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監禁ではなく軟禁状態で過ごすことになった。
まぁ、鎖で繋がれるとか本気でヤバいからされなくて良かった。
体が鈍らないように、木刀をもらって素振りなんかをしている。なかなか待遇はいいと思う。
空中庭園みたいな庭を走っていると、ハムスターかなんかになった気分だ。
「水分をとってくださいね」
侍従の子が俺の世話をしてくれるので、一人でないから安心して体を動かせる。
体を動かせば飯が美味い。健康的で何よりだ。
さすがに王子は毎晩来なくなって、俺の股関節は正常を保っている。
毎晩こられてあんなことをされたんじゃ身が持たない。というより、メス落ちってやつにされそうだ。陵辱されるのも嫌だったけれど、それもなさそうで安心はしている。もしかすると、あの日のアレがそうだったかもしれないけれど、ぐちゃぐちゃにされた訳では無いから違うと思う。
「今日はご褒美だ」
王子はそう言って俺に被さってきた。
んー、ご褒美って言う割にはなんか手に持つものが怪しい。
「それって、ご褒美?」
どっからどー見ても手錠にしか見えないのだが、王子はそれをご褒美と言って俺の手にはめた。
内側になめし革が貼られていて、手首が傷つくことは無さそうだ。
「いたくないだろう?」
「ないけど、ご褒美?」
俺は王子の考えが、わからない。いや、分かりたくはない。ついにきたのだろうか?と身構えてしまう。
頭上で上手いこと両手が拘束されて、俺は顔だけを動かしてみる。
「世継ぎが生まれた」
王子の口から意外な言葉が出てきた。
「だ、誰の…」
怖くて聞けない。誰の子ですか?
「デリータが産んだ。デリータの子だ」
王子の親指が俺の唇をなぞる。
俺は黙って王子を見つめた。分かっていても、口にできないことがある。
「俺に継いで王位継承権がある子だ」
それを聞いても俺は何も言えなかった。直接教えられてはいないけど、オレは分かっていた。
どうして俺がここにいるのか。
俺が平民だから。
俺は唇に当てられた王子の指を舐めた。
大した味はしない。
王子の匂いがする。
「ご褒美ってなに?」
「たっぷり可愛がってやる」
王子がそう言って俺にゆっくりと口付けをしてきた。
抵抗しないでいると、舌が入ってきて口内をまさぐる。歯列をゆっくりと舐め上顎を擦るように舐めとっていく。
上顎も刺激されると気持ちいいと、最近知った。
舌の付け根のを刺激されて、唾液が溢れてくると、王子は俺の舌ごと吸ってくる。卑猥な水音が口内に響いて、その刺激で身体が揺れてしまう。
角度を何度も、変えながら繰り返していると、あの日の見た黒い布が出てきた。
予感はしていた。
お披露目をしたのだ。
産まれたのはもっと前で。
二人目を望まれている。
貴族の血は争いを産むのだろう。
俺は黙って受け入れた。
「俺って、まだ必要?」
「何の話だ?」
王子に体を洗われながら、俺は何気に聞いてみた。
「要らなくなったら俺の事どうするの?」
「要らなくなる?」
王子は怪訝な顔をした。
「俺が必要だからここに置いてくれてるんでしょ?」
「何を言っている?」
そう言って王子は俺の事を体ごと自分へと向けた。
向かい合って抱き合うような形になって、俺は王子の首に手を回した。
「世継ぎが産まれて、王子が王様になったら、俺の事捨てるの?」
「なぜ、そう思う」
王子の顔が不機嫌になった。
「世継ぎがいないと王様になれないんでしょ?二人目が産まれたら王様になるの?」
「そのうち継承はするが…」
王子はそう言いながら俺の頭を撫でた。
「そうしたら、俺はもう要らない?」
俺がそう言うと、ようやく王子は理解したらしい。
「お前の立場を保証するものが、なかったな」
王子は何かを決意したような目をした。
もしかしなくても、何か誤解されたかもしれない。
「リー、俺の事処刑しないでね」
俺はそう言って唇を重ねた。お願いの行為だ。死にたくない。世継ぎの秘密を知っているのは俺だ。用が無くなれば始末されてもおかしくは無い。
「おかしなことを言う」
唇を離すと、王子はそう言ってまた俺の頭を撫でた。
俺はなかなかここから出してはもらえなかった。
それなりに健康的に過ごしていたのだが、ある朝見知らぬ男たち?がやってきた。
いつもは侍従がやってくれる湯浴みを、その男たちがしてきた。
日本人気質が発揮され、逆らわず大人しくされるがままになった。長いものには巻かれるもんだ。使い方違うかもしれないけど。
いつもより念入りに香油を塗られ、親衛隊の制服にも似た衣装を着させられた。
だいぶ伸びた髪を編み込まれ、宝石の付いた飾りを差し込まれる。
式典の時しかつけたことの無い白い手袋をはめさせられて、履かされた靴もしろかった。
「え?なに?なんかの、式典?」
俺がようやく質問ができたのは、おそらく全てが終わった時だった。
鏡に映る俺は、なにかか決定的に間違っている王子様だ。髪に差し込まれたピンは、白いレースのベールをとめている。今は顔を晒しているが、出る時はおろすのだろう。
嫌な予感しかしない。
この格好、はるか昔に見たことがある。
最高難易度のスチル絵だ。
俺は、ようやくゲームで言うところのエンディングを見ることになった。
そう、王子とのメリーエンド。
結婚式エンドだ。
俺は特になんの説明もないまま馬車に乗せられて、教会に連れていかれた。
ベール越しに教会を見て、俺は驚いた。よりにもよって国教会だ。
こんなところでするのか?
つか、していいの?
棒立ちになっている俺を、いつもよりも更に麗しくなった王子がエスコートしてくれた。
王子と腕を組んで赤い絨毯の上を歩いていく。
両脇には一定間隔で親衛隊と近衛騎士が立っていた。ベールで顔を隠してはいるものの、親衛隊には俺が誰だかバレているはずと思うと急に恥ずかしくなった。
「どうした?」
急に下を向いた俺に王子が声をかけてきた。
「な、なんか恥ずかしい」
「堂々としていろ。お前のために法を変えたのだぞ」
王子が事も無げに言った一言は、俺の背筋を凍らせるのに十分だった。
法を変えた。だと?
それを聞いて、俺は耳が熱くなった。
恥ずかしすぎる。
俺のために法を変えて、しかもこんな、大々的に結婚式とかしちゃうなんて。
貴賓席にみえるデリータに申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
花嫁衣裳は女の子の憧れだろうに。
けれど、壇上で王子にベールを外された時、目があったデリータは極上の微笑みを俺に向けてくれた。
ああ、誓のキスが恥ずかしい。
とんだ羞恥プレイだ。
ゆっくりと王子の顔が近ずいて、軽く唇が重ねられた。
あの日の神父が笑っている。
ちくしょう、お前はやっぱり確信犯だったな。
たくさんの花弁が舞う中、俺は王子の花嫁になった。
前世で出せなかったスチル絵は、最高に幸せな一枚となって俺の胸に刻まれた。
まぁ、鎖で繋がれるとか本気でヤバいからされなくて良かった。
体が鈍らないように、木刀をもらって素振りなんかをしている。なかなか待遇はいいと思う。
空中庭園みたいな庭を走っていると、ハムスターかなんかになった気分だ。
「水分をとってくださいね」
侍従の子が俺の世話をしてくれるので、一人でないから安心して体を動かせる。
体を動かせば飯が美味い。健康的で何よりだ。
さすがに王子は毎晩来なくなって、俺の股関節は正常を保っている。
毎晩こられてあんなことをされたんじゃ身が持たない。というより、メス落ちってやつにされそうだ。陵辱されるのも嫌だったけれど、それもなさそうで安心はしている。もしかすると、あの日のアレがそうだったかもしれないけれど、ぐちゃぐちゃにされた訳では無いから違うと思う。
「今日はご褒美だ」
王子はそう言って俺に被さってきた。
んー、ご褒美って言う割にはなんか手に持つものが怪しい。
「それって、ご褒美?」
どっからどー見ても手錠にしか見えないのだが、王子はそれをご褒美と言って俺の手にはめた。
内側になめし革が貼られていて、手首が傷つくことは無さそうだ。
「いたくないだろう?」
「ないけど、ご褒美?」
俺は王子の考えが、わからない。いや、分かりたくはない。ついにきたのだろうか?と身構えてしまう。
頭上で上手いこと両手が拘束されて、俺は顔だけを動かしてみる。
「世継ぎが生まれた」
王子の口から意外な言葉が出てきた。
「だ、誰の…」
怖くて聞けない。誰の子ですか?
「デリータが産んだ。デリータの子だ」
王子の親指が俺の唇をなぞる。
俺は黙って王子を見つめた。分かっていても、口にできないことがある。
「俺に継いで王位継承権がある子だ」
それを聞いても俺は何も言えなかった。直接教えられてはいないけど、オレは分かっていた。
どうして俺がここにいるのか。
俺が平民だから。
俺は唇に当てられた王子の指を舐めた。
大した味はしない。
王子の匂いがする。
「ご褒美ってなに?」
「たっぷり可愛がってやる」
王子がそう言って俺にゆっくりと口付けをしてきた。
抵抗しないでいると、舌が入ってきて口内をまさぐる。歯列をゆっくりと舐め上顎を擦るように舐めとっていく。
上顎も刺激されると気持ちいいと、最近知った。
舌の付け根のを刺激されて、唾液が溢れてくると、王子は俺の舌ごと吸ってくる。卑猥な水音が口内に響いて、その刺激で身体が揺れてしまう。
角度を何度も、変えながら繰り返していると、あの日の見た黒い布が出てきた。
予感はしていた。
お披露目をしたのだ。
産まれたのはもっと前で。
二人目を望まれている。
貴族の血は争いを産むのだろう。
俺は黙って受け入れた。
「俺って、まだ必要?」
「何の話だ?」
王子に体を洗われながら、俺は何気に聞いてみた。
「要らなくなったら俺の事どうするの?」
「要らなくなる?」
王子は怪訝な顔をした。
「俺が必要だからここに置いてくれてるんでしょ?」
「何を言っている?」
そう言って王子は俺の事を体ごと自分へと向けた。
向かい合って抱き合うような形になって、俺は王子の首に手を回した。
「世継ぎが産まれて、王子が王様になったら、俺の事捨てるの?」
「なぜ、そう思う」
王子の顔が不機嫌になった。
「世継ぎがいないと王様になれないんでしょ?二人目が産まれたら王様になるの?」
「そのうち継承はするが…」
王子はそう言いながら俺の頭を撫でた。
「そうしたら、俺はもう要らない?」
俺がそう言うと、ようやく王子は理解したらしい。
「お前の立場を保証するものが、なかったな」
王子は何かを決意したような目をした。
もしかしなくても、何か誤解されたかもしれない。
「リー、俺の事処刑しないでね」
俺はそう言って唇を重ねた。お願いの行為だ。死にたくない。世継ぎの秘密を知っているのは俺だ。用が無くなれば始末されてもおかしくは無い。
「おかしなことを言う」
唇を離すと、王子はそう言ってまた俺の頭を撫でた。
俺はなかなかここから出してはもらえなかった。
それなりに健康的に過ごしていたのだが、ある朝見知らぬ男たち?がやってきた。
いつもは侍従がやってくれる湯浴みを、その男たちがしてきた。
日本人気質が発揮され、逆らわず大人しくされるがままになった。長いものには巻かれるもんだ。使い方違うかもしれないけど。
いつもより念入りに香油を塗られ、親衛隊の制服にも似た衣装を着させられた。
だいぶ伸びた髪を編み込まれ、宝石の付いた飾りを差し込まれる。
式典の時しかつけたことの無い白い手袋をはめさせられて、履かされた靴もしろかった。
「え?なに?なんかの、式典?」
俺がようやく質問ができたのは、おそらく全てが終わった時だった。
鏡に映る俺は、なにかか決定的に間違っている王子様だ。髪に差し込まれたピンは、白いレースのベールをとめている。今は顔を晒しているが、出る時はおろすのだろう。
嫌な予感しかしない。
この格好、はるか昔に見たことがある。
最高難易度のスチル絵だ。
俺は、ようやくゲームで言うところのエンディングを見ることになった。
そう、王子とのメリーエンド。
結婚式エンドだ。
俺は特になんの説明もないまま馬車に乗せられて、教会に連れていかれた。
ベール越しに教会を見て、俺は驚いた。よりにもよって国教会だ。
こんなところでするのか?
つか、していいの?
棒立ちになっている俺を、いつもよりも更に麗しくなった王子がエスコートしてくれた。
王子と腕を組んで赤い絨毯の上を歩いていく。
両脇には一定間隔で親衛隊と近衛騎士が立っていた。ベールで顔を隠してはいるものの、親衛隊には俺が誰だかバレているはずと思うと急に恥ずかしくなった。
「どうした?」
急に下を向いた俺に王子が声をかけてきた。
「な、なんか恥ずかしい」
「堂々としていろ。お前のために法を変えたのだぞ」
王子が事も無げに言った一言は、俺の背筋を凍らせるのに十分だった。
法を変えた。だと?
それを聞いて、俺は耳が熱くなった。
恥ずかしすぎる。
俺のために法を変えて、しかもこんな、大々的に結婚式とかしちゃうなんて。
貴賓席にみえるデリータに申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
花嫁衣裳は女の子の憧れだろうに。
けれど、壇上で王子にベールを外された時、目があったデリータは極上の微笑みを俺に向けてくれた。
ああ、誓のキスが恥ずかしい。
とんだ羞恥プレイだ。
ゆっくりと王子の顔が近ずいて、軽く唇が重ねられた。
あの日の神父が笑っている。
ちくしょう、お前はやっぱり確信犯だったな。
たくさんの花弁が舞う中、俺は王子の花嫁になった。
前世で出せなかったスチル絵は、最高に幸せな一枚となって俺の胸に刻まれた。
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