19 / 221
新まりなの日記・1
【卒業後の進路】
しおりを挟む
(昭和61年)
12月10日・雪
アタシは、このまま第三(特別支援学校)の高等部へ行くことを決意した。
高等部卒業後は、福祉施設かワークセンターで働くかのどちらかになる。
今のアタシは、進路を変更する気持ちはない…
この日、アタシは担任のセンコウと一緒に重信(東温市)の養護施設へ見学に行った。
施設見学のあと、センコウがアタシに言うた。
「まりなさんは、体も丈夫で勉強も良くできるのに、どうして普通の学校に行かなかったのかな…」
センコウはそないに言うたけど、アタシは進路変更なんかゼッタイせえへん!!
アタシは、イコジな気持ちを抱えたまま中等部の残りの期間を過ごすことにした。
12月10日・雪
アタシは、このまま第三(特別支援学校)の高等部へ行くことを決意した。
高等部卒業後は、福祉施設かワークセンターで働くかのどちらかになる。
今のアタシは、進路を変更する気持ちはない…
この日、アタシは担任のセンコウと一緒に重信(東温市)の養護施設へ見学に行った。
施設見学のあと、センコウがアタシに言うた。
「まりなさんは、体も丈夫で勉強も良くできるのに、どうして普通の学校に行かなかったのかな…」
センコウはそないに言うたけど、アタシは進路変更なんかゼッタイせえへん!!
アタシは、イコジな気持ちを抱えたまま中等部の残りの期間を過ごすことにした。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説

声劇・シチュボ台本たち
ぐーすか
大衆娯楽
フリー台本たちです。
声劇、ボイスドラマ、シチュエーションボイス、朗読などにご使用ください。
使用許可不要です。(配信、商用、収益化などの際は 作者表記:ぐーすか を添えてください。できれば一報いただけると助かります)
自作発言・過度な改変は許可していません。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる