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「………」
夏樹の足をぐい、と開いて北野がのしかかる。後孔にぴたりと熱い先端が当てがわれ、ぐい、とめり込ませて動きが止まった。
「──夏樹、いいか? お前が欲しい」
苦しそうに掠れた声が、甘く響く。
夏樹は、そっと指先を伸ばした。
「……俺も……百合親、さんが、ああっ」
刹那、ぐぐっと体を貫く痛みが走る。伸ばした指先が空を掴んだ。
「ぅあ! んんっ、いっ、た……」
息を呑み込んだ夏樹が、無意識に北野の胸を押し返す。
「夏樹、夏樹。息を詰めるな」
ゆるゆると腰を進める北野が、夏樹の手を握ってベッドに押しつけた。
「……いた、痛い、待って」
「っ、……」
苦しそうな顔をした北野は、無言で腰をすすめてくる。夏樹の手を放すと両足を持ち上げて、更にぐっと体重をかけるように押し進める。夏樹の体が仰け反った。
「ああっ! 待ってっ、まっ……いっ、いたっ、ううっ」
「………」
ひとしきり腰をすすめた北野が持ち上げた両足を解放する頃には、夏樹は息も絶え絶えになっていた。
北野がゆっくりと、汗ばんだ体を重ねる。
「はぁっ、はっ……待ってって、言ったじゃん……」
覆い被さる体に、夏樹が力なく拳骨を当てた。
「はっ……、ああ……悪い」
北野が息を弾ませながら、ぎゅっと夏樹にしがみついた。
体の奥に、北野の脈動を感じる。脈に合わせて、じんじんと送り込まれるような痛みが、繋がったことを実感させた。
「はぁ、はぁ……すげ……入ってる」
夏樹が、北野の背をするすると撫でる。
「何か……感動するね」
「っ、」
北野の体が、ぴくりと揺れた。
「あ……今、動いたよ、ふふっ」
「お前……」
「あっ、ちょっと、まだ……んんっ」
「……煽るんじゃねぇ」
「え? あっ……ああっ!」
再び、ズンッと衝撃がくる。
夏樹の足をぐい、と開いて北野がのしかかる。後孔にぴたりと熱い先端が当てがわれ、ぐい、とめり込ませて動きが止まった。
「──夏樹、いいか? お前が欲しい」
苦しそうに掠れた声が、甘く響く。
夏樹は、そっと指先を伸ばした。
「……俺も……百合親、さんが、ああっ」
刹那、ぐぐっと体を貫く痛みが走る。伸ばした指先が空を掴んだ。
「ぅあ! んんっ、いっ、た……」
息を呑み込んだ夏樹が、無意識に北野の胸を押し返す。
「夏樹、夏樹。息を詰めるな」
ゆるゆると腰を進める北野が、夏樹の手を握ってベッドに押しつけた。
「……いた、痛い、待って」
「っ、……」
苦しそうな顔をした北野は、無言で腰をすすめてくる。夏樹の手を放すと両足を持ち上げて、更にぐっと体重をかけるように押し進める。夏樹の体が仰け反った。
「ああっ! 待ってっ、まっ……いっ、いたっ、ううっ」
「………」
ひとしきり腰をすすめた北野が持ち上げた両足を解放する頃には、夏樹は息も絶え絶えになっていた。
北野がゆっくりと、汗ばんだ体を重ねる。
「はぁっ、はっ……待ってって、言ったじゃん……」
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「はっ……、ああ……悪い」
北野が息を弾ませながら、ぎゅっと夏樹にしがみついた。
体の奥に、北野の脈動を感じる。脈に合わせて、じんじんと送り込まれるような痛みが、繋がったことを実感させた。
「はぁ、はぁ……すげ……入ってる」
夏樹が、北野の背をするすると撫でる。
「何か……感動するね」
「っ、」
北野の体が、ぴくりと揺れた。
「あ……今、動いたよ、ふふっ」
「お前……」
「あっ、ちょっと、まだ……んんっ」
「……煽るんじゃねぇ」
「え? あっ……ああっ!」
再び、ズンッと衝撃がくる。
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