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 ダグラスはオリビアに口付けながら頭の後ろを押さえてベッドに寝かせる。
「…上書きって、本当に良いのか?」
「うん…」
「オリビア」
「ん?」
「俺と結婚してくれ」
「え…?」
 ダグラスはオリビアの両頬を手で挟む。
 優しくて甘くて熱い眼差しでオリビアを見つめた。

 …ダグラスが私を望んでくれるなら、何があっても一緒にいたい。
 
「…はい」
 オリビアが頷くと、ダグラスはオリビアにチュッとキスをする。
「オリビア、好きだ」
「私も…ん」
 深く口付けられる。
 ガイアにされた時は怖くて気持ち悪いだけだったが、ダグラスだと頭の芯が痺れるくらい気持ち良い。
「…は」
 吐息が漏れる。歯列も上顎も舐められ、舌を絡めて、吸われる。
「…オリビア、怖かったらやめるからちゃんと言え」
「うん」
 羽織ったガウンの前を開けると、破られた部屋着が目に入る。ダグラスは眉間に皺を寄せた。
「もっと早く駆け付けられたら良かった。…怖かったな」
 ダグラスは胸元に唇を寄せ、鎖骨の下へキスをする。
「うん…」
「オリビア、部屋着だけどジルが居ないから眠れなかったのか?」
「…ううん。三年前…の時、化粧着ねまきだったから、あれから心許なくて…寝る時も部屋着なの」
「…もう二度とそんな目には遭わせないから」
 ダグラスはオリビアを抱きしめて、髪を撫でた。
「ダグラス…好き…」
 オリビアが呟くように言うと、ダグラスはますます強くオリビアを抱きしめた。

 またキスをして、ダグラスはオリビアの胸の膨らみの上に手を置く。
「…大丈夫」
 窺うように見るダグラスに、オリビアが言うと、手に力を入れる。胸当ての上から膨らみを揉み込む。
 ワンピースの部屋着を襟ぐりから手を入れて腰まで下げると、胸当てを外した。
「…ん。ダグラス…恥ずかしい」
 腕で胸を隠そうとすると、ダグラスは優しくオリビアの手を持って自分の背中へと回させる。
 両手で胸を掬うように揉み込むと、先端に口付けた。
「あっ」
 もう一方の先端を指で弾く。
 口に含んで舌で弾き、押さえ、吸う。
「あっ。あっ」
 先端が硬くなって、オリビアの声が漏れる。
 オリビアの反応がかわいい。もっと声を聞きたい。
 腰まで下げたワンピースを更に下げる。
「あ、ダグラス」
 オリビアはドロワーズを穿いていない。腿の白と髪と同じ茶色が目に入った。
 ダグラスが踏み込んだ時、あの男はオリビアのスカートを捲り上げ、足の間に入り、自分の穿き物のベルトを外そうとしていた。オリビアの絶望感を思うと、もっと早く助けてやりたかった。
「いや…」
 オリビアが身を捩る。ぎゅっと瞑った目尻に涙が光った。
「オリビア…嫌?怖いか?」
 目尻に口付けて涙を吸い取る。オリビアは目を瞑ったまま首を横に振る。
「無理するな」
「違っ…無理じゃないの…」
 オリビアが濡れた瞳を揺らしながらダグラスに抱き着く。
「…大丈夫か?」
 背中をさすりながら問うとオリビアは頷いた。

-----

「…ん」
 ダグラスはキスをしながら秘所の谷間に指を這わせる。
 何度も往復し、潤いを指に纏わせて花芯に触れた。
「あっ」
 ピクンと反応するオリビアの身体を片手で抱き寄せる。
「は。オリビア…かわいい…」
 花芯の周りを撫で、指の腹で下からゆっくりと押し上げる。
「あっ。あっ。はっ」
 息を弾ませるオリビアにキスをしながら花芯を押したまま小さく左右に揺らす。
「ふあ。あ」
 蜜が溢れてくるのを確かめながら、ゆっくりと指先を挿入した。
「…ん」
 オリビアが身を固くする。ダグラスはキスをしながら背中を撫でる。
「…痛い?」
 少し唇を離して聞くと、首を横に振る。
 ああ、かわいい。
 親指で花芯を押すと、オリビアの身体がピクンと反応し、力が抜ける。そのまま指を根元まで入れた。
「ん…はあ。あ」
「は。オリビアの中、熱い…」
 ゆっくり指を抜いて、ゆっくり差し込む。
 親指で、花芯を押したまま、左右に揺らす。
「ああ。あ。あ。あ」
 抜き差しの速度を早めると、指の動きに合わせてオリビアの声が漏れた。


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