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序章
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目を覚ますなり悶絶した。
やべ~~!!!昨日の俺死んでくれねえかな!!!!!
なんかアイツのこと好きなの自覚するわなんだかんだ温泉で気持ちよくなるわ…
泣きたい。
ぼんやりとしか覚えてないけどのぼせて水飲んで…なんか寂しくて丹利魏の側に寄ってしまったような…
うっわ…恥ずかしい……なんで朝からこんな恥ずかしい思いしなきゃいけねえの!?
「んん…起きたのか」
その寝起きの掠れた声やめて??色気すごいから……
あぁ…なんか朝から疲れた。
主に俺がテンパってるだけだどな…
「朝から百面相だな、睨めっこか?」
「ンなわけねえだろ寝ぼけてんのかよ」
「ふふふ、おはよう」
「……はよ」
朝から刺激が強いんだよ……
「さあ!支度をしないとな!」
ガバッと起きた丹利魏は伸びをして立ち上がると俺に手を差し出した。
1人で起きれるっつーの…
でも出した手を払うのもなんだしな…
恐る恐る手を伸ばすとガッチリと掴まれて強い勢いで引き起こされる。
「うわっ!」
「目が覚めたか?」
「他になんかあっただろ!!」
びっくりした…いきなり引き起こされて肩抜けるかと思ったわ……どんな馬鹿力だよ
「ふむ…なら次からはキスで起こしてやろう」
ニヤリと笑う丹利魏を横目で見てから、俺は手を引かれて
洗面所に連れて行かれた。
ばしゃばしゃと水で顔を洗うと横からタオルが飛んできた。引っ掴んで顔を拭く。
口を濯ぐとタオルで拭った。
丹利魏はと言うと自分で水を出して顔を洗って水は霧散させていた。
そんな事に力使って良いのかよ…
呆れた目を向けているとドヤ顔をされた。
いや褒めてねえから…
「着替えたら朝食だな!」
アイツは軽い足取りで寝室へと戻る。俺は重い足取りで戻った。朝からテンション高過ぎるだろ…
戻ると綺麗に畳まれた学ランが置いてあった。
着替えると、丹利魏はもう着替え終わっていた。
アイツ絶対神力ないと何もできないだろ。そうに違いない。
襖を開けて食事の前に座る。俺も後に続いて座った。
目の前にはアホみたいな量のパンとサラダが置かれている。
「いただきます」
アイツはまたジャムパンを齧っていた。
見た目にそぐわず甘いもの好きなんだな…
ちなみに俺は辛党だで、激辛が好きな訳では無いけど、辛い刺激が好きだ。
今日も1斤のパンをぺろりと食べると丹利魏より先に立ち上がる。
「俺部活行ってくるから」
「んぐ…いっれらっしゃい」
だから口にモノを入れて喋るんじゃねえっつの!
お子様か!行儀悪いな本当に…
もう気にしない事にする。
あ!と手を打つと丹利魏は人差し指をシュッと横切らせる。すると俺の首に呪具が巻きついた。
危ない、俺も忘れてた…
弓道場に弓矢を取りに行き正面の門から現世に行く。本堂に飛び出るとヒョイッと跳んで供物を飛び越え学校に向かう。
今日は結構早いから走って行く必要は無さそうだった。
とは言え階段を歩いて降りるのは逆に疲れるので俺は石段を駆け下りて行く。
駆け下りながら下を見ていると、秋真が家の門から出て行くのが見えた。一緒に学校に行けそうだ。
「秋真~!」
ちょうど曲がり角に差し掛かる辺りで俺は名前を呼ぶ。
「おう、おはよ!」
秋真は俺が石段を降り終わるのを下で待っていた。
コイツは俺が寝坊して遅刻する時や、何らかの事情で学校に行けない時は「わかる」らしい。
具体的にどう言う仕組みなのかは分からないけど、その勘は外れた事がないから凄いと思う。
「なに~?朝から元気じゃん?」
「別に普通だろ?」
「え~??いつもより機嫌良くない?」
秋真は結構チャラい。もともと髪の色素が薄いんだけど、毛先をワックスで遊ばせてるしなんだか良い匂いがするんだよな。
香水よりはキツくない…何なんだろうと俺はずっと思っている。
制服も着崩しているし一見ただのチャラついた野郎だけど…
弓道では的を外さないし、占星術や霊視占いが出来るちょっと変わった奴だ。
昔から修行していた。
まあ?占いが出来る事は俺しか知らない?秘密なんですけどね??
中2の時に女の子占ってやれば?と言ったら面倒くさいの一言で一蹴された。
まあそれは分からんでもない。女の子は何考えてるのか分かんねえよな…
うんうんと同情の目でみるとジト目で見返されたのは懐かしい思い出だった。
「秋真は彼女、作んねえよな。チャラいくせに」
「しょうがないじゃん?俺1人に縛られるの嫌いなんです~」
「最悪だな」
そんな他愛のない事を話しているとすぐに学校に着いてしまった。
今日は地獄の実戦練習4回だ。面倒くさい……
「あーあ…今日は一段と面倒くさいよねぇ」
「間違いない…」
朝からゲンナリしながらロッカー室へ行くと、他の部員も顔が死んでいた。ここは墓場か。
荷物をまとめて弓道場に向かう。
部長は既に仁王立ちしていた。
「「「おはようございます!!!」」」
俺達は慌てて挨拶する。
「準備運動を行う!!広がれ!」
そしていつも通りの準備運動が始まる。部長の掛け声に合わせて体を伸ばして行く。
にしても朝から良く声出るよなこの人も…感心するわ。
体を解し終わると、俺たち1年は弓の準備、3年は的の準備へと移る。2年は弓道場の掃除だ。
今日は実戦練習を4回回すので一気に1年6人が射る。
一気に射ると言っても、2組のチームが同時に射るので実質1組目と同じタイミングで終わるのだ。
なかなか良くできたシステムだと思う。
3年が的の準備を終わらせると、部長が手を上げた。始めの合図だ
的を見て弦を引き絞る。すると昨日よりは近くならなかったが、スコープを覗いたように視界が絞られて行った。
矢を放つとドンッと大きな音が鳴る。
矢が的に半分ほど埋まっていた…
これは…やってしまったかもしれない。
背後で秋真が笑った気配がする。
澄んだ弦音を響かせて的に命中させた。
二射目を引き絞り射るも、やはり衝撃音と共に矢が突き刺さってしまった。
部長が手を振って俺達は動きを止めた。
「おい!神楽!」
言われると思った…
「はい…」
「お前どうした?まあ…とりあえず見学していろ」
「アハハ……」
どうしたと言われても俺もびっくりしているんだからなんとも言えない。
結局俺は矢を射らずに見学という形になった。
仕方ないだろう。
普通に射るなら半分以上突き刺さるなんてまず有り得ない事だった。
「加減しなきゃ変に思われちゃうよ~?」
秋真が俺に寄ってきて耳打ちする。
「俺だって普通に射りたいよ…」
「凪さ、なんか的がよく見える感覚になるっしょ?アレになる前に矢を放ってみ?」
なんでコイツがそんな事知ってるんだ…?不思議に思って目を見張る。
「俺もさ、あるんだよね。ま、凪ほどヤバくないけど?」
秋真は元気出せよと俺の肩をポンポン叩くと練習に戻って行った。
あの目の感覚がダメだったのか…昨日感覚が掴めたから行ける!と思ったんだけどな…
破魔の矢にしかあの力は載せない方が良かったみたいだ。
不審に思われるのは困るから現世では封印しようと強く心に誓った。
すると部長がこちらに歩いてきた。
「神楽、大丈夫か?」
「はい、すみません…」
「今日はもう帰って良い。何があったか知らんがゆっくり休め」
部長の配慮がありがたかった。
「では、お先に失礼します」
部長に一礼、弓道場に一礼すると俺はとぼとぼ支度をして帰った。
ーーーーーーーーーー
「ただいま~…」
俺が帰ったのはまだ昼前だった。
もうなんだから虚しい気持ちで一杯だ。部活途中で帰るなんて今まで一度も無かったのにな…
「帰ったか!お主に客人が来ているぞ」
客人…?
てか丹利魏に友人いたのか…?
いやそこじゃない。俺に客??
「え、誰…?俺こっち側に知り合い1人もいないんだけど…」
「ほらほらボーッとしてないで上がれ」
まあ…誰でも良いか
なんせ俺は今テンションが低い。
でも客人に会うのにこの顔じゃな…
俺はパンと両手で頬を張ると気合を入れて屋敷に入った。
やべ~~!!!昨日の俺死んでくれねえかな!!!!!
なんかアイツのこと好きなの自覚するわなんだかんだ温泉で気持ちよくなるわ…
泣きたい。
ぼんやりとしか覚えてないけどのぼせて水飲んで…なんか寂しくて丹利魏の側に寄ってしまったような…
うっわ…恥ずかしい……なんで朝からこんな恥ずかしい思いしなきゃいけねえの!?
「んん…起きたのか」
その寝起きの掠れた声やめて??色気すごいから……
あぁ…なんか朝から疲れた。
主に俺がテンパってるだけだどな…
「朝から百面相だな、睨めっこか?」
「ンなわけねえだろ寝ぼけてんのかよ」
「ふふふ、おはよう」
「……はよ」
朝から刺激が強いんだよ……
「さあ!支度をしないとな!」
ガバッと起きた丹利魏は伸びをして立ち上がると俺に手を差し出した。
1人で起きれるっつーの…
でも出した手を払うのもなんだしな…
恐る恐る手を伸ばすとガッチリと掴まれて強い勢いで引き起こされる。
「うわっ!」
「目が覚めたか?」
「他になんかあっただろ!!」
びっくりした…いきなり引き起こされて肩抜けるかと思ったわ……どんな馬鹿力だよ
「ふむ…なら次からはキスで起こしてやろう」
ニヤリと笑う丹利魏を横目で見てから、俺は手を引かれて
洗面所に連れて行かれた。
ばしゃばしゃと水で顔を洗うと横からタオルが飛んできた。引っ掴んで顔を拭く。
口を濯ぐとタオルで拭った。
丹利魏はと言うと自分で水を出して顔を洗って水は霧散させていた。
そんな事に力使って良いのかよ…
呆れた目を向けているとドヤ顔をされた。
いや褒めてねえから…
「着替えたら朝食だな!」
アイツは軽い足取りで寝室へと戻る。俺は重い足取りで戻った。朝からテンション高過ぎるだろ…
戻ると綺麗に畳まれた学ランが置いてあった。
着替えると、丹利魏はもう着替え終わっていた。
アイツ絶対神力ないと何もできないだろ。そうに違いない。
襖を開けて食事の前に座る。俺も後に続いて座った。
目の前にはアホみたいな量のパンとサラダが置かれている。
「いただきます」
アイツはまたジャムパンを齧っていた。
見た目にそぐわず甘いもの好きなんだな…
ちなみに俺は辛党だで、激辛が好きな訳では無いけど、辛い刺激が好きだ。
今日も1斤のパンをぺろりと食べると丹利魏より先に立ち上がる。
「俺部活行ってくるから」
「んぐ…いっれらっしゃい」
だから口にモノを入れて喋るんじゃねえっつの!
お子様か!行儀悪いな本当に…
もう気にしない事にする。
あ!と手を打つと丹利魏は人差し指をシュッと横切らせる。すると俺の首に呪具が巻きついた。
危ない、俺も忘れてた…
弓道場に弓矢を取りに行き正面の門から現世に行く。本堂に飛び出るとヒョイッと跳んで供物を飛び越え学校に向かう。
今日は結構早いから走って行く必要は無さそうだった。
とは言え階段を歩いて降りるのは逆に疲れるので俺は石段を駆け下りて行く。
駆け下りながら下を見ていると、秋真が家の門から出て行くのが見えた。一緒に学校に行けそうだ。
「秋真~!」
ちょうど曲がり角に差し掛かる辺りで俺は名前を呼ぶ。
「おう、おはよ!」
秋真は俺が石段を降り終わるのを下で待っていた。
コイツは俺が寝坊して遅刻する時や、何らかの事情で学校に行けない時は「わかる」らしい。
具体的にどう言う仕組みなのかは分からないけど、その勘は外れた事がないから凄いと思う。
「なに~?朝から元気じゃん?」
「別に普通だろ?」
「え~??いつもより機嫌良くない?」
秋真は結構チャラい。もともと髪の色素が薄いんだけど、毛先をワックスで遊ばせてるしなんだか良い匂いがするんだよな。
香水よりはキツくない…何なんだろうと俺はずっと思っている。
制服も着崩しているし一見ただのチャラついた野郎だけど…
弓道では的を外さないし、占星術や霊視占いが出来るちょっと変わった奴だ。
昔から修行していた。
まあ?占いが出来る事は俺しか知らない?秘密なんですけどね??
中2の時に女の子占ってやれば?と言ったら面倒くさいの一言で一蹴された。
まあそれは分からんでもない。女の子は何考えてるのか分かんねえよな…
うんうんと同情の目でみるとジト目で見返されたのは懐かしい思い出だった。
「秋真は彼女、作んねえよな。チャラいくせに」
「しょうがないじゃん?俺1人に縛られるの嫌いなんです~」
「最悪だな」
そんな他愛のない事を話しているとすぐに学校に着いてしまった。
今日は地獄の実戦練習4回だ。面倒くさい……
「あーあ…今日は一段と面倒くさいよねぇ」
「間違いない…」
朝からゲンナリしながらロッカー室へ行くと、他の部員も顔が死んでいた。ここは墓場か。
荷物をまとめて弓道場に向かう。
部長は既に仁王立ちしていた。
「「「おはようございます!!!」」」
俺達は慌てて挨拶する。
「準備運動を行う!!広がれ!」
そしていつも通りの準備運動が始まる。部長の掛け声に合わせて体を伸ばして行く。
にしても朝から良く声出るよなこの人も…感心するわ。
体を解し終わると、俺たち1年は弓の準備、3年は的の準備へと移る。2年は弓道場の掃除だ。
今日は実戦練習を4回回すので一気に1年6人が射る。
一気に射ると言っても、2組のチームが同時に射るので実質1組目と同じタイミングで終わるのだ。
なかなか良くできたシステムだと思う。
3年が的の準備を終わらせると、部長が手を上げた。始めの合図だ
的を見て弦を引き絞る。すると昨日よりは近くならなかったが、スコープを覗いたように視界が絞られて行った。
矢を放つとドンッと大きな音が鳴る。
矢が的に半分ほど埋まっていた…
これは…やってしまったかもしれない。
背後で秋真が笑った気配がする。
澄んだ弦音を響かせて的に命中させた。
二射目を引き絞り射るも、やはり衝撃音と共に矢が突き刺さってしまった。
部長が手を振って俺達は動きを止めた。
「おい!神楽!」
言われると思った…
「はい…」
「お前どうした?まあ…とりあえず見学していろ」
「アハハ……」
どうしたと言われても俺もびっくりしているんだからなんとも言えない。
結局俺は矢を射らずに見学という形になった。
仕方ないだろう。
普通に射るなら半分以上突き刺さるなんてまず有り得ない事だった。
「加減しなきゃ変に思われちゃうよ~?」
秋真が俺に寄ってきて耳打ちする。
「俺だって普通に射りたいよ…」
「凪さ、なんか的がよく見える感覚になるっしょ?アレになる前に矢を放ってみ?」
なんでコイツがそんな事知ってるんだ…?不思議に思って目を見張る。
「俺もさ、あるんだよね。ま、凪ほどヤバくないけど?」
秋真は元気出せよと俺の肩をポンポン叩くと練習に戻って行った。
あの目の感覚がダメだったのか…昨日感覚が掴めたから行ける!と思ったんだけどな…
破魔の矢にしかあの力は載せない方が良かったみたいだ。
不審に思われるのは困るから現世では封印しようと強く心に誓った。
すると部長がこちらに歩いてきた。
「神楽、大丈夫か?」
「はい、すみません…」
「今日はもう帰って良い。何があったか知らんがゆっくり休め」
部長の配慮がありがたかった。
「では、お先に失礼します」
部長に一礼、弓道場に一礼すると俺はとぼとぼ支度をして帰った。
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「ただいま~…」
俺が帰ったのはまだ昼前だった。
もうなんだから虚しい気持ちで一杯だ。部活途中で帰るなんて今まで一度も無かったのにな…
「帰ったか!お主に客人が来ているぞ」
客人…?
てか丹利魏に友人いたのか…?
いやそこじゃない。俺に客??
「え、誰…?俺こっち側に知り合い1人もいないんだけど…」
「ほらほらボーッとしてないで上がれ」
まあ…誰でも良いか
なんせ俺は今テンションが低い。
でも客人に会うのにこの顔じゃな…
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