【完結】乙女ゲームの最推し♀キャラに転生したら、私が悪役令嬢になるルートをヒロインが突っ走ってきます

あとがき

　ここまでお読みくださいましてありがとうございます。

　ざまぁ展開が過去好きで、結構読み漁っていたのですが、断罪→ざまぁの過程がなんだかなぁ～と思うことが多かったのです。
　特に最近はざまぁするためだけの展開とかざまぁ場面オンリーの短編とか、ざまぁが人気とはいえ些かどうなのと思える話も…

　もちろん面白いざまぁもまだまだたくさん産まれてますが、ざまぁも最盛期を越えたと言えるのかもしれません。
　ざまぁ言い過ぎか笑

　お花畑な王子とライバルキャラが断罪だ喚いて、こちらが冷静にツッコミを入れるというのがお決まりのパターンな気がしますが、誰かお花畑止めろ、と思ってしまうわけです。(勿論、魅了されてますとか理由付けされてる場合もありますが)

　王子はやはり王子らしく、国のことを考えて生きていてほしい。ざまぁ話ヒロインは大体しっかり者なのだから、自分も彼女に負けずいい為政者となるべく努力しててほしい。
　王子キャラ割と好きな私はそう思いました。

　なので、断罪展開を入れつつも、ガチでイケてるまとも王子が勘違いしてもおかしくない状況を作りたいなぁ、と考えているうちに、この話の土台ができました。

　もっと嫌がらせのパターンを増やしたかった思いもあったりするんですが、中々思いつかず。
　展開的にこれ必要か？とかざまぁがいまいち納得行かないところもありますが楽しんでもらえてれば幸いです。


　今回キャラの名前はフランス人系の名前をチョイスしました。
　ネットで名前の意味が出てたりするので、キャラに似合った名前をつけてます。

　シルヴィに関しては名前の響きが好きで決めました。
　シルヴィにはモデルがいたりします。
　そこそこ昔のフリーの乙女ゲームに出てくるヒロインの友達キャラなのですが。これも設定に入ってます笑
　今見たらおさげはおさげでもみつあみではなかったが笑
　前世さんの推し設定は後付です。前世さんはもう大人なので、ゲームシルヴィの少女らしい可愛さが消えてしまっております。


　そして、アンジュ。
　アンジュって、日本だと女性の名前っぽいですけど、フランス語だと男性名らしいですね。
　読みはアンジュという感じではなかったけど。
　というわけで、元々アンジュは男性設定だったのですが、色々考えてる間に神になってました。
　それがラストに影響出てます。
　ベタベタはするけど下心がある訳ではなく、好奇心と好きな子に触りたい欲求に正直な子を書きたかったのです。
　今後もそういう二人のまま気ままに旅をしていくだろうと思います。どちらかが恋心を自覚する日は来るのでしょうかね……。


　ありがたいことに、HOTランキングにも数回(50位は超えなかったろうと思いますが)載せていただいて、沢山の方に読んでいただけで嬉しいです。
　書籍化申請、してみようかなぁ？モノは試しで…。

　とにかく、お読みいただきありがとうございます！
　次は短編というかそんな長くない話を上げる予定ですが、いつになるかな。