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ミコナ

その仕組み上、あまり好ましくないはず

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教師や保育士は、基本的には、預かっている子供達全員と平等に接するのが本来の在り方でしょう。特定の子供だけに注力して面倒を見ることは、その仕組み上、あまり好ましくないはずなんです。

確かに、学校に上がれば学習面で遅れ気味の子のフォローもある程度は必要にもなるかもしれませんけど、だからこそ、個別の<躾>までやっていられない。そんなことまでしていたら教師の負担が大きくなりすぎる。

だからこそ、最低限、<人としての在り方>については親が責任を持ってやるべきなんでしょう。ソリティの両親のようなケースは、本来、教師ではなく、教師とは別の専門職に任せるべきなんでしょうね。

親として本来するべきことができない親の方についても、カウンセリングも必要でしょうし。

生徒のフォローとその保護者のカウンセリングまで教師に全部やらせるなんて現実的じゃありませんよね。

それでなくても、テストの問題を作ったり、採点をしたり、宿題のチェックを、勤務時間外に自宅に持ち帰ってしてたりなんていうことがありました。

テストの問題を作ったり、採点をしたり、宿題のチェックをしたりというのは、教師の通常の業務の範囲ですよね。なのに、通常の勤務時間内では収まらず、自宅でプライベートの時間を削ってやらないといけないなんておかしくないですか?

ただでさえそういう、サービス残業的な勤務を強いられることもある教師に、本来は親がやるべきことまで押し付けるというのは、おかしくないですか?

ミコナが通う学校はそれをおかしいと考え、改善していこうとしています。保護者の多くも理解を示し、協力しようとしてくれています。

だけど残念ながら、今なお協力してくれない保護者がいるのも事実です。

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