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ミコナとかぷせるあにまるず

この学校の主

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ところで、大叔母さんの魂が宿っていたことで<人生二周目>と言われるほどに老成した雰囲気を持っていたセイラはと言うと、

「分かりました。それではそのように」

さすがに十年以上も大叔母さんの記憶と一緒に暮らしてきたからかもうすっかりセイラ自身の人格と結びついてしまっているみたいで、ウル達のように幼い感じになってしまうこともありませんでした。

五年生になり、六年生どころか教師でさえ貫禄負けするセイラは、もはやこの学校の<ぬし>のような存在ですね。

「なにか?」

エティトが自分を見ていることに気付き、セイラが問い掛けてきます。

「いやいや、なんでも。セイラはすごいなあと思ってね」

笑顔でそう言うエティトに、

「そうですか? 私は自身の能力を役立てることを心掛けているだけに過ぎません」

やっぱり小学五年生とは思えない貫禄で応えたのでした。

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感想 4

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