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亜香里からすると中学生はやはり子供だ。恋愛対象にはならない。
車を運転してもらいドライブなんてできないし、一緒にバーや居酒屋に行くことはもちろん、外に連れだして歩くことも危ない。親が見ているかもしれないし、狭い町なので口伝えでもすぐに町中に噂は広がる。デートと言えるようなことはまずできない。
つまり亜香里が生徒にちょっかいを出したりからかったりする理由は異性として好きだからではなく、暇つぶし、刺激が欲しいからである。
そしてそのからかう行動に、期待通りのリアクションをしてくれたことによって亜香里は気分が高揚し、授業が楽しくなった。
亜香里のからかいは徐々にエスカレートしていった。初めはおしとやかな服装で勤務していたが、胸が強調され露出度の高い服を着るようになった。あからさまに生徒の視線を感じるようになった。それだけでもゾクゾクしたが、何かにつけて亜香里はボディータッチをするようになった。頑張った子には頭を撫でて褒めたり、ふざけているお調子者にはやさしいゲンコツをしてみたり、廊下で挨拶しながら肩を叩いてみたりした。生徒達は最初こそ戸惑っていたが嫌ではないようで、照れながらも受け入れてくれた。
からかいはより淫靡なものになっていった。生徒の背後から頭に胸を乗せてみたり、耳たぶを軽く触ってみたり息を吹きかけたり、膝上のスカートで落とし物をいやらしく拾ってみたり。もはやからかいではなく誘惑の域だった。そういった行動で生徒の何人かは性に目覚め、激しく股間を固くした。
ある日アパートへ帰って夕食を食べ、テレビを見ていると窓の外で、わっという声が聞こえた。少年の声だった。亜香里は立ち上がりカーテンを開けたが窓の外には誰もいなかった。二階の部屋なので肩車でもして覗こうとしたのだろうか。それよりも、やっと生徒にアパートがバレたかと亜香里は思った。その日から亜香里はカーテンを少しだけ開けて、窓の視線を待ってみた。
それからの二日間は何の気配もなかった。しかし三日目から少しの物音と視線を感じるようになった。おそらく生徒の覗きであろうと踏んで亜香里はカーテンの隙間から誘うように下着になって見せた。
亜香里の体は肉付きのいい女性特有の柔らかな曲線を描いていた。丸く大きな尻にくびれた腹、そして形の良い張りのある胸。身長は百六十センチ。骨格はしっかりとしているので足首、手首、首は華奢ではなく、そのため健康的に見えた。細くはないが太いといった印象もない。
この男好きのする体を窓の外に数日間見せつけた。最初は遠くから見せていたが、段々と窓との距離を狭め、さらにカーテンの端に紐を付けて準備していた。
そろそろいいかな、と亜香里は紐を横に勢いよく引っ張り窓へ顔をやった。そこにはやはり生徒の顔があった。しかし名前が思い浮かばない。教室の中で見たことがあるが誰だったか。たしか、おとなしい子であまり会話や接点はない子だった。
その生徒は目を大きく開き変な悲鳴を上げて下に消えた。亜香里は急いで窓を開け下を見たがすでに走り去り道の角を曲がるところだった。まぁいいか。と思ったが、どうやってこの二階の部屋を覗いていたかの答えを見つけて唖然とした。
生徒は堂々と梯子を亜香里の部屋までかけて覗いていたのだ。日の落ちる時間とはいえ通行人に見られたらどうするつもりだろう。まったく馬鹿で大胆な行動だ。いい大人はこんな行動はしない。もっと別のうまい方法で覗く。亜香里は呆れ返ったあと笑った。そして梯子を回収しに来るのを待とうかと考えたがいつ来るかわからないし、その間に梯子を誰かに見られたら面倒事になりかねないので亜香里自身で梯子を外しその場に置いておいた。
翌朝には置いていた梯子は無くなっていた。
車を運転してもらいドライブなんてできないし、一緒にバーや居酒屋に行くことはもちろん、外に連れだして歩くことも危ない。親が見ているかもしれないし、狭い町なので口伝えでもすぐに町中に噂は広がる。デートと言えるようなことはまずできない。
つまり亜香里が生徒にちょっかいを出したりからかったりする理由は異性として好きだからではなく、暇つぶし、刺激が欲しいからである。
そしてそのからかう行動に、期待通りのリアクションをしてくれたことによって亜香里は気分が高揚し、授業が楽しくなった。
亜香里のからかいは徐々にエスカレートしていった。初めはおしとやかな服装で勤務していたが、胸が強調され露出度の高い服を着るようになった。あからさまに生徒の視線を感じるようになった。それだけでもゾクゾクしたが、何かにつけて亜香里はボディータッチをするようになった。頑張った子には頭を撫でて褒めたり、ふざけているお調子者にはやさしいゲンコツをしてみたり、廊下で挨拶しながら肩を叩いてみたりした。生徒達は最初こそ戸惑っていたが嫌ではないようで、照れながらも受け入れてくれた。
からかいはより淫靡なものになっていった。生徒の背後から頭に胸を乗せてみたり、耳たぶを軽く触ってみたり息を吹きかけたり、膝上のスカートで落とし物をいやらしく拾ってみたり。もはやからかいではなく誘惑の域だった。そういった行動で生徒の何人かは性に目覚め、激しく股間を固くした。
ある日アパートへ帰って夕食を食べ、テレビを見ていると窓の外で、わっという声が聞こえた。少年の声だった。亜香里は立ち上がりカーテンを開けたが窓の外には誰もいなかった。二階の部屋なので肩車でもして覗こうとしたのだろうか。それよりも、やっと生徒にアパートがバレたかと亜香里は思った。その日から亜香里はカーテンを少しだけ開けて、窓の視線を待ってみた。
それからの二日間は何の気配もなかった。しかし三日目から少しの物音と視線を感じるようになった。おそらく生徒の覗きであろうと踏んで亜香里はカーテンの隙間から誘うように下着になって見せた。
亜香里の体は肉付きのいい女性特有の柔らかな曲線を描いていた。丸く大きな尻にくびれた腹、そして形の良い張りのある胸。身長は百六十センチ。骨格はしっかりとしているので足首、手首、首は華奢ではなく、そのため健康的に見えた。細くはないが太いといった印象もない。
この男好きのする体を窓の外に数日間見せつけた。最初は遠くから見せていたが、段々と窓との距離を狭め、さらにカーテンの端に紐を付けて準備していた。
そろそろいいかな、と亜香里は紐を横に勢いよく引っ張り窓へ顔をやった。そこにはやはり生徒の顔があった。しかし名前が思い浮かばない。教室の中で見たことがあるが誰だったか。たしか、おとなしい子であまり会話や接点はない子だった。
その生徒は目を大きく開き変な悲鳴を上げて下に消えた。亜香里は急いで窓を開け下を見たがすでに走り去り道の角を曲がるところだった。まぁいいか。と思ったが、どうやってこの二階の部屋を覗いていたかの答えを見つけて唖然とした。
生徒は堂々と梯子を亜香里の部屋までかけて覗いていたのだ。日の落ちる時間とはいえ通行人に見られたらどうするつもりだろう。まったく馬鹿で大胆な行動だ。いい大人はこんな行動はしない。もっと別のうまい方法で覗く。亜香里は呆れ返ったあと笑った。そして梯子を回収しに来るのを待とうかと考えたがいつ来るかわからないし、その間に梯子を誰かに見られたら面倒事になりかねないので亜香里自身で梯子を外しその場に置いておいた。
翌朝には置いていた梯子は無くなっていた。
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