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死神の一歩
第2話 死を司る眼
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あの、僕の日常を奪おうとする、アイツを、アイツらを殺してやるーー。
「コイツだな」
誰だ?聞き覚えのない声が聞こえてくる。
「お前、殺したいんだろう。自分の当たり前を奪おうとする輩を。」
「あぁ、そうだ。」
「やはり、コイツが相応しい。決めた!お前を死神にしてやろう。」
「死神!?」
「そうだ、お前には主の眼と、鎌、フードをやろう。フードはお前の姿を隠し、鎌は斬ったものに死の呪いを振り撒き、眼は殺意の対象を殺すだろう。説明は以上だ。お前は死神たる器を持っている。また、いずれ会うだろう。」
「まて!お前は誰なんだ!?」
「俺は....しがない悪魔だ。人に死を授ける、な。」
パリン!
と、何もない場所が割れる。
そこに悪魔は入っていった。
「本当に悪魔なんだな...。」
ザザ...ーーこれより、死神の能力の移植を開始します。ーー
「何だ!これ!」
足元に黒い何かが、溢れ出す。
気がつくと、フードをかぶり、手には鎌を持ち、右目から黒いオーラが溢れている。
能力解除
心の中で唱える。
そうすると、フードは散り、鎌は手の紋様に戻り、目からは黒いオーラが無くなった。
「なるほどな。」
「おい!さっきのナビみたいな奴!」
ーーはい、何でしょうか。ーー
ここは何処だ。
ーーここは死神界、王の間にございます。ーー
なるほど、王の間。
この世界と俺の世界どれくらい差がある。
ーーはい、この世界は時間の進みが違います。あちらの世界の1秒がこちらの世界の千年です。ーー
なるほど、じゃあこの世界で999年死神の能力を使いこなせるように修行だ。
何か、対人ロボみたいの出せるか?
ーーはい、似たような物なら出せます。ーー
じゃあ、出してくれ。
ーーかしこまりました。ーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それから、999年の月日が経ち、先代の死神王モデルのロボを簡単に倒せるようになっていた。
自慢ではないが、いまの自分はかなり死神の中でも強い部類に入ると思う。
よし、現実世界に返してくれ。
ーーかしこまりました。ーー
そういえばナビは現実世界にも来れるのか?
ーーはい、無論でございます。ーー
じゃあ、出発だ!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ドドドドドドドドドドドドドドド!!!
相変わらず、襲撃犯は、銃を放ちまくっている。
目障りだ。
俺は眼を発動させ、襲撃犯を殺す。
「え?し、死んだ?」
クラスの誰かが言った。
「な、何だよ!もう、何なんだよ!!!」
「安心して。僕が助ける。」
「え?死崎?何言ってんだ?」
「コイツを殺したのは僕だ。後の残りの襲撃犯も全員殺しておく。」
「殺すって?」
「君らは知らなくていい世界だ。僕1人で十分だ。」
「おい!伯人!待てよ!」
「石取....。」
「なんか、ここでお前を引き止めないともう、2度と会えねぇ気がするんだ。どっか行ったりしないよな?」
「.........」
「何か答えてくれよ!なぁ!俺ら親友だろ!?そう、思ってたのは俺だけかよ!!」
「僕はそんな事思ったことはない。」
本当は親友だと思ってる!家族より大事だと感じたことは何回もあった。僕だって君と過ごしたい。だけど、サヨナラだ。ナビがいっていたけど死神の能力を持ったものは例外なく、こちらにはいられないらしい。こんな人殺しの世界に君を巻き込みたくない!だから!これが僕が君にあげられる精一杯の感謝の気持ちだ。君は、幸せになってくれ。ありがとう、僕の大好きな親友。
サヨナラ、僕の1番の友人。
「サヨナラ」
涙を見られない様に必死に眼下を拭く。
「伯人!!!俺は!!お前を忘れない!お前は俺の親友だ!!今まで!俺の親友でいてくれてありがとう!伯人!俺の1番の友人!!本当に、ありがとう!!!」
ガラッと、教室のドアを開ける。
ドアを閉め、涙が拭くぐらいじゃ足りない程溢れてくる。数滴の涙と、ありがとうを置いて、僕は旅に出る。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
学校内の襲撃犯を皆殺しにし、僕はナビに言われるまま死神を育成する学園へと足を運ぶ。
僕の大事だと思える人達が、当たり前を過ごせて、幸せになれる様に僕が悪を滅ぼす。
タクシーなどを経由して、ある、1つの山についた。
ここが死神の学園に繋がっているのか?
ーーはい、左様でございます。ーー
ここから、少年の死の物語が始まる。
これは後に死皇帝と呼ばれる様になる少年の物語だ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
プロフィール
名前:死崎伯人
年齢16歳
性別:男
能力:死神の眼、死神の衣、死神の鎌
能力ランク:Zクラス
能力練度:Zクラス
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
能力ランク設定
死神クラスZ
悪魔クラス SSS
使徒クラス SS
達人クラスS
熟練クラスA
ルーキークラスB
新人クラスC
素人クラスD
無能E
「コイツだな」
誰だ?聞き覚えのない声が聞こえてくる。
「お前、殺したいんだろう。自分の当たり前を奪おうとする輩を。」
「あぁ、そうだ。」
「やはり、コイツが相応しい。決めた!お前を死神にしてやろう。」
「死神!?」
「そうだ、お前には主の眼と、鎌、フードをやろう。フードはお前の姿を隠し、鎌は斬ったものに死の呪いを振り撒き、眼は殺意の対象を殺すだろう。説明は以上だ。お前は死神たる器を持っている。また、いずれ会うだろう。」
「まて!お前は誰なんだ!?」
「俺は....しがない悪魔だ。人に死を授ける、な。」
パリン!
と、何もない場所が割れる。
そこに悪魔は入っていった。
「本当に悪魔なんだな...。」
ザザ...ーーこれより、死神の能力の移植を開始します。ーー
「何だ!これ!」
足元に黒い何かが、溢れ出す。
気がつくと、フードをかぶり、手には鎌を持ち、右目から黒いオーラが溢れている。
能力解除
心の中で唱える。
そうすると、フードは散り、鎌は手の紋様に戻り、目からは黒いオーラが無くなった。
「なるほどな。」
「おい!さっきのナビみたいな奴!」
ーーはい、何でしょうか。ーー
ここは何処だ。
ーーここは死神界、王の間にございます。ーー
なるほど、王の間。
この世界と俺の世界どれくらい差がある。
ーーはい、この世界は時間の進みが違います。あちらの世界の1秒がこちらの世界の千年です。ーー
なるほど、じゃあこの世界で999年死神の能力を使いこなせるように修行だ。
何か、対人ロボみたいの出せるか?
ーーはい、似たような物なら出せます。ーー
じゃあ、出してくれ。
ーーかしこまりました。ーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それから、999年の月日が経ち、先代の死神王モデルのロボを簡単に倒せるようになっていた。
自慢ではないが、いまの自分はかなり死神の中でも強い部類に入ると思う。
よし、現実世界に返してくれ。
ーーかしこまりました。ーー
そういえばナビは現実世界にも来れるのか?
ーーはい、無論でございます。ーー
じゃあ、出発だ!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ドドドドドドドドドドドドドドド!!!
相変わらず、襲撃犯は、銃を放ちまくっている。
目障りだ。
俺は眼を発動させ、襲撃犯を殺す。
「え?し、死んだ?」
クラスの誰かが言った。
「な、何だよ!もう、何なんだよ!!!」
「安心して。僕が助ける。」
「え?死崎?何言ってんだ?」
「コイツを殺したのは僕だ。後の残りの襲撃犯も全員殺しておく。」
「殺すって?」
「君らは知らなくていい世界だ。僕1人で十分だ。」
「おい!伯人!待てよ!」
「石取....。」
「なんか、ここでお前を引き止めないともう、2度と会えねぇ気がするんだ。どっか行ったりしないよな?」
「.........」
「何か答えてくれよ!なぁ!俺ら親友だろ!?そう、思ってたのは俺だけかよ!!」
「僕はそんな事思ったことはない。」
本当は親友だと思ってる!家族より大事だと感じたことは何回もあった。僕だって君と過ごしたい。だけど、サヨナラだ。ナビがいっていたけど死神の能力を持ったものは例外なく、こちらにはいられないらしい。こんな人殺しの世界に君を巻き込みたくない!だから!これが僕が君にあげられる精一杯の感謝の気持ちだ。君は、幸せになってくれ。ありがとう、僕の大好きな親友。
サヨナラ、僕の1番の友人。
「サヨナラ」
涙を見られない様に必死に眼下を拭く。
「伯人!!!俺は!!お前を忘れない!お前は俺の親友だ!!今まで!俺の親友でいてくれてありがとう!伯人!俺の1番の友人!!本当に、ありがとう!!!」
ガラッと、教室のドアを開ける。
ドアを閉め、涙が拭くぐらいじゃ足りない程溢れてくる。数滴の涙と、ありがとうを置いて、僕は旅に出る。
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学校内の襲撃犯を皆殺しにし、僕はナビに言われるまま死神を育成する学園へと足を運ぶ。
僕の大事だと思える人達が、当たり前を過ごせて、幸せになれる様に僕が悪を滅ぼす。
タクシーなどを経由して、ある、1つの山についた。
ここが死神の学園に繋がっているのか?
ーーはい、左様でございます。ーー
ここから、少年の死の物語が始まる。
これは後に死皇帝と呼ばれる様になる少年の物語だ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
プロフィール
名前:死崎伯人
年齢16歳
性別:男
能力:死神の眼、死神の衣、死神の鎌
能力ランク:Zクラス
能力練度:Zクラス
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
能力ランク設定
死神クラスZ
悪魔クラス SSS
使徒クラス SS
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新人クラスC
素人クラスD
無能E
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