本にまつわるエトセトラ

図書室は5月も休館です

ゴールデンウィーク明けたら、図書室は開館するはず！

そう思って図書室に行きましたら、5月末まで休館のお知らせの貼り紙が貼ってありました。まさかの休館宣言にがっくりしたものの、政府の意向に沿ったんだなとすぐさま納得しました。

3密を避けようと思うとどうしても、公共施設は慎重にならざるを得ません。ほぼ無償で利用することができる場所は、それほど多くないででしょう。学校も5月末まで休みなので、行き場を探して図書室にやって来る学生さんもいます。地域の方たちも来ますし、普段よりも利用者が多くなることが考えられます。

自分が図書室側の人間であれば、残念に思いながらも休館を選択するでしょう。

政府が大々的に自粛を促すまでは、図書室の司書さんもがんばって対応してくれていました。正直な話、司書さんの体調は大丈夫だろうかと心配になったぐらいです。5月中も休館となり、6月の開館に期待をしていますが、もしかしたら難しいのではという不安がよぎります。

図書室の休館続きに寂しい想いはありますが、困っているというほどではありません。ただ、読書数が減ってしまいました。特に絵本は購入ではなく借りて読んでいたので、がくっと読む冊数が減っています。家にはまだ読んでいない本があるので、そちらを優先して読みますが、やっぱり図書室で借りて読みたいです。

今日の午後、4月前から借りていた本を、ポストに返却してきました。図書室内は暗く、明かりもついていない様子を見てやっぱりがっくりきました。

図書室のあるコミュニティセンター内も、入館はできますが立ち入り禁止のバリケードがある場所も目につきます。静かでしんとしたコミュニティセンター、図書室に早く活気が戻ってきてほしい。

もしかしたら以前のように活気を取り戻すのは無理かもしれません。人が集まらないよう気を配りながらの利用となるでしょう。小さくても地域の人達のよりどころとなる場所です。開館のお知らせを楽しみに待っています。

ずっと読もうと思っていた『ホビット』の上下を読みました。映画を観てからの原作です。指輪物語よりは読みやすい印象でした。図書室の休館は寂しいですが、こうして読みたかった家にある本に手をつけられたことが嬉しいです。