本にまつわるエトセトラ

本屋さんは開いています

非常事態宣言が全国にまで広がりました。おかげで図書室は全館休業。期限はゴールデンウィーク明けるまで。さらにブックオフでも、立ち読みご遠慮願いますとのアナウンスが流れるようになりました。入り口にも張り紙がはってあります。

立ち読みする気で訪れたブックオフで思わず何度も張り紙を読み返しました。レジで本を購入する際は、マスクをしてほしいとのお願いも。行き場をなくした人たちが集まっていたブックオフですが閑散としていました。店内で何か面白い本はないかと物色していましたが、いつもより短い時間でお店を出た平日でした。4月18・19日は休業でしたね。

3密を防ぐための取り組みがあらゆる場所でされています。本屋は開いてはいるものの、ソファに座って読めないよう紐をかけてありました。私が立ち寄る本屋はまだ立ち読みを遠慮してほしいという張り紙ははられていません。これからの状況によりまた対応が変わってくるかもしれません。すべてを突然、禁止されるよりもじわじわと禁止される方が心の準備ができるんでしょうね。じわじわというのもイヤですが。

図書室に行かない分、本屋に行くことが増えました。ただ図書室のように本を借りることができないのがつらいところ。ほしいと思ったらどうしても購入しなければなりません。ブックオフでのように長時間、立ち読みをするのも大変です。ただいつもより念入りに本棚を見て回ったような気がします。

風野真知雄さん、最近、新刊をお見かけしないと思ったら、『隠密　味見方同心』シリーズの続編が出ていました。他にも数冊出されているようです。出版のスピードがはやく、複数シリーズも抱えている方です。しょっちゅう、新刊を見かけていたので、どうしたのだろうかと思っていましたが心配はいらなかったようです。

今度のシリーズは『潜入　味見方同心』です。魚之進の恋はその後どうなったのか、魚之進の今度の仕事だけでなく恋の進展も気になるシリーズです。このシリーズの面白いところは、本の中でいろいろな食べ物が紹介されていること。今度はどんな食べ物が出てくるのか楽しみです。多分、図書室が開館したら借りて読みます。