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番外編
初夜(4) ※R18です
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胸元まで唇が降りてくると、胸元の水色のリボンの所でエドアルドの視線が止まる。
「私の、色だな」
途端に、クラリーチェの頬が真っ赤に染まる。
クラリーチェがこの夜着を見た瞬間に、その部分に目が行ったからだ。
「まっさらな花嫁が纏う純白に、胸元だけは私の瞳の色………。本当に、堪らないな」
そう呟くと、エドアルドは唇でそのリボンの端を咥えて、ひっぱった。
しゅるり、という微かな音がして、水色のリボンは解ける。
「あ………っ」
クラリーチェは仰向けに横たわっていたため、リボンが解けたことで、夜着は重力に従って左右にはだけた。
エドアルドの眼前に、クラリーチェの素肌が晒される。
リディア達によって磨き上げられた、きめ細かい柔肌を目の当たりにしたエドアルドが、ごくりと喉を鳴らした。
「あの………は、恥ずかしいので………あまり見つめないで………っ」
胸の双丘にエドアルドの視線を感じて、クラリーチェは必死の思いで懇願すると、何故かエドアルドは歯を食いしばった。
「その、あまり私を煽らないでほしい…………。今、ぎりぎり理性を保っている状態なのに………」
苦しそうな、呻きにも似た声でそう告げた。
「あおる………?」
言われた意味が分からずに、はだけてしまった胸を両手で覆い隠しながら小首を傾げると、エドアルドは今度こそ苦しげに、顔を歪めた。
「………なるべく、優しくゆっくりと幸せを噛み締めたいのに………ああ、クソっ!」
国王らしからぬ言葉遣いが聞こえたあと、エドアルドの大きな体がクラリーチェに覆い被さってきた。
胸元にエドアルドの唇が触れるのと同時に、反対側の胸の膨らみを、エドアルドの大きな手のひらが覆った。
剣を握る者特有の、節くれだった大きな掌の温もりと力強さに、クラリーチェは思わず背中を仰け反らせる。
「あぁ………クラリーチェ………何て美しい、私の女神………」
「ふぁ………あ…………っ」
胸の尖端を強く吸われ、犬歯で甘噛されると、甘く切ない刺激がクラリーチェを襲ってきて思わず甘い吐息が漏れてしまう。
未知の快感が、クラリーチェの体を支配していた。
刺激を与えられる度に、ぴくんぴくんと体が跳ね上がり、それと同時にお腹の一番奥の部分が甘く疼いて足の付け根の間から何かがとろりと溢れ出すのを感じた。
「エドアルド、さまぁ………っ」
心地よい刺激に、痛いわけでも、悲しいわけでもないのに、自然に目からは涙が零れ落ちていく。
訳がわからないままに、クラリーチェは必死になって、エドアルドの名を呼んだ。
「私の、色だな」
途端に、クラリーチェの頬が真っ赤に染まる。
クラリーチェがこの夜着を見た瞬間に、その部分に目が行ったからだ。
「まっさらな花嫁が纏う純白に、胸元だけは私の瞳の色………。本当に、堪らないな」
そう呟くと、エドアルドは唇でそのリボンの端を咥えて、ひっぱった。
しゅるり、という微かな音がして、水色のリボンは解ける。
「あ………っ」
クラリーチェは仰向けに横たわっていたため、リボンが解けたことで、夜着は重力に従って左右にはだけた。
エドアルドの眼前に、クラリーチェの素肌が晒される。
リディア達によって磨き上げられた、きめ細かい柔肌を目の当たりにしたエドアルドが、ごくりと喉を鳴らした。
「あの………は、恥ずかしいので………あまり見つめないで………っ」
胸の双丘にエドアルドの視線を感じて、クラリーチェは必死の思いで懇願すると、何故かエドアルドは歯を食いしばった。
「その、あまり私を煽らないでほしい…………。今、ぎりぎり理性を保っている状態なのに………」
苦しそうな、呻きにも似た声でそう告げた。
「あおる………?」
言われた意味が分からずに、はだけてしまった胸を両手で覆い隠しながら小首を傾げると、エドアルドは今度こそ苦しげに、顔を歪めた。
「………なるべく、優しくゆっくりと幸せを噛み締めたいのに………ああ、クソっ!」
国王らしからぬ言葉遣いが聞こえたあと、エドアルドの大きな体がクラリーチェに覆い被さってきた。
胸元にエドアルドの唇が触れるのと同時に、反対側の胸の膨らみを、エドアルドの大きな手のひらが覆った。
剣を握る者特有の、節くれだった大きな掌の温もりと力強さに、クラリーチェは思わず背中を仰け反らせる。
「あぁ………クラリーチェ………何て美しい、私の女神………」
「ふぁ………あ…………っ」
胸の尖端を強く吸われ、犬歯で甘噛されると、甘く切ない刺激がクラリーチェを襲ってきて思わず甘い吐息が漏れてしまう。
未知の快感が、クラリーチェの体を支配していた。
刺激を与えられる度に、ぴくんぴくんと体が跳ね上がり、それと同時にお腹の一番奥の部分が甘く疼いて足の付け根の間から何かがとろりと溢れ出すのを感じた。
「エドアルド、さまぁ………っ」
心地よい刺激に、痛いわけでも、悲しいわけでもないのに、自然に目からは涙が零れ落ちていく。
訳がわからないままに、クラリーチェは必死になって、エドアルドの名を呼んだ。
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