14 / 55
14.快感
しおりを挟む
絵梨香のキスは私と違って、凄く優しいキスだった。
私の唇は奪われ、身も心も絵梨香に染まりかけてしまう。
そんな、優しいキス。
一度唇が離れる。
「じゃあ、舌入れていい・・?」
「うん・・」
絵梨香は私に確認を取ると私の両手を掴み、恋人繋ぎをした。
慣れているのか段取りは凄く上手い。
私は絵梨香を受け入れるかのように、目を瞑り絵梨香を待つ。
ぷにっとした感触があったと思ったら、今度は口の中に濡れたやわらかい物が入って来た。
やわらかい物は私の舌を見つけると飴のように舐め回し、やがて絡ませてきた。
絡ませてきたのに応答するように、私はやわらかい物を舐めようと舌を動かす。
しかし、そのやわらかい物は口の中に入って10秒ほどで出て行ってしまった。
けれど、10秒ほどしか居なかったのに、感じられた快感は計り知れない。
一昨日、いや一昨日以上の快感を感じられたと行って良いほどに。
「くちゅ」といやらしいリップ音とともに絵梨香の顔は私の顔から離れた。
絵梨香の口と私の口で唾液による糸ができている、それはなんと表現すれば分からないがいやらしい。
「ハァハァ・・どう・・?はーちゃん、イっちゃった?」
「イクって言うのがどうゆうものか分からないけど・・凄く気持ちよかった・・」
「そう・・よかった・・」
絵梨香は安心して肩の力が抜けたのか、背もたれに背中をべったりとくっ付けた。
「ねぇ絵梨香、もう一回シよ・・?」
「も、もう一回・・?」
「うん。」
絵梨香は「もう勘弁して」と言いたげだか、そんなの気にしない。
今は、ただ気持ちよくなりたい、さっきの快感が忘れられない。
「じゃあ、私からするからさ?」
「うぅ・・もうわかったよ・・」
絵梨香は渋々納得すると、私の方に体を寄せる。
それを、私は優しく包み込むように絵梨香の首に手を回した。
「なんか・・ドキドキするね・・?」
「もう・・はーちゃん焦らさないで!」
「怒ってる絵梨香すっごく可愛い・・」
「もう・・」
「もう誰にも渡さないからね。」
「私もはーちゃんの事誰にも渡さない。」
「愛してる。」
二人は同時に愛を誓った。
そして、さっきよりも熱く濃厚なキスをした。
「んちゅ、ぶちゅ」といったいやらしい音が病室内に響く。
『誰かに見られたら』なんてことは考えない、今は私と絵梨香の二人だけの幸せな時間。
舌を絡める度背中に電気なような物が走る、しかし痛みは無くむしろ快感になっていた。
もう何回キスをしたか分からない、それでもお互いに唇を求めあっているから終わりが見えない。
唇があ互いの唾液でべちょべちょになった所で幸せな時間は終わった。
お互いの唇が離れると口と口の間で唾液の糸が出来る。
これが凄くいやらしくて、見るだけでゾクゾクしてしまう。
「ハァハァ・・すっごく気持ちよかったよ・・はーちゃん・・」
「わ、私も・・頭おかしくなりそうだった・・」
「はーちゃん・・」
「なに・・?」
「また、シてくれる・・?」
「もちろん、また絵梨香と大人なキスしたい。沢山シたい。」
「私も、はーちゃんと沢山シたい・・」
「あ、時間だ。私帰るね。」
「行っちゃうの・・?」
「うん、パパとママとご飯食べに行く予定があってね。」
「そうなんだ・・また来てくれる・・?」
「もちろん!」
「じゃあ、行くね。」と絵梨香は言い、ティッシュで口を拭いてから席を立ち上がった。
寂しいなと私が思っていると、絵梨香は腰を曲げて私の唇にキスをした。
「今度は・・私がリードするから、覚悟しててね・・?」
絵梨香は私の耳元で囁くと病室から出て行った。
キスからの囁きのコンボで私はまた気持ち良くなってしまった。
私は、ここで気が付いた。
ズボンの股が濡れていることを。
私の唇は奪われ、身も心も絵梨香に染まりかけてしまう。
そんな、優しいキス。
一度唇が離れる。
「じゃあ、舌入れていい・・?」
「うん・・」
絵梨香は私に確認を取ると私の両手を掴み、恋人繋ぎをした。
慣れているのか段取りは凄く上手い。
私は絵梨香を受け入れるかのように、目を瞑り絵梨香を待つ。
ぷにっとした感触があったと思ったら、今度は口の中に濡れたやわらかい物が入って来た。
やわらかい物は私の舌を見つけると飴のように舐め回し、やがて絡ませてきた。
絡ませてきたのに応答するように、私はやわらかい物を舐めようと舌を動かす。
しかし、そのやわらかい物は口の中に入って10秒ほどで出て行ってしまった。
けれど、10秒ほどしか居なかったのに、感じられた快感は計り知れない。
一昨日、いや一昨日以上の快感を感じられたと行って良いほどに。
「くちゅ」といやらしいリップ音とともに絵梨香の顔は私の顔から離れた。
絵梨香の口と私の口で唾液による糸ができている、それはなんと表現すれば分からないがいやらしい。
「ハァハァ・・どう・・?はーちゃん、イっちゃった?」
「イクって言うのがどうゆうものか分からないけど・・凄く気持ちよかった・・」
「そう・・よかった・・」
絵梨香は安心して肩の力が抜けたのか、背もたれに背中をべったりとくっ付けた。
「ねぇ絵梨香、もう一回シよ・・?」
「も、もう一回・・?」
「うん。」
絵梨香は「もう勘弁して」と言いたげだか、そんなの気にしない。
今は、ただ気持ちよくなりたい、さっきの快感が忘れられない。
「じゃあ、私からするからさ?」
「うぅ・・もうわかったよ・・」
絵梨香は渋々納得すると、私の方に体を寄せる。
それを、私は優しく包み込むように絵梨香の首に手を回した。
「なんか・・ドキドキするね・・?」
「もう・・はーちゃん焦らさないで!」
「怒ってる絵梨香すっごく可愛い・・」
「もう・・」
「もう誰にも渡さないからね。」
「私もはーちゃんの事誰にも渡さない。」
「愛してる。」
二人は同時に愛を誓った。
そして、さっきよりも熱く濃厚なキスをした。
「んちゅ、ぶちゅ」といったいやらしい音が病室内に響く。
『誰かに見られたら』なんてことは考えない、今は私と絵梨香の二人だけの幸せな時間。
舌を絡める度背中に電気なような物が走る、しかし痛みは無くむしろ快感になっていた。
もう何回キスをしたか分からない、それでもお互いに唇を求めあっているから終わりが見えない。
唇があ互いの唾液でべちょべちょになった所で幸せな時間は終わった。
お互いの唇が離れると口と口の間で唾液の糸が出来る。
これが凄くいやらしくて、見るだけでゾクゾクしてしまう。
「ハァハァ・・すっごく気持ちよかったよ・・はーちゃん・・」
「わ、私も・・頭おかしくなりそうだった・・」
「はーちゃん・・」
「なに・・?」
「また、シてくれる・・?」
「もちろん、また絵梨香と大人なキスしたい。沢山シたい。」
「私も、はーちゃんと沢山シたい・・」
「あ、時間だ。私帰るね。」
「行っちゃうの・・?」
「うん、パパとママとご飯食べに行く予定があってね。」
「そうなんだ・・また来てくれる・・?」
「もちろん!」
「じゃあ、行くね。」と絵梨香は言い、ティッシュで口を拭いてから席を立ち上がった。
寂しいなと私が思っていると、絵梨香は腰を曲げて私の唇にキスをした。
「今度は・・私がリードするから、覚悟しててね・・?」
絵梨香は私の耳元で囁くと病室から出て行った。
キスからの囁きのコンボで私はまた気持ち良くなってしまった。
私は、ここで気が付いた。
ズボンの股が濡れていることを。
1
お気に入りに追加
58
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。
〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI
ほのぼの学園百合小説 キタコミ!
水原渉
青春
ごくごく普通の女子高生の帰り道。帰宅部の仲良し3人+1人が織り成す、青春学園物語。
ほんのりと百合の香るお話です。
ごく稀に男子が出てくることもありますが、男女の恋愛に発展することは一切ありませんのでご安心ください。
イラストはtojo様。「リアルなDカップ」を始め、たくさんの要望にパーフェクトにお応えいただきました。
★Kindle情報★
1巻:第1話~第12話、番外編『帰宅部活動』、書き下ろしを収録。
https://www.amazon.co.jp/dp/B098XLYJG4
2巻:第13話~第19話に、書き下ろしを2本、4コマを1本収録。
https://www.amazon.co.jp/dp/B09L6RM9SP
3巻:第20話~第28話、番外編『チェアリング』、書き下ろしを4本収録。
https://www.amazon.co.jp/dp/B09VTHS1W3
4巻:第29話~第40話、番外編『芝居』、書き下ろし2本、挿絵と1P漫画を収録。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0BNQRN12P
5巻:第41話~第49話、番外編2本、書き下ろし2本、イラスト2枚収録。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CHFX4THL
6巻:第50話~第55話、番外編2本、書き下ろし1本、イラスト1枚収録。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0D9KFRSLZ
Chit-Chat!1:1話25本のネタを30話750本と、4コマを1本収録。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CTHQX88H
★第1話『アイス』朗読★
https://www.youtube.com/watch?v=8hEfRp8JWwE
★番外編『帰宅部活動 1.ホームドア』朗読★
https://www.youtube.com/watch?v=98vgjHO25XI
★Chit-Chat!1★
https://www.youtube.com/watch?v=cKZypuc0R34
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる