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第1夜
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現代において、人類は大きくふたつに分けられる。
まずは、純人種。
平均寿命が100歳程度で、肌や眼の色の違いがあるくらいのただの人種。
圧倒的多数派であり、特別な力は何も無いが、数の多さで政治経済を担っている。
地球上に最も多く存在しており、日本でも総人口の九割を占めている。
対するのが、魔人種。
一見すると純人種と変わりないが、身体能力に優れ、寿命も非常に長い。
その血に<魔>を宿した人種であり、ざっくり言ってしまえば、かつて空想上の生き物と思われていた存在が、純人種の形態を取っているものを魔人種と呼ぶ。
ある日彼らは突然その姿を公のものとし、紆余曲折、ときにはぶつかり合いながら、純人種と共存するに至った。
海外と比較すると日本でも十数年前まではほとんど魔人種はいなかったが、ある時期のハロウィンを境に爆発的に増加した。
日本で有名な魔人種といえば、古くからいる雪女の魔人種のアイス会社だとか、海外から日本に拠点を移したミイラの魔人種が経営するドラッグストアに、テレビにも出演する不老と言われる魔女の芸能人だろう。
たいていは純人種と区別できないし、彼らも本性を剥き出しにすることは滅多にない。
とはいえ、魔人種は文字通り人外な力を持っており、魔女に至っては一人につき一系統の魔法を使うことが知られている。彼らの中には圧倒的な力を持って純人種を襲う魔人種もいるわけで、いくら平素は普通の人間、いわゆる純人種とほとんど変わりないとはいえ、純人種がすべからく警戒すべき時期がひとつだけある。
神無き月。
現代のカレンダーで言うところの、October、あるいは10月。
10月になると魔人種の理性は魔に傾き始め、本性が抑えきれなくなる。
その結果、平素よりも力の強い魔人種が脆弱な純人種を害す事件が増加傾向になる。
そんな魔人種の魔の活性化は、欧米諸国でいうハロウィンの日に最高潮となり、多くの魔人種がその本性を露わにする。
そんな魔人種に対抗すべく、世界的機関―――魔人種共存推進機関(通称MCPO)が樹立された。
魔人種と渡り合える力を持った純人種、あるいは協力的な魔人種自身が所属し、魔人種の暴走を取り締まったり、純人種や魔人種の仲を取り持ったり、悩める魔人種の相談に乗ったりするという活動をしているのだった。
草木が色づき始め、すっかり肌寒くなってきた。
昨日は少し遅めの健康診断があり、今日は通常通り授業が行われ、その最後に全校集会が組まれた。
10月の全校集会の内容は毎年ほぼ同じだ。
中学に引き続き、高校でも毎年恒例のハロウィン時期における魔人種の活性化における注意喚起の話だった。
高校の体育館で全校生徒が集められ、出席番号順に並び、座って教員の話を聞く。
教員それぞれが代わる代わる説明し、プロジェクターで過去に起きた事件とその注意点がドラマティックに仕立てられた動画を視聴し、最後は校長の言葉で締められた。
「あー以上で今年度の魔人種活性化に対する集会を終わる。幸い我が校には危険な魔人種はいないので、生徒諸君も気を抜けがちになるかも知れないが、一歩街の外に出ればそういうわけにもいかない。今月は特に気をつけるように、君子危うきに近寄らず、危険を察知したらダッシュで逃げて、スマホでMCPOの緊急回線に連絡を入れるように、はい、解散」
集会後はそのまま解散の流れだったので、校長の話が終わると同時に、学生たちは列を崩して一気に体育館の外へと流れ出る。
「うちの街には魔人種なんてほとんどいないし、MCPOもなんか胡散臭いんだよなあ」
そんな人の波に流されながら、頭の左側のショートポニーテルが印象的な黒髪にココア色の少し垂れ気味の目をした少女が冷めた口調で呟く。
少女の名前は、宝条緋香梨。
今年、地元の中学から、十字高校に入学した。
緋香梨は周りの女子高生と同じように白いリボンが印象的なブラウンのセーラー服に、落ち着いた黒のチェックスカートを身につけており、寒いのか緋香梨だけが黒いタイツを履いていた。
緋香梨が歩くたびにポニーテールが可愛らしく揺れる。その血管が透けそうなほどの白さをした首に巻かれた黒いレースのチョーカーを指でいじり、ふうと大きく息を吐き、空を見上げる。
季節は秋、月は10月。
十字高校では動画の視聴だったが、学校によってはMCPOの人間がやって来て講演することもある。だが、校長の言うように目立った魔人種が見当たらないこの街では、緋香梨が小学校の時から高校に入学する現在まで、MCPOの人間が講演に来たことはない。
魔人種の存在は人の集まる都会や、テレビの向こうの存在で、芸能人みたいなもの。
ましてやそんな存在と渡り合える力を持つというMCPOの人間というのも、緋香梨にとってはにわかに信じがたく、胡散臭い存在だった。
「ひーちゃん!待って!」
講演をする意味なんてあるのかなと考えながら歩く緋香梨の腕が、不意に背後から掴まれた。
「ひーちゃん…っ!」
「黎夜」
振り向けば、緋香梨のことを、『ひーちゃん』と呼ぶブレザーの上からパーカーを着た少年が怒ったように立っていた。
黒崎黎夜。
緋香梨よりも頭二つ分ほど背が高く、薄手の黒いパーカーに学校指定のブラウンのブレザーの下に白いシャツとゆるめられた黒いネクタイ、黒のベストを着こみ、黒いズボンを履いた足はすらっと長く見える。
無造作な黒髪は右の前髪だけ長く、左側は昔緋香梨がお遊びでつけたカラフルなヘアピンを××にしていまだにつけている。優しげな垂れ下がった眉に、すっと通った鼻筋、光の加減で金色に見える琥珀色の瞳はおっとりとした雰囲気と合わさって、長身の黎夜を可愛らしく見せる。
「俺を捨てて、先に行かないでっていつも言ってる……。ひーちゃんは冷たい」
「人聞きの悪いこと言わないでね?てっきり黎夜のほうが先に出て教室に戻ってるかと思ったの」
黎夜は学年どころか、学校で一番背が高いかも知れない。
見失うほうが難しいというのに、気を抜くとすぐ見つけられなくなってしまう。
「俺はひとりで行かない。ひーちゃんと一緒にしか動きたくない……。
入口でひーちゃんを待ってた……。そしたら……見失った」
逆に緋香梨は女子の平均よりもやや身長が低く、人混みに紛れると見つけづらい。
見つけづらいのに、黎夜は忠犬のごとく緋香梨を見つけ出し、そばにいようとする。
「なにそれ。黎夜は相変わらずだね。
もし黎夜が魔人種だったら、犬っぽいから狼男とかかな」
「いやだ……。そんなのと同類にされたくない……」
整った顔をしかめて、ふるふると黎夜は首を振った。
緋香梨と黎夜の付き合いは長い。
そもそも、幼い頃に事故で家族を失った緋香梨を引き取り、現在まで面倒を看てくれているのが黒崎家であり、黎夜は緋香梨のいとこにあたる……らしい。
らしいというのは黎夜の両親にそう説明されたからで、事故の後遺症で黒崎家に引き取られる以前の記憶を持たない緋香梨にはそうなのかと受け入れるしかなかった。
黎夜の両親は海外を拠点に仕事をしているため、黒崎家に引き取られてからはほぼずっと黎夜とふたりで過ごしてきた。
何がそんなに気に入ったのか、黎夜はお風呂とトイレ以外は緋香梨を視界に入れて置かないと落ち着かないらしく、どこまででも一緒についてきて、あまつさえ触れたがる。今も掴んだ腕を滑らせ、自然と緋香梨の小さな手に己の大きな手を絡ませる。学生たちの人混みの中で平然と手を繋ぐも、緋香梨も黎夜も顔色一つ変えないし、周囲も見向きもしない。
入学当初は黎夜のべったりぶりに周囲は唖然としていたし、黎夜は顔だけはいいので何も知らない他の中学校からの女子に因縁をつけられたりもしたが、それも時とともに落ち着き、夏休み入る前にはそれまでと同じように高校でもふたりの世界が出来上がった。
「もうすぐ……ひーちゃんの誕生日。今年も、家で、祝うよね……?」
「あー。それなんだけど、ごめん。晩ご飯までには帰るから、それまではちさちゃんが祝ってくれるらしいの」
「やだ。聞いてない。いやだ」
「黎夜とはこれまでいっぱい祝ってきたでしょ?たまにはちさちゃんみたいな友だちにも祝ってもらいたいの」
「いやだ……」
クラスメイトとはそれなりに話すが、黎夜のせいで深い関係になる友だちはほとんどいない。
そんな中で、唯一、中学から付き合いがあるのが住吉ちさという少女だった。
緋香梨よりも小柄で、眼鏡をかけたおさげの大人しい少女だ。同じ高校に入学したもののクラスは離れてしまったし、一人で行動するのが好きなちさとは学校で絡むことはほとんどない。黎夜といるのは嫌ではないが、今月の誕生日くらい、黎夜抜きで友だちと遊びたかったのだ。
不満そうな黎夜をなだめ、誕生日前の土日は丸々二日間黎夜の好きなように過ごすと約束することで、ちさとふたりで遊ぶことを認めてもらえたのだった。
まずは、純人種。
平均寿命が100歳程度で、肌や眼の色の違いがあるくらいのただの人種。
圧倒的多数派であり、特別な力は何も無いが、数の多さで政治経済を担っている。
地球上に最も多く存在しており、日本でも総人口の九割を占めている。
対するのが、魔人種。
一見すると純人種と変わりないが、身体能力に優れ、寿命も非常に長い。
その血に<魔>を宿した人種であり、ざっくり言ってしまえば、かつて空想上の生き物と思われていた存在が、純人種の形態を取っているものを魔人種と呼ぶ。
ある日彼らは突然その姿を公のものとし、紆余曲折、ときにはぶつかり合いながら、純人種と共存するに至った。
海外と比較すると日本でも十数年前まではほとんど魔人種はいなかったが、ある時期のハロウィンを境に爆発的に増加した。
日本で有名な魔人種といえば、古くからいる雪女の魔人種のアイス会社だとか、海外から日本に拠点を移したミイラの魔人種が経営するドラッグストアに、テレビにも出演する不老と言われる魔女の芸能人だろう。
たいていは純人種と区別できないし、彼らも本性を剥き出しにすることは滅多にない。
とはいえ、魔人種は文字通り人外な力を持っており、魔女に至っては一人につき一系統の魔法を使うことが知られている。彼らの中には圧倒的な力を持って純人種を襲う魔人種もいるわけで、いくら平素は普通の人間、いわゆる純人種とほとんど変わりないとはいえ、純人種がすべからく警戒すべき時期がひとつだけある。
神無き月。
現代のカレンダーで言うところの、October、あるいは10月。
10月になると魔人種の理性は魔に傾き始め、本性が抑えきれなくなる。
その結果、平素よりも力の強い魔人種が脆弱な純人種を害す事件が増加傾向になる。
そんな魔人種の魔の活性化は、欧米諸国でいうハロウィンの日に最高潮となり、多くの魔人種がその本性を露わにする。
そんな魔人種に対抗すべく、世界的機関―――魔人種共存推進機関(通称MCPO)が樹立された。
魔人種と渡り合える力を持った純人種、あるいは協力的な魔人種自身が所属し、魔人種の暴走を取り締まったり、純人種や魔人種の仲を取り持ったり、悩める魔人種の相談に乗ったりするという活動をしているのだった。
草木が色づき始め、すっかり肌寒くなってきた。
昨日は少し遅めの健康診断があり、今日は通常通り授業が行われ、その最後に全校集会が組まれた。
10月の全校集会の内容は毎年ほぼ同じだ。
中学に引き続き、高校でも毎年恒例のハロウィン時期における魔人種の活性化における注意喚起の話だった。
高校の体育館で全校生徒が集められ、出席番号順に並び、座って教員の話を聞く。
教員それぞれが代わる代わる説明し、プロジェクターで過去に起きた事件とその注意点がドラマティックに仕立てられた動画を視聴し、最後は校長の言葉で締められた。
「あー以上で今年度の魔人種活性化に対する集会を終わる。幸い我が校には危険な魔人種はいないので、生徒諸君も気を抜けがちになるかも知れないが、一歩街の外に出ればそういうわけにもいかない。今月は特に気をつけるように、君子危うきに近寄らず、危険を察知したらダッシュで逃げて、スマホでMCPOの緊急回線に連絡を入れるように、はい、解散」
集会後はそのまま解散の流れだったので、校長の話が終わると同時に、学生たちは列を崩して一気に体育館の外へと流れ出る。
「うちの街には魔人種なんてほとんどいないし、MCPOもなんか胡散臭いんだよなあ」
そんな人の波に流されながら、頭の左側のショートポニーテルが印象的な黒髪にココア色の少し垂れ気味の目をした少女が冷めた口調で呟く。
少女の名前は、宝条緋香梨。
今年、地元の中学から、十字高校に入学した。
緋香梨は周りの女子高生と同じように白いリボンが印象的なブラウンのセーラー服に、落ち着いた黒のチェックスカートを身につけており、寒いのか緋香梨だけが黒いタイツを履いていた。
緋香梨が歩くたびにポニーテールが可愛らしく揺れる。その血管が透けそうなほどの白さをした首に巻かれた黒いレースのチョーカーを指でいじり、ふうと大きく息を吐き、空を見上げる。
季節は秋、月は10月。
十字高校では動画の視聴だったが、学校によってはMCPOの人間がやって来て講演することもある。だが、校長の言うように目立った魔人種が見当たらないこの街では、緋香梨が小学校の時から高校に入学する現在まで、MCPOの人間が講演に来たことはない。
魔人種の存在は人の集まる都会や、テレビの向こうの存在で、芸能人みたいなもの。
ましてやそんな存在と渡り合える力を持つというMCPOの人間というのも、緋香梨にとってはにわかに信じがたく、胡散臭い存在だった。
「ひーちゃん!待って!」
講演をする意味なんてあるのかなと考えながら歩く緋香梨の腕が、不意に背後から掴まれた。
「ひーちゃん…っ!」
「黎夜」
振り向けば、緋香梨のことを、『ひーちゃん』と呼ぶブレザーの上からパーカーを着た少年が怒ったように立っていた。
黒崎黎夜。
緋香梨よりも頭二つ分ほど背が高く、薄手の黒いパーカーに学校指定のブラウンのブレザーの下に白いシャツとゆるめられた黒いネクタイ、黒のベストを着こみ、黒いズボンを履いた足はすらっと長く見える。
無造作な黒髪は右の前髪だけ長く、左側は昔緋香梨がお遊びでつけたカラフルなヘアピンを××にしていまだにつけている。優しげな垂れ下がった眉に、すっと通った鼻筋、光の加減で金色に見える琥珀色の瞳はおっとりとした雰囲気と合わさって、長身の黎夜を可愛らしく見せる。
「俺を捨てて、先に行かないでっていつも言ってる……。ひーちゃんは冷たい」
「人聞きの悪いこと言わないでね?てっきり黎夜のほうが先に出て教室に戻ってるかと思ったの」
黎夜は学年どころか、学校で一番背が高いかも知れない。
見失うほうが難しいというのに、気を抜くとすぐ見つけられなくなってしまう。
「俺はひとりで行かない。ひーちゃんと一緒にしか動きたくない……。
入口でひーちゃんを待ってた……。そしたら……見失った」
逆に緋香梨は女子の平均よりもやや身長が低く、人混みに紛れると見つけづらい。
見つけづらいのに、黎夜は忠犬のごとく緋香梨を見つけ出し、そばにいようとする。
「なにそれ。黎夜は相変わらずだね。
もし黎夜が魔人種だったら、犬っぽいから狼男とかかな」
「いやだ……。そんなのと同類にされたくない……」
整った顔をしかめて、ふるふると黎夜は首を振った。
緋香梨と黎夜の付き合いは長い。
そもそも、幼い頃に事故で家族を失った緋香梨を引き取り、現在まで面倒を看てくれているのが黒崎家であり、黎夜は緋香梨のいとこにあたる……らしい。
らしいというのは黎夜の両親にそう説明されたからで、事故の後遺症で黒崎家に引き取られる以前の記憶を持たない緋香梨にはそうなのかと受け入れるしかなかった。
黎夜の両親は海外を拠点に仕事をしているため、黒崎家に引き取られてからはほぼずっと黎夜とふたりで過ごしてきた。
何がそんなに気に入ったのか、黎夜はお風呂とトイレ以外は緋香梨を視界に入れて置かないと落ち着かないらしく、どこまででも一緒についてきて、あまつさえ触れたがる。今も掴んだ腕を滑らせ、自然と緋香梨の小さな手に己の大きな手を絡ませる。学生たちの人混みの中で平然と手を繋ぐも、緋香梨も黎夜も顔色一つ変えないし、周囲も見向きもしない。
入学当初は黎夜のべったりぶりに周囲は唖然としていたし、黎夜は顔だけはいいので何も知らない他の中学校からの女子に因縁をつけられたりもしたが、それも時とともに落ち着き、夏休み入る前にはそれまでと同じように高校でもふたりの世界が出来上がった。
「もうすぐ……ひーちゃんの誕生日。今年も、家で、祝うよね……?」
「あー。それなんだけど、ごめん。晩ご飯までには帰るから、それまではちさちゃんが祝ってくれるらしいの」
「やだ。聞いてない。いやだ」
「黎夜とはこれまでいっぱい祝ってきたでしょ?たまにはちさちゃんみたいな友だちにも祝ってもらいたいの」
「いやだ……」
クラスメイトとはそれなりに話すが、黎夜のせいで深い関係になる友だちはほとんどいない。
そんな中で、唯一、中学から付き合いがあるのが住吉ちさという少女だった。
緋香梨よりも小柄で、眼鏡をかけたおさげの大人しい少女だ。同じ高校に入学したもののクラスは離れてしまったし、一人で行動するのが好きなちさとは学校で絡むことはほとんどない。黎夜といるのは嫌ではないが、今月の誕生日くらい、黎夜抜きで友だちと遊びたかったのだ。
不満そうな黎夜をなだめ、誕生日前の土日は丸々二日間黎夜の好きなように過ごすと約束することで、ちさとふたりで遊ぶことを認めてもらえたのだった。
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