半魔王子と半霊騎士
人族、精霊族、魔族、獣人族が住む世界アンダリウム。
4人種の争いに終止符を打った英雄クセンチュアナが死んでから100年。
表向き争いのなくなった世界ではあったが未だに種族差別の残る人族の国で魔族の父と人間の母を持つエルフィスは両親と共に人目を避けて森の奥で生活していた。
だが3歳になったある日何者かの襲撃を受け、両親を喪ってしまう。
奴隷商に売られるも半魔である事を理由に虐げられ、8歳で異教徒に悪魔へ捧げる贄として買われた時には既に瀕死の重傷を負っていたエルフィスを救ったのは母の兄であるという人物。
その日からエルフィスの生活はがらりと変わった。
子煩悩な父、厳しくも愛情深い母、騒がしくエルフィスにまとわりつく兄達。これまで両親以外の優しい人間を知らなかったエルフィスは大いに戸惑い、心を閉ざしていた。
そんな彼を初めて襲った魔力の暴走。それを鎮めたのは精霊族と人間のハーフである半霊の少年でーー。
同い年の少年半霊のイオニアと関わる内、やがて新しい家族からの愛情をゆっくりと受け止められるようになった彼は思う。
「この世にうざくない兄がいるの……?」
「エルフィス様の兄上方が特殊なだけかと」
「お兄ちゃんめっちゃショックなんだけど!?」
鬱陶しい愛情を注ぐ兄達と半霊で寡黙な護衛の見習い騎士、新たな友人達。半魔のエルフィスを虐げ差別する人達。
森の家ではわからなかった広い世界の中、戸惑いながら前に進む半魔の少年の物語。
※表紙はAI作成です。
4人種の争いに終止符を打った英雄クセンチュアナが死んでから100年。
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