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第六章

ハンデ

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ローションでヌルヌルにされたひまりは、胡蝶栗女学園の選手たちからの執拗な攻撃を受けていた。

胡蝶栗学園ボールで試合が再開される。

「あっ、間違えてひまりちゃんに出しちゃった♪」
胡蝶栗女学園の選手は、わざとひまりにボールを渡す。

ひまりはボールを取ろうと腕を上げるが、その度にヌルヌルとした感覚がひまりを襲う。

にゅるんっ
「くっ…!はぁ…はぁ…」

ひまりはなんとかボールをキャッチすると、シュート体制に移る。しかし、

「こしょこしょ~♪」
「んああっ……もう…やぁぁ…」
胡蝶栗女学園の選手の指が、ひまりの脇の下をぬるぬるとなぞる。

その後も胡蝶栗学園の選手たちは、ボールをひまりに渡すと、ひまりの胸や脇を不規則にぬるぬるとくすぐった。

「はぁ……もう……やめて…」
「だめよぉ♪ はいどーぞ♪」

ひまりの腕にボールを乗せられる。
その振動だけでひまりは体をびくつかせてしまう。

「ほら、チャンスなんだからシュート打たなくちゃ♪ ハンデとして、ひまりちゃんに触れないでいてあげる♪」

ひまりは気合を振り絞り、シュート体制を取る。

しかし、ひまりの前に立つ選手が手をワキワキとさせ、ひまりに見せつける。

「ひっっ…いやぁ…」
「ひまりちゃんどうしたの♪ まだなにもしてないよ♪」

ひまりは相手選手のくすぐる仕草をみて体をびくつかせてしまう。執拗にくすぐられ続けたせいで、くすぐる仕草を見るだけで体が反応してしまう。

「かわいいねぇ♪ 早くシュートしないと、奪いに行っちゃうよぉ♪」

手をワキワキと動かしながら、胡蝶栗女学園の選手がひまりの集中を妨げる。

ひまりは時折体をびくつかせながらも、なんとかシュート体制を整える。

「おっ、流石に慣れてきたかぁ♪ じゃあこんなのはどうかな♪」

そういうと、胡蝶栗女学園の生徒はひまりの背後に忍び寄る。

ふぅーーっ
「ひゃんっ…!」

胡蝶栗女学園の選手がひまりの耳に優しく息を吹き込む。
ひまりは顔を真っ赤にして刺激に耐えている。

「あれっ、こっちの方が弱いのかなぁ♪
いくよぉ♪ ふぅぅーーっ」

「んんっ…はぁぁ…やめてっ…」
「だ~め♪ ふうぅ~っ」
「んぁっ…! いやぁ……はぁぁん…」

ひまりは弱点の耳を優しく攻められ続け、体力と気力は既に限界を迎えようとしていた。

まだまだ試合は続く。
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