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たからもの

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ーーーこ、これはっ…♡

アリステア様のお部屋のバスルームで『宝物』を見つけてしまった!


***


トパーズ侯爵邸にお泊まりをしに来たら、アリステア様はまだ忙しいみたいで、アリステア様のお部屋で待っている様に言われた。

何でも、ご自分の執務室でお仕事をなさっていて、それが長引いてるみたいなの。

うんうん…とっても頑張ってるねっ♡
アリステア様、一生懸命お仕事してて偉いなぁ♡
ジアはお仕事を頑張るアリステア様が大好きだよ♡


それにね!
アリステア様は少しだけジアに会いに来てくれて、眉を下げて『ごめんね…』とおでこにちゅーしてくれたんだよ!

忙しいのにわざわざ会いに来てくれた…うれしいっ…しゅきぃ…♡

私は『ジアの事は全然いいからっ、お仕事頑張ってね♡』と言って、ぎゅーって抱き締めた後、お口に長めのちゅーをして応援の気持ちを伝えたのっ♡

アリステア様は『ん…!』ってちょっとびっくりしてたけど、優しく目を細めるとすぐに応えてくれた。

べろべろちゅうちゅう…なっがいちゅーをしながら、スカートを捲られて、おぱんつの間に両手を入れてくれたの…♡

でね!
いーっぱい、焦らすみたいにお尻をもにゅもにゅ揉んでくれたの!

それから、おぱんつをお尻の谷間にくい込ませて紐おぱんつみたいにしてくれてから、グイッグイッて何回も強めに引き上げて、おまんこに挨拶してくれたの。

おぱんつがおまんこに擦れて、きもちいいんだよ♡

『あんっ♡』

『っ…ジア、良い子で待っててね』

『あーいっ♡…あんっ…ひゃんっ!』

アリステア様が最後に、ジアのお尻をぎゅうううって掴んで、次にぱぁああんっと両手で叩いた後、体をギュッとして頭を撫で撫でしてくれてからばいばいしたんだっ♡



ーーーで!

ジアはアリステア様のお部屋にいるんだけど…あのね、バスルームに入ったら、洗濯カゴの中に、アリステア様の使用済みシャツがっ…!
あっ…残念ながらおぱんつはないみたい。

でもっ……すうううっと、匂いを嗅ぐ。

はぁ…ぐふっ…ふふふっ…♡
へへぇ…アリステア様の匂いがたくさんついてる…♡

トパーズ侯爵邸のメイドさんが洗濯を忘れる訳ないから、お昼前にシャツを着替えたのかもしれない。

私はドキドキしながら、アリステア様のシャツを羽織った。

ふわっ…と、控えめに香るミントに…ちょっとだけ、甘い香り。
だけど一番は、アリステア様自身の匂いが、いい♡

ベッドの匂いとは、ちょっと違う匂い…♡
いい匂いだよぉ…♡
しゅきぃ…♡

当たり前だけど、ぶかぶかのシャツを着て、アリステア様の成長した男性らしさを感じた。
あっ、もちろん、三年前もジアより大きくてカッコ良かったよ…♡

あっ…♡
脇のところ…良い匂いが濃いよぉ…♡
すんすんするの、とまらないの…♡
これぇ…ほしい…♡
ジアのたからものにしたい…♡

でも、アリステア様は嫌がりそう…。
だから今のうちにいっぱいすんすんしないと!

アリステア様、怒るかなぁ。
お仕置き…されちゃうかなぁ…♡

そういえば…今日お尻をぱぁああんって叩いてくれた時…痛いのに気持ち良くって、とってもドキドキきゅんきゅんしたの♡
お仕置きするなら、お尻ぺんぺんして欲しいなぁ。

襟を引き寄せて、ゼロ距離ですうううううっ…と、一気に匂いを吸い込んだ。

「ひゃっ…♡」

ここも濃いぃ…♡
いい匂い…♡


ーーーこれぇ、おようふくをぬいではおったら、どうなっちゃうんだろぉ…♡


私はおぱんつ以外を全て脱ぐと、アリステア様のシャツをしっかりボタンをとめて着た。

ジアの素肌が、アリステア様の濃い匂いに包まれた。
さっきより生々しく感じるぅ…♡

やっぱりぶかぶか…!
これは彼シャツの醍醐味だよね!
ちょっとおっぱいが窮屈だけど…!

「はぁ…♡」

ジア、今、いけない事してる…!
へへへぇ…ぐふっ♡

今の状況に酔って、アリステア様の匂いにメロメロになっていた私は、自分の世界にどっぷり入ってしまっていた。


「……………ジアちゃん?何してるのかな…?」

「ひゃあぁっ!?」

耳元へ吐息と共に、少し掠れた色っぽい声が囁かれた!?

後ろを振り向くと…あ、ああ、ありすてあ、さまっ…!
み、見つかっちゃった…♡

「お、おかえりなしゃい…」

「もー…油断も隙もあったもんじゃない。ほら、それは洗濯しないといけないシャツだから脱いで?」

「やっ!こ、これは、ジアが見つけたのっ…!」

「や、じゃないでしょ?…全くっ…この前下着を三枚あげただろ…使用回数が多いやつを選んで……」

「やぁだっ…脱いだやつも欲しいのぉ…」

「…っ…もう」

アリステア様が照れたのか、恥ずかしいのかわかんないけど、眉をひそめて、頬を赤く染めた。

「だーめっ…衛生的に良くないでしょ?」

「……どうしても……めっ?」

「めっ」

ううっ…小さい子を優しく叱るみたいに、人差し指を顔の前に出されちゃった…。

ジアが悪いんだけど…ここまで呆れた様に言われるとちょっと『しゅん』としちゃう…。

「…………でも…」

「……?」

「っ…ジアがっ…僕の服を着ている姿はっ……その、なかなかクるものがあるねっ」

あれ…アリステア様の視線がおよいでる…?

あっ…♡
何かわかんないけど、アリステア様のおめめがワクワクキラキラしてるぅ…♡
かわいぃ…♡

「ジア……僕の古着、着てみない?」

真剣に言われちゃった!
なるほど…アリステア様はこういうのが好きなんだね!

使用済みシャツは貰えなかったけど、思わぬ収穫を得たのでした♡
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