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おかしな傭兵団
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「シャルちゃん、こっち手伝ってよ」
「はーい、お姉さん」
はい、私はシャルロットと申します。
お姉さんとは実のところエスメラルダさんのことです。あの人年下の女の子には自分のことをお姉さんって呼ばせてるんですよ。
30近いおばさ…「なんか変なこと考えてるでしょ~」
そして、勘が鋭すぎる。
団長と仲がいいから結婚してるものだと思っていたのだけど、してないみたい。
お姉さんが団長のことが好きなのは丸わかりなんだけどね。だって急に態度が…
「そろそろ料理できるから、盛り付ける皿を準備して~」
料理は、お姉さんとマフユさんに教えてもらいました。魔法は自分でほとんど使えるようになったのですが、料理や裁縫はからっきしでした。
ちなみにマフユさんは夏にしか料理をさせてもらえてません。
「私が料理を作ると全部冷たくなっちゃうのよね~雪女だからかしら」…らしいです。
夏はマフユの料理が美味しいと皆さん言っていますが、冬に作るとそれはただの氷と化すらしいです。私が拾われてから作っているところを見たことがありません。
「みんな~、料理できたよ。席ついて~…
ついたね、みんな今日を生き残れたことに感謝して~、かんぱーい!」
「「「かんぱーい」」」
この傭兵団は、毎日夜は依頼を受けていない人は食堂に集まってみんなで食事をしているのです。目覚めて最初の晩御飯はびっくりしました。すごい美人とか鬼みたいな男の人とかが部屋にどんどん入って来て私のことをじっと見てくるんですよ。こいつは誰?みたいな感じで…
今では…「シャル、こっちで食べましょ。
今日の魔法もすごかったわよ~、攻撃食らって破れた衣装で恥じらうあなたも可愛かったわ~」
お姉さんが、思っ切りからかってくる。
「あれは仕方がないじゃないですか~、私の服は魔法力向上のマントで暑いから中はすごい薄着だったんです、手で抑えとかないと下着が…」
ここまで言って恥ずかしくなって来ました。
「赤面してるシャルちゃんも可愛いわよ」
またいじられました~。お姉さんいつより上機嫌だな…あっそうか。「団長に料理褒められて嬉しかったのですか?お姉さんが団長のために作ったドラゴン肉のロッシーニ…」
「えっ、あ、うんそう…えへへ」
ちょろい。
「今日取れたハーブと魚の魔物のボルワナズルドの身、そして先週のグリーンドラゴンの肉をずっと熟成させたのを使ったから当然ですよね~」…食べたかったです。
お姉さん団長にしか作らなかったんですよ。料理も職人並みにできるお姉さんが1週間も時間をかけて本気で作ってたから毎日厨房にいい香りが広がって… ずっと楽しみにしてたのに…楽しみだったのに。
拾われてから四年…私はこの傭兵団、天の星月で毎日楽しく暮らしています。
お母さん、あなたは元気ですか。
「シャルちゃんはそろそろ16か、学校に通わせてもいいかもしれないね」
「お姉さん、私は学校に行かなくても魔法とかはしっかり扱えるし…」
「同い年の友達作るのも大切だよ」
「…そうですね、じゃあ私はあの学校に通いたいです」
「はーい、お姉さん」
はい、私はシャルロットと申します。
お姉さんとは実のところエスメラルダさんのことです。あの人年下の女の子には自分のことをお姉さんって呼ばせてるんですよ。
30近いおばさ…「なんか変なこと考えてるでしょ~」
そして、勘が鋭すぎる。
団長と仲がいいから結婚してるものだと思っていたのだけど、してないみたい。
お姉さんが団長のことが好きなのは丸わかりなんだけどね。だって急に態度が…
「そろそろ料理できるから、盛り付ける皿を準備して~」
料理は、お姉さんとマフユさんに教えてもらいました。魔法は自分でほとんど使えるようになったのですが、料理や裁縫はからっきしでした。
ちなみにマフユさんは夏にしか料理をさせてもらえてません。
「私が料理を作ると全部冷たくなっちゃうのよね~雪女だからかしら」…らしいです。
夏はマフユの料理が美味しいと皆さん言っていますが、冬に作るとそれはただの氷と化すらしいです。私が拾われてから作っているところを見たことがありません。
「みんな~、料理できたよ。席ついて~…
ついたね、みんな今日を生き残れたことに感謝して~、かんぱーい!」
「「「かんぱーい」」」
この傭兵団は、毎日夜は依頼を受けていない人は食堂に集まってみんなで食事をしているのです。目覚めて最初の晩御飯はびっくりしました。すごい美人とか鬼みたいな男の人とかが部屋にどんどん入って来て私のことをじっと見てくるんですよ。こいつは誰?みたいな感じで…
今では…「シャル、こっちで食べましょ。
今日の魔法もすごかったわよ~、攻撃食らって破れた衣装で恥じらうあなたも可愛かったわ~」
お姉さんが、思っ切りからかってくる。
「あれは仕方がないじゃないですか~、私の服は魔法力向上のマントで暑いから中はすごい薄着だったんです、手で抑えとかないと下着が…」
ここまで言って恥ずかしくなって来ました。
「赤面してるシャルちゃんも可愛いわよ」
またいじられました~。お姉さんいつより上機嫌だな…あっそうか。「団長に料理褒められて嬉しかったのですか?お姉さんが団長のために作ったドラゴン肉のロッシーニ…」
「えっ、あ、うんそう…えへへ」
ちょろい。
「今日取れたハーブと魚の魔物のボルワナズルドの身、そして先週のグリーンドラゴンの肉をずっと熟成させたのを使ったから当然ですよね~」…食べたかったです。
お姉さん団長にしか作らなかったんですよ。料理も職人並みにできるお姉さんが1週間も時間をかけて本気で作ってたから毎日厨房にいい香りが広がって… ずっと楽しみにしてたのに…楽しみだったのに。
拾われてから四年…私はこの傭兵団、天の星月で毎日楽しく暮らしています。
お母さん、あなたは元気ですか。
「シャルちゃんはそろそろ16か、学校に通わせてもいいかもしれないね」
「お姉さん、私は学校に行かなくても魔法とかはしっかり扱えるし…」
「同い年の友達作るのも大切だよ」
「…そうですね、じゃあ私はあの学校に通いたいです」
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