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第一部
けものたちの唄 *
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長い夜だった。
まるで互いの哀しみをぶつけ合うように抱き合い、何度も果て、また兆し。運命を呪いながらただ、いっときの悦楽に溺れた。
「あ、あっ、あぁっ!」
追い詰められ、昂められて、それでもなお赦されず、絶頂の先であえぐ。
「待って、まって」
「だめです。ほら、ここはもっと欲しがっているでしょう」
うっとりと愉しむような声音。
すらりとした指先が優しく中をくすぐる。敏感な場所を撫でられると、奥がきゅぅっと締め上がる。
「こんなにきつく絡みついて……」
耳元で囁いて、唇で耳朶を喰まれる。甘噛みするように歯をたてられると、びりっと背筋が跳ねる。その刹那に指先で中を擦られると、すぐに、びくびくと身体の奥は絶頂に達してしまう。
「っは! あ、」
「幾度達したら、終わるのでしょうね? 可哀想なほどに蕩けて、こんなにもまだ甘い」
言った唇は、汗ばんだ肌の上を滑って、散々責められて赤く熟れた胸の尖りを含んだ。湿った舌先にぬぶられ、硬くなった先を甘噛されると、まるで本当に食べられているようで。
「あ、んっ」
おもわず嬌声をあげれば、もう片方の尖に指先がかかる。強い刺激に翻弄されて、達したばかりなのに身体の奥はますます熱を昂めていく。
「奥に欲しいですか?」
ん、ともはや羞恥も忘れて頷く。
「いい子だ」
ぬぷ、と蕩けきった後腔に彼が入り込んでくる。指先にはない圧迫感に、待ちかねたように身体がこわばる。ず、と重みをかけて、一息に奥まで貫かれる。それだけで、じん、と快感が甘く頭の中を痺れさせる。
「あなたの良いところはもう覚えましたよ」
「あっ。そこ、……や、あっ!」
ぴたりと狙いを定めて彼の切先が中を突く。何度も刺激されて敏感になった奥は、ぐずぐずに悦くなって、何も考えられなくなって。
「ぅ、ふぅっ、あっ」
揺さぶられるたびに、あられもなく声が溢れた。
「素敵な声だ。もっと聞かせてください」
抽送が小さなさざめきのように続く中、彼の指先が立ち上がり揺さぶられている男芯を捉えた。
「あ! だめ、出ちゃう」
先走りを絡めて擦り上げられれば、すぐに射精感が湧き上がる。奥を突かれる快感と、解き放ちたい衝動がないまぜになって、ただ、気持ちよくて。
「あぁっ! いっちゃう、あ、」
びくん、と全身が跳ねて、また絶頂を迎える。吐き出した精と、後腔から溢れた愛液に、彼が吐き出した精が混ざりあって。もうめちゃくちゃだった。
「もっと気持ち良くなりましょう?」
言った彼の手が、ぐったりとしなだれた男芯にかかる。
スルスルと切先を擦られると、恐ろしいほどの刺激がビリリと走った。
「や、嫌! やめて」
怯えたように口走ると、ピタリと動きは止まる。
「もちろん。あなたが望むなら」
言って、彼は俺から身体を離す。触れ合っていた体温が離れて、熱に浮かれたような頭が、少し正気を取り戻す。
「……意地悪を、しないでください」
はあはあと荒い息で言葉を紡ぐ。
ふふふ、と彼は可笑しそうに笑って、再び俺に覆い被さるようににじりよった。
「私はあなたの忠実な下僕。お忘れなきよう」
じっと赤い瞳が、俺を見下ろす。その濡れた輝きは、見入ってしまうほど美しくて。――どこか寂しげだった。
手を伸ばし、乱れてなお端麗さを損なわないその頬に触れる。
「なんです?」
甘い囁き。
余裕を崩さない仕草。優しくて、意地悪で、軽薄そうに笑ってみせ、それでいて礼節をわきまえ、ひとを寄せ付けない。
複雑で、不可解なひと。
その瞳の奥をじっと見通す。
「……寂しい、の……?」
問いかけると。
思いがけず、赤い瞳が見開く。ほんのひと呼吸の静寂。それから、くしゃりと困ったように彼は笑った。
「なぜ、そう思うのです」
「わからない。ただ、あなたは、わざと一人きりになろうとしているみたいだ」
寂しくて、けれど誰にもその穴を埋められないと、いや、埋めさせたくないと、思っているのかもしれない。
「……失ったものが、多すぎるのです」
答えにならない答えを言って。
彼は寂しそうに微笑んだ。その赤い瞳は、溢れ出した感情を押し込めるように潤んでいる。
何を指すのかはわからない。ただ、彼の中に、深く暗い記憶が眠っているのだろう。
「そう……」
その傷が、いつか癒えますように。
身を起こし、願いを込めて額に口付ける。小さな頃、母が良くしてくれた仕草だ。
「やめてください……」
困ったように言う声に、思わず微笑む。
「嫌だ」
なんだか可笑しくなって、腕を伸ばして体を抱きしめ、そのままぐるり、と体勢を入れ替える。
「じっとして」
仰向けにこちらを向いた視線に言い聞かせ、長い髪を抱き寄せるように腕を回す。
「~小さなレディ、靴を片方落としたの。まあどうしましょう。大丈夫、もひとつ似合いの靴を見つけたわ~」
囁くように小さな頃に母が歌ってくれた唄を口ずさむ。何かを無くして悲しんで泣いている自分を、こうしてよく慰めてくれた。
トン、トン、トン、と抱き寄せた肩を優しく叩くと、腕の中でふっと深く息を吐く気配がする。
「もひとつ、素敵な靴を見つけたわ」
最後のリフレインを唄い終わると。
彼はそっと腕を伸ばして、俺を抱き寄せ、頭を撫でた。
ぎゅっと数秒、ただ互いを抱きしめ合う。
「素敵な唄をありがとう」
優しい声で彼は言った。
「キスさせて下さい。とびきりロマンチックな」
ふふっ、と、軽口を叩くように言って。けれど、どこか、泣き出しそうな声音だった。
「もちろん」
彼の口調を真似て言うと、お互いに可笑しくなって。
見つめ合い、微笑んだままそっと唇を触れ合わせた。
「……もう、朝になってしまう」
名残惜しそうに、彼が言う。
「日が昇る前に、去らねばなりません」
人目を避けるためだろう。俺は首肯いて答える。身体の熱はどうやら引いてる。
「ねえ。最後にもう一度、あなたを抱かせて下さい」
懇願するような真摯さで、彼は言った。
「……うん」
それから。
長い夜の終わりを惜しむように、彼は優しく俺を抱いた。
まるで互いの哀しみをぶつけ合うように抱き合い、何度も果て、また兆し。運命を呪いながらただ、いっときの悦楽に溺れた。
「あ、あっ、あぁっ!」
追い詰められ、昂められて、それでもなお赦されず、絶頂の先であえぐ。
「待って、まって」
「だめです。ほら、ここはもっと欲しがっているでしょう」
うっとりと愉しむような声音。
すらりとした指先が優しく中をくすぐる。敏感な場所を撫でられると、奥がきゅぅっと締め上がる。
「こんなにきつく絡みついて……」
耳元で囁いて、唇で耳朶を喰まれる。甘噛みするように歯をたてられると、びりっと背筋が跳ねる。その刹那に指先で中を擦られると、すぐに、びくびくと身体の奥は絶頂に達してしまう。
「っは! あ、」
「幾度達したら、終わるのでしょうね? 可哀想なほどに蕩けて、こんなにもまだ甘い」
言った唇は、汗ばんだ肌の上を滑って、散々責められて赤く熟れた胸の尖りを含んだ。湿った舌先にぬぶられ、硬くなった先を甘噛されると、まるで本当に食べられているようで。
「あ、んっ」
おもわず嬌声をあげれば、もう片方の尖に指先がかかる。強い刺激に翻弄されて、達したばかりなのに身体の奥はますます熱を昂めていく。
「奥に欲しいですか?」
ん、ともはや羞恥も忘れて頷く。
「いい子だ」
ぬぷ、と蕩けきった後腔に彼が入り込んでくる。指先にはない圧迫感に、待ちかねたように身体がこわばる。ず、と重みをかけて、一息に奥まで貫かれる。それだけで、じん、と快感が甘く頭の中を痺れさせる。
「あなたの良いところはもう覚えましたよ」
「あっ。そこ、……や、あっ!」
ぴたりと狙いを定めて彼の切先が中を突く。何度も刺激されて敏感になった奥は、ぐずぐずに悦くなって、何も考えられなくなって。
「ぅ、ふぅっ、あっ」
揺さぶられるたびに、あられもなく声が溢れた。
「素敵な声だ。もっと聞かせてください」
抽送が小さなさざめきのように続く中、彼の指先が立ち上がり揺さぶられている男芯を捉えた。
「あ! だめ、出ちゃう」
先走りを絡めて擦り上げられれば、すぐに射精感が湧き上がる。奥を突かれる快感と、解き放ちたい衝動がないまぜになって、ただ、気持ちよくて。
「あぁっ! いっちゃう、あ、」
びくん、と全身が跳ねて、また絶頂を迎える。吐き出した精と、後腔から溢れた愛液に、彼が吐き出した精が混ざりあって。もうめちゃくちゃだった。
「もっと気持ち良くなりましょう?」
言った彼の手が、ぐったりとしなだれた男芯にかかる。
スルスルと切先を擦られると、恐ろしいほどの刺激がビリリと走った。
「や、嫌! やめて」
怯えたように口走ると、ピタリと動きは止まる。
「もちろん。あなたが望むなら」
言って、彼は俺から身体を離す。触れ合っていた体温が離れて、熱に浮かれたような頭が、少し正気を取り戻す。
「……意地悪を、しないでください」
はあはあと荒い息で言葉を紡ぐ。
ふふふ、と彼は可笑しそうに笑って、再び俺に覆い被さるようににじりよった。
「私はあなたの忠実な下僕。お忘れなきよう」
じっと赤い瞳が、俺を見下ろす。その濡れた輝きは、見入ってしまうほど美しくて。――どこか寂しげだった。
手を伸ばし、乱れてなお端麗さを損なわないその頬に触れる。
「なんです?」
甘い囁き。
余裕を崩さない仕草。優しくて、意地悪で、軽薄そうに笑ってみせ、それでいて礼節をわきまえ、ひとを寄せ付けない。
複雑で、不可解なひと。
その瞳の奥をじっと見通す。
「……寂しい、の……?」
問いかけると。
思いがけず、赤い瞳が見開く。ほんのひと呼吸の静寂。それから、くしゃりと困ったように彼は笑った。
「なぜ、そう思うのです」
「わからない。ただ、あなたは、わざと一人きりになろうとしているみたいだ」
寂しくて、けれど誰にもその穴を埋められないと、いや、埋めさせたくないと、思っているのかもしれない。
「……失ったものが、多すぎるのです」
答えにならない答えを言って。
彼は寂しそうに微笑んだ。その赤い瞳は、溢れ出した感情を押し込めるように潤んでいる。
何を指すのかはわからない。ただ、彼の中に、深く暗い記憶が眠っているのだろう。
「そう……」
その傷が、いつか癒えますように。
身を起こし、願いを込めて額に口付ける。小さな頃、母が良くしてくれた仕草だ。
「やめてください……」
困ったように言う声に、思わず微笑む。
「嫌だ」
なんだか可笑しくなって、腕を伸ばして体を抱きしめ、そのままぐるり、と体勢を入れ替える。
「じっとして」
仰向けにこちらを向いた視線に言い聞かせ、長い髪を抱き寄せるように腕を回す。
「~小さなレディ、靴を片方落としたの。まあどうしましょう。大丈夫、もひとつ似合いの靴を見つけたわ~」
囁くように小さな頃に母が歌ってくれた唄を口ずさむ。何かを無くして悲しんで泣いている自分を、こうしてよく慰めてくれた。
トン、トン、トン、と抱き寄せた肩を優しく叩くと、腕の中でふっと深く息を吐く気配がする。
「もひとつ、素敵な靴を見つけたわ」
最後のリフレインを唄い終わると。
彼はそっと腕を伸ばして、俺を抱き寄せ、頭を撫でた。
ぎゅっと数秒、ただ互いを抱きしめ合う。
「素敵な唄をありがとう」
優しい声で彼は言った。
「キスさせて下さい。とびきりロマンチックな」
ふふっ、と、軽口を叩くように言って。けれど、どこか、泣き出しそうな声音だった。
「もちろん」
彼の口調を真似て言うと、お互いに可笑しくなって。
見つめ合い、微笑んだままそっと唇を触れ合わせた。
「……もう、朝になってしまう」
名残惜しそうに、彼が言う。
「日が昇る前に、去らねばなりません」
人目を避けるためだろう。俺は首肯いて答える。身体の熱はどうやら引いてる。
「ねえ。最後にもう一度、あなたを抱かせて下さい」
懇願するような真摯さで、彼は言った。
「……うん」
それから。
長い夜の終わりを惜しむように、彼は優しく俺を抱いた。
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