。
ヒロムが、2日前に行方不明になった。
ママから聞いた話によると、ヒロムが不慣れな相場に過剰投資して、大やけどを負った…
損失をホテンするためにやくざの上納金(くみのカネ)を持ち逃げして、ジョーハツした…
それを聞いたアタシは、気持ちが沈んだ。
この時、アタシは勤めをはやびけした。
その日の夜9時前のことであった。
アタシがひとりぼっちで夜道を歩いていた時であった。
アタシは、再び派手なシャツを着ていた男たちに取り囲まれた。
その後、近くにあるやくざの事務所に連れて行かれた。
やくざの事務所に連れて行かれたアタシは、無理やりイスに座らされて、その上からロープで身体をしばられた…
若がしらの男は、アタシに対して『ヒロムはどこへ行った!!』と問い詰めた。
アタシは『知らないわよ!!』と言い返した。
そしたら、若がしらの男が右足でアタシをけとばしてこう怒鳴り付けた。
「オドレアマ!!ヒロムはな!!組のカネを持って逃げたんや!!オドレは痛い目に遭いたいのか!!」
「しらへんもんはしらんねん!!」
「ねえちゃん…痛い目に遭うぞ…わかっとんやろな…」
「どない言われようとも、アタシはしらんねん!!」
「強情な女やな…」
「兄貴、どないしまっか?」
「せやな…ヒロムはまだそんなに遠くには行ってへんみたいや…探せ!!」
「はっ…」
その後、アタシは男たちからきついはずかしめを受けてボロボロに傷ついた。
やっと解放されたのは、明け方の4時過ぎだった。
この時、友人は夜をてっしてアタシの帰りを待っていた。
(ガラガラガラ…)
玄関を開ける戸の音が聞こえた。
友人は、玄関に行った。
きついはずかしめを受けてボロボロに傷ついたアタシをみた友人は、おどろいた声で言うた。
「まりな!!ねえ、あんた一体どうしたのよ!?…誰にどつき回されたの!?ねえ、まりなってば…」
アザだらけのアタシは、赤い血液がまざった涙をこぼしながら友人に言うた。
「アタシ…神さまから見放された…神さまは…アタシを見放した…あんたはいいわよ…おめでたいことばかりがつづいて…アタシは…やさぐれ女だから…幸せになる権利なんてないのよ…アタシ…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
「まりな…まりな…まりな…」
友人は、ボロボロに傷ついたアタシをギュッと抱きしめた。
アタシは2時間以上泣きまくったけど、それでも心は晴れなかった。
アタシは、ペニーレイン(スナック)にくら替えをしたけど、また男とトラブった。
アタシは、近見山の雑木林で男たちに犯された事件が原因で心身ともに傷ついた…
それなのに、アタシはショウコリもなく男をあさっていた。
友人のダンナのいとこたちのおめでたラッシュがまだまだつづくので、家にアタシの居場所がない…
せやけん、アタシは男をところかまわずにあさりまくった。
男がほしい…
男をあさらないと…
気が済まない…
アタシがくら替えしてから3日目のことであった。
店によく来ていた26歳のイケメンのホストのヒロムと出会った…
アタシは、一目でヒロムを好きになった…
その夜、アタシはカレが暮らしているアルファあなぶき(分譲マンション)に行って、夜明けのコーヒーをのんだ。
そんなことが20日近くつづいた。
20日近くの間、アタシはカレと肉体関係のみの付き合いをつづけた。
そしてこの日の夜、アタシは深刻なトラブルに巻き込まれた。
ヒロムが、2日前に行方不明になった。
ママから聞いた話によると、ヒロムが不慣れな相場に過剰投資して、大やけどを負った…
損失をホテンするためにやくざの上納金(くみのカネ)を持ち逃げして、ジョーハツした…
それを聞いたアタシは、気持ちが沈んだ。
この時、アタシは勤めをはやびけした。
その日の夜9時前のことであった。
アタシがひとりぼっちで夜道を歩いていた時であった。
アタシは、再び派手なシャツを着ていた男たちに取り囲まれた。
その後、近くにあるやくざの事務所に連れて行かれた。
やくざの事務所に連れて行かれたアタシは、無理やりイスに座らされて、その上からロープで身体をしばられた…
若がしらの男は、アタシに対して『ヒロムはどこへ行った!!』と問い詰めた。
アタシは『知らないわよ!!』と言い返した。
そしたら、若がしらの男が右足でアタシをけとばしてこう怒鳴り付けた。
「オドレアマ!!ヒロムはな!!組のカネを持って逃げたんや!!オドレは痛い目に遭いたいのか!!」
「しらへんもんはしらんねん!!」
「ねえちゃん…痛い目に遭うぞ…わかっとんやろな…」
「どない言われようとも、アタシはしらんねん!!」
「強情な女やな…」
「兄貴、どないしまっか?」
「せやな…ヒロムはまだそんなに遠くには行ってへんみたいや…探せ!!」
「はっ…」
その後、アタシは男たちからきついはずかしめを受けてボロボロに傷ついた。
やっと解放されたのは、明け方の4時過ぎだった。
この時、友人は夜をてっしてアタシの帰りを待っていた。
(ガラガラガラ…)
玄関を開ける戸の音が聞こえた。
友人は、玄関に行った。
きついはずかしめを受けてボロボロに傷ついたアタシをみた友人は、おどろいた声で言うた。
「まりな!!ねえ、あんた一体どうしたのよ!?…誰にどつき回されたの!?ねえ、まりなってば…」
アザだらけのアタシは、赤い血液がまざった涙をこぼしながら友人に言うた。
「アタシ…神さまから見放された…神さまは…アタシを見放した…あんたはいいわよ…おめでたいことばかりがつづいて…アタシは…やさぐれ女だから…幸せになる権利なんてないのよ…アタシ…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
「まりな…まりな…まりな…」
友人は、ボロボロに傷ついたアタシをギュッと抱きしめた。
アタシは2時間以上泣きまくったけど、それでも心は晴れなかった。
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