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2章 人の世界へ『辺境の町ラムダ』

212.名前が売れていく

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ノアは朝までグッスリと眠り朝一で部屋の中で動きがあったので目を覚ます。

フワンとトルシエが漁に行く時間らしくあれだけ飲んで潰れても朝にはキッチリと起きてくるあたり流石だと感心し、朝飯は昨日の時点であら汁を用意していたので勝手に温めて飲んでくれと行っていたのでそれをすすり生き返ると2人して心の底から味わっていた。

ノアはベットから起きて2人の元へ向かいおはよう、じゃあ今日でラムダに帰るからもしラムダに来る事があったら言ってくれよ、ノアのはこぶね商会に来てくれれば歓迎するからと伝えて他のまだ潰れている2人にもよろしくと言っておく。

セブとホワに飯やらないとと家を出て2匹の元へ行くと2匹とも元気に起きていておはようと挨拶を交わし入れ物に水を入れると2匹は勢い良く飲み干しお腹も空いたよ~ホワ、セブも早く早くと前脚で急かしてきた。

わかったわかったからと笑いながらセブには干し草、ホワには昨日使ったハイオークの肉の残っている部分を渡すとご馳走だ~と喜んでむしゃぶりついていた。

ホワには食えない物など確認したが今の所は無いらしく嫌だったら言うからよろしくとの事だったので今日は初めての地上の魔物の肉だったが全く問題はない様だった。

そしてフワンとトルシエは出発するらしくまたなと軽く挨拶を交わして別れマツ爺とノーズに挨拶してから家を出てセブに乗りホワはノアの肩の上に乗りスイレンの町を出た。

少し戦ってなかったから魔物が出たら戦っておくから見つけたらセブ近くで止まってと言っておき町から少し離れた所で身体強化の魔法をセブに掛けラムダへとセブを走らせる。

ノアは無事にラムダに帰り家に帰ってからは商会の凄まじい売り上げや子供達の成長、奴隷達は伸び伸びと過ごしながらもノアの為に働いてくれこの世界にノアのはこぶね紹介の名前が瞬く間に広がって行った。

そして冒険者としてのノアの名前も国中に広がりヴィステニアス王国でSランク冒険者ノアの名前を知らぬ者はいない程にまで上り詰めた。

最短1年でのSランク到達、王国1の冒険者ギルドでの買取金額、そして商業ギルドでの商会ノアのはこぶねでの売り上げなどが認められ冒険者ギルドランク、商業ギルドランク共にSランクを持つ人物へと変貌した。

ノア 16歳 男 人族 

レベル772

攻撃27

防御26

敏捷39

魔力64

魔法 現象魔法

スキル الله

異界の最古神の祝福→現象魔法

称号 十全十美 
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