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終幕
いずれ天下の余三郎
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「殿ぉ~。ご飯が炊けましたよ~」
胃の縮む思いで登城した御前沙汰から数日が経過した。
見るからに切れ者っぽかった側用人は本当に有能な官吏だったらしく、沙汰が下された翌日には五石分の扶持米が猫柳家の帳簿に書き込まれていた。
余三郎はその証書を手に、米屋や八百屋、味噌屋に魚屋と日頃の付けが溜まっている方々を巡回して彼らの眉間の皺が緩くなる程度には支払いを済ませた。
もちろん愛姫が遊びに来た時にちゃんともてなしが出来るように、そこそこ高価な茶葉も一缶購入してある。
「おぉ、飯茶碗のなかにちゃんと米があるのを目視できたのはいつ以来だろうか」
余三郎は菊花から受け取った茶碗を見てニヘラと顔を崩した。
最近食していた糧飯の中の主な穀物は独特の臭いがある黄色い粟だったので、今手渡された茶碗の中で白く輝くように湯気を上げている米が貴重な宝石のように見えた。
「五石の加増とはここまで劇的に武士の暮らしを変えるものでござるか……」
百合丸が茶碗に盛られた飯を見て涙を流さんばかりに感動している。
「元々の収入が少ないからこそ変化が大きい、なの」
一歩引いたような発言をしている霧でさえも口の端から涎が垂れていた。
「菊花殿、もう頂きますして良いでござるか? もう良いでござるか!?」
その許可を主の余三郎ではなく菊花に窺う事に、この家での力関係が垣間見える。
「あらあら、もうちょっと待ってね。実は今日の朝餉にもう一品付くのよ」
炊ぎ場から土間を通って板間に上がってきた菊花の手には大皿があり、そこには滅多に見れないご馳走が乗っていた。
「そ、それはもしや……」
「はい。鯛の尾頭付き刺身ですよー」
「菊花さん、いくらご加増があってもそんな贅沢なものを変える程当家はお大尽ではないはずですが?」
朝食として頂くにはあまりにも剛毅な品が出て来て余三郎は腰を抜かしかねないほどに狼狽えた。
「いえいえ、これは貰い物なんですよ。あの狐屋の若旦那からご加増の祝儀だって、今朝早くに店の丁稚さんが届けに来てくれたんです」
「青太郎殿が?」
「青太郎、たまには良い事する。見直した、なの」
「な、なんだ、そうだったのか。肝が潰れるかと思ったよ」
「それにしても水臭いでござるな、どうせなら丁稚に使い走りさせずに本人が来て祝いの一言でも殿に言うてくれれば良いものを」
「本人は来たかったみたいよ? でも急なご不幸があってそっちに行かなきゃならなくなったんだって」
「それならしょうがない、なの。赦す」
お祝い物なので一応尾頭付きの状態で皆の前に出したが、刺身をそれぞれの小皿に取り分けると菊花は「残りは今日の夕餉にあら汁にして出しますからね」とすぐに引っ込めた。
「あら汁でござるか……考えただけで涎が出るでござる」
「まぁ、今は目の前の新鮮な刺身を味わう事にしましょう。じゃあ皆さん手を合わせて、頂きます」
食事においては完全に主導権を握っている菊花が誰よりも早く箸を取り上げた。
暫く感じることの無かった満腹感を久しぶりに味わった猫柳家主従は食後の白湯を楽しみながらまったりしていた。
「殿、今回のご加増は殿が天下を取るための最初の一歩なのかもしれませぬな」
幸せそうに表情を緩めた百合丸が何かを空想するように上向きながら目を細めている。
「なんだい百合丸。突拍子もないことを言い出して」
「殿は聞いたことござらぬか? かの太閤秀吉の逸話でござるが、同僚たちが酒の席で『俺の夢は手柄を上げて城主になることだ』とか『なんの、わしは一国を預けられるほどになってみせよう』とか、夢の大きさを競い合っているところで、当時まだ藤吉郎と名乗っていた太閤は『わしの夢は五百石の加増でござる』と言ったそうでござる」
「ほぉ? それは初めて聞く話だ。して、どうして太閤は五石の加増を夢見たんだい」
「他の同僚が城持ち大名になるとか言い合っている中で、たった五百石の加増を望んだ藤吉郎の夢の小ささを皆が嗤ったのでござる。すると藤吉郎はそんな同僚たちに向かってこう言ったそうでござるよ。おぬしらは本当に実現できる夢を見たほうが良い。わしは今頑張れば五百石の加増を成し遂げられるだろう。その次はわし直属の十人の兵を飼う。その次は侍大将の列に並べるくらいの地位を目指す。そこから先はまた考える」
「それはおかしい、なの。みんな最終目標を語っている。それなのに一人だけ夢の達成までの話をしてドヤ顔するのは狡い、なの」
「ふふっ。確かにそうでござるが、これは立身出世するための心構えを説いた訓話みたいなもので、本当にあった話かどうかも怪しいものでござるよ」
「そうかぁ……やはりそういう時代だとみんな野心でギラギラしてたんだろうね。わしはもう十分だ。捨扶持とはいえ、これでなんとか飢え死にする危険はかなり減った。このまま何事も無く過ごしていきたいね」
まだ二十歳にもならない余三郎が完全に隠居爺みたいな事を言ってズズズと白湯を啜った。
「殿、そんな覇気のないことでどうするのでござる。それでは天下を獲れないでござるよ!」
「物騒な事をいわないでくれ百合丸。わしにそのような野心など欠片も無いよ!」
「そんな事を言っても無駄、なの。霧とウリ丸が殿を戦乱の英雄に仕立て上げる、なの」
「おぉーい! なんてことを宣言するんだい。ちょ、二人とも目が燃えてるよ、さっき食べた刺身のせいで無駄に元気になったんじゃないかい!?」
「そんなことない、なの。霧、前々から考えてた。霧の旦那様になる殿はせめて近畿のどこか、具体的には紀州か彦根か姫路あたりを統治する藩主になっているべきだ、と」
「いつも眠そうな目をしてる幼女のくせにとんでもない野心家だね!? というか、話が妙に具体的で怖いわ!」
「拙者は殿ならいずれこの日ノ本を全て統べられると思っているでござるよ」
「こっちは霧より年長なのに話がふわっとしすぎているね。さっきの太閤の話の真逆を行っちゃってるじゃなか。あと、おぬしらはわしに夢見過ぎじゃ。わしにはそんな器も野望も無い。菊花さん、ニコニコしながら聞いていないで菊花さんからも何か言うて下され。分不相応な夢は身を亡ぼすだけだと」
「そうねぇ、私は二人とはちょっと違った未来を予想をしてるのよ」
「興味ある。聞きたい、なの」
「拙者もでござる」
「うふふふふ、私が考えてる未来はね、たった五石の加増で満足した殿が少ぉ~しずつ上がっていくお江戸の物価に対応できなくなって、塵のように小さな借金をするんだけれど、それが毎月のように重なって、そのうち返しきれないほどの大借金になって、遂には夜逃げしちゃうっていう未来を予想してるの」
「怖っ! それが一番現実的で滅茶苦茶こわいですよ!」
「うふふふふ、冗談ですよ殿。でも、もし夜逃げをすることになっても私はちゃんとついて行きますので、どこまでもついて行きますので、殿は安心して下さいね」
「いや、そもそも夜逃げする未来がわしは嫌なのですが……」
誰もがまだ無想にもしない十数年後の未来において『万将の君』と謳われるようになる余三郎は「ところで殿。夜逃げするとしたら殿はどこに行きたいですか?」と半ば本気で聞いてくる菊花に戦慄しながら、自分の部屋へと逃げていった。
胃の縮む思いで登城した御前沙汰から数日が経過した。
見るからに切れ者っぽかった側用人は本当に有能な官吏だったらしく、沙汰が下された翌日には五石分の扶持米が猫柳家の帳簿に書き込まれていた。
余三郎はその証書を手に、米屋や八百屋、味噌屋に魚屋と日頃の付けが溜まっている方々を巡回して彼らの眉間の皺が緩くなる程度には支払いを済ませた。
もちろん愛姫が遊びに来た時にちゃんともてなしが出来るように、そこそこ高価な茶葉も一缶購入してある。
「おぉ、飯茶碗のなかにちゃんと米があるのを目視できたのはいつ以来だろうか」
余三郎は菊花から受け取った茶碗を見てニヘラと顔を崩した。
最近食していた糧飯の中の主な穀物は独特の臭いがある黄色い粟だったので、今手渡された茶碗の中で白く輝くように湯気を上げている米が貴重な宝石のように見えた。
「五石の加増とはここまで劇的に武士の暮らしを変えるものでござるか……」
百合丸が茶碗に盛られた飯を見て涙を流さんばかりに感動している。
「元々の収入が少ないからこそ変化が大きい、なの」
一歩引いたような発言をしている霧でさえも口の端から涎が垂れていた。
「菊花殿、もう頂きますして良いでござるか? もう良いでござるか!?」
その許可を主の余三郎ではなく菊花に窺う事に、この家での力関係が垣間見える。
「あらあら、もうちょっと待ってね。実は今日の朝餉にもう一品付くのよ」
炊ぎ場から土間を通って板間に上がってきた菊花の手には大皿があり、そこには滅多に見れないご馳走が乗っていた。
「そ、それはもしや……」
「はい。鯛の尾頭付き刺身ですよー」
「菊花さん、いくらご加増があってもそんな贅沢なものを変える程当家はお大尽ではないはずですが?」
朝食として頂くにはあまりにも剛毅な品が出て来て余三郎は腰を抜かしかねないほどに狼狽えた。
「いえいえ、これは貰い物なんですよ。あの狐屋の若旦那からご加増の祝儀だって、今朝早くに店の丁稚さんが届けに来てくれたんです」
「青太郎殿が?」
「青太郎、たまには良い事する。見直した、なの」
「な、なんだ、そうだったのか。肝が潰れるかと思ったよ」
「それにしても水臭いでござるな、どうせなら丁稚に使い走りさせずに本人が来て祝いの一言でも殿に言うてくれれば良いものを」
「本人は来たかったみたいよ? でも急なご不幸があってそっちに行かなきゃならなくなったんだって」
「それならしょうがない、なの。赦す」
お祝い物なので一応尾頭付きの状態で皆の前に出したが、刺身をそれぞれの小皿に取り分けると菊花は「残りは今日の夕餉にあら汁にして出しますからね」とすぐに引っ込めた。
「あら汁でござるか……考えただけで涎が出るでござる」
「まぁ、今は目の前の新鮮な刺身を味わう事にしましょう。じゃあ皆さん手を合わせて、頂きます」
食事においては完全に主導権を握っている菊花が誰よりも早く箸を取り上げた。
暫く感じることの無かった満腹感を久しぶりに味わった猫柳家主従は食後の白湯を楽しみながらまったりしていた。
「殿、今回のご加増は殿が天下を取るための最初の一歩なのかもしれませぬな」
幸せそうに表情を緩めた百合丸が何かを空想するように上向きながら目を細めている。
「なんだい百合丸。突拍子もないことを言い出して」
「殿は聞いたことござらぬか? かの太閤秀吉の逸話でござるが、同僚たちが酒の席で『俺の夢は手柄を上げて城主になることだ』とか『なんの、わしは一国を預けられるほどになってみせよう』とか、夢の大きさを競い合っているところで、当時まだ藤吉郎と名乗っていた太閤は『わしの夢は五百石の加増でござる』と言ったそうでござる」
「ほぉ? それは初めて聞く話だ。して、どうして太閤は五石の加増を夢見たんだい」
「他の同僚が城持ち大名になるとか言い合っている中で、たった五百石の加増を望んだ藤吉郎の夢の小ささを皆が嗤ったのでござる。すると藤吉郎はそんな同僚たちに向かってこう言ったそうでござるよ。おぬしらは本当に実現できる夢を見たほうが良い。わしは今頑張れば五百石の加増を成し遂げられるだろう。その次はわし直属の十人の兵を飼う。その次は侍大将の列に並べるくらいの地位を目指す。そこから先はまた考える」
「それはおかしい、なの。みんな最終目標を語っている。それなのに一人だけ夢の達成までの話をしてドヤ顔するのは狡い、なの」
「ふふっ。確かにそうでござるが、これは立身出世するための心構えを説いた訓話みたいなもので、本当にあった話かどうかも怪しいものでござるよ」
「そうかぁ……やはりそういう時代だとみんな野心でギラギラしてたんだろうね。わしはもう十分だ。捨扶持とはいえ、これでなんとか飢え死にする危険はかなり減った。このまま何事も無く過ごしていきたいね」
まだ二十歳にもならない余三郎が完全に隠居爺みたいな事を言ってズズズと白湯を啜った。
「殿、そんな覇気のないことでどうするのでござる。それでは天下を獲れないでござるよ!」
「物騒な事をいわないでくれ百合丸。わしにそのような野心など欠片も無いよ!」
「そんな事を言っても無駄、なの。霧とウリ丸が殿を戦乱の英雄に仕立て上げる、なの」
「おぉーい! なんてことを宣言するんだい。ちょ、二人とも目が燃えてるよ、さっき食べた刺身のせいで無駄に元気になったんじゃないかい!?」
「そんなことない、なの。霧、前々から考えてた。霧の旦那様になる殿はせめて近畿のどこか、具体的には紀州か彦根か姫路あたりを統治する藩主になっているべきだ、と」
「いつも眠そうな目をしてる幼女のくせにとんでもない野心家だね!? というか、話が妙に具体的で怖いわ!」
「拙者は殿ならいずれこの日ノ本を全て統べられると思っているでござるよ」
「こっちは霧より年長なのに話がふわっとしすぎているね。さっきの太閤の話の真逆を行っちゃってるじゃなか。あと、おぬしらはわしに夢見過ぎじゃ。わしにはそんな器も野望も無い。菊花さん、ニコニコしながら聞いていないで菊花さんからも何か言うて下され。分不相応な夢は身を亡ぼすだけだと」
「そうねぇ、私は二人とはちょっと違った未来を予想をしてるのよ」
「興味ある。聞きたい、なの」
「拙者もでござる」
「うふふふふ、私が考えてる未来はね、たった五石の加増で満足した殿が少ぉ~しずつ上がっていくお江戸の物価に対応できなくなって、塵のように小さな借金をするんだけれど、それが毎月のように重なって、そのうち返しきれないほどの大借金になって、遂には夜逃げしちゃうっていう未来を予想してるの」
「怖っ! それが一番現実的で滅茶苦茶こわいですよ!」
「うふふふふ、冗談ですよ殿。でも、もし夜逃げをすることになっても私はちゃんとついて行きますので、どこまでもついて行きますので、殿は安心して下さいね」
「いや、そもそも夜逃げする未来がわしは嫌なのですが……」
誰もがまだ無想にもしない十数年後の未来において『万将の君』と謳われるようになる余三郎は「ところで殿。夜逃げするとしたら殿はどこに行きたいですか?」と半ば本気で聞いてくる菊花に戦慄しながら、自分の部屋へと逃げていった。
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