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第一笑(オーディン編)
2 : シーカー修行開始
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俺の修行は我が師匠であるネーシャの家掃除から始まった。
「わぁ……! ミカンの服すごく可愛い! よく似合ってるわねぇ!」
俺が真面目に掃除をしているというのに、ネーシャはミカンに夢中だ。
今のミカンはクエストの報酬として手に入れたお金で買った服を着ている。俺は女の子のファッションについて無知であるため、そこの所はネーシャに頼んだのだが。
「コウタ~。……この女がうざいの」
「……」
採取クエストで稼いだお金は決して大金というわけではないため、華美な服は着せてやれなかったが、青のシャツと青のスカートは彼女の金髪とよく似合っている気はした。
「コウタ見て見て。ほら!」
ミカンに背を向けさせ、ひらりと彼女のスカートをめくるネーシャ。
「きゃぁぁあ!!」
「パンツも可愛いでしょ? 星が笑ってるの!」
確かに、ミカンの尻で星が笑っていた。
ため息。
「分かったから、掃除を手伝ってくれよ」
「コウタ! 見たのか!?」
「何を」
「私のパンツ!」
「見たけどそれがどうかしたのか?」
「コウタのスケベ!」
ちょっと前まで堂々と全裸だった奴が何を恥ずかしがっているのか。
「スケベじゃねぇ。さっさと掃除手伝え」
それから二時間ほどで、とりあえずといえるくらいには掃除は済んだ。
「ありがとうねコウタ! それにミカンも!」
「どういたしまして。それで、これから俺は何をすればいい?」
「まずはご褒美よ!」
渡してきたのは二本のダガー。柄から真っ直ぐに刀身が生えたシンプルな剣だ。
「本当にいいのか?」
「部屋を掃除してくれたお礼よ! 受け取って!」
「おお……」
ずっしりと感じる質量。これが本物の剣か。
間近で見る、鋭く光る刀身には感動を覚えたが、言ってしまえばこれは凶器、背筋に緊張が走った。
俺とミカンは、ネーシャに連れられ庭に出る。ミカンには悪いが、俺が修行している間は退屈してもらう。
「それじゃ、シーカーについて説明するわね」
「よろしく頼む」
ここからようやく、シーカーとしての修行が始まるわけだ。カッコいいスキルとか、魔法もつかえるようになるのか! モンスターとは戦いたくないけど、何だか楽しみだ。
「シーカーっていうのは、隠密行動を得意とする職業なの。だから身を隠したり、敵を察知するスキルを習得できるわ」
「隠密行動……」
何かそれカッコイイ。
「武器の扱いにはもちろん慣れて欲しいけれど、シーカーの本領は隠密行動。できるだけ戦闘にならないように作戦を進めることが主な立ち回りだから、まずはスキルね」
戦いたくない俺にとって好都合な職業じゃないか。ネーシャに教えて貰って正解だった。
「といっても、シーカーがシーカーらしく立ち回るクエストなんてほぼ無いわ。クエストに戦闘はつきものね」
「結局そうなるのかよ」
そういえば俺とネーシャが初めて会った時、堂々とブラックベアの胴体切り裂いてたっけ、この人。
「じゃあ最初のスキル、行くわよ!」
「お、おう!」
一体どんなスキルなんだろうか。魔法使いのように火の玉とかを出すものでは無いと思うが。
「サイレントステップ!」
「お、おお……!」
ネーシャが足踏みしても、ジャンプしても、その音は一切聞こえない。どんな仕組みになってるんだ。
「おっと、大切なことを忘れていたわ。コウタ、免許証は持ってるわよね?」
「ああ。……これか?」
ギルドで貰った冒険免許証を見せると、ネーシャはそこにハンコをついた。
「何したんだ?」
「これはジョブマークといってね、持ち主にスキルの適性を与えるの」
「つまり俺はシーカーのスキルを習得できるようになったということか」
「そういうこと!」
「じゃあ俺はさっきネーシャがやってたサイレントステップってやつを使えるのか! なら早速……」
ネーシャはチッチッチッと指を振る。
「スキルを習得するにはスキルポイントが必要なの。スキルポイントはモンスターを倒したり、習得したスキルを使うことで増えていくわ」
つまりスキルを習得していない俺はモンスターを倒さないとスキルポイントを手に入れられないということか。
「じゃあモンスターを倒さないと、だな」
「サイレントステップは基本スキルだから、強いモンスターと戦わなくてもすぐに習得できるようになるから安心よ!」
モンスターと戦うってだけで安心出来ないんですが。でもネーシャがついてるし大丈夫か。
「早速ギルドに行ってクエストを探しましょう!」
「りょーかいっ」
ギルドのクエストボードから選んだクエストはスライムの討伐。報酬は2000ルーン。採取クエストよりも報酬が低いのだから、スライムはかなり弱いのだろう。
街を出てスライムを探す道中、ネーシャに問いかけた。
「ネーシャはどうして俺をシーカーにしようと思ったんだ?」
ネーシャは「えっ」と声を漏らす。
「な、なんとなく?」
「ふーん。それで、シーカーって何人くらいいるんだ?」
「え、ええと……」
数えきれないくらいはいるんだからすぐに答えは出ないか。
「二人」
「はい?」
「二人なの。……私とコウタだけ」
「ちょっと転職してくる」
俺は踵を返した。
「待ってぇええ!!!」
俺の腕を掴む涙目のネーシャ。
「二人って何だ二人って。軽く絶滅危惧種じゃねぇか。肩身狭すぎだろ!」
「シーカーは特別クエストになると斥候を任されるから、誰よりも先に死にやすい職業なの。だから人気がないのよ!」
「早く言えよそういうことは! それを知ってたら絶対俺はシーカーにならなかったわ!」
タダで武器をくれるし、スキルも教えてくれる。出来すぎた話だと思ったんだよなぁ。まさかシーカーがこんなにも廃れた職業だったとは。
「ミカンからも何か言ってよ!」
ずっと黙っていたミカンは「ふん」と言って顔を逸らす。
「あぅ……」
あからさまな落ち込み方をするネーシャ。
しかしネーシャは命の恩人だ。彼女がいなければ俺はとっくに死んでいただろう。今度は俺が、その恩を返すときではなかろうか。
「まぁなんだ、その特別クエストとやらには出なくていいのなら、シーカーをやってもいい」
「本当に!?」
パッと表情を明るくして詰め寄ってくる。
「あ、ああ。シーカーのスキルは色々と役に立ちそうだしな」
「うんうん! そうなのよ! シーカーのスキルはすっごく役に立つんだから! ね! ミカン!」
ネーシャはどさくさに紛れてミカンを抱き上げた。
「高い高いするな! 子供扱いするなぁ~!」
ミカンは小さな手をブンブン振り回して抵抗するが、その行為こそネーシャにとっては愛嬌があってたまらないのだろう。
「ん? そういえば……」
笑うネーシャと絶叫するミカンを見て思った。俺のカミトモはミカンだが、ネーシャのカミトモはどこにいるのだろうと。彼女の家でも見当たらなかったが。
「ネーシャのカミトモはどこにいるんだ?」
「あははは! 高いたかーい……ん? 私のカミトモならずっと一緒にいるわよ?」
「え? どこにも――」
いた。
「はぁ……はァ」
その姿を見て、俺の息遣いが荒くなる。
「この子はシャミー。獣人よ。スキルのスニーキングを使ってたから気づかなかったのね」
「はァ……ハァ」
猫耳……猫耳……。
「よろしくにゃ!」
「ネコミミィぃぃいいい!!!」
「うにゃー!?」
その白猫の少女に飛び込んだ。顔を埋めて揉みしだいて舐めてやった。
「にゃにゃにゃぁぁあ!!」
「クンカクンカ!!」
「にゃははは! くすぐったいにゃ! コウタ、くすぐったいのにゃ~!」
シャミーは喜んでいるようだ。俺の猫愛が伝わったか。
眼前に拳。
「ふん!」
「オギャァァア!!」
金髪ロリの小さな拳で突き上げられ俺の体は宙を舞った。
「コウタのロリコン」
「誰がロリコンだ!? 俺は猫が好きなだけだ! 勘違いするなよ? それに見た目でいえばシャミーはロリといえる歳でもないだろう。ロリだというのならミカン。お前の方が――」
「ふん!」
「グパァァア!!」
「わぁ……! ミカンの服すごく可愛い! よく似合ってるわねぇ!」
俺が真面目に掃除をしているというのに、ネーシャはミカンに夢中だ。
今のミカンはクエストの報酬として手に入れたお金で買った服を着ている。俺は女の子のファッションについて無知であるため、そこの所はネーシャに頼んだのだが。
「コウタ~。……この女がうざいの」
「……」
採取クエストで稼いだお金は決して大金というわけではないため、華美な服は着せてやれなかったが、青のシャツと青のスカートは彼女の金髪とよく似合っている気はした。
「コウタ見て見て。ほら!」
ミカンに背を向けさせ、ひらりと彼女のスカートをめくるネーシャ。
「きゃぁぁあ!!」
「パンツも可愛いでしょ? 星が笑ってるの!」
確かに、ミカンの尻で星が笑っていた。
ため息。
「分かったから、掃除を手伝ってくれよ」
「コウタ! 見たのか!?」
「何を」
「私のパンツ!」
「見たけどそれがどうかしたのか?」
「コウタのスケベ!」
ちょっと前まで堂々と全裸だった奴が何を恥ずかしがっているのか。
「スケベじゃねぇ。さっさと掃除手伝え」
それから二時間ほどで、とりあえずといえるくらいには掃除は済んだ。
「ありがとうねコウタ! それにミカンも!」
「どういたしまして。それで、これから俺は何をすればいい?」
「まずはご褒美よ!」
渡してきたのは二本のダガー。柄から真っ直ぐに刀身が生えたシンプルな剣だ。
「本当にいいのか?」
「部屋を掃除してくれたお礼よ! 受け取って!」
「おお……」
ずっしりと感じる質量。これが本物の剣か。
間近で見る、鋭く光る刀身には感動を覚えたが、言ってしまえばこれは凶器、背筋に緊張が走った。
俺とミカンは、ネーシャに連れられ庭に出る。ミカンには悪いが、俺が修行している間は退屈してもらう。
「それじゃ、シーカーについて説明するわね」
「よろしく頼む」
ここからようやく、シーカーとしての修行が始まるわけだ。カッコいいスキルとか、魔法もつかえるようになるのか! モンスターとは戦いたくないけど、何だか楽しみだ。
「シーカーっていうのは、隠密行動を得意とする職業なの。だから身を隠したり、敵を察知するスキルを習得できるわ」
「隠密行動……」
何かそれカッコイイ。
「武器の扱いにはもちろん慣れて欲しいけれど、シーカーの本領は隠密行動。できるだけ戦闘にならないように作戦を進めることが主な立ち回りだから、まずはスキルね」
戦いたくない俺にとって好都合な職業じゃないか。ネーシャに教えて貰って正解だった。
「といっても、シーカーがシーカーらしく立ち回るクエストなんてほぼ無いわ。クエストに戦闘はつきものね」
「結局そうなるのかよ」
そういえば俺とネーシャが初めて会った時、堂々とブラックベアの胴体切り裂いてたっけ、この人。
「じゃあ最初のスキル、行くわよ!」
「お、おう!」
一体どんなスキルなんだろうか。魔法使いのように火の玉とかを出すものでは無いと思うが。
「サイレントステップ!」
「お、おお……!」
ネーシャが足踏みしても、ジャンプしても、その音は一切聞こえない。どんな仕組みになってるんだ。
「おっと、大切なことを忘れていたわ。コウタ、免許証は持ってるわよね?」
「ああ。……これか?」
ギルドで貰った冒険免許証を見せると、ネーシャはそこにハンコをついた。
「何したんだ?」
「これはジョブマークといってね、持ち主にスキルの適性を与えるの」
「つまり俺はシーカーのスキルを習得できるようになったということか」
「そういうこと!」
「じゃあ俺はさっきネーシャがやってたサイレントステップってやつを使えるのか! なら早速……」
ネーシャはチッチッチッと指を振る。
「スキルを習得するにはスキルポイントが必要なの。スキルポイントはモンスターを倒したり、習得したスキルを使うことで増えていくわ」
つまりスキルを習得していない俺はモンスターを倒さないとスキルポイントを手に入れられないということか。
「じゃあモンスターを倒さないと、だな」
「サイレントステップは基本スキルだから、強いモンスターと戦わなくてもすぐに習得できるようになるから安心よ!」
モンスターと戦うってだけで安心出来ないんですが。でもネーシャがついてるし大丈夫か。
「早速ギルドに行ってクエストを探しましょう!」
「りょーかいっ」
ギルドのクエストボードから選んだクエストはスライムの討伐。報酬は2000ルーン。採取クエストよりも報酬が低いのだから、スライムはかなり弱いのだろう。
街を出てスライムを探す道中、ネーシャに問いかけた。
「ネーシャはどうして俺をシーカーにしようと思ったんだ?」
ネーシャは「えっ」と声を漏らす。
「な、なんとなく?」
「ふーん。それで、シーカーって何人くらいいるんだ?」
「え、ええと……」
数えきれないくらいはいるんだからすぐに答えは出ないか。
「二人」
「はい?」
「二人なの。……私とコウタだけ」
「ちょっと転職してくる」
俺は踵を返した。
「待ってぇええ!!!」
俺の腕を掴む涙目のネーシャ。
「二人って何だ二人って。軽く絶滅危惧種じゃねぇか。肩身狭すぎだろ!」
「シーカーは特別クエストになると斥候を任されるから、誰よりも先に死にやすい職業なの。だから人気がないのよ!」
「早く言えよそういうことは! それを知ってたら絶対俺はシーカーにならなかったわ!」
タダで武器をくれるし、スキルも教えてくれる。出来すぎた話だと思ったんだよなぁ。まさかシーカーがこんなにも廃れた職業だったとは。
「ミカンからも何か言ってよ!」
ずっと黙っていたミカンは「ふん」と言って顔を逸らす。
「あぅ……」
あからさまな落ち込み方をするネーシャ。
しかしネーシャは命の恩人だ。彼女がいなければ俺はとっくに死んでいただろう。今度は俺が、その恩を返すときではなかろうか。
「まぁなんだ、その特別クエストとやらには出なくていいのなら、シーカーをやってもいい」
「本当に!?」
パッと表情を明るくして詰め寄ってくる。
「あ、ああ。シーカーのスキルは色々と役に立ちそうだしな」
「うんうん! そうなのよ! シーカーのスキルはすっごく役に立つんだから! ね! ミカン!」
ネーシャはどさくさに紛れてミカンを抱き上げた。
「高い高いするな! 子供扱いするなぁ~!」
ミカンは小さな手をブンブン振り回して抵抗するが、その行為こそネーシャにとっては愛嬌があってたまらないのだろう。
「ん? そういえば……」
笑うネーシャと絶叫するミカンを見て思った。俺のカミトモはミカンだが、ネーシャのカミトモはどこにいるのだろうと。彼女の家でも見当たらなかったが。
「ネーシャのカミトモはどこにいるんだ?」
「あははは! 高いたかーい……ん? 私のカミトモならずっと一緒にいるわよ?」
「え? どこにも――」
いた。
「はぁ……はァ」
その姿を見て、俺の息遣いが荒くなる。
「この子はシャミー。獣人よ。スキルのスニーキングを使ってたから気づかなかったのね」
「はァ……ハァ」
猫耳……猫耳……。
「よろしくにゃ!」
「ネコミミィぃぃいいい!!!」
「うにゃー!?」
その白猫の少女に飛び込んだ。顔を埋めて揉みしだいて舐めてやった。
「にゃにゃにゃぁぁあ!!」
「クンカクンカ!!」
「にゃははは! くすぐったいにゃ! コウタ、くすぐったいのにゃ~!」
シャミーは喜んでいるようだ。俺の猫愛が伝わったか。
眼前に拳。
「ふん!」
「オギャァァア!!」
金髪ロリの小さな拳で突き上げられ俺の体は宙を舞った。
「コウタのロリコン」
「誰がロリコンだ!? 俺は猫が好きなだけだ! 勘違いするなよ? それに見た目でいえばシャミーはロリといえる歳でもないだろう。ロリだというのならミカン。お前の方が――」
「ふん!」
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