107 / 240
第11話・願いごとのもち腐れ
【許してください】
しおりを挟む
それからまた10時間後であった。
またところ変わって、堺区《くない》にある大番頭《おおばんと》はんの家にて…
家には大番頭《おおばんと》はんたちといととゆりさんたち6人きょうだいがいた。
時計のはりは、深夜4時を過ぎていた。
大番頭《おおばんと》はんは、ゆきさんが家に帰って来てないのでひどくソワソワとしていた。
ゆりさんは、ひどくソワソワしている大番頭《おおばんと》はんに声をかけた。
「おとーちゃん!!落ち着いてよ!!」
「わかってまんがな~…せやけど、ゆきが電話をかけてこんさかいに…ゆきはこなな夜中までどこでなにやってんねん…」
時は、朝5時半を過ぎた頃であった。
家の前に、ド派手な色のマツダRX7が停まった。
ゆきさんとカレは、車から降りたあと家の中に入った。
家の玄関にて…
ゆきさんとカレは、玄関でいととあった。
ゆきさんは、のんきな声で『ただいま~』と言うた。
いとは、ものすごく怒った声で言うた。
「ゆき!!」
「おかーちゃん。」
「おかーちゃんじゃないでしょあんたは!!こんな遅い時間までどこに行ってたのよ!?」
「おかーちゃん!!うち、きょうはどうしても話したいことがあるのよ!!話し聞いてよ!!」
ゆきさんは、いとに言うたあとカレと一緒に家に上がった。
ところ変わって、特大広間にて…
ゆきさんとカレは、大番頭《おおばんと》はんといととゆりさんたち6人きょうだいたちの前でこう言うた。
「うち、大学を卒業したあとはガッコーの先生になると決めていたけど…変更するから…うち…カレと結婚します…結婚して、専業主婦になります…おとーちゃんたちに伝えることはそれだけよ…」
ゆきさんの言葉を聞いた大番頭《おおばんと》はんといとは、ものすごく怒った声で言うた。
「アカン!!アカンもんはアカン!!」
「ゆきはなに考えてこななチャラ男とお付き合いをしていたのよ!!」
ゆきさんは、ものすごくナマイキな声で大番頭《おおばんと》はんといとに対してハンロンした。
「うちは(カレ)が大好きなの!!…うちは(カレ)じゃなきゃイヤ!!」
大番頭《おおばんと》はんは、ものすごい血相で怒り狂った。
「ゆきがどないに言うてもアカンもんはあきまへん!!」
ゆりさんは、ものすごく怒った声でゆきさんに言うた。
「ゆき!!甘ったれるのもええかげんにしいよ!!あんたがどないにカレを愛していてもおとーちゃんとおかーちゃんとうちらはみとめへん!!」
ゆきさんは、ものすごく怒った声で言うた。
「『好き』と『結婚』は一緒よ!!」
それを聞いたゆかさんは、ものすごい血相で怒り狂った。
「あんたがどないに言おうと、うちらはゆきとカレの結婚は認めへん!!…なにが『好き』と『結婚』は一緒よ!!甘えるな!!」
この時、ゆらさんがいらんことを言うたので話がちぐはぐになった。
「そう言うゆかねーちゃんはなんやねん…今までにお見合いを断られた回数を数えたら?」
「ゆら!!」
「なんやねんもう~」
「そう言うあんたも子どもの時に異性の゙トラブルを何回起こしたと思ってるのよ!?…勉強する場所で男の子といちゃいちゃばかりしていたからセーセキが悪かったのよ…だからあんたはテストで悪い点ばかりを取っていたのでしょ!!だからあんたはだめな子になったのよ!!」
ゆかさんからボロクソに言われたゆらさんは、ゆかさんに飛びかかった。
ゆらさんは、ゆかさんの髪の毛を両手でつかみながら言うた。
「ゆかねーちゃんのよわからず屋!!」
「いたいいたいいたい!!」
「ゆかねーちゃんこそなによ!!ふざけるな!!」
「髪の毛を引っぱんないでよ!!」
ゆかさんは、両手でゆらさんを突き飛ばした。
「ゆかねーちゃんこそなによ!!」
ゆらさんも両手でゆかさんを突き飛ばした。
「やったわね!!」
(バーン!!)
ゆかさんにゆらさんは、じゅらくの゙カベにぶち当たった。
起き上がったゆらさんは、ゆかさんを怒鳴りつけた。
「ゆかねーちゃんのドアホ!!」
「どついたろか!!」
「もうどついてるじゃないのよ!!」
ゆかさんとゆらさんは、取っ組み合いの大ゲンカを始めた。
「お二人ともやめてください!!」
この時、ゆきさんのカレがゆかさんとゆらさんの大ゲンカを止めに入った。
「お二人ともお願いですからやめてください!!」
「ゆかねーちゃんの゙わからず屋!!」
「やかましいドアホ!!」
「やめてください!!あわわわ!!」
(ドーン!!)
ゆきさんのカレは、ゆかさんとゆらさんにつきとばされたはずみでじゅらくのカベに背中をぶつけた。
それでも、ゆきさんのカレはゆかさんとゆらさんの大ゲンカを止めに入った。
「落ち着いてください…あわわわわわわわわわわわわわわわわわわわ~」
(バーン!!)
ゆきさんのカレは、またゆかさんとゆらさんにつきとばされた。
そのはずみでじゅらくのカベに正面衝突した。
「しょうがないわねもう!!」
「ゆかねーちゃん!!ゆらやめて!!」
「ゆかねーちゃんのドアホ!!」
「やかましい!!」
この時、ゆなさんとゆみさんがゆかさんとゆらさんを止めに入った。
「ゆかねーちゃん!!ゆら!!やめて!!」
つづいて、ゆいさんも止めに入った。
しかし…
(バーン!!バターン!!)
ゆきさんのカレは、つきとばされたはずみでじゅらくのカベに背中をぶつけた。
その反動で天井板が抜け落ちた。
ゆきさんのカレの顔に天井板が直撃した。
「ゆかねーちゃん!!落ち着いて!!」
「お願いだからやめて!!」
「キャアアアアアアアアアアアア!!」
(バリバリバリバリバリバリバリバリ!!)
この時、ゆいさんが飛ばされたはずみでしょうじにダイブした。
しょうじは、こなごなに大破した。
「あわわわわわわわわわわわ~」
(ドーン!!ガシャーン!!バリバリ!!)
さらにこの時、ゆみさんが飛ばされたはずみで近くにあった仏壇に背中からぶつかった。
そのはずみで仏壇が倒れたと同時にカベが壊れた。
倒れた仏壇は、こなごなに大破した。
それでも、ゆいさんとゆみさんはゆかさんとゆらさんの大ゲンカを止めに入った。
思い切りブチ切れたゆかさんは、ゆらさんを投げ飛ばした。
ゆかさんがゆらさんに向かって行こうとした時、ゆいさんとゆなさんとゆみさんが止めに入った。
ゆらさんは、起き上がったあと向かって行こうとしたがつきとばされた。
そのはずみで、ゆらさんは台所へ転げて行った。
(ガラガラガラガラガシャーン!!)
ゆらさんが流しにぶつかったはずみで、たなに置かれていた金物類が下にたくさん落ちた。
「キャアアアアアアアア!!」
(バリバリバリバリバリバリ!!)
同時に、ゆいさんとゆなさんとゆみさんがしょうじにダイブした。
このあと、ゆかさんとゆらさんが手当たり次第にあった食物を投げあった。
そこへ、ゆきさんのカレが止めに入った。
「やめてください!!いたいいたい!!」
止めに入ったゆきさんのカレは、ゆかさんとゆらさんが投げつけた食物にぶつけられた。
その後、ゆらさんが近くにあった大きなケーキを手にしたあとゆかさんに投げつけようとした。
「ゆかねーちゃんのわからず屋!!」
「やめてください!!」
(ベト!!)
ゆきさんのカレは、ゆらさんが投げた大きなケーキをぶつけられた。
「あんたこそなによ!!」
(ベト!!)
ゆきさんのカレは、ゆかさんが投げつけた大きなケーキをぶつけられた。
その後、ゆかさんとゆらさんは取っ組み合いの大ゲンカを再開した。
「やめてください…わわわわわわわわ…」
(バターン!!ガシャーン!!)
ゆかさんとゆらさんの大ゲンカを再び止めに入ったゆきさんのカレは、つきとばされたはずみで勝手口のドアにぶつかった。
勝手口のドアは、こなごなに大破した。
ゆかさんとゆらさんの大ゲンカは、庭先で繰り広げられた。
「ゆかねーちゃんのわからず屋!!」
「やかましいドアホ!!」
「やめてください…ワーッ!!」
ゆかさんとゆらさんの大ゲンカを止めに入ったゆきさんのカレは、またつきとばされた。
(バリバリバリバリ!!ボトーン!!)
そのはずみで、庭にあったダイキの浄化槽のフタをこわしたあとコエダメに落ちた。
その間に、ゆいさんとゆなさんとゆみさんが止めに入った。
それからまた5分後であった。
ゆきさんのカレがふらついた足取りでやって来た。
(ドーン!!ドボーン!!)
ゆきさんのカレは、ぶつかったはずみで池に転落した。
「ゆかねーちゃん!!ゆら!!」
「ゆかねーちゃん!!落ち着いてよ!!」
「ゆらもええかげんにしいよ!!」
「ゆかねーちゃんのドアホ!!」
「あんたみたいなわからず屋は池に落としてやる!!」
「ゆかねーちゃん!!ゆら!!」
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「わあああああああああああ!!」
(ドボーン!!)
ゆかさんとゆいさんとゆなさんとゆみさんとゆらさんは、一斉に池にダイブした。
池から出ようとしたゆきさんのカレがまた池に落ちた。
ゆかさんとゆらさんは、池にダイブしたあともドカバキの大ゲンカを繰り広げた。
「ゆかねーちゃん!!ゆら!!やめて!!」
「おだやかに話しあいをしてよ!!」
ドカバキの大ゲンカは、約8時間に渡って続いた。
ゆきさんは、その場に座り込んだあとぐすんぐすんと泣き出した。
しかし、ゆきさんは自分ひとりのせいで周囲にメーワクをおよぼしたことに全く分かっていなかった。
その結果、ゆきさんはカレと駆け落ちして北九州へ行った…
…と言うことであった。
またところ変わって、堺区《くない》にある大番頭《おおばんと》はんの家にて…
家には大番頭《おおばんと》はんたちといととゆりさんたち6人きょうだいがいた。
時計のはりは、深夜4時を過ぎていた。
大番頭《おおばんと》はんは、ゆきさんが家に帰って来てないのでひどくソワソワとしていた。
ゆりさんは、ひどくソワソワしている大番頭《おおばんと》はんに声をかけた。
「おとーちゃん!!落ち着いてよ!!」
「わかってまんがな~…せやけど、ゆきが電話をかけてこんさかいに…ゆきはこなな夜中までどこでなにやってんねん…」
時は、朝5時半を過ぎた頃であった。
家の前に、ド派手な色のマツダRX7が停まった。
ゆきさんとカレは、車から降りたあと家の中に入った。
家の玄関にて…
ゆきさんとカレは、玄関でいととあった。
ゆきさんは、のんきな声で『ただいま~』と言うた。
いとは、ものすごく怒った声で言うた。
「ゆき!!」
「おかーちゃん。」
「おかーちゃんじゃないでしょあんたは!!こんな遅い時間までどこに行ってたのよ!?」
「おかーちゃん!!うち、きょうはどうしても話したいことがあるのよ!!話し聞いてよ!!」
ゆきさんは、いとに言うたあとカレと一緒に家に上がった。
ところ変わって、特大広間にて…
ゆきさんとカレは、大番頭《おおばんと》はんといととゆりさんたち6人きょうだいたちの前でこう言うた。
「うち、大学を卒業したあとはガッコーの先生になると決めていたけど…変更するから…うち…カレと結婚します…結婚して、専業主婦になります…おとーちゃんたちに伝えることはそれだけよ…」
ゆきさんの言葉を聞いた大番頭《おおばんと》はんといとは、ものすごく怒った声で言うた。
「アカン!!アカンもんはアカン!!」
「ゆきはなに考えてこななチャラ男とお付き合いをしていたのよ!!」
ゆきさんは、ものすごくナマイキな声で大番頭《おおばんと》はんといとに対してハンロンした。
「うちは(カレ)が大好きなの!!…うちは(カレ)じゃなきゃイヤ!!」
大番頭《おおばんと》はんは、ものすごい血相で怒り狂った。
「ゆきがどないに言うてもアカンもんはあきまへん!!」
ゆりさんは、ものすごく怒った声でゆきさんに言うた。
「ゆき!!甘ったれるのもええかげんにしいよ!!あんたがどないにカレを愛していてもおとーちゃんとおかーちゃんとうちらはみとめへん!!」
ゆきさんは、ものすごく怒った声で言うた。
「『好き』と『結婚』は一緒よ!!」
それを聞いたゆかさんは、ものすごい血相で怒り狂った。
「あんたがどないに言おうと、うちらはゆきとカレの結婚は認めへん!!…なにが『好き』と『結婚』は一緒よ!!甘えるな!!」
この時、ゆらさんがいらんことを言うたので話がちぐはぐになった。
「そう言うゆかねーちゃんはなんやねん…今までにお見合いを断られた回数を数えたら?」
「ゆら!!」
「なんやねんもう~」
「そう言うあんたも子どもの時に異性の゙トラブルを何回起こしたと思ってるのよ!?…勉強する場所で男の子といちゃいちゃばかりしていたからセーセキが悪かったのよ…だからあんたはテストで悪い点ばかりを取っていたのでしょ!!だからあんたはだめな子になったのよ!!」
ゆかさんからボロクソに言われたゆらさんは、ゆかさんに飛びかかった。
ゆらさんは、ゆかさんの髪の毛を両手でつかみながら言うた。
「ゆかねーちゃんのよわからず屋!!」
「いたいいたいいたい!!」
「ゆかねーちゃんこそなによ!!ふざけるな!!」
「髪の毛を引っぱんないでよ!!」
ゆかさんは、両手でゆらさんを突き飛ばした。
「ゆかねーちゃんこそなによ!!」
ゆらさんも両手でゆかさんを突き飛ばした。
「やったわね!!」
(バーン!!)
ゆかさんにゆらさんは、じゅらくの゙カベにぶち当たった。
起き上がったゆらさんは、ゆかさんを怒鳴りつけた。
「ゆかねーちゃんのドアホ!!」
「どついたろか!!」
「もうどついてるじゃないのよ!!」
ゆかさんとゆらさんは、取っ組み合いの大ゲンカを始めた。
「お二人ともやめてください!!」
この時、ゆきさんのカレがゆかさんとゆらさんの大ゲンカを止めに入った。
「お二人ともお願いですからやめてください!!」
「ゆかねーちゃんの゙わからず屋!!」
「やかましいドアホ!!」
「やめてください!!あわわわ!!」
(ドーン!!)
ゆきさんのカレは、ゆかさんとゆらさんにつきとばされたはずみでじゅらくのカベに背中をぶつけた。
それでも、ゆきさんのカレはゆかさんとゆらさんの大ゲンカを止めに入った。
「落ち着いてください…あわわわわわわわわわわわわわわわわわわわ~」
(バーン!!)
ゆきさんのカレは、またゆかさんとゆらさんにつきとばされた。
そのはずみでじゅらくのカベに正面衝突した。
「しょうがないわねもう!!」
「ゆかねーちゃん!!ゆらやめて!!」
「ゆかねーちゃんのドアホ!!」
「やかましい!!」
この時、ゆなさんとゆみさんがゆかさんとゆらさんを止めに入った。
「ゆかねーちゃん!!ゆら!!やめて!!」
つづいて、ゆいさんも止めに入った。
しかし…
(バーン!!バターン!!)
ゆきさんのカレは、つきとばされたはずみでじゅらくのカベに背中をぶつけた。
その反動で天井板が抜け落ちた。
ゆきさんのカレの顔に天井板が直撃した。
「ゆかねーちゃん!!落ち着いて!!」
「お願いだからやめて!!」
「キャアアアアアアアアアアアア!!」
(バリバリバリバリバリバリバリバリ!!)
この時、ゆいさんが飛ばされたはずみでしょうじにダイブした。
しょうじは、こなごなに大破した。
「あわわわわわわわわわわわ~」
(ドーン!!ガシャーン!!バリバリ!!)
さらにこの時、ゆみさんが飛ばされたはずみで近くにあった仏壇に背中からぶつかった。
そのはずみで仏壇が倒れたと同時にカベが壊れた。
倒れた仏壇は、こなごなに大破した。
それでも、ゆいさんとゆみさんはゆかさんとゆらさんの大ゲンカを止めに入った。
思い切りブチ切れたゆかさんは、ゆらさんを投げ飛ばした。
ゆかさんがゆらさんに向かって行こうとした時、ゆいさんとゆなさんとゆみさんが止めに入った。
ゆらさんは、起き上がったあと向かって行こうとしたがつきとばされた。
そのはずみで、ゆらさんは台所へ転げて行った。
(ガラガラガラガラガシャーン!!)
ゆらさんが流しにぶつかったはずみで、たなに置かれていた金物類が下にたくさん落ちた。
「キャアアアアアアアア!!」
(バリバリバリバリバリバリ!!)
同時に、ゆいさんとゆなさんとゆみさんがしょうじにダイブした。
このあと、ゆかさんとゆらさんが手当たり次第にあった食物を投げあった。
そこへ、ゆきさんのカレが止めに入った。
「やめてください!!いたいいたい!!」
止めに入ったゆきさんのカレは、ゆかさんとゆらさんが投げつけた食物にぶつけられた。
その後、ゆらさんが近くにあった大きなケーキを手にしたあとゆかさんに投げつけようとした。
「ゆかねーちゃんのわからず屋!!」
「やめてください!!」
(ベト!!)
ゆきさんのカレは、ゆらさんが投げた大きなケーキをぶつけられた。
「あんたこそなによ!!」
(ベト!!)
ゆきさんのカレは、ゆかさんが投げつけた大きなケーキをぶつけられた。
その後、ゆかさんとゆらさんは取っ組み合いの大ゲンカを再開した。
「やめてください…わわわわわわわわ…」
(バターン!!ガシャーン!!)
ゆかさんとゆらさんの大ゲンカを再び止めに入ったゆきさんのカレは、つきとばされたはずみで勝手口のドアにぶつかった。
勝手口のドアは、こなごなに大破した。
ゆかさんとゆらさんの大ゲンカは、庭先で繰り広げられた。
「ゆかねーちゃんのわからず屋!!」
「やかましいドアホ!!」
「やめてください…ワーッ!!」
ゆかさんとゆらさんの大ゲンカを止めに入ったゆきさんのカレは、またつきとばされた。
(バリバリバリバリ!!ボトーン!!)
そのはずみで、庭にあったダイキの浄化槽のフタをこわしたあとコエダメに落ちた。
その間に、ゆいさんとゆなさんとゆみさんが止めに入った。
それからまた5分後であった。
ゆきさんのカレがふらついた足取りでやって来た。
(ドーン!!ドボーン!!)
ゆきさんのカレは、ぶつかったはずみで池に転落した。
「ゆかねーちゃん!!ゆら!!」
「ゆかねーちゃん!!落ち着いてよ!!」
「ゆらもええかげんにしいよ!!」
「ゆかねーちゃんのドアホ!!」
「あんたみたいなわからず屋は池に落としてやる!!」
「ゆかねーちゃん!!ゆら!!」
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「わあああああああああああ!!」
(ドボーン!!)
ゆかさんとゆいさんとゆなさんとゆみさんとゆらさんは、一斉に池にダイブした。
池から出ようとしたゆきさんのカレがまた池に落ちた。
ゆかさんとゆらさんは、池にダイブしたあともドカバキの大ゲンカを繰り広げた。
「ゆかねーちゃん!!ゆら!!やめて!!」
「おだやかに話しあいをしてよ!!」
ドカバキの大ゲンカは、約8時間に渡って続いた。
ゆきさんは、その場に座り込んだあとぐすんぐすんと泣き出した。
しかし、ゆきさんは自分ひとりのせいで周囲にメーワクをおよぼしたことに全く分かっていなかった。
その結果、ゆきさんはカレと駆け落ちして北九州へ行った…
…と言うことであった。
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
女豹の恩讐『死闘!兄と妹。禁断のシュートマッチ』
コバひろ
大衆娯楽
前作 “雌蛇の罠『異性異種格闘技戦』男と女、宿命のシュートマッチ”
(全20話)の続編。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/329235482/129667563/episode/6150211
男子キックボクサーを倒したNOZOMIのその後は?
そんな女子格闘家NOZOMIに敗れ命まで落とした父の仇を討つべく、兄と娘の青春、家族愛。
格闘技を通して、ジェンダーフリー、ジェンダーレスとは?を描きたいと思います。
〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる