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ミコナとかぷせるあにまるず

寝てるのが惜しくて

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「おはよう! ママ、パパ!」

「おはよう、ミコナ」

「おはよう」

朝、寝てるのが惜しくて、ミコナは自分で起きてきます。なんなら空が明るくなった頃には起きてくることがあります。彼女にとってこの世はとても楽しいことがいっぱいだからです。

しかも、ミコナのママであるルリアが<かぷせるあにまる>として帰ってきたとなれば、寝てなんていられません。

そんなミコナを追って、

「おはよう!」

「おはようさん」

「おはよう」

「よう」

「おはようございます」

ウル、ティーさん、オウ、フカ、ガーもリビングに。みんな一緒に寝てたんです。

「じゃあ、朝ごはんにしましょうか」

ルリアがそう言うと、

「は~い♡」

満面の笑顔で、ミコナ達も応えます。

そんな光景を、ハカセが目を細めて見ています。

こうしてミコナ達の一日が始まったのでした。

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