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(※視点の入れ替わりが多いです。)
奏多君のために避妊具を用意したり、ピルを服用してしばらく経ったのだけど…未だに前戯止まり。
その…足を開いて、奏多君に良く見えるようにおまんこ丸見えにしたの。
そうしたら…ええと…奏多君…顔を真っ赤にして、鼻血まで出して倒れちゃったの。
うん…変なところで初うぶだよね…奏多君。
そこで私は気付いたのだ。
いつも私から始めて一方的に攻めてた…と。
私がでろでろに甘やかして、それがねちっこ過ぎるのか…奏多君は可愛くとろとろになり、疲れ果ててしまっていた。
“転生特典”のおかげでタフな私が、最後まで致す体力を奪っていた可能性がある。
それに加え…行為中私に追い詰めてられてメロメロ状態の奏多君はキャパオーバーを起こしやすい。
鼻血を出して、のぼせた様子になってしまう。
だけど本人としては、無理やりでも前に進み、すぐにセックスしたいみたい。
困ったなぁ…奏多君の希望は叶えてあげたいけど、何回も鼻血を出すのは心配でならない。
可愛いけど、出血はダメ。
奏多君は不満そうだったけど、病む気配は感じられず、私たちは平和で幸せな時間を過ごしていた。
そう…私は、可愛い奏多君にめちゃくちゃ油断していた。
***
ああ…どうしよう。
スーパーでじっくり夕飯の買い物をする“フリ”をしながら必死に考える。
何故、スーパーで頭をフル回転させているかは…隣でほの暗い笑みを浮かべている奏多君が原因だ。
「………姉さん、今日は冷蔵庫の残り物でいいよ?」
外向き優等生キャラを張り付けているが…目からハイライトが消えて虚ろだし、言葉や雰囲気から重い圧を感じる。
私にはわかる…完全にヤンデレスイッチが入っている。
「でも、お肉が安いし…どうしよう…奏多君が好きな中華にしようかな」
「……………………」
「どうしようかなぁ…青椒肉絲…いや、回鍋肉…?餃子…?あえての中華風ハンバーグとか…うーん…」
「……姉さんが作る料理なら全部オレの好物だよ」
「ホント?…嬉しい、ありがとう」
重くて可愛い発言に、嬉しそうに照れるリアクションを取ると、奏多君の頬が微かに染まる。
よしっ…少し猶予が出来た。
そう…特売品で奏多君のために一生懸命献立を考えているフリをして誤魔化し、今回のヤンデレモードをどう回避するか考えていた。
これは…策を練らないまま素直に従って帰ったら、玄関ドアを閉めた瞬間、奏多君のヤンデレが炸裂するだろう。
明日から連休だし…家に帰ったら、どうなってしまうかわからない。
ーーー原因はわかっている。
帰り道に偶然会った同級生の男子生徒と話していたからである。
お互い無視するのも…と思い、二言三言話しただけなのだが…その場面を帰宅中の奏多君に見られていた。
端から見れば、私と彼が途中まで一緒に帰っていたように見えるだろう。
奏多君の表情を見て『あ…まずい』と思い、私は時間を稼ぐため、特売日だった事を思い出した体ていでスーパーに買い物に来たのだ。
出来る事なら一人で来たかったけど…仕方ない。
不自然に見えないように奏多君へ声をかけ、さっさとその場を去ったのだけど…すぐに後から付いて来てしまったのだ。
考えが甘かった…そう、相手は巧みに言葉を操り、意識操作が上手い奏多君。
女子生徒たちに囲まれながら帰ってきた様子だったので『今なら一人で逃げられる…!』と判断を見誤った。
「牛乳も安いねー…あっ…お豆腐が三十円っ…買わなきゃ…!」
なるべく買い物を長引かせないといけない。
色んなものに目移りするフリをして、献立をなかなか決められない演技を続ける。
「…………………姉さん」
「なぁに?」
「……じゃあ今日は麻婆豆腐をチャーハンにかけて食べたい」
「っ…そうなの?じゃあ、そうしようか。ふふ…奏多君甘いもの好きだからみかんの牛乳寒天も作ろうね♡」
「!…んっ♡作って」
ああ…まずい。
まさかのリクエスト…買い物を強制終了されてしまった。
我慢の限界なんだね…そうなんだね…奏多君…。
でも牛乳寒天に対しての反応は可愛かった。
優等生の顔が少し剥がれていますよ、甘えん坊さん。
今すぐ胸に抱き締めて撫でてあげたい衝動にかられる。
…うん、多めに作ってあげよう。
レジでお会計が終わり、買い物バッグを奏多君に取られ、店を出たら手を握られた。
ん…いつもより手の力が強い。
私は“転生特典”で頑丈だから大丈夫だけど、普通の女の子だったら痛がっているレベルの力強さ。
もうっ…本当に独占欲が強くて仕方ないんだから。
私だって…奏多君が女の子たちに囲まれていた姿を見て、ちょっとヤキモチ焼いたんだからね…。
外向き優等生キャラを演じるためだとわかっているから、感情的になる事はない、け…ど………あっ。
ーーーなるほど…その手があったか。
…ふむ…奏多君に無理をさせてしまうけど、この手しか浮かばない。
やるしかない…ごめんね、奏多君…。
◆◆◆
どす黒い感情が溢れて、お姉ちゃんの事しか考えられなくなる。
お姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃん。
オレの、オレだけのお姉ちゃん。
それなのに…あの一緒に帰っていた男は誰?
何でオレ以外の男と二人きりになってるんだ?
何でオレ以外に笑いかけてたの?
お姉ちゃんはオレだけを見ていればいいんだ。
オレだけに感情を揺さぶられて、表情を変えていればいい。
オレだけと話していればいい。
他の男と二人きりで話さないで。
何でオレだけを見てくれないのか、お姉ちゃんにちゃんと聞かないと。
あの男は何なのか、どうしてあんな事したのか…たくさん…話さないと、ね。
バタンッと玄関扉を閉め、鍵をしっかりかけると、荷物を適当に投げ出した。
そして…お姉ちゃんを壁に押し付けて、至近距離で顔を覗き込む。
お姉ちゃんは突然のオレの行動に少し驚いたみたいだが、すぐにいつもの表情になった。
はぁ…お姉ちゃん…今日もかわいい…。
好き、好き好き好きすきすきすきすきすきすき。
優しい、包容力を感じる愛しそうな表情。
オレの全てを受け入れて、でろでろに甘やかしてくれるいつものお姉ちゃん…♡
だけど…そんなお姉ちゃんを見ても、今のオレは止まらなかった。
お姉ちゃんはオレのために夕飯の買い物をしてくれていたが…もう我慢の限界だった。
「ねぇ…お姉ちゃ、んむっ!?」
「んっ、ちゅっ、じゅっ、ぢゅうっ、ぢゅうううっ」
え……お、ねえ、ちゃん…?
く、口のなか、がっ…す、吸い付くされるぅ…。
「んんーっ!?ん、んっ……ん…♡」
あ、あれ…これはどういう状況だ…?
問いただそうとした瞬間、お姉ちゃんにいきなりキスをされて抱き締められていた。
あ…だめだ…思考が、出来な…い…と、とける…。
「じゅっ…じゅっ…んっ…ねぇ、かなたくん…」
「っ…ん…はぁ…はぁ…な、なぁに…♡」
「奏多君…奏多君と一緒に帰ってた女の子たちは一体何なのかなぁ?」
「……え…?」
「奏多君は私の奏多君なんだから、そんな事しちゃダメでしょ?」
「っ…あ…」
一瞬…耳を疑った。
いつも通り優しいけど…有無を言わせない圧を感じた。
熱烈なキスに酸欠を起こし、ぼんやりした頭でお姉ちゃんを見詰めた。
妖艶な微笑みを浮かべているけど…このピリピリした雰囲気…間違えなく怒っている。
確かに…同級生の女どもに纏わり付かれ、迷惑して帰って……いや、大事なのはそこではない。
ーーー!!!
お姉ちゃんが…あの落ち着いたお姉ちゃんがっ…!
オレの事で、嫉妬してくれているっ…!!
そ、そうだよね…お姉ちゃん…♡
オレはお姉ちゃんのものなのに、そんな事しちゃダメだったよね…♡
ああ…お姉ちゃん…そんなにオレの事を…嬉しい……嬉しくて、興奮で全身がぞくぞくする。
ヤバい…下半身が急激に熱を持ち始めた。
はああ…最高…♡
お姉ちゃん…大好き…♡
「うん…♡ごめん、なさい…♡」
「もお…ホントに反省してるのぉ?」
「し、してるっ…してるよぉ…お姉ちゃん…♡」
「可愛くてもだーめ」
オレの唇を優しく指でなぞると、お姉ちゃんは耳元で囁いた。
「今からお風呂でお仕置きだよ…♡」
甘い声は媚薬みたいにオレを熱くさせて、弱い電撃のような快感が身体中にはしる。
下半身はもう溢れる寸前……体の、体の力が抜ける…。
ああ…お姉ちゃんからお仕置きしてもらえる。
お姉ちゃんのお仕置き…嬉しい…♡
考えただけで気持ち良くなってしまう。
「明日お休みだし、ご飯は遅くなってもいいよね?」
「うん…だいじょうぶ…♡」
お姉ちゃんは買い物バッグを持つと台所に向かい、冷蔵庫に収納する音がした後にすぐ戻ってきた。
そして、ヘロヘロになったオレを横抱きにして風呂場に直行した。
「もうお漏らししてる…おちんちんとろとろだね♡」
「あ…う……ごめんな、しゃ、い…♡」
服を脱がされて浴槽の縁に座らされ、完全に立ち上がったペニスを凝視された。
つん、つん…と人差し指でつつかれ、お姉ちゃんに優しいいじわるをされる。
お姉ちゃんのマシュマロおっぱいが膝に当たって気持ちいい…。
ふわふわ…今日も白くて可愛い大きなおっぱい。
うすピンクの乳首も今日もえろくてとても美味しそう。
う…埋もれて、しゃぶりたい…。
でもダメ…オレはこれから、お姉ちゃんにお仕置きしてもらうんだ…♡
「いいんだよ…いっぱい気持ち良くなろうね♡」
「お、お仕置き…しないの…?」
「ううん?するよ♡奏多君へのお仕置きは、ね?奏多君がとろとろになっちゃっても、最後まで無理やり襲っちゃいます♡」
「え…そ、それって…!」
お姉ちゃんがえっちな顔で…可愛い…えろい。
可愛くてえろいなんて反則だ。
ああ、もう…どうしよう…また鼻血が出ちゃいそう…。
***
明日休みだからと、朝に掃除をしてタイマーセットしておいて良かった。
自動のお湯はり…なんて便利なんだろう。
すぐに奏多君とお風呂に入れるからね。
「あっ、あっ…あ"あ"っ…ら、らめっ♡らめなのぉ♡」
「ひゃ、あっ…♡はぁ…はぁ…んっ♡」
「お、ね、ちゃ…♡もっ、オレ…あっ、ん"ん"っ…あああ"あ"っ♡」
「き、もち、ね…♡かなた、くん…♡あっ、やっ…ひゃんっ…♡」
ばちゃばちゃと音を立てながら、奏多君のお膝に乗って夢中で腰をふる。
…しちゃった…奏多君とセックスしちゃった…♡
処女だから絶対痛いだろうなぁ…と思ったんだけど、ほぐしたらスルッと入っちゃって、これが凄い気持ちいいの。
これも“転生特典”のおかげなのかな…?
奏多君…かわいい。
潰すように抱き締めて、キスをしまくって攻め続けていたらこんなにとろとろへろへろになっちゃって…♡
私の中で何回もイッちゃって…もうおまんこには精液がいっぱい…♡
顔を紅潮させて表情をだらしなく蕩けさせ、目の焦点があってなく、意識も朦朧として、理性がいい感じに飛んでいる。
もう…余計な事は考えられないはず。
興奮し過ぎて鼻血も出しちゃって、本当はとっても心配だけど…ヤンデレモードを回避するためにはお仕置きと称して攻めまくるしかない。
そう…このヤンデレモードの原因は嫉妬。
だったら、こっちも“嫉妬”をしてカウンターをして押し潰してしまおう…!と思ったのだ。
「あ…ああ♡…ひうっ!?っ~~~ああ"あ"っ♡」
「ああんっ♡んんっ…いま、の♡よ、かったね♡」
奏多君の可愛いおちんちんをギリギリまで引き抜き…一気にスパンッと腰を下げたら、また中で弾けちゃったね…♡
「おねぇっ…あっ♡んっ♡ちゃん♡お、おっ、おっぱい…」
「ん…なぁ、に…♡おっぱい、ほちぃの?♡」
「う、うんっ…んあっ、ほしい、ほちぃのぉっ…♡」
今日はまだ、おっぱいを吸わせながらおちんちんシコシコしてないから欲しいのかな…?
奏多君の可愛いおちんちんは触る前から完全に立ち上がっていたから、自分のおまんこほぐしてすぐに入れちゃったんだよね。
かわいい。
「あ、あとっ…きょ、う、まだ、いいこ、いいこされて、ないっ…♡」
「んっ♡おまんこで、よしよしっ、あっ♡し、してるよ…?♡」
「や、やだぁ♡あっあっ…んん"っ♡お、ねえ、ちゃん…あたま、いいこ、いいこして…♡」
どうやら、頭撫で撫でとおっぱいちゅうちゅうはセットらしい。
「わかったぁ♡お仕置き…あんっ♡頑張って、偉かったね…♡んっ、あっ…♡いっぱい、いいこいいこ、しようね♡」
もう大丈夫だろう…と、私はお仕置きは終わりにして、奏多君甘やかしモードにチェンジした。
◆◆◆
お姉ちゃんと…凄い事をしてしまった…。
ああ…まだ夢を見ているみたいだ…。
お姉ちゃんの中…あれが、お姉ちゃんのおまんこ…♡
ぽーっとして、ずっとふわふわしている。
「奏多君、あーん…♡」
「あ、あーん…」
「美味しい?」
「うんっ、美味しい。お姉ちゃんの作るものは全部っ」
「嬉しい…一生作ってあげるからね♡」
「うん…♡」
風呂場でご褒美のようなお仕置きをされた後、いつも通りでろでろに甘やかしてもらっていたら…オレは完全に逆上せてしまった。
その後…いつものようにお姉ちゃんに介抱されて、今はお姉ちゃんの作ったみかんの牛乳寒天を食べさせてもらっている…。
嬉しい…ホントに嬉しいんだけど…!
オレ…めちゃくちゃ変な事言ってた…!
は、恥ずかしいっ…!!
あまりにも幸せで気持ち良かったとはいえ、あんなに馬鹿になるなんてっ…いや、いいんだ…お姉ちゃんが嬉しいならオレも嬉しい…。
でも…まさかお姉ちゃんの嫉妬…独占欲があんなに激しいなんて…はぁ…まるで天にも登る気分だ。
後から例の男も、偶然会って軽く挨拶しただけだと聞いたし。
お姉ちゃんのあの行動を考えると、本当に何にもないんだと思う。
良かった…お姉ちゃんの事は信じてるけど、何かあったら“わかって”貰わないといけない。
…あの男も排除しなくてはいけなかった。
ちっ…こいつはお姉ちゃんの可愛い笑みを見たし、排除したかったが…今回は仕方ない。
お姉ちゃんに『自分の事を棚に上げて』と怒られてしまう…怒ったお姉ちゃんも大好きだけど、お姉ちゃんに対してあまりにも不誠実だから我慢する。
それから…あのオレに付いてきたうざったい女たちは排除しないと…オレの大事なお姉ちゃんを不快な思いにさせたうえ…お姉ちゃんが去った後に戯れ言をほざいていた。
……社会的に殺すか。
「奏多君?もう食べたくない?」
「え、あっ…ううんっ!もっとちょうだい!」
「ふふ…はい、あーん♡」
「ん、美味しい…♡」
「良かった…でも、ごめんね?無理させてへろへろにさせちゃったからご飯食べられなくて…」
「大丈夫だよ、お姉ちゃん♡」
お姉ちゃんがオレにしてくる事は、全部嬉しいから。
奏多君のために避妊具を用意したり、ピルを服用してしばらく経ったのだけど…未だに前戯止まり。
その…足を開いて、奏多君に良く見えるようにおまんこ丸見えにしたの。
そうしたら…ええと…奏多君…顔を真っ赤にして、鼻血まで出して倒れちゃったの。
うん…変なところで初うぶだよね…奏多君。
そこで私は気付いたのだ。
いつも私から始めて一方的に攻めてた…と。
私がでろでろに甘やかして、それがねちっこ過ぎるのか…奏多君は可愛くとろとろになり、疲れ果ててしまっていた。
“転生特典”のおかげでタフな私が、最後まで致す体力を奪っていた可能性がある。
それに加え…行為中私に追い詰めてられてメロメロ状態の奏多君はキャパオーバーを起こしやすい。
鼻血を出して、のぼせた様子になってしまう。
だけど本人としては、無理やりでも前に進み、すぐにセックスしたいみたい。
困ったなぁ…奏多君の希望は叶えてあげたいけど、何回も鼻血を出すのは心配でならない。
可愛いけど、出血はダメ。
奏多君は不満そうだったけど、病む気配は感じられず、私たちは平和で幸せな時間を過ごしていた。
そう…私は、可愛い奏多君にめちゃくちゃ油断していた。
***
ああ…どうしよう。
スーパーでじっくり夕飯の買い物をする“フリ”をしながら必死に考える。
何故、スーパーで頭をフル回転させているかは…隣でほの暗い笑みを浮かべている奏多君が原因だ。
「………姉さん、今日は冷蔵庫の残り物でいいよ?」
外向き優等生キャラを張り付けているが…目からハイライトが消えて虚ろだし、言葉や雰囲気から重い圧を感じる。
私にはわかる…完全にヤンデレスイッチが入っている。
「でも、お肉が安いし…どうしよう…奏多君が好きな中華にしようかな」
「……………………」
「どうしようかなぁ…青椒肉絲…いや、回鍋肉…?餃子…?あえての中華風ハンバーグとか…うーん…」
「……姉さんが作る料理なら全部オレの好物だよ」
「ホント?…嬉しい、ありがとう」
重くて可愛い発言に、嬉しそうに照れるリアクションを取ると、奏多君の頬が微かに染まる。
よしっ…少し猶予が出来た。
そう…特売品で奏多君のために一生懸命献立を考えているフリをして誤魔化し、今回のヤンデレモードをどう回避するか考えていた。
これは…策を練らないまま素直に従って帰ったら、玄関ドアを閉めた瞬間、奏多君のヤンデレが炸裂するだろう。
明日から連休だし…家に帰ったら、どうなってしまうかわからない。
ーーー原因はわかっている。
帰り道に偶然会った同級生の男子生徒と話していたからである。
お互い無視するのも…と思い、二言三言話しただけなのだが…その場面を帰宅中の奏多君に見られていた。
端から見れば、私と彼が途中まで一緒に帰っていたように見えるだろう。
奏多君の表情を見て『あ…まずい』と思い、私は時間を稼ぐため、特売日だった事を思い出した体ていでスーパーに買い物に来たのだ。
出来る事なら一人で来たかったけど…仕方ない。
不自然に見えないように奏多君へ声をかけ、さっさとその場を去ったのだけど…すぐに後から付いて来てしまったのだ。
考えが甘かった…そう、相手は巧みに言葉を操り、意識操作が上手い奏多君。
女子生徒たちに囲まれながら帰ってきた様子だったので『今なら一人で逃げられる…!』と判断を見誤った。
「牛乳も安いねー…あっ…お豆腐が三十円っ…買わなきゃ…!」
なるべく買い物を長引かせないといけない。
色んなものに目移りするフリをして、献立をなかなか決められない演技を続ける。
「…………………姉さん」
「なぁに?」
「……じゃあ今日は麻婆豆腐をチャーハンにかけて食べたい」
「っ…そうなの?じゃあ、そうしようか。ふふ…奏多君甘いもの好きだからみかんの牛乳寒天も作ろうね♡」
「!…んっ♡作って」
ああ…まずい。
まさかのリクエスト…買い物を強制終了されてしまった。
我慢の限界なんだね…そうなんだね…奏多君…。
でも牛乳寒天に対しての反応は可愛かった。
優等生の顔が少し剥がれていますよ、甘えん坊さん。
今すぐ胸に抱き締めて撫でてあげたい衝動にかられる。
…うん、多めに作ってあげよう。
レジでお会計が終わり、買い物バッグを奏多君に取られ、店を出たら手を握られた。
ん…いつもより手の力が強い。
私は“転生特典”で頑丈だから大丈夫だけど、普通の女の子だったら痛がっているレベルの力強さ。
もうっ…本当に独占欲が強くて仕方ないんだから。
私だって…奏多君が女の子たちに囲まれていた姿を見て、ちょっとヤキモチ焼いたんだからね…。
外向き優等生キャラを演じるためだとわかっているから、感情的になる事はない、け…ど………あっ。
ーーーなるほど…その手があったか。
…ふむ…奏多君に無理をさせてしまうけど、この手しか浮かばない。
やるしかない…ごめんね、奏多君…。
◆◆◆
どす黒い感情が溢れて、お姉ちゃんの事しか考えられなくなる。
お姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃん。
オレの、オレだけのお姉ちゃん。
それなのに…あの一緒に帰っていた男は誰?
何でオレ以外の男と二人きりになってるんだ?
何でオレ以外に笑いかけてたの?
お姉ちゃんはオレだけを見ていればいいんだ。
オレだけに感情を揺さぶられて、表情を変えていればいい。
オレだけと話していればいい。
他の男と二人きりで話さないで。
何でオレだけを見てくれないのか、お姉ちゃんにちゃんと聞かないと。
あの男は何なのか、どうしてあんな事したのか…たくさん…話さないと、ね。
バタンッと玄関扉を閉め、鍵をしっかりかけると、荷物を適当に投げ出した。
そして…お姉ちゃんを壁に押し付けて、至近距離で顔を覗き込む。
お姉ちゃんは突然のオレの行動に少し驚いたみたいだが、すぐにいつもの表情になった。
はぁ…お姉ちゃん…今日もかわいい…。
好き、好き好き好きすきすきすきすきすきすき。
優しい、包容力を感じる愛しそうな表情。
オレの全てを受け入れて、でろでろに甘やかしてくれるいつものお姉ちゃん…♡
だけど…そんなお姉ちゃんを見ても、今のオレは止まらなかった。
お姉ちゃんはオレのために夕飯の買い物をしてくれていたが…もう我慢の限界だった。
「ねぇ…お姉ちゃ、んむっ!?」
「んっ、ちゅっ、じゅっ、ぢゅうっ、ぢゅうううっ」
え……お、ねえ、ちゃん…?
く、口のなか、がっ…す、吸い付くされるぅ…。
「んんーっ!?ん、んっ……ん…♡」
あ、あれ…これはどういう状況だ…?
問いただそうとした瞬間、お姉ちゃんにいきなりキスをされて抱き締められていた。
あ…だめだ…思考が、出来な…い…と、とける…。
「じゅっ…じゅっ…んっ…ねぇ、かなたくん…」
「っ…ん…はぁ…はぁ…な、なぁに…♡」
「奏多君…奏多君と一緒に帰ってた女の子たちは一体何なのかなぁ?」
「……え…?」
「奏多君は私の奏多君なんだから、そんな事しちゃダメでしょ?」
「っ…あ…」
一瞬…耳を疑った。
いつも通り優しいけど…有無を言わせない圧を感じた。
熱烈なキスに酸欠を起こし、ぼんやりした頭でお姉ちゃんを見詰めた。
妖艶な微笑みを浮かべているけど…このピリピリした雰囲気…間違えなく怒っている。
確かに…同級生の女どもに纏わり付かれ、迷惑して帰って……いや、大事なのはそこではない。
ーーー!!!
お姉ちゃんが…あの落ち着いたお姉ちゃんがっ…!
オレの事で、嫉妬してくれているっ…!!
そ、そうだよね…お姉ちゃん…♡
オレはお姉ちゃんのものなのに、そんな事しちゃダメだったよね…♡
ああ…お姉ちゃん…そんなにオレの事を…嬉しい……嬉しくて、興奮で全身がぞくぞくする。
ヤバい…下半身が急激に熱を持ち始めた。
はああ…最高…♡
お姉ちゃん…大好き…♡
「うん…♡ごめん、なさい…♡」
「もお…ホントに反省してるのぉ?」
「し、してるっ…してるよぉ…お姉ちゃん…♡」
「可愛くてもだーめ」
オレの唇を優しく指でなぞると、お姉ちゃんは耳元で囁いた。
「今からお風呂でお仕置きだよ…♡」
甘い声は媚薬みたいにオレを熱くさせて、弱い電撃のような快感が身体中にはしる。
下半身はもう溢れる寸前……体の、体の力が抜ける…。
ああ…お姉ちゃんからお仕置きしてもらえる。
お姉ちゃんのお仕置き…嬉しい…♡
考えただけで気持ち良くなってしまう。
「明日お休みだし、ご飯は遅くなってもいいよね?」
「うん…だいじょうぶ…♡」
お姉ちゃんは買い物バッグを持つと台所に向かい、冷蔵庫に収納する音がした後にすぐ戻ってきた。
そして、ヘロヘロになったオレを横抱きにして風呂場に直行した。
「もうお漏らししてる…おちんちんとろとろだね♡」
「あ…う……ごめんな、しゃ、い…♡」
服を脱がされて浴槽の縁に座らされ、完全に立ち上がったペニスを凝視された。
つん、つん…と人差し指でつつかれ、お姉ちゃんに優しいいじわるをされる。
お姉ちゃんのマシュマロおっぱいが膝に当たって気持ちいい…。
ふわふわ…今日も白くて可愛い大きなおっぱい。
うすピンクの乳首も今日もえろくてとても美味しそう。
う…埋もれて、しゃぶりたい…。
でもダメ…オレはこれから、お姉ちゃんにお仕置きしてもらうんだ…♡
「いいんだよ…いっぱい気持ち良くなろうね♡」
「お、お仕置き…しないの…?」
「ううん?するよ♡奏多君へのお仕置きは、ね?奏多君がとろとろになっちゃっても、最後まで無理やり襲っちゃいます♡」
「え…そ、それって…!」
お姉ちゃんがえっちな顔で…可愛い…えろい。
可愛くてえろいなんて反則だ。
ああ、もう…どうしよう…また鼻血が出ちゃいそう…。
***
明日休みだからと、朝に掃除をしてタイマーセットしておいて良かった。
自動のお湯はり…なんて便利なんだろう。
すぐに奏多君とお風呂に入れるからね。
「あっ、あっ…あ"あ"っ…ら、らめっ♡らめなのぉ♡」
「ひゃ、あっ…♡はぁ…はぁ…んっ♡」
「お、ね、ちゃ…♡もっ、オレ…あっ、ん"ん"っ…あああ"あ"っ♡」
「き、もち、ね…♡かなた、くん…♡あっ、やっ…ひゃんっ…♡」
ばちゃばちゃと音を立てながら、奏多君のお膝に乗って夢中で腰をふる。
…しちゃった…奏多君とセックスしちゃった…♡
処女だから絶対痛いだろうなぁ…と思ったんだけど、ほぐしたらスルッと入っちゃって、これが凄い気持ちいいの。
これも“転生特典”のおかげなのかな…?
奏多君…かわいい。
潰すように抱き締めて、キスをしまくって攻め続けていたらこんなにとろとろへろへろになっちゃって…♡
私の中で何回もイッちゃって…もうおまんこには精液がいっぱい…♡
顔を紅潮させて表情をだらしなく蕩けさせ、目の焦点があってなく、意識も朦朧として、理性がいい感じに飛んでいる。
もう…余計な事は考えられないはず。
興奮し過ぎて鼻血も出しちゃって、本当はとっても心配だけど…ヤンデレモードを回避するためにはお仕置きと称して攻めまくるしかない。
そう…このヤンデレモードの原因は嫉妬。
だったら、こっちも“嫉妬”をしてカウンターをして押し潰してしまおう…!と思ったのだ。
「あ…ああ♡…ひうっ!?っ~~~ああ"あ"っ♡」
「ああんっ♡んんっ…いま、の♡よ、かったね♡」
奏多君の可愛いおちんちんをギリギリまで引き抜き…一気にスパンッと腰を下げたら、また中で弾けちゃったね…♡
「おねぇっ…あっ♡んっ♡ちゃん♡お、おっ、おっぱい…」
「ん…なぁ、に…♡おっぱい、ほちぃの?♡」
「う、うんっ…んあっ、ほしい、ほちぃのぉっ…♡」
今日はまだ、おっぱいを吸わせながらおちんちんシコシコしてないから欲しいのかな…?
奏多君の可愛いおちんちんは触る前から完全に立ち上がっていたから、自分のおまんこほぐしてすぐに入れちゃったんだよね。
かわいい。
「あ、あとっ…きょ、う、まだ、いいこ、いいこされて、ないっ…♡」
「んっ♡おまんこで、よしよしっ、あっ♡し、してるよ…?♡」
「や、やだぁ♡あっあっ…んん"っ♡お、ねえ、ちゃん…あたま、いいこ、いいこして…♡」
どうやら、頭撫で撫でとおっぱいちゅうちゅうはセットらしい。
「わかったぁ♡お仕置き…あんっ♡頑張って、偉かったね…♡んっ、あっ…♡いっぱい、いいこいいこ、しようね♡」
もう大丈夫だろう…と、私はお仕置きは終わりにして、奏多君甘やかしモードにチェンジした。
◆◆◆
お姉ちゃんと…凄い事をしてしまった…。
ああ…まだ夢を見ているみたいだ…。
お姉ちゃんの中…あれが、お姉ちゃんのおまんこ…♡
ぽーっとして、ずっとふわふわしている。
「奏多君、あーん…♡」
「あ、あーん…」
「美味しい?」
「うんっ、美味しい。お姉ちゃんの作るものは全部っ」
「嬉しい…一生作ってあげるからね♡」
「うん…♡」
風呂場でご褒美のようなお仕置きをされた後、いつも通りでろでろに甘やかしてもらっていたら…オレは完全に逆上せてしまった。
その後…いつものようにお姉ちゃんに介抱されて、今はお姉ちゃんの作ったみかんの牛乳寒天を食べさせてもらっている…。
嬉しい…ホントに嬉しいんだけど…!
オレ…めちゃくちゃ変な事言ってた…!
は、恥ずかしいっ…!!
あまりにも幸せで気持ち良かったとはいえ、あんなに馬鹿になるなんてっ…いや、いいんだ…お姉ちゃんが嬉しいならオレも嬉しい…。
でも…まさかお姉ちゃんの嫉妬…独占欲があんなに激しいなんて…はぁ…まるで天にも登る気分だ。
後から例の男も、偶然会って軽く挨拶しただけだと聞いたし。
お姉ちゃんのあの行動を考えると、本当に何にもないんだと思う。
良かった…お姉ちゃんの事は信じてるけど、何かあったら“わかって”貰わないといけない。
…あの男も排除しなくてはいけなかった。
ちっ…こいつはお姉ちゃんの可愛い笑みを見たし、排除したかったが…今回は仕方ない。
お姉ちゃんに『自分の事を棚に上げて』と怒られてしまう…怒ったお姉ちゃんも大好きだけど、お姉ちゃんに対してあまりにも不誠実だから我慢する。
それから…あのオレに付いてきたうざったい女たちは排除しないと…オレの大事なお姉ちゃんを不快な思いにさせたうえ…お姉ちゃんが去った後に戯れ言をほざいていた。
……社会的に殺すか。
「奏多君?もう食べたくない?」
「え、あっ…ううんっ!もっとちょうだい!」
「ふふ…はい、あーん♡」
「ん、美味しい…♡」
「良かった…でも、ごめんね?無理させてへろへろにさせちゃったからご飯食べられなくて…」
「大丈夫だよ、お姉ちゃん♡」
お姉ちゃんがオレにしてくる事は、全部嬉しいから。
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