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2章 人の世界へ『辺境の町ラムダ』

17.止まらないノア

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ああぁぁ!
朝からうるせえぞ!何だってんだまったく。
怒鳴りながら執務室からギルマスが
出てきて下を覗く。

あぁん?ゴルドんとこのガキじゃねえか。
ギルドで剣抜きやがって、、、
それと相手は、、、、、誰だ?


しんとしたギルドの中
それもそのはず答えられる者は誰もいない。
ノアを知っているのは昨日受付した
ライラだけ。
それも買い取りの窓口からは離れている。
なので誰も答えない。いや、答えられない。
そこでギルマスがノアに向かって聞く。
お前は誰だ?と

ノアはため息をつきながら考える。
はぁーーー。めんどくさい事になってきた。
まずこのおっさん誰だよ。
それに誰って言われてもなー。
素直に答えるのはなんか嫌やし、と考える。

ノアは人をおちょくったりするのが大好きであった。
そしてノアは答える。

おっさんに自己紹介してもなー笑
それに知らないおっさんになんて
名前も教えたくないね。

ギルドの中は大変であった。
ノアは知らないが大体の人はおっさんが
ギルマスと知っている。
しかしとても面白い。
でも笑ったらギルマスにキレられる。
なので我慢している。
しかしプルプルしている者や
ピクピクしている者ばかりであった。

ほー俺が誰だか知らねーってか?
とノアに向かって聞いてくる。

はー?だから知らねーおっさんって
言ってるやんけ!
凄んでも聞き返してる時点でバカやって
言ってるようなもんやん!とギルマスまで
煽り始めた。

ギルド民達は焦り始めた。
誰か知らんけどこいつはやばい奴だと。

まずルディと喧嘩しているが
ルディはCランクで更に
Aランクパーティーの仲間である。

冒険者ランクは大体Dで一人前だと
言われる。
そしてルディはまだ17歳と若い。
かなりのハイペースでランクを上げており
ギルド内でも注目されていた。

更にギルドのトップであるギルドマスター
名前をドンバンと言い元冒険者、
更にランクはSランクほぼトップクラスの
元冒険者。
憧れている奴も少なくないがかなり
荒れっぽい事で
有名でギルドマスターになってからは
やっと落ち着いたと言われていた。
そんなギルマスに向かって平気で煽るノアを
ただのバカかそれとも、、、と
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