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ミコナとかぷせるあにまるず

フカ自身の本質が

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猫のルリアが部屋に入ったのを確認して、フカはドアをしっかりと閉めました。その上で、ミコナに向き直り、

「カリナが、ドアをちゃんと閉めてなかったかもってことだったからオレが確かめに来たんだ」

口にしました。それに対してミコナもホッとした様子で、

「よかったあ、ありがとう」

言いながら小走りで去って行きます。

「トイレえ~!」

の言葉に、

「ああ……」

フカも察しました。

「まったく。お人よしなやつだ」

ミコナがトイレを我慢してまで猫のルリアを怖がらせないようになんとかしようとしていたのを、そんな風に言いながらも、その顔はどこか笑顔でした。

彼女が気遣いというものをできる子に育ってくれてることにフカとしても嬉しさが隠せないのでしょう。ルリアの魂が分離したことで以前に比べると幼い感じになったフカですけど、逆に、それだからこそルリアの魂の影響が抜けて、フカ自身の本質が表に出てきているのかもしれませんね。

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感想 4

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