62 / 120
海の都 ラグーノニア
作戦は大失敗かつ多大なるダメージを負いました
しおりを挟む
アルと連れ立って帰り道を歩く。
帰りも屋台街を通るが、メインストリートは人がいっぱいなので、裏通りから行くことにした。メインでは人波も店の看板や宣伝も派手だったが、裏通りの店は特に呼び込みなんかしていない。その代わり間接照明をうまく利用した外観は、店主のこだわりを感じさせるお洒落な雰囲気を一軒一軒が醸し出している。背伸びしたい日に入りたくなるような、そこにいるだけで自分もお洒落さんの一人かもって錯覚させるような、お店ばかりだ。道行く人も自分たちの世界に浸っているようで、そのそっけなさが良くも悪くもこの通りとしっくりくる。
そう――先ほどまでの熱気から切り離されたこの静かな裏通りは、まさしく大人デートにふさわしい、ロマンチックでしっぽり感満載であった。
(夜景からのこの流れはデートコースの鉄板ルートじゃない!? えっ……大丈夫なの?? )
アルはそれを知っててこの道を選んだのか、それとも偶然か――。
ニッキーメモをちゃんと読んでなかったけど、もしもニッキーからのオススメだとしたらあいつは爽やかな顔した悪魔だ!!
(デート終わりにここ歩いて、“よかったらもう一軒行かない?”とか言われたらすぐ頷いちゃうよ――)
まるでドラマのワンシーンみたいだ。一体アルはどんな気持ちでここを歩いているんだろう。少し前を行くアルの背中を見る。鍛えられた背中は背筋がピンッと張って後ろ姿もカッコいい。普段よりラフな格好だからその歩みに合わせて動く肩甲骨のくぼみに、がっしりした背中に――いつもより男を感じてしまってドキドキする。
(何考えているんだ私の馬鹿馬鹿っ!! )
火照った顔をどうにかして抑えたいのにどうにもできない。頭も心もいっぱいいっぱいだ。せめてもの足搔きで手で仰いでみるが、うん、効果は全くない。
そんなときにアルが立ち止まり、こちらを振り返った。見返り美人――流し目というやつですか?? 初めて見ました。ミコトを射抜く鋭い瞳を見てしまっては何も考えられなくなる。アルは口を少し開いて、閉じる、開いては閉じるを何度か繰り返し、そのまま首筋に片手をやって少し目線をずらした。
「喉……乾いてないか? なんか冷たいもんでも飲むか? 」
言いづらそうに、少し照れを含んだその言い方に、もう限界だと思っていた脈拍数が一気に上昇する。
「――――はい。」
あぁ、今の自分はきっと誰が見ても女の子の顔だ。
♢♢♢
アルとそのまま手近にあった店に入る。居酒屋――とも少し違う。バーと呼ぶには敷居が低すぎる。程よくざわつきつつも落ち着いた雰囲気の店だ。優しい目をしたダンディなマスターが出迎えて、窓際の席に座らせてくれた。少し空いた窓から心地よい風が流れ込んでくる。
「この辺が、ドリンクだな。」
メニューを眺めるアル。二人掛けのテーブルに向かい合わせに座っているこの状況は……まさしくデートだ。
(こんなん素面じゃやってられねぇーよっ!! )
酒だ。酒の力が欲しい。不良少年聖女は、一滴のアルコールでも欲しています!!
「アル~せっかくだから飲んじゃえば? 」
名付けて“酔っぱらった親戚の叔父さん大作戦”。こんな経験ないだろうか。子どもの頃、親戚の集まりなどで酔っぱらった叔父さんに、「おう! ちょっと飲んでみるか~? 」と酒を勧められたことは――
アルを酔わせて、その隙にチビリとやるだけだ。大丈夫。私ならうまくやれる。接待なんぞしたことないが、全身全霊をもってお酌をさせて頂きます!!
「いや、しかしお前もいるしな……。」
「え~俺のことは気にしなくていいよ。こういう暑い日に飲むのは最高でしょ? 暑くなった身体を冷やす炭酸の爽快感にグワッて流れ込んでくる喉越し、水分を求めてた身体に回るアルコールの感覚は堪らないじゃないか!! 」
「お前……やけに詳しくないか。」
「……オトウサンガイッテタヨ。」
危ない危ない。思わず熱が入ってしまった。
「だがまぁしかし……」
「いいっていいって。いつもアル頑張ってるじゃんか。自分へのご褒美に、ね! 」
少しくらいなら大丈夫だよ~気にしなくていいよ~とそそのかした結果、アルは麦泡酒とやらを注文した。まずは第一段階成功だ。
運ばれてきたのはキンキンに冷えたグラスと瓶。叔父さんが目の前でグラスに注いだ黄金色の液体と白いクリーミーな泡。
(うおぉ! ビールじゃん!! )
この旅の間でアルが酒を飲んだのは見たことがない。ジークやニッキーもだ。子どものミコトやユキちゃんの前だということで、気でも使っているのだろうか。なんて品行方正なヤツらだ。こちらは全然構わないのに。むしろもっとやれ。チャンスが増える。
というわけで、ミコトが初めてお目にかかる異世界酒だ。
(異世界ビール……やっぱ味わい違うのかな……)
期待感と好奇心で思わずゴクリと喉が鳴る。サーニャソーダも美味しいけどね、一度知ってしまったあの味が懐かしいのさ。美味しそうにアルが飲み干すのを見つめた。喉を鳴らすたびに上下する喉仏――いかん、酒に集中しろ! 余計なことを考えている暇はない。
「気になるか? 」
物欲しそうに見ていたのがバレたみたいだ。でもいい流れだ。
「うん、気になる! 」
「そうか、大人になったらな。」
この堅物騎士――っ!! もう少しちゃらんぽらんになってくれてもいいじゃないか。
「ねぇねぇアル。このお酒はどんな酒なの? 」
「この麦泡酒は――苦みが上手い。癖になる。」
うん、ビールだな。そしてアルは食レポ下手くそか!!
「こっちの紅樽酒は?」
「果物から作った赤い酒だ。渋くてうまい。」
なるほど、ワインか。
「ということはこっちの白樽酒は……」
「そっちは果物から作った白い酒だ。赤よりもさっぱりしてる。うまい。」
なんとなくわかってきたぞ、異世界酒!!
ここでアルのグラスが空いたのでお注ぎする。いいペースだな。作戦通り。“お酒の話をしてると酒が飲みたくなってくる大作戦”、自分の首も絞めることになるが、背に腹は代えられない。メニューに載っている酒の話を聞きながらアルにお酌し、瓶が空になりそうなら注文して――自分の知識も深まるし一石二鳥だ。
しばらくすると、アルもほろ酔いになってきたのだろうか。少し饒舌になってきた。
「……ちょっと行ってくる。」
アルが席を外す。トイレタイムかな、結構飲んだもんなぁ~
――というわけでチャンスタイムだ!!
幸いなことに端に座っているミコトのことを気にしている客は見当たらない。みんなそれぞれの世界に没頭している。目の前のグラスにそっと手を伸ばす。揺れる琥珀色の液体、シュワシュワ聞こえる炭酸の音、縁にそって少しだけ残る泡、アルの飲みかけの酒だ。早くしないと炭酸が抜けちゃう――ってちょっと待って、飲みかけか!!
(間接キスじゃん!? )
高校生の初々しいカップルでもないんだから、こんなこと気にしなくていいのに……もういい大人なのに……一度意識すると猛烈に恥ずかしくなってきた。残念なことに新しいグラスをマスターにもらってくる暇はない。
大丈夫、大丈夫だ。蚊に噛まれる程度だこんなもん。バレなきゃ平気。落ち着け私~! この緊張は子どものフリして酒を飲もうとする、悪いことをしようとする緊張感であって、決して好きな人との間接キスを意識しているわけではない。だからへっちゃらだ。大丈夫――
あと少しで唇に触れる――――
「こーらっ! 悪ガキめ。」
グラスと唇の間に何かが挟み込まれ邪魔された。
アルの手だ。
後ろからアルの大きな手で、口元を覆われていた。
「んんっ――!?!? 」
そのままアルはもう片方の手でミコトが持っていたグラスを、ミコトの手ごと握る。
「――あまり大人を舐めるな。」
耳元でささやかれたその掠れ声に、酔って目元を赤らめながら見下ろす瞳に、悪いことを見つけたいたずらっ子のように笑う無邪気な様子に――
思考回路が爆発した。
そのままスリっとミコトの頭に頬を擦り寄せる。まるで大切なものを愛しむかのようだ。
酔っぱらった獣人騎士は距離感が狂っちゃったみたいです。作戦は失敗に終わりました。深刻なダメージを心に与えられて、そのあとどうやって帰ったかはあんまり覚えてない。
今後二度と、酔っぱらいアルには近づかないことだけは心に誓った。
~~~~~
ミコアル大人なデート回、お楽しみいただけたでしょうか(*^^*)
次回からは愉快な3人組が帰ってきます!笑
幕間:アルの独り言ー②でミコトとアルのイラストを描いてくれたにじます様が、今回の話もイラストにしてくれました!!
ミコアルが漫画になってるよ……
尊い……拝み倒したい……
3コマ目、ヤバくない!?
超絶色気だだ漏れてない!?
空欄になっている吹き出しにアルのあの台詞を入れてご覧なさい……
尊死……_:(´ཀ`」 ∠):
ライオン耳&しっぽ生やして
すりすりゴロゴロしているアルゥゥッッ!!!!
かわいすぎる!!
ぷしゅぅぅぅってなってるミコトの気持ちがよくわかる……
作者はこのイラスト見ながら、お気に入りの声優さんボイスで、アルを再生しては一人ニヤけてます……笑
にじます様素敵なイラストをありがとうございました!!
帰りも屋台街を通るが、メインストリートは人がいっぱいなので、裏通りから行くことにした。メインでは人波も店の看板や宣伝も派手だったが、裏通りの店は特に呼び込みなんかしていない。その代わり間接照明をうまく利用した外観は、店主のこだわりを感じさせるお洒落な雰囲気を一軒一軒が醸し出している。背伸びしたい日に入りたくなるような、そこにいるだけで自分もお洒落さんの一人かもって錯覚させるような、お店ばかりだ。道行く人も自分たちの世界に浸っているようで、そのそっけなさが良くも悪くもこの通りとしっくりくる。
そう――先ほどまでの熱気から切り離されたこの静かな裏通りは、まさしく大人デートにふさわしい、ロマンチックでしっぽり感満載であった。
(夜景からのこの流れはデートコースの鉄板ルートじゃない!? えっ……大丈夫なの?? )
アルはそれを知っててこの道を選んだのか、それとも偶然か――。
ニッキーメモをちゃんと読んでなかったけど、もしもニッキーからのオススメだとしたらあいつは爽やかな顔した悪魔だ!!
(デート終わりにここ歩いて、“よかったらもう一軒行かない?”とか言われたらすぐ頷いちゃうよ――)
まるでドラマのワンシーンみたいだ。一体アルはどんな気持ちでここを歩いているんだろう。少し前を行くアルの背中を見る。鍛えられた背中は背筋がピンッと張って後ろ姿もカッコいい。普段よりラフな格好だからその歩みに合わせて動く肩甲骨のくぼみに、がっしりした背中に――いつもより男を感じてしまってドキドキする。
(何考えているんだ私の馬鹿馬鹿っ!! )
火照った顔をどうにかして抑えたいのにどうにもできない。頭も心もいっぱいいっぱいだ。せめてもの足搔きで手で仰いでみるが、うん、効果は全くない。
そんなときにアルが立ち止まり、こちらを振り返った。見返り美人――流し目というやつですか?? 初めて見ました。ミコトを射抜く鋭い瞳を見てしまっては何も考えられなくなる。アルは口を少し開いて、閉じる、開いては閉じるを何度か繰り返し、そのまま首筋に片手をやって少し目線をずらした。
「喉……乾いてないか? なんか冷たいもんでも飲むか? 」
言いづらそうに、少し照れを含んだその言い方に、もう限界だと思っていた脈拍数が一気に上昇する。
「――――はい。」
あぁ、今の自分はきっと誰が見ても女の子の顔だ。
♢♢♢
アルとそのまま手近にあった店に入る。居酒屋――とも少し違う。バーと呼ぶには敷居が低すぎる。程よくざわつきつつも落ち着いた雰囲気の店だ。優しい目をしたダンディなマスターが出迎えて、窓際の席に座らせてくれた。少し空いた窓から心地よい風が流れ込んでくる。
「この辺が、ドリンクだな。」
メニューを眺めるアル。二人掛けのテーブルに向かい合わせに座っているこの状況は……まさしくデートだ。
(こんなん素面じゃやってられねぇーよっ!! )
酒だ。酒の力が欲しい。不良少年聖女は、一滴のアルコールでも欲しています!!
「アル~せっかくだから飲んじゃえば? 」
名付けて“酔っぱらった親戚の叔父さん大作戦”。こんな経験ないだろうか。子どもの頃、親戚の集まりなどで酔っぱらった叔父さんに、「おう! ちょっと飲んでみるか~? 」と酒を勧められたことは――
アルを酔わせて、その隙にチビリとやるだけだ。大丈夫。私ならうまくやれる。接待なんぞしたことないが、全身全霊をもってお酌をさせて頂きます!!
「いや、しかしお前もいるしな……。」
「え~俺のことは気にしなくていいよ。こういう暑い日に飲むのは最高でしょ? 暑くなった身体を冷やす炭酸の爽快感にグワッて流れ込んでくる喉越し、水分を求めてた身体に回るアルコールの感覚は堪らないじゃないか!! 」
「お前……やけに詳しくないか。」
「……オトウサンガイッテタヨ。」
危ない危ない。思わず熱が入ってしまった。
「だがまぁしかし……」
「いいっていいって。いつもアル頑張ってるじゃんか。自分へのご褒美に、ね! 」
少しくらいなら大丈夫だよ~気にしなくていいよ~とそそのかした結果、アルは麦泡酒とやらを注文した。まずは第一段階成功だ。
運ばれてきたのはキンキンに冷えたグラスと瓶。叔父さんが目の前でグラスに注いだ黄金色の液体と白いクリーミーな泡。
(うおぉ! ビールじゃん!! )
この旅の間でアルが酒を飲んだのは見たことがない。ジークやニッキーもだ。子どものミコトやユキちゃんの前だということで、気でも使っているのだろうか。なんて品行方正なヤツらだ。こちらは全然構わないのに。むしろもっとやれ。チャンスが増える。
というわけで、ミコトが初めてお目にかかる異世界酒だ。
(異世界ビール……やっぱ味わい違うのかな……)
期待感と好奇心で思わずゴクリと喉が鳴る。サーニャソーダも美味しいけどね、一度知ってしまったあの味が懐かしいのさ。美味しそうにアルが飲み干すのを見つめた。喉を鳴らすたびに上下する喉仏――いかん、酒に集中しろ! 余計なことを考えている暇はない。
「気になるか? 」
物欲しそうに見ていたのがバレたみたいだ。でもいい流れだ。
「うん、気になる! 」
「そうか、大人になったらな。」
この堅物騎士――っ!! もう少しちゃらんぽらんになってくれてもいいじゃないか。
「ねぇねぇアル。このお酒はどんな酒なの? 」
「この麦泡酒は――苦みが上手い。癖になる。」
うん、ビールだな。そしてアルは食レポ下手くそか!!
「こっちの紅樽酒は?」
「果物から作った赤い酒だ。渋くてうまい。」
なるほど、ワインか。
「ということはこっちの白樽酒は……」
「そっちは果物から作った白い酒だ。赤よりもさっぱりしてる。うまい。」
なんとなくわかってきたぞ、異世界酒!!
ここでアルのグラスが空いたのでお注ぎする。いいペースだな。作戦通り。“お酒の話をしてると酒が飲みたくなってくる大作戦”、自分の首も絞めることになるが、背に腹は代えられない。メニューに載っている酒の話を聞きながらアルにお酌し、瓶が空になりそうなら注文して――自分の知識も深まるし一石二鳥だ。
しばらくすると、アルもほろ酔いになってきたのだろうか。少し饒舌になってきた。
「……ちょっと行ってくる。」
アルが席を外す。トイレタイムかな、結構飲んだもんなぁ~
――というわけでチャンスタイムだ!!
幸いなことに端に座っているミコトのことを気にしている客は見当たらない。みんなそれぞれの世界に没頭している。目の前のグラスにそっと手を伸ばす。揺れる琥珀色の液体、シュワシュワ聞こえる炭酸の音、縁にそって少しだけ残る泡、アルの飲みかけの酒だ。早くしないと炭酸が抜けちゃう――ってちょっと待って、飲みかけか!!
(間接キスじゃん!? )
高校生の初々しいカップルでもないんだから、こんなこと気にしなくていいのに……もういい大人なのに……一度意識すると猛烈に恥ずかしくなってきた。残念なことに新しいグラスをマスターにもらってくる暇はない。
大丈夫、大丈夫だ。蚊に噛まれる程度だこんなもん。バレなきゃ平気。落ち着け私~! この緊張は子どものフリして酒を飲もうとする、悪いことをしようとする緊張感であって、決して好きな人との間接キスを意識しているわけではない。だからへっちゃらだ。大丈夫――
あと少しで唇に触れる――――
「こーらっ! 悪ガキめ。」
グラスと唇の間に何かが挟み込まれ邪魔された。
アルの手だ。
後ろからアルの大きな手で、口元を覆われていた。
「んんっ――!?!? 」
そのままアルはもう片方の手でミコトが持っていたグラスを、ミコトの手ごと握る。
「――あまり大人を舐めるな。」
耳元でささやかれたその掠れ声に、酔って目元を赤らめながら見下ろす瞳に、悪いことを見つけたいたずらっ子のように笑う無邪気な様子に――
思考回路が爆発した。
そのままスリっとミコトの頭に頬を擦り寄せる。まるで大切なものを愛しむかのようだ。
酔っぱらった獣人騎士は距離感が狂っちゃったみたいです。作戦は失敗に終わりました。深刻なダメージを心に与えられて、そのあとどうやって帰ったかはあんまり覚えてない。
今後二度と、酔っぱらいアルには近づかないことだけは心に誓った。
~~~~~
ミコアル大人なデート回、お楽しみいただけたでしょうか(*^^*)
次回からは愉快な3人組が帰ってきます!笑
幕間:アルの独り言ー②でミコトとアルのイラストを描いてくれたにじます様が、今回の話もイラストにしてくれました!!
ミコアルが漫画になってるよ……
尊い……拝み倒したい……
3コマ目、ヤバくない!?
超絶色気だだ漏れてない!?
空欄になっている吹き出しにアルのあの台詞を入れてご覧なさい……
尊死……_:(´ཀ`」 ∠):
ライオン耳&しっぽ生やして
すりすりゴロゴロしているアルゥゥッッ!!!!
かわいすぎる!!
ぷしゅぅぅぅってなってるミコトの気持ちがよくわかる……
作者はこのイラスト見ながら、お気に入りの声優さんボイスで、アルを再生しては一人ニヤけてます……笑
にじます様素敵なイラストをありがとうございました!!
0
お気に入りに追加
493
あなたにおすすめの小説
【R18】満足していないのにその部屋から強制退場させられたのですが
アマンダ
恋愛
少年聖女と獣人騎士シリーズ第2弾『満足するまで出られないのでオカズとして一生懸命頑張ります』のヒーロー視点です。
海底にあった謎の遺跡群で謎の魔法に巻き込まれたミコトとアル。ベッドしかない、殺風景な一室。「ここは、俺の世界の“絶対にセックスをしないと出られない部屋”にそっくりだ」と女装した少年が言うのですが!? 正気か、お前は!? 俺らは男と男だぞ……ましてやお前は未成年で……俺はもう、これ以上お前を汚したくないのだが。こっちが必死で抑え込んでいるというのに、なんでそんなに煽ってくるんだ!! ヒーローにとっての精神的BLですが残念、そうじゃないんです。ゴリゴリに削られていく獣人騎士の理性の崩壊をお楽しみください! 前後編です。
【R18】触手に犯された少年聖女を見て興奮した俺はヒトとして獣人として最低です
アマンダ
恋愛
獣人騎士のアルは、護衛対象である少年と共に、ダンジョンでエロモンスターに捕まってしまう。ヌルヌルの触手が与える快楽から逃れようと顔を上げると、顔を赤らめ恥じらう少年の痴態が――――。
連載中の『世界のピンチが救われるまで本能に従ってはいけません!!〜少年聖女と獣人騎士の攻防戦〜』のR18ver.となります。おなじく『男のフリした聖女は触手にアンアン喘がされ、ついでに想い人の獣人騎士も後ろでアンアンしています。』の続編・ヒーロー視点となっています。
本編は読まなくてもわかるようになってますがヒロイン視点を先に読んでから、お読みいただくのが作者のおすすめです!
ヒーロー本人はBLだと思ってますが、残念、BLではありません。
異世界召喚されたけどヤバい国だったので逃げ出したら、イケメン騎士様に溺愛されました
平山和人
恋愛
平凡なOLの清水恭子は異世界に集団召喚されたが、見るからに怪しい匂いがプンプンしていた。
騎士団長のカイトの出引きで国を脱出することになったが、追っ手に追われる逃亡生活が始まった。
そうした生活を続けていくうちに二人は相思相愛の関係となり、やがて結婚を誓い合うのであった。
旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハー異世界ラブコメ〜
ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉
転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!?
のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました……
イケメン山盛りの逆ハーです
前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります
小説家になろう、カクヨムに転載しています
私が美女??美醜逆転世界に転移した私
鍋
恋愛
私の名前は如月美夕。
27才入浴剤のメーカーの商品開発室に勤める会社員。
私は都内で独り暮らし。
風邪を拗らせ自宅で寝ていたら異世界転移したらしい。
転移した世界は美醜逆転??
こんな地味な丸顔が絶世の美女。
私の好みど真ん中のイケメンが、醜男らしい。
このお話は転生した女性が優秀な宰相補佐官(醜男/イケメン)に囲い込まれるお話です。
※ゆるゆるな設定です
※ご都合主義
※感想欄はほとんど公開してます。
男女比が偏っている異世界に転移して逆ハーレムを築いた、その後の話
やなぎ怜
恋愛
花嫁探しのために異世界から集団で拉致されてきた少女たちのひとりであるユーリ。それがハルの妻である。色々あって学生結婚し、ハルより年上のユーリはすでに学園を卒業している。この世界は著しく男女比が偏っているから、ユーリには他にも夫がいる。ならば負けないようにストレートに好意を示すべきだが、スラム育ちで口が悪いハルは素直な感情表現を苦手としており、そのことをもどかしく思っていた。そんな中でも、妊娠適正年齢の始まりとして定められている二〇歳の誕生日――有り体に言ってしまえば「子作り解禁日」をユーリが迎える日は近づく。それとは別に、ユーリたち拉致被害者が元の世界に帰れるかもしれないという噂も立ち……。
順風満帆に見えた一家に、ささやかな波風が立つ二日間のお話。
※作品の性質上、露骨に性的な話題が出てきます。
美醜逆転の異世界で私は恋をする
抹茶入りココア
恋愛
気が付いたら私は森の中にいた。その森の中で頭に犬っぽい耳がある美青年と出会う。
私は美醜逆転していて女性の数が少ないという異世界に来てしまったみたいだ。
そこで出会う人達に大事にされながらその世界で私は恋をする。
気付いたら異世界の娼館に売られていたけど、なんだかんだ美男子に救われる話。
sorato
恋愛
20歳女、東京出身。親も彼氏もおらずブラック企業で働く日和は、ある日突然異世界へと転移していた。それも、気を失っている内に。
気付いたときには既に娼館に売られた後。娼館の店主にお薦め客候補の姿絵を見せられるが、どの客も生理的に受け付けない男ばかり。そんな中、日和が目をつけたのは絶世の美男子であるヨルクという男で――……。
※男は太っていて脂ぎっている方がより素晴らしいとされ、女は細く印象の薄い方がより美しいとされる美醜逆転的な概念の異世界でのお話です。
!直接的な行為の描写はありませんが、そういうことを匂わす言葉はたくさん出てきますのでR15指定しています。苦手な方はバックしてください。
※小説家になろうさんでも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる