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まて、とりあえず落ち着け私
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「キャーーーーー」
なにか得体の知れないモノが、自分の中に突然入ってきたきがして、悲鳴をあげていた。
瞬間的に、自分が今どこにいるのかさえ分からなくなっていた。
「お嬢様、如何なされましたか?」
目の前の生垣?から、男性が顔を出した。
「ロバート」
そう、この人はロバート、私の侍従。そして、私は
「本の上に、クモが落ちてきたのよ」
私は、とりあえず言い訳をした。はしたなくも悲鳴を上げてしまったのだ。貴族の令嬢としてすました顔をして取り繕おうとしたが、胸の中には物凄い不安がいっぱいに広がっていた。私は、私は誰だっけ?
目の前にいるロバートに気づかれないように、スカートの上から自分の太腿をつねってみる。ふわふわのスカートなので、なかなか自分の肉に到達出来なかったが、なんとか、上っ面の皮膚をギューってしてみた。
うん、痛い。
つまり、これは現実なのよね?
目の前にいるのはロバート。知ってる。隠しキャラで、攻略ルートを出すのにだいぶ面倒なキャラの1人。なぜなら、ライバルの令嬢の侍従だから。一応、メインストーリーで言うところのライバルに該当する貴族の令嬢、リヒテンバッハ公爵令嬢アンネローゼの侍従ロバート。つまり、私の侍従。
そう、私はアンネローゼなのだ。
「お怪我をされたわけではないのですね?」
ロバートは、私を上から下まで確認をすると、垣根の向こうに消えようとした。侍従だから、お仕えするお嬢様と同じ空間に、ましてやこの近距離にいるのは失礼になるということのようだ。が、
「待ちなさい」
私はそう言って、ロバートを留まらせた。
だって、心臓がものすごくバクバクしていて、本当は過呼吸起こしそうなのよ。状況を把握するのに1人の方が良さそうだけど、今は、今だけは1人になりたくない。
「な、なんでしょうか?お嬢様」
私は、ロバートの左頬をつねってみた。モブだったらこんなことされてもテンプレの返事しかしないでしょ?
私は、ちょっと考えた。これは、テンプレ?うん、ちょっと違うことを言ってみよう。
「お仕置よ。だって、私の上に蜘蛛か落ちてきたのよ。排除しないなんてあなたの怠慢だわ」
どうだ、この理不尽な理由。
「蜘蛛を排除しろ。とは無理な注文ですお嬢様。そもそも、1人になりたい。と言ってわざわざこんなところで本を読んでいるのはお嬢様では無いですか」
あ、なんか違う。ちゃんと喋った。モブじゃなさそう。
「お取り込み中のところ失礼致します」
ロバートの左頬をつねっている私の右背後に、誰かがやってきた。私は、中腰の姿勢のままそちらを見る。
いわゆるメイドさん的な、頭にカチューシャは無いけれど、モスグリーンのシンプルデザインのワンピースを着たメイドさん。リリスだ。
「あら、リリス。もう時間かしら?」
「はい、アンネローゼ様。午後の授業が始まります。お支度をしてください」
リリスは、ほぼテンプレのセリフっぽいけれど、この状態を見てなにもないわけ?私なら突っ込むけど。
「わかりました」
私はロバートの左頬をつねっている右手を離し、立ち上がった。スカートのあちこちに草がついている。
リリスが当たり前のようにそれをしゃがんで払ってくれた。見れば、ロバートは座ったまま?片膝をついて、よく見る例の待ての姿勢だ。
リリスは、丁寧に私のスカートを確認している。
自分でも状況確認のため、服装チェックしてみると、制服のデザインに見える。スカートはふわふわだけど、光沢のある紺色のシンプルなデザインの制服。上は白のブラウスにフリルがあしらわれていて、短いネクタイがエンジ色。夏服?とか考えていたら、
「アンネローゼ様、授業に出ますので上着を着てください」
リリスはそう言うと、いわゆるブレザーを私に着せた。
なるほど、これが完成系か。
私は、おそらくリリスが入ってきたであろう垣根の切れ目から石畳の通路に出た。似たような感じの生徒たちが歩いている。メイドさんを連れている人もいれば、生徒だけのグループもある。
私は、授業を受ける教室が分からなかった。
内心、ここどこよ?マジで右も左もわかんないんですけどぉ!って、気持ちだった。
「アンネローゼ様、まいりましょう」
リリスが案内してくれて、私は後を着いていく。貴族の令嬢って、こんなんでいいの?教室の場所とか覚えてないのバレバレだと思うんですけど?
リリスはいつもの事なのか?まったく気にしてないようで、目的の教室に向かって歩いているようだ。私は、後ろを歩くロバートに気づかれないように目線だけでキョロキョロしてみた。
ゲームの、ゲームの世界だァ。異世界転生ったやつだァ。ゲームではモブだった他の生徒も、みんな、普通に動いてる。なんか、すごい。
授業は、本当に授業でした。
いわゆる、国語に該当するようで、なんか、うん。この国?の言葉を瞬時に理解出来てすごいびっくりだよ。うん、普通に学校だった。
ただ、違うのは下校、馬車だ。
一般の生徒、平たく言うと庶民にあたる生徒は基本徒歩らしく歩道を歩いて順番に校門を出ていく。そして、私のような貴族の令嬢とは馬車だ。いや、ご子息も馬車がいるようだ。
馬車は、1台ずつゆっくりと校門を出ていく。あまり近くによると、馬が興奮するかららしい。確かに、たかだか通学に使う馬車に、そこまで上等な馬をつけてくれるわけが無い。騎兵隊とかの訓練された馬とは違うということだ。
馬車には、リリスが同席している。ロバートは馬車の後ろに席があるらしく後ろ向きに座るそうだ。周りを見るとメイドさんを連れている令嬢はいるけれど、騎士っぽい侍従までを連れている令嬢はいなかった。
ロバートまで連れて来ているのは、私が公爵家の一人娘だかららしい。大切な跡取り娘になにかあったら一大事と言うことのようだ。
馬車の窓から見える景色は、中世ヨーロッパ風だった。石畳の道、同じオレンジ色をした屋根の建物。その向こうに海が見える。
地中海の辺りの街がモデルかな?改めて住人目線で街を見れば、造り手側の希望やら願望が垣間見える。うん、モナ〇に住みたかったのかなぁ?って、こと?
「馬車かぁ、割と揺れるんだなぁ」
車に乗りなれていたからか、石畳と馬車の車輪の硬さでやたらと揺れるのに体がついていかない。座り心地のいい椅子なんだろうけれど、揺れることは揺れる。まぁ、お尻は痛くないけれど。
「ブリ〇ストンのタイヤなら乗り心地いいのかなぁ」
思わず口に出してしまった。
「アンネローゼ様、今なんと?」
リリスがすかさず聞き返す。独り言さえ、言わせてくれない仕様か?
「あ、独り言よ、独り言」
慌てて手を左右に振り否定する。独り言ぐらい言わせてよー!と思ったけれど、独り言は、1人になるまで我慢した方がよさそうたった。
歩道と車道がちゃんと分かれていて、なかなか安全な道だなぁ。と思わず感心する。まぁ、車と違って馬車の馬はすぐに止まれないもんね。ブレーキついてないし。 ブレーキ?
あ、急に思い出した。
なんで、私がここに、転生しちゃったのか。
そう、ブレーキだ。
なにか得体の知れないモノが、自分の中に突然入ってきたきがして、悲鳴をあげていた。
瞬間的に、自分が今どこにいるのかさえ分からなくなっていた。
「お嬢様、如何なされましたか?」
目の前の生垣?から、男性が顔を出した。
「ロバート」
そう、この人はロバート、私の侍従。そして、私は
「本の上に、クモが落ちてきたのよ」
私は、とりあえず言い訳をした。はしたなくも悲鳴を上げてしまったのだ。貴族の令嬢としてすました顔をして取り繕おうとしたが、胸の中には物凄い不安がいっぱいに広がっていた。私は、私は誰だっけ?
目の前にいるロバートに気づかれないように、スカートの上から自分の太腿をつねってみる。ふわふわのスカートなので、なかなか自分の肉に到達出来なかったが、なんとか、上っ面の皮膚をギューってしてみた。
うん、痛い。
つまり、これは現実なのよね?
目の前にいるのはロバート。知ってる。隠しキャラで、攻略ルートを出すのにだいぶ面倒なキャラの1人。なぜなら、ライバルの令嬢の侍従だから。一応、メインストーリーで言うところのライバルに該当する貴族の令嬢、リヒテンバッハ公爵令嬢アンネローゼの侍従ロバート。つまり、私の侍従。
そう、私はアンネローゼなのだ。
「お怪我をされたわけではないのですね?」
ロバートは、私を上から下まで確認をすると、垣根の向こうに消えようとした。侍従だから、お仕えするお嬢様と同じ空間に、ましてやこの近距離にいるのは失礼になるということのようだ。が、
「待ちなさい」
私はそう言って、ロバートを留まらせた。
だって、心臓がものすごくバクバクしていて、本当は過呼吸起こしそうなのよ。状況を把握するのに1人の方が良さそうだけど、今は、今だけは1人になりたくない。
「な、なんでしょうか?お嬢様」
私は、ロバートの左頬をつねってみた。モブだったらこんなことされてもテンプレの返事しかしないでしょ?
私は、ちょっと考えた。これは、テンプレ?うん、ちょっと違うことを言ってみよう。
「お仕置よ。だって、私の上に蜘蛛か落ちてきたのよ。排除しないなんてあなたの怠慢だわ」
どうだ、この理不尽な理由。
「蜘蛛を排除しろ。とは無理な注文ですお嬢様。そもそも、1人になりたい。と言ってわざわざこんなところで本を読んでいるのはお嬢様では無いですか」
あ、なんか違う。ちゃんと喋った。モブじゃなさそう。
「お取り込み中のところ失礼致します」
ロバートの左頬をつねっている私の右背後に、誰かがやってきた。私は、中腰の姿勢のままそちらを見る。
いわゆるメイドさん的な、頭にカチューシャは無いけれど、モスグリーンのシンプルデザインのワンピースを着たメイドさん。リリスだ。
「あら、リリス。もう時間かしら?」
「はい、アンネローゼ様。午後の授業が始まります。お支度をしてください」
リリスは、ほぼテンプレのセリフっぽいけれど、この状態を見てなにもないわけ?私なら突っ込むけど。
「わかりました」
私はロバートの左頬をつねっている右手を離し、立ち上がった。スカートのあちこちに草がついている。
リリスが当たり前のようにそれをしゃがんで払ってくれた。見れば、ロバートは座ったまま?片膝をついて、よく見る例の待ての姿勢だ。
リリスは、丁寧に私のスカートを確認している。
自分でも状況確認のため、服装チェックしてみると、制服のデザインに見える。スカートはふわふわだけど、光沢のある紺色のシンプルなデザインの制服。上は白のブラウスにフリルがあしらわれていて、短いネクタイがエンジ色。夏服?とか考えていたら、
「アンネローゼ様、授業に出ますので上着を着てください」
リリスはそう言うと、いわゆるブレザーを私に着せた。
なるほど、これが完成系か。
私は、おそらくリリスが入ってきたであろう垣根の切れ目から石畳の通路に出た。似たような感じの生徒たちが歩いている。メイドさんを連れている人もいれば、生徒だけのグループもある。
私は、授業を受ける教室が分からなかった。
内心、ここどこよ?マジで右も左もわかんないんですけどぉ!って、気持ちだった。
「アンネローゼ様、まいりましょう」
リリスが案内してくれて、私は後を着いていく。貴族の令嬢って、こんなんでいいの?教室の場所とか覚えてないのバレバレだと思うんですけど?
リリスはいつもの事なのか?まったく気にしてないようで、目的の教室に向かって歩いているようだ。私は、後ろを歩くロバートに気づかれないように目線だけでキョロキョロしてみた。
ゲームの、ゲームの世界だァ。異世界転生ったやつだァ。ゲームではモブだった他の生徒も、みんな、普通に動いてる。なんか、すごい。
授業は、本当に授業でした。
いわゆる、国語に該当するようで、なんか、うん。この国?の言葉を瞬時に理解出来てすごいびっくりだよ。うん、普通に学校だった。
ただ、違うのは下校、馬車だ。
一般の生徒、平たく言うと庶民にあたる生徒は基本徒歩らしく歩道を歩いて順番に校門を出ていく。そして、私のような貴族の令嬢とは馬車だ。いや、ご子息も馬車がいるようだ。
馬車は、1台ずつゆっくりと校門を出ていく。あまり近くによると、馬が興奮するかららしい。確かに、たかだか通学に使う馬車に、そこまで上等な馬をつけてくれるわけが無い。騎兵隊とかの訓練された馬とは違うということだ。
馬車には、リリスが同席している。ロバートは馬車の後ろに席があるらしく後ろ向きに座るそうだ。周りを見るとメイドさんを連れている令嬢はいるけれど、騎士っぽい侍従までを連れている令嬢はいなかった。
ロバートまで連れて来ているのは、私が公爵家の一人娘だかららしい。大切な跡取り娘になにかあったら一大事と言うことのようだ。
馬車の窓から見える景色は、中世ヨーロッパ風だった。石畳の道、同じオレンジ色をした屋根の建物。その向こうに海が見える。
地中海の辺りの街がモデルかな?改めて住人目線で街を見れば、造り手側の希望やら願望が垣間見える。うん、モナ〇に住みたかったのかなぁ?って、こと?
「馬車かぁ、割と揺れるんだなぁ」
車に乗りなれていたからか、石畳と馬車の車輪の硬さでやたらと揺れるのに体がついていかない。座り心地のいい椅子なんだろうけれど、揺れることは揺れる。まぁ、お尻は痛くないけれど。
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思わず口に出してしまった。
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リリスがすかさず聞き返す。独り言さえ、言わせてくれない仕様か?
「あ、独り言よ、独り言」
慌てて手を左右に振り否定する。独り言ぐらい言わせてよー!と思ったけれど、独り言は、1人になるまで我慢した方がよさそうたった。
歩道と車道がちゃんと分かれていて、なかなか安全な道だなぁ。と思わず感心する。まぁ、車と違って馬車の馬はすぐに止まれないもんね。ブレーキついてないし。 ブレーキ?
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なんで、私がここに、転生しちゃったのか。
そう、ブレーキだ。
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