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ミコナとかぷせるあにまるず

相変わらずですね

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猫のルリアがカリナの膝に腰を落ち着けてしまったので、フカも、

「まあいい」

ふん! と鼻を鳴らしながら言いました。

「ごめんなさい」

カリナが詫びますが、それに対しては、

「別にいい。それよりは出てきてくれて良かったじゃないか」

と言ってくれます。結果的ではありますけど、フカが猫のルリアの緊張を解いてくれた形ですね。

「あ……」

それに気付いてカリナは、

「ありがとうございます」

猫のルリアを撫でながらお礼も口にしました。自分だけじゃなくこの子のことも気遣ってもらえたんだと思ったからです。

だけどそれについては、

「そういうのじゃねえから勘違いすんな……!」

フカはそっぽを向いてしまいました。そんな姿を見て、カリナは、

「うふふ」

笑顔になります。

『相変わらずですね』

そう思いつつ、この話はここまでにした方がいいと感じました。

これ以上触れるとそれこそフカが拗ねてしまいますから。

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