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第一章 異世界に来ちゃった
side ローゼン・ルシアム
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何度も絶頂させられ、絡めた舌から唾液を嚥下させられた朴がくたりとローゼンの首筋に顔を埋めた瞬間、彼は己がはっきりと欲情してしまっている事に気付いた。
眦を濡らす涙。上気した頬。慎ましやかな胸の粒が体温の上昇に伴って薄ピンクから濃いピンクになり存在を主張している。そして先程まで自分が握っていた陰茎は彼の出した体液でドロドロに汚れているけれど、誰かに使ったことがあるのか疑わしいほど綺麗な物で、ここを口に咥え込んで鳴かせてやりたいと本能が猛った。
今は見えない秘められた場所に己の欲を突き入れて思うままに貪ったら彼はどんな声をあげてくれるのだろう。先程も浮かんだ邪な考えがまた頭を過ぎる。
あれだけ自分を律する事に長けた己ですら、彼の意識がなくなった途端自制できずにこうまで欲情してしまうのだ。ディカイアスは神子とは確定していない、と言っていたけれど、人を魅了してしまう魔族のような特性を持っていたと言われる救いの神子は彼のようではなかったのか。今も眠る彼からは清涼感のある爽やかな香りが漂ってきていて、いつまでもこの香りを嗅いでいると理性が弾け飛んで今すぐ彼を抱いてしまいそうになる。
ローゼンは一度痛むほどに張り詰めた己の欲を浴室で存分に発散させてから子供のような寝息をたてている朴の体を清めてやるのだった。
翌朝第一騎士団付きの軍医が戻ったと報告を受け、朴の枷を外してもらい、とりあえず自分の服を着せてみたのだが食事を、と言われてちょこちょこと歩いてくる朴の何と愛らしいことか。自分が着れば普通のシャツだというのに、朴が着ればブカブカでまるでローブのよう。ボタンは上まできっちり止めたのに片側にずり落ち気味で、艶かしい肩や鎖骨が見えている。膝より僅かに上の裾は、彼が手を上げると際どいところまで見えてしまう。枷が取れたことに喜んで手を上げた彼は愛らしく、思わず視線だけで愛でてしまった。
そんな彼と話ながら食事をし、予想してなかったわけではないがあまりの食の細さに驚いて片付けを手伝おうとする彼に休んでいてもらったのだが。
「ん……?」
戸惑ったような声が聞こえて振り返った先で、彼は意識を失って床の上に倒れ込んでしまったのである。
「スナオ様!!」
抱き起こした顔は蒼白で、腕から伝わる体温は酷く冷たい。呼吸は、と確かめれば耳に当たる呼気はとても頼りなく弱々しい。
この症状には覚えがある。彼を救出したあと、ディカイアスの腕の中で同じような症状を起こしていた彼は、野営地に着く頃には冷えていた体が嘘のように高温になり発熱した。それはあの夜目を覚まし一旦は持ち直したと思われた後にもまた同じような症状でこんこんと眠り続ける彼を、軍医は極度の疲労、と言っていたけれど。
つい先程まで疲労を見せるそぶりもなく、幸せそうにパンを頬張っていた彼に突然昏倒するような疲労があったようには思えない。全くない、という事もないだろうが、少なくともこうして本人も理解が及ばないうちに倒れてしまう程の疲労はないはずだ。
倒れた時に頭を強く打ち付けていないかさらりとした黒髪をかき分けて確認してから、その驚くほどに軽い体を抱き上げる。膝裏に腕を入れて抱き上げた事で裾があがってちらり、と見える太ももは陶器のように白く、子供のように細い。きっとまだ成人も迎えていないであろう彼に対する庇護欲は簡単に性欲にスライドしてしまいそうになるけど、今はとにかく軍医を呼ばなくてはならない。
ギシリときしむベッドに寝かせた朴の頭を撫で、布団をかけてやると、ローゼンは足早に医療室へと向かったのだった。
眦を濡らす涙。上気した頬。慎ましやかな胸の粒が体温の上昇に伴って薄ピンクから濃いピンクになり存在を主張している。そして先程まで自分が握っていた陰茎は彼の出した体液でドロドロに汚れているけれど、誰かに使ったことがあるのか疑わしいほど綺麗な物で、ここを口に咥え込んで鳴かせてやりたいと本能が猛った。
今は見えない秘められた場所に己の欲を突き入れて思うままに貪ったら彼はどんな声をあげてくれるのだろう。先程も浮かんだ邪な考えがまた頭を過ぎる。
あれだけ自分を律する事に長けた己ですら、彼の意識がなくなった途端自制できずにこうまで欲情してしまうのだ。ディカイアスは神子とは確定していない、と言っていたけれど、人を魅了してしまう魔族のような特性を持っていたと言われる救いの神子は彼のようではなかったのか。今も眠る彼からは清涼感のある爽やかな香りが漂ってきていて、いつまでもこの香りを嗅いでいると理性が弾け飛んで今すぐ彼を抱いてしまいそうになる。
ローゼンは一度痛むほどに張り詰めた己の欲を浴室で存分に発散させてから子供のような寝息をたてている朴の体を清めてやるのだった。
翌朝第一騎士団付きの軍医が戻ったと報告を受け、朴の枷を外してもらい、とりあえず自分の服を着せてみたのだが食事を、と言われてちょこちょこと歩いてくる朴の何と愛らしいことか。自分が着れば普通のシャツだというのに、朴が着ればブカブカでまるでローブのよう。ボタンは上まできっちり止めたのに片側にずり落ち気味で、艶かしい肩や鎖骨が見えている。膝より僅かに上の裾は、彼が手を上げると際どいところまで見えてしまう。枷が取れたことに喜んで手を上げた彼は愛らしく、思わず視線だけで愛でてしまった。
そんな彼と話ながら食事をし、予想してなかったわけではないがあまりの食の細さに驚いて片付けを手伝おうとする彼に休んでいてもらったのだが。
「ん……?」
戸惑ったような声が聞こえて振り返った先で、彼は意識を失って床の上に倒れ込んでしまったのである。
「スナオ様!!」
抱き起こした顔は蒼白で、腕から伝わる体温は酷く冷たい。呼吸は、と確かめれば耳に当たる呼気はとても頼りなく弱々しい。
この症状には覚えがある。彼を救出したあと、ディカイアスの腕の中で同じような症状を起こしていた彼は、野営地に着く頃には冷えていた体が嘘のように高温になり発熱した。それはあの夜目を覚まし一旦は持ち直したと思われた後にもまた同じような症状でこんこんと眠り続ける彼を、軍医は極度の疲労、と言っていたけれど。
つい先程まで疲労を見せるそぶりもなく、幸せそうにパンを頬張っていた彼に突然昏倒するような疲労があったようには思えない。全くない、という事もないだろうが、少なくともこうして本人も理解が及ばないうちに倒れてしまう程の疲労はないはずだ。
倒れた時に頭を強く打ち付けていないかさらりとした黒髪をかき分けて確認してから、その驚くほどに軽い体を抱き上げる。膝裏に腕を入れて抱き上げた事で裾があがってちらり、と見える太ももは陶器のように白く、子供のように細い。きっとまだ成人も迎えていないであろう彼に対する庇護欲は簡単に性欲にスライドしてしまいそうになるけど、今はとにかく軍医を呼ばなくてはならない。
ギシリときしむベッドに寝かせた朴の頭を撫で、布団をかけてやると、ローゼンは足早に医療室へと向かったのだった。
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