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2章 人の世界へ『辺境の町ラムダ』

124.3人で奴隷商へ

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奴隷商に2人を連れて行くのは良くない気がするが仕方ない。
トーヤ!アベル!
今日は一緒に奴隷商に行って家のお手伝いをしてくれる人を探しにいこか!
2人は奴隷と聞いて不安そうにするがノアは大丈夫や!
奴隷は魔法で縛られてるから悪い事は出来ひん様になってるって聞いたし2人は俺が仕事してる時でもこの家に居れるようにする為やぞ?
そう言うと2人は家にいて良いのかと聞くので子供は甘えていいんやぞ?
それに家にはおっていいけどなんかやりたかったらやれば良いしまあそれは後々な!
それに元々管理に人は雇うつもりやったから気にすんなよ?
そう言って安心させた。


ノアは2人を連れて家を出てある店に来ていた。
そこは服屋である。
そこで2人の下着や服を3セット買いそこで服を着せた。
ここまではシャツ1枚でノアが抱っこして連れてきたのだった。
良し!良く似合ってるで!
支払いを済ませて店を出る。
じゃあ予定通り奴隷商の所にいこか!
3人は並んで歩きだした。

冒険者ギルドから少し離れた所に奴隷商はあった。
門から近いのはやはりあまり良い物と見られていないからと違法に奴隷を売りに出しにくいようにしているらしい。

そして奴隷商に付き扉をくぐり中へ入る。
ノアに続きトーヤアベルと続いて入る。

いらっしゃいませ。
本日はどの様なご用件で?

奴隷を買いに来た。
家の手伝いと警備かな。
料理もできる人が良いな!
性別年齢は問わないから見せて貰える?

はい。分かりました。
では少しお待ち下さい。
今はお客様もいらっしゃいませんしすぐに見繕ってきます。
私はこの奴隷商の店員のモズと申します。
宜しくお願いします。
では少し失礼。
そう言って奥へ消えていった。
と同時に他の店員が飲み物を持ってきた。
はい、どうぞ!
珍しいお客さんだね!
こんな小さなお客様は初めてだよ。
そう言いながら紅茶の香りのした飲み物を持ってきてくれた。
2人にはオレンのジュースを。
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