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Ⅲ.「現代文化研究部」始動
9.おめでとう、天城は葵語検定一級を手に入れた。
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星生はこれに同意し、
「そうしよう」
部屋の隅に置いてあったホワイトボードをゴロゴロと動かして、扱いやすい位置で固定する。天城は指さして、
「どうしたんだ、これ?」
星生は「何でそんな事を聞くんだ?」という具合に首をかしげて、
「用意した」
「いや、用意したのは分かる。ただ、こんなもんそんな簡単には出てこないだろ。買ったにしてはちょっと使ったアトがあるし、どっから持ってきたんだ?」
「分からない」
「何でだ。星生が持ってきたんじゃないのか?」
星生はふるふると首を振り、
「違う。持ってきたのは顧問」
「……そうか、顧問か」
部活動には顧問がいる。
考えてみれば当たり前の事である。
そもそも部活動が何故部活動という形を取るのかといえば、部室が使えるようになるだとか、予算が下りるようになるとか色々なメリットがあるからで、それらを享受するためには当然代価が必要で、それが設立の申請であったり、顧問の確保であったりする訳で、いかに何をしているのかよく分からない部活動だろうが、星生の半私物と化していようが、元をたどればそこには正式な手順での設立があったはずで、顧問の確保があったはずなのだ。
そういえば星生が、鍵は顧問と自分くらいしか持っていないというような話をしていた気もするのだが、あの時は久遠寺の「一緒に教室戻るとかありえないから!」という必死の主張を聞いていてそれどころではなかったということもあって、すっかり頭から抜け去っていた。
「ってことは、あれか?顧問に頼んだら持ってきてくれたってことか?」
首肯。
「そういうこと」
「ふーん……」
天城は改めてホワイトボードを眺める。使用感こそあるが、別に不具合はなさそうだ。マーカー類を含めた道具もちゃんと備わっている。いったいどこから持ってきたのだろう。
久遠寺がパイプ椅子に腰を下ろしながら、
「ちなみに誰なの?顧問って」
「雑賀《さいが》」
「「あー……」」
ハモった。天城と久遠寺は思わず顔を見合わせて苦笑する。
星生が挙げた雑賀こと雑賀銀之助の名前は有名だ。この学校の生徒で、校長の名前や、学校設立の精神や、校歌の歌詞を三番まで覚えていないものは居るかもしれないが、彼の名前を知らないという人間は恐らくいないだろう。それくらい強烈な存在感を放つ教師だった。
まず風貌が違う。そのカジュアルさは時によって差があるものの基本的には和服が標準装備で、厚くなってくれば甚平を着ていたりする。履くものだって運動靴だの革靴は一切履かず、屋内では草履、屋外では下駄で一貫している。切るのが面倒なのか、どうでもいいのか分からない髪は伸び放題で、髭だっていつから剃っていないのかも分からないほどの長さをしていて、一昔前の流浪人か、道端のミュージシャンを連想させるほどで、それでも不快感は全くなく、サマになる。それが雑賀という男だった。ちなみにその担当科目は国語でもなければ音楽でもなく、数学であるというオチもついている。
「しかしまあ、あの人顧問なんてやってたんだな……」
星生が「うん」と肯定し、
「結構色々なことを知ってる」
「そうなのか?」
「そう。こんど、顔を出すって言っていた」
顔を出す。
あの雑賀が、この得体も知れない部活動に。
ちょっと信じられなかった。
星生がぽつりと、
「取り敢えず、文音の話」
久遠寺が思い出したように、
「あ、それなんだけど。一応、こんなの持ってきてみた」
ばっと、手に持っていたノートを掲げる。
何の変哲もない、普通のノートだ。一冊二百円もしないような、飾り気のないものだった。
「これは……なんだ?」
「あれよ、ネタ帳みたいなやつ。設定とかそういうのもここに書いてるってわけ」
「また随分アナログだな」
久遠寺も自覚はある様で苦笑しつつ、
「ん。まあね。だけど、なんでかこの方がさ、考えもまとまるんだよね」
「え、纏まってるのか?あれで?」
「おうコラちょっと表出ろや」
「いや、それは勘弁願いたいな」
「お前が決めることじゃないからな?」
「それはともかく、ネタ帳か……」
天城は考え込む。久遠寺が「ともかくじゃねえぞこらおい聞いてんのか」などと騒ぐが、それらは全て無視する。やがて、
「なあ、久遠寺」
「な、なんだ」
「そのネタ帳に書いてあるのはあれか?おまえの創作全般に関するものか?それとも、この間のやつに関することだけか?」
「あ?なんでそんなこと聞くんだ」
「それは、」
突然、
「使わなくなる可能性も高いからだ」
星生が言葉を繋げる。
「おっと……いたのか」
「いた」
久遠寺は二人を交互に見て、
「え、そこ二人は同じ意見なの?っていうか使わないって、どういうことだよ」
星生がぽつりぽつりと、
「この間の作品は、もうぐちゃぐちゃに入り組んでる。そこから要らないところを削って、いい形にするのは凄く難しい。だから、初めからいい形を目指して作ってしまったほうが早い気がする」
「えっと……」
久遠寺は天城に助けを求めるような視線を向ける。天城はひとつ咳ばらいをして、
「久遠寺はスパゲッティコードって言葉を知ってるか?」
「スパゲッティ……何それ」
「スパゲッティコードっていうのはな、まあ簡単にいえばプログラムが絡まって複雑になっちゃってる状態のことを指す言葉だ。皿に盛られたスパゲッティってのは基本絡まってるだろ?それから取ってるらしい」
「ふーん……それがどう関係するのよ」
「要するに、久遠寺の書いたモノはそういう状態だと言いたいんだ。このスパゲッティコードはな、不具合が発生したとしても、その原因が特定しにくかったりする難しさがあるんだが、それに近い。問題のある部分と、問題のない部分が近すぎて、どうしようもしにくかったり、そもそも表裏一体だから、弄るに弄れなかったり、そういう状態になってる。だから、現状あるものを直すより、新しく作り直すほうが時間もかからないし、効率もいい、」
星生に確認するように、
「で、あってるか?」
星生は「おお」と口を丸くして、
「そんな感じ。葵語検定一級だ」
うんうんと満足げに頷いた。いや、認定されても困る。
「そうしよう」
部屋の隅に置いてあったホワイトボードをゴロゴロと動かして、扱いやすい位置で固定する。天城は指さして、
「どうしたんだ、これ?」
星生は「何でそんな事を聞くんだ?」という具合に首をかしげて、
「用意した」
「いや、用意したのは分かる。ただ、こんなもんそんな簡単には出てこないだろ。買ったにしてはちょっと使ったアトがあるし、どっから持ってきたんだ?」
「分からない」
「何でだ。星生が持ってきたんじゃないのか?」
星生はふるふると首を振り、
「違う。持ってきたのは顧問」
「……そうか、顧問か」
部活動には顧問がいる。
考えてみれば当たり前の事である。
そもそも部活動が何故部活動という形を取るのかといえば、部室が使えるようになるだとか、予算が下りるようになるとか色々なメリットがあるからで、それらを享受するためには当然代価が必要で、それが設立の申請であったり、顧問の確保であったりする訳で、いかに何をしているのかよく分からない部活動だろうが、星生の半私物と化していようが、元をたどればそこには正式な手順での設立があったはずで、顧問の確保があったはずなのだ。
そういえば星生が、鍵は顧問と自分くらいしか持っていないというような話をしていた気もするのだが、あの時は久遠寺の「一緒に教室戻るとかありえないから!」という必死の主張を聞いていてそれどころではなかったということもあって、すっかり頭から抜け去っていた。
「ってことは、あれか?顧問に頼んだら持ってきてくれたってことか?」
首肯。
「そういうこと」
「ふーん……」
天城は改めてホワイトボードを眺める。使用感こそあるが、別に不具合はなさそうだ。マーカー類を含めた道具もちゃんと備わっている。いったいどこから持ってきたのだろう。
久遠寺がパイプ椅子に腰を下ろしながら、
「ちなみに誰なの?顧問って」
「雑賀《さいが》」
「「あー……」」
ハモった。天城と久遠寺は思わず顔を見合わせて苦笑する。
星生が挙げた雑賀こと雑賀銀之助の名前は有名だ。この学校の生徒で、校長の名前や、学校設立の精神や、校歌の歌詞を三番まで覚えていないものは居るかもしれないが、彼の名前を知らないという人間は恐らくいないだろう。それくらい強烈な存在感を放つ教師だった。
まず風貌が違う。そのカジュアルさは時によって差があるものの基本的には和服が標準装備で、厚くなってくれば甚平を着ていたりする。履くものだって運動靴だの革靴は一切履かず、屋内では草履、屋外では下駄で一貫している。切るのが面倒なのか、どうでもいいのか分からない髪は伸び放題で、髭だっていつから剃っていないのかも分からないほどの長さをしていて、一昔前の流浪人か、道端のミュージシャンを連想させるほどで、それでも不快感は全くなく、サマになる。それが雑賀という男だった。ちなみにその担当科目は国語でもなければ音楽でもなく、数学であるというオチもついている。
「しかしまあ、あの人顧問なんてやってたんだな……」
星生が「うん」と肯定し、
「結構色々なことを知ってる」
「そうなのか?」
「そう。こんど、顔を出すって言っていた」
顔を出す。
あの雑賀が、この得体も知れない部活動に。
ちょっと信じられなかった。
星生がぽつりと、
「取り敢えず、文音の話」
久遠寺が思い出したように、
「あ、それなんだけど。一応、こんなの持ってきてみた」
ばっと、手に持っていたノートを掲げる。
何の変哲もない、普通のノートだ。一冊二百円もしないような、飾り気のないものだった。
「これは……なんだ?」
「あれよ、ネタ帳みたいなやつ。設定とかそういうのもここに書いてるってわけ」
「また随分アナログだな」
久遠寺も自覚はある様で苦笑しつつ、
「ん。まあね。だけど、なんでかこの方がさ、考えもまとまるんだよね」
「え、纏まってるのか?あれで?」
「おうコラちょっと表出ろや」
「いや、それは勘弁願いたいな」
「お前が決めることじゃないからな?」
「それはともかく、ネタ帳か……」
天城は考え込む。久遠寺が「ともかくじゃねえぞこらおい聞いてんのか」などと騒ぐが、それらは全て無視する。やがて、
「なあ、久遠寺」
「な、なんだ」
「そのネタ帳に書いてあるのはあれか?おまえの創作全般に関するものか?それとも、この間のやつに関することだけか?」
「あ?なんでそんなこと聞くんだ」
「それは、」
突然、
「使わなくなる可能性も高いからだ」
星生が言葉を繋げる。
「おっと……いたのか」
「いた」
久遠寺は二人を交互に見て、
「え、そこ二人は同じ意見なの?っていうか使わないって、どういうことだよ」
星生がぽつりぽつりと、
「この間の作品は、もうぐちゃぐちゃに入り組んでる。そこから要らないところを削って、いい形にするのは凄く難しい。だから、初めからいい形を目指して作ってしまったほうが早い気がする」
「えっと……」
久遠寺は天城に助けを求めるような視線を向ける。天城はひとつ咳ばらいをして、
「久遠寺はスパゲッティコードって言葉を知ってるか?」
「スパゲッティ……何それ」
「スパゲッティコードっていうのはな、まあ簡単にいえばプログラムが絡まって複雑になっちゃってる状態のことを指す言葉だ。皿に盛られたスパゲッティってのは基本絡まってるだろ?それから取ってるらしい」
「ふーん……それがどう関係するのよ」
「要するに、久遠寺の書いたモノはそういう状態だと言いたいんだ。このスパゲッティコードはな、不具合が発生したとしても、その原因が特定しにくかったりする難しさがあるんだが、それに近い。問題のある部分と、問題のない部分が近すぎて、どうしようもしにくかったり、そもそも表裏一体だから、弄るに弄れなかったり、そういう状態になってる。だから、現状あるものを直すより、新しく作り直すほうが時間もかからないし、効率もいい、」
星生に確認するように、
「で、あってるか?」
星生は「おお」と口を丸くして、
「そんな感じ。葵語検定一級だ」
うんうんと満足げに頷いた。いや、認定されても困る。
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