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第5章「あなたの遺伝子、いりません」
5.5 失望★
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リュイの目に、炎のような激しい怒りはなかった。
突き刺すように冷えた赤い眼差し。
血よりも深く昏い瞳には、言葉にされなくてもわたしに対する感情が雄弁に浮かんでいるように、見えた。
「……聞いてる、トウコ。ねえ、答えられないの?」
どうしてリュイがここにいるのか。どうしてリュイと繋がっているのか。まだ現実が直視できずに上の空になっていたわたしに気づいたリュイは、口を尖らせる。わたしの頬を、リュイの指先がくすぐるように触れる。
「ぼくの考えてることわかる?」
頬から唇へ。緊張で乾いた唇に、リュイの冷たい指先が触れる。
「……わかるよね」
問いかけは、最早断定だった。最後に付け足された言葉のトーンは低く、身震いしてしまう。
「んぅっ」
繋がった部位まで震えてしまい、銜え込んだリュイ自身をぎゅううっと締めつけてしまった。
「っ」
意図しない締めつけに、わたしとリュイは同時に喘いだ。
「おねだり?」
わたしの唇を指先で挟み、リュイは強引に突き上げる。リュイが腰を動かすたびに、鼻から抜けるような甘い声が漏れ、強い刺激に目が眩み瞼を閉じてしまう。
「目を開きなよ、トウコ。わかるよね、ぼくの言いたいこと。目を逸らしたって遅いよ。
ぼくに薬を盛ったことなら怒ってない。勝手に孕んだことだって、まあ、油断したぼくの落ち度だ」
ひとつ、ひとつ、罪を挙げられる。
そのたびに、リュイの腰が前後に動かされ、望まぬ快楽を、罰を与えられる。
早々にタクトは、「修羅場っぽいから俺はこのへんでー」とそそくさと部屋から出て行った。わたしの部屋には、リュイとわたししかいない。
目線だけでタクトが出て行くのを見送ったリュイは、気を取り直したように口だけで笑みを作り、何も言わずに律動を繰り返した。そして予告もなく精をナカにどくどくと吐き出し、また動き始める。
首筋に何度も吸いつかれ、時折キツく吸い上げられる。赤く残ったであろう痕を指でなぞり、それから思い出したかのように胸を揉まれ、尖った先端をぎゅうっと摘ままれる。
甘い責め苦をそうやって何度も繰り返される。
「ひあっ…ん!」
「タクト・サクライ=アインヘルツにその甘い声を聞かせる気だった?
ぼくしか知らない身体を差し出して、この胎に精液を受け入れる気だった?
――――他の男が受け入れられるなんて、貴女はぼくのことを好きなフリをしていただけだったんですか?トウコ」
「あ、あ、あっ、んッ、フリ、だなんてっぁ、ちが、ちがい…ますっ」
リュイのことを好きなフリだなんて、聞き捨てならない。
リュイが好きなのは嘘じゃない。誰にも負けない。屋敷にいた女の誰にも負ける気はしない。そのことは信じてもらいたくて、リュイから問われるたびに喘ぎ声混じりに何度も否定した。
「ふうん」
けれど、リュイはわたしの言葉に耳を貸すことなく、がつがつと言葉と身体で責め立ててくる。
「こんなすぐびしょびしょになって」
リュイの手によって簡単に濡れる身体を、淫乱だと嗤われる。
リュイの視線ひとつで、もっともっと蜜を零し始める秘所を舐められ、いじめられ、甘噛みされてイく。
「んっ、んん、んんんんぅ……ッ!!」
わたしには、リュイだけなのに。
少しの触れ合いも、ほかのひとなら気持ち悪い。
リュイだけが、気持ち悪くなくて。気持ちよくて。
言葉にして伝えようとしても、リュイの眼差しに晒さされれば何も言えなくなってしまう。
まるで求められているかのような激しさに、愛されているかのような錯覚を覚える。
違うと、知りながら、わたしはリュイからの快楽に抗うことはできず、お腹の子と一緒に喜んで享受する。
「この子を孕んだ夜も、トウコはこんなに乱れていたの?あの夜は好き勝手してくれたよね、本当に。
メイ・プリシパルの薬は効果覿面でしたよ。貴女もぼくも気持ちよすぎて、おかしくなっていたんじゃないですか?
………というか、そうじゃなきゃおかしいんですよ」
端正な顔を、苦しそうに歪めてリュイは呟く。
「リュイ…?」
リュイの律動を受け止めながら、ぼんやりと見つめていれば、リュイははっとした顔をして顔を左右に振る。
「なんでもない」
余裕の出てきたわたしの態度に苛立ったのだろう。舌打ちをひとつして、繋がったままひっくり返される。肌を密着した体勢で、突き上げられる。リュイが動くたびに、シーツに胸の先端がすれて、甘い痛みにも似た刺激を感じてしまう。
「このつまらない<素質>のせいで、うんざりしていたんですよ。女はもちろん、男からも好意を向けられたりして。トウコはぼくに感謝したほうがいいですよ?アインヘルツの家の周りを、『これまでのぼく』に因縁を持つ奴らが囲んで、貴女を害そうとしていた。だからぼくが、貴女と子どもを守るために、丁寧にお相手して、納得して帰ってもらったんです」
そのお相手した中に、トウコよりも良い具合の女もいたなと愉しそうに耳元で囁かれる。
「………ッ!!」
他の女と比べられる言葉に、一気に、熱が冷める。
思わずばっと顔だけで振り返り、のしかかるリュイを見た。
「何ですか?その顔は。まさか、ぼくの不義理を責めようって気?
貴女がこれまでしてきたことと、これから他の男としようとしたこと。どう違うっていうのかな」
「そ、それは…っ、うっ、あぁ…っ」
薬で卑怯なことをしたわたしに、リュイを責める権利はない。
沈黙して、またシーツに顔を埋めたわたしの頭を、リュイがいいこいいこと優しく撫でてくれる。
「最初の質問に戻るよ。ねえ、トウコは、ぼくが貴女に一番何を言いたいかわかっているよね」
小刻みに腰を動かすリュイに問いかけられる。
きゅうきゅうにナカいっぱいに感じるリュイのソレは、大きさも硬さも最高潮だとわかる。
ナカで吐き出すのと一緒に、リュイが、答え合わせをしたいのだとわかる。
「ぼくのことを好きなフリして――――」
違う。
「子宮いっぱいに他の男のモノを飲み込もうとするなんて――――」
仕方なかった。あなたには頼めるはずがなかった。
「トウコには――――」
ぱんぱんと恥骨と尻肉がぶつかり、淫猥なメロディをBGMにして。
リュイは、わたしに。
「失望した」
――――失望している。
このまま、リュイの前から、消えて、しまいたい。
吐き出される熱い飛沫を何度もなんども感じながら、わたしは冷たい涙をシーツに零した。
突き刺すように冷えた赤い眼差し。
血よりも深く昏い瞳には、言葉にされなくてもわたしに対する感情が雄弁に浮かんでいるように、見えた。
「……聞いてる、トウコ。ねえ、答えられないの?」
どうしてリュイがここにいるのか。どうしてリュイと繋がっているのか。まだ現実が直視できずに上の空になっていたわたしに気づいたリュイは、口を尖らせる。わたしの頬を、リュイの指先がくすぐるように触れる。
「ぼくの考えてることわかる?」
頬から唇へ。緊張で乾いた唇に、リュイの冷たい指先が触れる。
「……わかるよね」
問いかけは、最早断定だった。最後に付け足された言葉のトーンは低く、身震いしてしまう。
「んぅっ」
繋がった部位まで震えてしまい、銜え込んだリュイ自身をぎゅううっと締めつけてしまった。
「っ」
意図しない締めつけに、わたしとリュイは同時に喘いだ。
「おねだり?」
わたしの唇を指先で挟み、リュイは強引に突き上げる。リュイが腰を動かすたびに、鼻から抜けるような甘い声が漏れ、強い刺激に目が眩み瞼を閉じてしまう。
「目を開きなよ、トウコ。わかるよね、ぼくの言いたいこと。目を逸らしたって遅いよ。
ぼくに薬を盛ったことなら怒ってない。勝手に孕んだことだって、まあ、油断したぼくの落ち度だ」
ひとつ、ひとつ、罪を挙げられる。
そのたびに、リュイの腰が前後に動かされ、望まぬ快楽を、罰を与えられる。
早々にタクトは、「修羅場っぽいから俺はこのへんでー」とそそくさと部屋から出て行った。わたしの部屋には、リュイとわたししかいない。
目線だけでタクトが出て行くのを見送ったリュイは、気を取り直したように口だけで笑みを作り、何も言わずに律動を繰り返した。そして予告もなく精をナカにどくどくと吐き出し、また動き始める。
首筋に何度も吸いつかれ、時折キツく吸い上げられる。赤く残ったであろう痕を指でなぞり、それから思い出したかのように胸を揉まれ、尖った先端をぎゅうっと摘ままれる。
甘い責め苦をそうやって何度も繰り返される。
「ひあっ…ん!」
「タクト・サクライ=アインヘルツにその甘い声を聞かせる気だった?
ぼくしか知らない身体を差し出して、この胎に精液を受け入れる気だった?
――――他の男が受け入れられるなんて、貴女はぼくのことを好きなフリをしていただけだったんですか?トウコ」
「あ、あ、あっ、んッ、フリ、だなんてっぁ、ちが、ちがい…ますっ」
リュイのことを好きなフリだなんて、聞き捨てならない。
リュイが好きなのは嘘じゃない。誰にも負けない。屋敷にいた女の誰にも負ける気はしない。そのことは信じてもらいたくて、リュイから問われるたびに喘ぎ声混じりに何度も否定した。
「ふうん」
けれど、リュイはわたしの言葉に耳を貸すことなく、がつがつと言葉と身体で責め立ててくる。
「こんなすぐびしょびしょになって」
リュイの手によって簡単に濡れる身体を、淫乱だと嗤われる。
リュイの視線ひとつで、もっともっと蜜を零し始める秘所を舐められ、いじめられ、甘噛みされてイく。
「んっ、んん、んんんんぅ……ッ!!」
わたしには、リュイだけなのに。
少しの触れ合いも、ほかのひとなら気持ち悪い。
リュイだけが、気持ち悪くなくて。気持ちよくて。
言葉にして伝えようとしても、リュイの眼差しに晒さされれば何も言えなくなってしまう。
まるで求められているかのような激しさに、愛されているかのような錯覚を覚える。
違うと、知りながら、わたしはリュイからの快楽に抗うことはできず、お腹の子と一緒に喜んで享受する。
「この子を孕んだ夜も、トウコはこんなに乱れていたの?あの夜は好き勝手してくれたよね、本当に。
メイ・プリシパルの薬は効果覿面でしたよ。貴女もぼくも気持ちよすぎて、おかしくなっていたんじゃないですか?
………というか、そうじゃなきゃおかしいんですよ」
端正な顔を、苦しそうに歪めてリュイは呟く。
「リュイ…?」
リュイの律動を受け止めながら、ぼんやりと見つめていれば、リュイははっとした顔をして顔を左右に振る。
「なんでもない」
余裕の出てきたわたしの態度に苛立ったのだろう。舌打ちをひとつして、繋がったままひっくり返される。肌を密着した体勢で、突き上げられる。リュイが動くたびに、シーツに胸の先端がすれて、甘い痛みにも似た刺激を感じてしまう。
「このつまらない<素質>のせいで、うんざりしていたんですよ。女はもちろん、男からも好意を向けられたりして。トウコはぼくに感謝したほうがいいですよ?アインヘルツの家の周りを、『これまでのぼく』に因縁を持つ奴らが囲んで、貴女を害そうとしていた。だからぼくが、貴女と子どもを守るために、丁寧にお相手して、納得して帰ってもらったんです」
そのお相手した中に、トウコよりも良い具合の女もいたなと愉しそうに耳元で囁かれる。
「………ッ!!」
他の女と比べられる言葉に、一気に、熱が冷める。
思わずばっと顔だけで振り返り、のしかかるリュイを見た。
「何ですか?その顔は。まさか、ぼくの不義理を責めようって気?
貴女がこれまでしてきたことと、これから他の男としようとしたこと。どう違うっていうのかな」
「そ、それは…っ、うっ、あぁ…っ」
薬で卑怯なことをしたわたしに、リュイを責める権利はない。
沈黙して、またシーツに顔を埋めたわたしの頭を、リュイがいいこいいこと優しく撫でてくれる。
「最初の質問に戻るよ。ねえ、トウコは、ぼくが貴女に一番何を言いたいかわかっているよね」
小刻みに腰を動かすリュイに問いかけられる。
きゅうきゅうにナカいっぱいに感じるリュイのソレは、大きさも硬さも最高潮だとわかる。
ナカで吐き出すのと一緒に、リュイが、答え合わせをしたいのだとわかる。
「ぼくのことを好きなフリして――――」
違う。
「子宮いっぱいに他の男のモノを飲み込もうとするなんて――――」
仕方なかった。あなたには頼めるはずがなかった。
「トウコには――――」
ぱんぱんと恥骨と尻肉がぶつかり、淫猥なメロディをBGMにして。
リュイは、わたしに。
「失望した」
――――失望している。
このまま、リュイの前から、消えて、しまいたい。
吐き出される熱い飛沫を何度もなんども感じながら、わたしは冷たい涙をシーツに零した。
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