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第2章 復讐と、本当の仲間。
第4話 ターゲット
しおりを挟むさて、最初は誰をターゲットにしようか、やはり、ここは、中位、下位カースト辺りからが無難か。
よし、ここは仲良し3人組で俺をいじめてくれた、
剣心こころ、井森なくね、須戸あきは。
この3人にしようか。
コイツらは、須戸が上位カーストな為、調子に乗って、
俺をなぐったり、蹴ったりしてくれた。
剣心こころは、他のものには優しく、剣道をしており、
武道の教えなんて下らんものを他者に説いていた。
それは武術は暴力では無いというものだった。
だが、コイツは遠慮なく俺を殴ったり蹴ったりして、
酷い時は木刀で殴られた。
井森なくね。このクズは俺をストレスの吐口にしていた。下位カーストから中位カーストへ上がり、ストレスが溜まっていたのか、サンドバッグにされていた。辞書で殴りつけたり、いつも大事そうに抱えている祖母から貰ったという本で、殴りつけたりしてきた。
須戸あきは。コイツには、上位カーストなだけあって、
かなりの恨みがある。下位、中位カーストの者に命令して虐めたり、カッターナイフで切りつけられたりした。
上位カーストのいじめは別格だった。酷い時は家まで押し掛けられた。
さぁてまずは、情報収集だ。あ、それと、アエストロ王国の王、王女、騎士団長、騎士団員。あいつらにも目に物見せてやる。
俺は、再びアエストロ王国へと足を踏み入れ、
顔、身体つき、名前をサクトと変え、王城の執事試験を
受けた。
試験に合格し、王様のありがたぁ~いお話を聞き、
正式に雇われた。メイドの噂話に聞き耳を立てていると、騎士団長が王女に惚れているという話を聞いた。
これは使えるなぁ、そう思ったとき、俺の復讐計画の大本命の1人、結城勇人とすれ違った。何人もの雌豚(女生徒)を連れており、浮かれていた。滑稽だなぁ、俺は笑ってしまう。
そして、ここの王族が、不当に民から税金をとっている事が発覚した。それだけならただの悪人で済んだが、
何と、民を誘拐し、奴隷として売り捌いている事がわかった。とんでもねぇゴミ共だな。復讐のしがいがある。
俺はこの噂を王都に、姿を変えて広めまくった。
今や王都はこの噂で持ちきりだ。
勇者達は、隣国のイシュテルに出向いている為、今のうちだと民の間で決定し、明日の夜決行となった。
この作戦は、冒険者ギルドも参加しており、王を守る物は何も無い。
指揮は、俺が取る事となった。俺は冒険者カードを偽装し、S級冒険者と名乗った。それが広まり、是非指揮を取ってくれと言われた。これはやるしか無いよなぁ。
あいつら王族皆殺しだ。俺を嵌めた罪、償ってもらうぜ
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冒険者ギルド設定
冒険者ランク
SS
S
A
B
C
D
E
F
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通貨設定
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黒金貨100000円
金貨10000円
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